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『エクスペンダブルズ4』はひどい?酷評された理由を考察

映画・ドラマ

皆さんは『エクスペンダブルズ4』という作品を知っていますか?

日本では『エクスペンダブルズ ニューブラッド』のタイトルで公開されたシリーズ第4作ですが、検索するとエクスペンダブルズ4はひどい、キャストが微妙、CGがチープ、スタローンの出番が少ないといった、なかなか辛辣な評価が並びます。

シリーズを追ってきた人ほど、「なんか僕が知っているエクスペンダブルズと違うぞ……」と感じた作品かもしれません。

一方で、ジェイソン・ステイサムを中心に見るとかなり楽しいですし、トニー・ジャーやイコ・ウワイスまで投入された近接戦闘は、アクション映画好きとして普通にテンションが上がる瞬間もあります。

では、なぜこれほど評価が割れ、「ひどい」という検索候補まで生まれたのでしょうか。

今回はキャスト、スタローンの扱い、CG、ストーリー、興行収入、シリーズ過去作との違いまで踏み込みながら、映像オタク目線で『エクスペンダブルズ4』の評価を解剖していきます。

  • 『エクスペンダブルズ4』がひどいと言われる理由
  • キャストやスタローンへの不満の正体
  • CGやアクション演出に感じる違和感
  • それでも本作を楽しめるポイント

『エクスペンダブルズ4』がひどい理由

『エクスペンダブルズ4』への不満を見ていくと、単純に「アクションがつまらない」という話ではないんですよ。

むしろ個々のアクションには面白い場面があります。

問題なのは、過去3作で観客が共有してきた「エクスペンダブルズとはこういう映画だ」という期待と、4作目が目指した方向にズレがあることです。

本作への酷評は、映画単体の完成度だけではなく、「シリーズ物として期待されたものがどれだけ残っているか」という部分から生まれていると僕は感じました。

キャストが微妙

まず一番わかりやすいのがキャストです。

『エクスペンダブルズ』シリーズといえば、普通のアクション映画ではまず同じ画面に並ばないスターを無理やり集合させる映画でした。

シルベスター・スタローンを中心に、ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、ジェット・リー、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、チャック・ノリスなどが参加。

もうキャスト表だけで映画一本分のエンタメなんすよ。

ところが4作目では、ジェイソン・ステイサム、スタローン、ドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥアに加え、50セント、ミーガン・フォックス、トニー・ジャー、イコ・ウワイス、アンディ・ガルシアなどが出演しています。

タイプ主なキャスト印象
続投組スタローン、ステイサム、ラングレン、クートゥアシリーズ感を担う存在
新規組ミーガン・フォックス、50セントなど世代交代を意識した布陣
格闘枠トニー・ジャー、イコ・ウワイス近接戦闘の見どころ

