皆さんは『ジョジョの奇妙な冒険』という作品を知っていますか?
名前やジョジョ立ちは知っているけど、「アニメの一部って何話まで?」「いきなり三部から見ても大丈夫?」「一部はつまらないって聞いたけど飛ばしていい?」と迷っている人はかなり多いはずです。
特にややこしいのが、2012年に始まったTVアニメの1st Seasonには、原作の第1部ファントムブラッドと第2部戦闘潮流が一緒に収録されていること。
つまり「アニメ1期」と「原作1部」は同じ意味ではないんすよ。
ここを知らないまま見ると、第10話で主人公も時代も突然変わって「え、別のアニメ始まった?」となりかねません笑。
年間数百本のアニメや映画を観ている僕からすると、一部は後年のスタンドバトルとは映像の気持ちよさがかなり違います。
能力の読み合いより、ゴシックホラー、肉体劇、血統のドラマ、異様な色彩設計、そして声優の芝居そのものを前面へ押し出した作品です。
この記事では、何話までが一部なのかという基本から、原作との対応、見る順番、ネットで「つまらない」と言われる理由、声優、現在の配信状況まで、初見でも迷わないように解説します。
- 『ジョジョ』アニメ一部が何話までなのか
- 原作とアニメの対応範囲
- 一部を飛ばさず見るメリット
- 声優や配信先などの基本情報
『ジョジョ』のアニメ一部を徹底解説
まずは「一部が何話なのか」「原作ではどこなのか」という、視聴前に一番知りたい部分から見ていきます。
先に結論だけ書くと、2012年版TVアニメにおける第1部ファントムブラッドは第1話から第9話までです。
第10話からは第2部戦闘潮流へ切り替わるので、一部だけ見たい人は9話まで見れば一区切りになります。
アニメ一部=第1話〜第9話のファントムブラッドと覚えておけばOKです。
一部は何話?
『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメ一部、ファントムブラッドは全9話です。
公式のエピソード区分でも、ファントムブラッドは第1話から第9話まで、第10話以降が戦闘潮流となっています。
ここで初見殺しなのが、「1st Season=一部だけ」ではないことです。
TVアニメの1st Season自体は全26話で、その中に一部9話と二部17話が連続して入っています。
| 区分 | 話数 | 原作の部 | 主人公 |
|---|---|---|---|
| ファントムブラッド | 第1話〜第9話 | 第1部 | ジョナサン・ジョースター |
| 戦闘潮流 | 第10話〜第26話 | 第2部 | ジョセフ・ジョースター |
一部はたった9話なので、現代の1クールアニメよりさらに短いです。
ただし、内容が薄いわけではありません。
むしろ逆で、原作約44話分をアニメ9話へ落とし込んでいるので、とにかく密度が高い。
普通のアニメなら「今日はキャラクター同士が仲良くなる回かな」くらいで終わりそうなところを、一部は人間関係、事件、修行、戦闘まで一気に駆け抜けます。
僕は初見のとき、この速度感にかなり面食らいました。
最近のアニメに慣れていると、感情を溜める余白が少なく、「もう次の事件!?」となるんすよ。
でも、このせわしなさが結果としてジョナサンの人生を伝記映画のように見せています。
日常をじっくり追う青春アニメではなく、一人の男の人生から象徴的な瞬間だけを猛烈な勢いで抜き出している感じ。
だから全9話でも、見終わったあとの感触は短編というより一代記に近いです。
なお、1993年から展開された旧OVA版『ジョジョの奇妙な冒険』は第1部ではありません。
承太郎たちが登場する第3部スターダストクルセイダースを題材にした別の映像化なので、「昔の6話OVA=一部」と混同しないよう注意してください。
原作はどこまで?