名前だけ見れば豪華です。

特にトニー・ジャーとイコ・ウワイスですよ。

『マッハ!』と『ザ・レイド』を通ってきたアクション映画好きなら、この二人がエクスペンダブルズに来るだけで「うおお!」となります。

ただ、シリーズがこれまで売っていたのは単純な知名度ではなく、80〜90年代アクション映画の歴史そのものが同窓会をしている感覚でした。

そこに50セントやミーガン・フォックスを配置すると、豪華かどうか以前に映画の年代感が変わって見えるんですよね。

これ、音楽フェスに例えるとわかりやすいです。

往年のロックバンドを見に行ったら、ステージの半分が次世代アーティストになっていたようなもの。

新メンバーが悪いわけではありません。

でも客が何を見に来たのかという問題が残ります。

シリーズ物って仕事のチームにも少し似ていて、優秀な新人を何人連れてきても、昔からある空気や人間関係まで瞬時に引き継げるわけじゃないんですよ。

そこを僕は本作でかなり感じました。

スタローン不在

次に大きいのが、シルベスター・スタローンの扱いです。

正確には出演しているので「不在」という言葉は少し極端ですが、シリーズの中心人物だったバーニー・ロスの比重がかなり小さくなっています。

本作は実質的にジェイソン・ステイサム演じるリー・クリスマスへ主役を移した映画です。

世代交代という意味では、これはかなり自然なんですよ。

スタローンが永遠に肉弾戦を続けるわけにはいきませんし、ステイサムならシリーズを引き継ぐだけの存在感もあります。

むしろアクションの運動量だけで見るなら、ステイサムを中心にした判断はめちゃくちゃ合理的です。

でも、合理的だから映画として気持ちいいとは限らない。

ここが面白いところなんすよ。

『エクスペンダブルズ』におけるスタローンは単なる主演ではなく、作品世界そのものを成立させる「座長」に近い存在でした。

バーニーが真ん中にいて、その周囲へアクションスターが集まってくる。

だからチームが成立していたわけです。

4作目ではその重心を意図的にずらした結果、画面を見ながら「これはステイサム主演映画としては楽しい。でもエクスペンダブルズを観ている感覚が薄い」という不思議な状態になります。

ネット上でも「ステイサム主演として見れば楽しめる」という感想がある一方、「チームとして動いてほしかった」という声が目立ちます。

僕もこの意見にはかなり納得です。

世代交代をやるなら、バーニーからクリスマスへ精神的なバトンが渡る瞬間を、もう少し物語の中心に置いてほしかった。

そこが濃ければ、「スタローンが少ない」が欠点ではなく「スタローンからの卒業」というテーマになったはずです。

CGがチープ

映像オタク的に一番気になるのは、やっぱりここです。

『エクスペンダブルズ4』では、一部の背景合成や爆発、乗り物を使った場面などに対して「CGがチープ」という批判が出ています。

これ、単純にCGの解像度が低いとか、技術者が下手という話だけではありません。

問題は実写アクションとデジタル映像の質感が同じ画面の中で噛み合っていない瞬間があることです。

人間が殴る、蹴る、ナイフを振るといった場面では、ステイサムをはじめとする出演者の肉体が実際に動いています。

カメラも身体の速度に合わせて寄ったり引いたりするため、画面に重さが出ます。

ところが背景や爆発が急に人工的になると、その身体だけが別の空間へ貼り付けられたように見えてしまう。

人間の目って意外とそこに敏感なんですよ。

特にこのシリーズは「筋肉」「銃」「爆発」という物理的な気持ちよさで成立してきました。

だからこそ、デジタル処理の違和感が他の映画以上に目立ちます。

『エクスペンダブルズ』で観客が求めているのは映像の豪華さというより、画面から伝わる質量なんです。

車が吹き飛べば鉄の塊が飛んでほしい。

壁が壊れれば破片が身体の横を通過してほしい。

その「そこに物がある感じ」が快感になる映画なんですよね。

だから派手にすればするほど、合成感が出ると逆効果になる。

近年のアクション映画では『ジョン・ウィック』シリーズのように、実際の身体運動を長めのカットで見せる作品が支持されています。

そんな時代に、エクスペンダブルズ側の映像が人工的に見えてしまったのは正直かなり痛かったと思います。

ストーリーが雑

ここについては、「いやエクスペンダブルズに脚本の緻密さ求めるんかい!」という反論もあります。

それはそうなんですよ笑。

そもそもこのシリーズは、複雑な心理劇を見る映画ではありません。

任務がある。

悪党がいる。

スターが集まる。

ドカーン。

基本はこれでいい。

ただし、物語が単純であることと、物語の運びが雑であることは別問題です。

4作目では大きな出来事が次々と発生する一方、それぞれの感情が十分に熟成する前に次の展開へ進んでしまいます。

そのため、本来ならかなり大きな感情を生みそうな場面でも、「あれ、もう次行くの?」という感覚が残るんですよ。

アクション映画の脚本で重要なのは、意外とこの「溜め」です。

爆発そのものより、爆発する直前の数秒。

仲間が戦うことより、戦うしかなくなった瞬間。

ここを作るからアクションに意味が生まれます。

僕が映画を観るときも、殴り合いの振付より「なぜ今この二人が殴り合っているのか」を結構見ています。

理由が腹に落ちると、同じパンチでも重く感じるんですよ。

本作は展開を速くすることで退屈さは回避しています。

ただ、その代わりにドラマの余韻まで削ってしまった印象があります。

重要な展開についてはここでは詳しく触れませんが、序盤から終盤へ配置された仕掛けについても、観客によっては早い段階で展開を予想しやすい構成です。

頭を空っぽにして見る映画だからこそ、実は脚本の交通整理がめちゃくちゃ重要。

そこを4作目は少し甘く見てしまったのでは、と感じました。

お祭り感がない

個人的には、結局ここが最大の理由です。

『エクスペンダブルズ』はアクション映画というジャンル以上に、アクションスターのお祭り映画でした。

シリーズ2作目なんて、その極致です。

映画史の中で別々の主演作品を持っていた人たちが同じ画面へ現れ、「この人とこの人が会話してる!」だけで観客を笑顔にする。

プロレスで言えばオールスター興行みたいなものです。

だからストーリーが多少荒くても成立していた。

むしろ荒々しさまでイベントの一部でした。

4作目にも豪華キャストはいます。

ところが、それぞれが一つのチームとして暴れ回る時間が少なく、ステイサム中心の物語として進むことで群像劇感が薄れています。

これは映像の構図にも出ています。

エクスペンダブルズらしい瞬間って、スターが横並びになるショットなんですよ。

一人の主人公を抜くのではなく、複数のスターを同じフレームへ押し込む。

普通の映画なら散漫になる構図ですが、このシリーズでは「全員いる!」ということ自体がスペクタクルになります。

4作目では個人戦として面白いカットがある一方、この集合ショットが生む興奮が少ない。

ネット上で「エクスペンダブルズじゃない」という感想が出るのも、たぶんここなんですよね。

タイトルやキャラクターは確かにエクスペンダブルズ。

でも観客が記憶している「祭りのリズム」が違う。

シリーズ物って難しいっすね。

新しいことをしないとマンネリと言われ、新しくすると「これじゃない」と言われる。

僕らZ世代も昔の作品を配信で一気見できるので、最新作と全盛期をタイムラグなしで比較します。

制作側にとっては10年以上の変化でも、視聴者側では昨日2作目を観て今日4作目を見ることもできる。

その環境も、本作の変化が余計に際立って見える理由だと思います。

『エクスペンダブルズ4』は本当にひどい?