アニメ一部は、原作漫画の第1部ファントムブラッド全体を映像化したものです。
現在販売されている集英社文庫版では、ファントムブラッドが全3巻にまとめられています。
一方、昔ながらのジャンプコミックス版で数える場合は巻数の区切り方が異なるため、「一部は何巻まで?」と検索すると数字が違って見えることがあります。
巻数だけを暗記するより、第1部ファントムブラッドの原作44話分がアニメ第1話〜第9話に対応すると考えた方が分かりやすいです。
公式の制作資料でも、ファントムブラッドは原作44話分をアニメ9話へまとめたことが紹介されています。
これ、映像化としてはかなり攻めています。
単純計算すればアニメ1話に原作約5話分を詰め込むペースです。
漫画原作アニメでは、原作2〜3話程度でアニメ1話を組むケースも珍しくないので、体感が速いのは当然なんすよね。
ただ、僕が面白いと思うのは、「カットしまくったから速い」というより、画面転換そのものを高速化しているところです。
原作漫画ではコマとコマの間で読者が自分の速度を調整できます。
しかし映像では、視聴者は基本的に監督が決めた速度でしか見られません。
そこでアニメ版は、止め絵、極端なアップ、文字演出、ナレーション、色面の切り替えを使って情報を短時間で叩き込んできます。
普通のアニメなら芝居で十数秒見せる感情を、大きな構図と声の圧で数秒のうちに成立させる。
この「漫画的な情報密度を映像の速度へ変換する」発想が、一部の独特なテンポを作っています。
ファントムブラッド
第1部の正式なサブタイトルはファントムブラッドです。
舞台は19世紀のイギリスで、主人公ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーの出会いから物語が動き始めます。
重要なのは、この段階の『ジョジョ』は多くの人がイメージする「スタンド能力で頭脳戦をするアニメ」とはかなり違うことです。
スタンドはまだ出てきません。
画面の雰囲気も、第三部以降のロードムービーや能力バトルより、古典怪奇映画やゴシックホラーに近い。
石造りの屋敷、暗い路地、霧、炎、血の赤、異様に濃い陰影。
背景美術だけ見ても「気軽な学園バトルものですよ」という顔を一切していません笑。
そこへ北斗の拳を思わせるほど筋肉量の多い人物たちが入ってくるので、画面だけで時代を感じます。
ただし、僕はこの古さが一部の欠点だけだとは思っていません。
むしろ映像化では、原作絵をそのまま自然色にするのではなく、紫や緑、青、黄色へ突然振り切る配色によって「ジョジョにしかない画面」を作っています。
肌が紫になったり背景が真っ赤になったりしても、劇中人物は驚かない。
つまり色を現実の再現ではなく、人物の感情を可視化する照明として使っているんですよ。
これは実写映画でいうカラーグレーディングをもっと乱暴かつ漫画的にしたような発想です。
怒りなら赤、恐怖なら寒色、と単純に決めているわけでもなく、場面の異常さそのものを色で増幅する。
一部を観るなら、物語だけ追わず「なんで今この色なの?」と画面を見てみるとめちゃくちゃ楽しいっすね。
一部の見る順番
初めて『ジョジョ』を見るなら、基本的には一部から放送順で進むのがおすすめです。
つまり、ファントムブラッド、戦闘潮流、スターダストクルセイダース、ダイヤモンドは砕けない、黄金の風、ストーンオーシャンという流れです。
ジョジョは部ごとに主人公や舞台が変わるため、途中から見ても単独の物語として楽しめる作品ではあります。
実際、ネットでは「三部から見始めた」「五部だけ見た」という人も珍しくありません。
それでも僕は、時間に余裕があるなら一部を飛ばさない方を推します。
理由はストーリーを理解できなくなるからではありません。
後のシリーズで繰り返される「受け継ぐ」という感覚が変わるからです。
『ジョジョ』って主人公が交代する珍しい長編シリーズですが、単に毎回新しいヒーローを出しているわけではないんですよね。
前の世代が残したものが、直接的にも間接的にも次の世代へ流れていく。
なので最初のジョナサンを知っていると、何部も先で何気ない名字や価値観が出てきただけで妙な重みが生まれます。
これって現実の家族にも近いと思っています。
僕らも親や祖父母の人生を全部知っているわけではないけど、話し方、考え方、妙な癖みたいなものだけ残っていたりするじゃないですか。
ジョジョはその「人は消えても何かは残る」という感覚を、バトル漫画の形で延々とやっているシリーズなんすよ。
初見なら第1話から順番に視聴するのが最も分かりやすいです。
時間がない場合でも、一部は全9話なので、まず9話だけ完走してから二部以降へ進む方法をおすすめします。
なお、シリーズ後半まで追う場合は、同サイトの『ジョジョ』5部アニメの評価を検証した記事も、作画や演出が時代によってどう変化したのかを見る材料になります。
一部はつまらない?