ここまで欠点を中心に語りましたが、「じゃあ完全な駄作なの?」と言われると、それも違います。

むしろ本作には、過去作より好みという人が出てもおかしくない要素があります。

特にステイサムのアクション、近接格闘、テンポを重視する人なら評価が変わるはずです。

評価と感想

『エクスペンダブルズ4』の感想が面白いのは、否定派と肯定派で見ているポイントそのものが違うところです。

否定的な感想では、キャストのスケールダウン、スタローンの扱い、CG、ストーリー、チーム感の不足などが挙げられています。

一方、肯定的な感想では、テンポの良さ、ステイサムの活躍、トニー・ジャーやイコ・ウワイスの格闘、近接武器を使った戦闘などが評価されています。

つまり、「映画として全部ダメ」という評価ではないんですよ。

昔ながらのエクスペンダブルズを期待すると物足りない。

でもステイサム主演のアクションとして見ると結構いける。

この二重構造があります。

僕は映画レビューで星の数字だけを見るのがあまり好きじゃありません。

同じ3点でも、「全部普通だから3点」と「欠点はデカいけど好きなところもヤバいから3点」では全然違うからです。

本作は完全に後者。

凸凹している映画なんですよね。

特にステイサム対イコ・ウワイスというカードは、アクション映画好きならかなり魅力的です。

ナイフや近接武器を使った攻防になると、銃撃戦とは違って身体の距離が縮まります。

カットの中で腕、武器、相手の身体が高速で交差するため、「誰が何をしているのか」を成立させる撮影難度も上がる。

そこでステイサムとウワイスをぶつける判断はめちゃくちゃわかる。

ぶっちゃけ、この組み合わせをもっと長く見たかったっすね。

興行収入

興行面についても、本作が「ひどい」「失敗だったのでは」と語られる理由の一つになっています。

海外公開時にはシリーズ過去作と比較して興行収入が伸びず、映画そのものの評価だけでなく、シリーズブランドの勢いまで疑問視されました。

ただ、興行収入は作品の面白さを測る点数ではありません。

公開時期、上映館数、宣伝規模、競合作品、シリーズへの関心など複数の条件で変わります。

なので「売れなかった=つまらない」と直結させるのは雑です。

それでも本作の場合、数字の苦戦と観客から出た「昔のお祭り感がない」という声が同時に存在している点は無視できません。

シリーズ第1作は「スタローンがアクションスターを集合させる」という企画自体が事件でした。

でも第4作になると、スターが集まるだけではニュースになりにくい。

さらに10年近い空白期間があると、観客側のアクション映画に対する基準も変わります。

『ジョン・ウィック』シリーズのような精密な格闘、『ミッション:インポッシブル』シリーズの実物志向のスタントなど、同時代の作品がアクション演出を更新してきました。

そんな市場で「スター集合+爆発」という昔ながらの価値だけでは戦いにくくなった。

興行面の苦戦は本作一本の問題というより、エクスペンダブルズという企画そのものが次の形を探す時期に入った結果にも見えます。

興行収入などの数字は集計時期や地域によって差があるため、あくまで一般的な目安として見るのがおすすめです。

ネタバレ解説

ここでは重要な結末を避けながら構造だけ触れます。

『エクスペンダブルズ4』は、バーニーとクリスマスを中心とした関係から始まり、新しいメンバーを加えたチームが大規模な危機へ挑む物語です。

ポイントになるのは、序盤でチーム内の関係性が大きく変化し、その後クリスマスが別行動を取る構成です。

これによって映画は「エクスペンダブルズ全員の物語」よりも「リー・クリスマスがどう動くか」という方向へ寄っていきます。

脚本構造として見ると、この選択自体はわかりやすいです。

主人公を一人に絞れば観客が追う視点も明確になります。

ステイサムのアクション能力も最大限使える。

ただ、その代償としてチームメンバーの見せ場が圧縮されました。

映画には上映時間があります。

誰かを10分増やせば、別の誰かが10分減る。

当たり前ですが、オールスター映画ではこれが死活問題なんですよ。

本作はクリスマスを主役として成立させるため、他のメンバーを背景側へ下げています。

だから通常のアクション映画なら正解になりそうな主人公集中型の脚本が、『エクスペンダブルズ』では逆に不満につながる。

ここがシリーズ映画の面白い矛盾です。

また、本作には観客を驚かせるための仕掛けも用意されています。

ただ、その伏線の見せ方については「予想しやすい」という感想もあります。

驚かせる展開って、情報を隠しすぎてもズルいし、出しすぎても読まれる。

このバランスが本作では少し露骨だったかな、というのが僕の感想です。

なお、結末そのものを知ってしまうと初見時の面白さがかなり変わるため、ここでは細部まで書きません。

面白いとの声

酷評ばかり拾うとフェアじゃないので、ここはちゃんと語りたいです。

『エクスペンダブルズ4』を楽しめたという感想も普通にあります。

特に評価されているのが、ジェイソン・ステイサムの存在感です。

ステイサムって不思議な俳優で、立っているだけで「こいつ絶対あとで全員倒すやん」と思わせる説得力があります。

しかも身体の動かし方がコンパクト。

スタローン型のアクションが「筋肉の塊をぶつける」なら、ステイサムは最短距離で相手を処理していく感じです。