検索すると「ジョジョ 一部 つまらない」「一部 飛ばす」といった言葉を見かけます。
実際、ネット上にも「最初の二部までは合わなかったけど三部からハマった」という反応があります。
これ、めちゃくちゃ分かります。
一部は現在のジョジョ人気を支えているスタンドバトルがなく、主人公のジョナサンも後年の主人公と比べてかなり真面目です。
ジョセフのような悪知恵も、承太郎の不良っぽさも、仗助の親しみやすさもない。
真正面から「紳士であろう」とする主人公なので、現代の視聴者には少し堅く感じる可能性があります。
さらに全9話へ大量の出来事を入れているため、サブキャラクターと長く過ごす時間も少なめ。
ここは僕もあえて苦言を呈したいです。
感情が追いつく前に次の出来事が来る場面は普通にあります。
「この人物との関係をもう少し見てから次へ行きたい」と思った瞬間、もう物語は次の駅まで走っている。
余韻を大切にする最近のドラマ作品と比べると、かなりせっかちです。
ただ、一部がつまらないという評価だけで飛ばすのも、かなりもったいない。
この作品の面白さは「誰の能力が上か」より、「善意と悪意が同じ家の中で育ったらどうなるのか」という人物劇にあります。
ジョナサンとディオは、単なる勇者と魔王ではありません。
互いの存在によって人生の方向そのものを変えられてしまった関係です。
なので派手なバトルより、二人が同じフレームに入っているだけで妙な緊張感が出る。
僕はここが一部の肝だと思っています。
ネットで好意的な感想を見ると「王道で熱い男の物語」と評されることがありますが、本当にその通りで、構造自体はむしろ古典的です。
善と悪、友情と敵意、家族、誇り、継承。
新奇な設定を何十個も並べるのではなく、昔からあるテーマを尋常じゃないテンションで撮っている。
だから最初の数話でテンポや絵柄が合わない人が出る一方、一度波長が合うと一気に完走できる作品でもあります。
『ジョジョ』のアニメ一部の見どころ
一部の基本を押さえたところで、ここからは映像作品として何が面白いのかを掘っていきます。
個人的には、一部を見る価値は「ジョジョの歴史を勉強するため」だけではありません。
低予算感が見える瞬間すら演出へ変え、色、構図、声、文字、音楽で画面の熱量を底上げした、かなりクセのあるアニメ化なんです。
後年のシリーズほどアクション枚数で圧倒するタイプではないからこそ、どう見せるかという工夫がむき出しになっています。
原作との違い
アニメ一部と原作漫画の一番大きな違いは、やはりテンポです。
制作側は原作44話分をアニメ9話へ収めています。
それだけ聞くと「かなり削っているのでは?」と思いますよね。
ところが実際には、物語を成立させる主要な出来事を残しながら、とにかく場面と場面の接続を速くしています。
そのため原作を読んだあとでアニメを見ると、「内容がまるごと違う」というより「同じ道をスポーツカーで走っている」感覚に近いです。
僕が注目したいのは、アニメが漫画の擬音や決めポーズを「自然な動き」に直しすぎなかった点です。
普通のアニメ化なら、漫画独特の不自然な姿勢を人体として自然なポーズへ修正したくなります。
でもジョジョは、そこを修正しすぎた瞬間にジョジョではなくなる。
なので身体を静止させ、カメラを寄せ、背景色を変え、画面全体を一枚の漫画として成立させる瞬間を意図的に残しています。
つまり「漫画を動かす」だけではなく、動かないことまでアニメーションの演出として使っているわけです。
これ、個人的にはかなり好きです。
アニメーションって動けば動くほど偉いと思われがちですが、実際には止まった一枚をどのタイミングで置くかも重要なんですよ。
音楽が止まり、人物が大きく映り、声優が一言を叩き込む。
その瞬間、作画枚数以上の圧が生まれる。
一部はこの「止めの演出」がかなり分かりやすい作品です。
原作ファンなら、削られた部分だけ探すより、「このコマを映像でどう翻訳したのか」を見る方が何倍も楽しいと思います。
DIOとの因縁
第1部を語るうえで欠かせないのが、ジョナサンとディオの関係です。
重要箇所のネタバレは避けますが、一部は基本的にこの二人の関係を中心に回っています。
個人的に面白いのは、ディオを最初から単純な怪物として出していないことです。
彼は人間社会のルールを理解し、そのルールを利用して相手を追い詰める人物として登場します。
だから怖い。
超能力を使う前から嫌なんすよ笑。
仕事や学校でも、露骨に怒鳴る人より、表では感じがいいのに裏で人間関係を操作する人の方が怖かったりするじゃないですか。
ディオの序盤には、その現実的な嫌さがあります。
対するジョナサンは、器用に立ち回る人物ではありません。
真正面から受け止め、真正面から悩み、真正面から立とうとする。
現代の作品だと「いい人すぎてキャラが薄い」と処理されそうな性格ですが、ディオの悪意が徹底しているため、その真っ直ぐさ自体が対抗軸になります。
策略のディオと、誠実さのジョナサン。
この対比が一部のドラマを支えています。
さらにアニメでは、子安武人さんのディオが凄まじい。
普通の会話では滑らかなのに、感情が露出した瞬間だけ声の輪郭が異様に太くなる。
叫びの音量だけではなく、母音を引っ張る長さや子音を噛む感じまで芝居になっているんですよ。
ディオの台詞がネットミーム化しやすいのも、文章そのものだけでなく、声のリズムが耳に残るからだと思っています。
画面を見ていなくても誰が喋っているか分かるレベル。
声優アニメとして見ても、一部はかなり濃いです。
波紋の始まり
第1部の戦闘を支える能力体系が波紋です。
後年のスタンドとは仕組みも見せ方もかなり違います。
一部では呼吸や身体操作を通じて特殊なエネルギーを生み、それを戦闘へ応用していきます。
細かい技の内容まで書くと初見の楽しみを削ってしまうので避けますが、ポイントは「何でもできる魔法」として扱われていないことです。
呼吸、身体、環境という制約がある。
だから戦闘シーンでは、「力を出せる状況をどう作るか」という発想が必要になります。
後年のスタンド戦ほど複雑ではないものの、ジョジョ特有の「条件を利用して逆転する」というDNAは、この時点ですでに見えています。
僕はジョジョのバトルが長く支持されている理由の一つが、単純な出力勝負を避け続けたことだと思っています。
数字が大きい方が勝つだけなら、主人公が成長するたびに敵の数字も大きくするしかありません。
でも条件、位置、相性、発想が関われば、同じ能力でも状況によって価値が変わる。
これってカードゲームに近いんですよね。
最高レアのカードを持っていても、出すタイミングを間違えれば負ける。
一部の波紋はまだ比較的シンプルですが、その後のジョジョが能力バトルの変態的な方向へ進化していく出発点として見ると面白いです。
また、呼吸を戦闘システムの中心に置くことで、アニメ側も声優の息遣いを演出へ使えます。
静かな呼吸から叫びへ移る声の変化が、そのまま技の準備と感情の上昇を兼ねる。
設定と音響演出が噛み合っているわけです。
こういう部分を見ると、一部って後年より素朴だけど、アニメとして意外と考えられているなと感じます。
一部の声優
アニメ一部は、声優陣の芝居が作品のテンションをかなり支えています。
主要キャストは以下の通りです。
| キャラクター | 声優 | 印象 |
|---|---|---|