4作目はそこにトニー・ジャーとイコ・ウワイスを投入したため、シリーズのアクション文法も変化しています。

過去作では銃火器による制圧や大型爆発が見せ場になりやすかった。

本作はそれに加えて、ナイフ、トンファーなどを使った至近距離の攻防が増えています。

この方向性はかなり好きです。

アクションが上手い人同士を同じ画面へ入れると、台詞を使わなくてもキャラクターの格が伝わります。

攻撃を避ける。

受ける。

返す。

その0.数秒の反応速度が演技になっているんですよ。

トニー・ジャーについても、「せっかく呼んだならもっと暴れてくれ!」とは思いますが、彼が画面へ現れた瞬間の身体能力はやっぱり別格です。

なのでアクションだけを目的に再生するなら、十分見どころがあります。

シリーズファンとして見ると不満が残りやすい一方、ジェイソン・ステイサム主演の近接アクション映画として見ると印象がかなり変わります。

シリーズ比較

『エクスペンダブルズ4』を語るうえで避けられないのが過去作との比較です。

特にネット上では2作目をシリーズ最高として挙げる人が多く、4作目との差が不満として語られています。

僕もシリーズのコンセプトが最もわかりやすく爆発しているのは2だと思います。

2作目は「アクションスターを集める」という企画を隠そうとしません。

むしろ開き直っています。

スターが登場する。

観客が喜ぶ。

さらにスターが登場する。

また喜ぶ。

この単純な幸福感が作品のエンジンでした。

対して4作目は、シリーズを次世代へ進めようとしています。

ステイサム中心へ移行し、新キャストを投入し、近接戦闘の比率も増やす。

やろうとしていること自体は理解できます。

ただ、その結果として「古い魅力」と「新しい魅力」の中間地点に着地してしまった印象があります。

完全にステイサム映画へ振り切るなら、もっと彼とウワイス、ジャーを中心に格闘映画として尖らせてもよかった。

逆にエクスペンダブルズを続けるなら、往年のスターをさらに集めて祭りを継続する選択もあった。

本作は両方やろうとした。

だから個々の要素は悪くないのに、映画全体の顔が見えにくくなっています。

これって就活とか仕事でもちょっと似ています。

昔からのやり方を守るのか、新しい世代へ切り替えるのか、中途半端な移行期が一番難しい。

古参側から見れば「前のほうが良かった」となり、新しい側から見れば「もっと変えていい」となる。

『エクスペンダブルズ4』は、まさにその世代交代の難しさが映画そのものに出てしまった作品に見えるんですよね。

だから僕は、単なる失敗作として切り捨てるより、シリーズが自分のアイデンティティを探している途中の作品として見るほうが面白いと思っています。

『エクスペンダブルズ4』はひどい?

結局、『エクスペンダブルズ4』がひどいと言われる最大の理由は、一つ一つのアクションがダメだからではありません。

シリーズファンが求めていたエクスペンダブルズらしさと、4作目が目指した世代交代の方向が噛み合わなかったことが大きいです。

キャストにはトニー・ジャーやイコ・ウワイスといった魅力的なアクション俳優が加わっています。

ジェイソン・ステイサムの見せ場も多く、近接戦闘には普通に「これ映画館で見たら気持ちいいやつ!」となる場面があります。

一方で、スタローンの存在感、往年のスターが横並びになる豪華さ、チーム全員で暴れるお祭り感など、過去作の魅力はかなり後退しています。

  • シリーズらしいオールスター感は薄め
  • ステイサムのアクションは見応えあり
  • トニー・ジャーとイコ・ウワイスも見どころ
  • CGやドラマ部分には気になる場面あり
  • 過去作への思い入れで評価が変わりやすい

個人的には、シリーズ2作目のような「こんなメンバー二度と集まらんやろ!」というバカ豪華な映画を期待すると、かなり寂しいです。

ぶっちゃけ、僕もそこを期待して見ると「違うんよなあ……」となりました。

でも、頭を切り替えてステイサム主演のアクション映画として見ると、評価は一段上がります。

特に近接戦闘が好きな人なら、ネット上の「ひどい」という言葉だけを見てスルーするのは少しもったいない。

逆に、シュワルツェネッガーやブルース・ウィリス、ジェット・リーらが入り乱れた昔のお祭り感を期待している人は、過去作とはかなり違う作品だと理解してから見たほうがいいです。

作品って面白いもので、同じ映像でも「何を期待して再生したか」で評価が変わります。

『エクスペンダブルズ4』は、その現象がめちゃくちゃわかりやすく出た一本でした。

だから「ひどい映画なのか?」という問いへの答えを一言で決めるより、なぜシリーズファンからここまで反発されたのかを知ったうえで、自分がどのエクスペンダブルズを求めているのかを考えて見るのがおすすめです。

公開状況、配信状況、販売情報などは変更される場合がありますので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

料金やサービス契約など金銭に関わる判断が必要な場合は、各サービスの公式窓口を確認し、必要に応じて最終的な判断は専門家にご相談ください。

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