| ジョナサン・ジョースター | 興津和幸 | 誠実さと熱血を両立 |
| ディオ・ブランドー | 子安武人 | 上品さと狂気の落差 |
| ウィル・A・ツェペリ | 塩屋翼 | 軽妙さと師匠らしい重み |
| ロバート・E・O・スピードワゴン | 上田燿司 | 実況役として抜群の存在感 |
| エリナ・ペンドルトン | 川澄綾子 | 気品を感じさせる芝居 |
中でも僕が好きなのは、興津和幸さんと子安武人さんの芝居の方向がまったく違うことです。
ジョナサンは感情を真正面へ出す。
ディオは状況によって声の表面を変える。
この差が、二人の性格そのものになっています。
さらに忘れちゃいけないのがスピードワゴンです。
彼は劇中人物でありながら、視聴者が今何を見ているのかを猛烈なテンションで説明する役割も持っています。
普通なら「説明台詞が多すぎる」と批判されそうな設計なのに、上田燿司さんの芝居があまりにも振り切れているため、説明自体がエンタメになる。
これ、めちゃくちゃ特殊です。
例えばスポーツ中継でも、実況者が淡々と結果だけ話すのと、試合の興奮を言葉へ変換してくれるのでは体感が変わります。
スピードワゴンはまさに後者。
視聴者が「今の何!?」と思った瞬間、ほぼ同じ温度で驚いてくれる。
なので情報量の多い一部でも置いていかれにくいんです。
音響監督は岩浪美和さん。
この作品は落ち着いた自然芝居より、漫画の巨大な吹き出しをそのまま声にしたような発声を許容しています。
僕はこの判断が大正解だったと思っています。
ジョジョの画面で全員が普通のドラマみたいにボソボソ喋ったら、絶対に絵に負けるんですよ。
極端な顔、極端な色、極端なポーズ。
だったら声も極端でいい。
映像と音が同じ方向へ振り切れているから、あの独特なテンションが成立しています。
一部の配信
2026年9月時点で、公式ポータルサイトでは『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド/戦闘潮流』の見放題配信先として、dアニメストア、DMM TV、Hulu、Netflix、MAX on U-NEXTなどが案内されています。
Amazon Prime Videoなどでは都度課金形式の案内も掲載されています。
ただし、配信サービスは入れ替わることがあるので、契約前に必ず最新情報を確認してください。
| サービス | 公式掲載上の形式 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| dアニメストア | 見放題 | 契約中プランでの視聴可否 |
| DMM TV | 見放題 | 作品ページの最新表示 |
| Hulu | 見放題 | 配信終了予定の有無 |
| Netflix | 見放題 | 地域・契約プラン |
| MAX on U-NEXT | 見放題 | 対象プラン |
| Amazon Prime Video | 都度課金 | レンタル・購入条件 |
一部だけなら全9話なので、週末にまとめて見るのにも向いています。
個人的には、第1話だけ見て判断するより3話前後までは続けてほしいです。
一部は序盤と中盤以降で作品のジャンル感がかなり変化するため、最初の家庭ドラマ的な空気だけで「自分には合わない」と切ると、本来のテンションへ入る前に終わってしまいます。
逆に3話前後まで見て、絵柄、台詞回し、演技の全部が本当に無理なら、そこは相性です。
アニメは義務教育じゃないので、無理に好きになる必要はないっす。
でも「ジョジョってスタンドが出てくる作品でしょ?」という先入観だけで一部を飛ばすのは惜しい。
ファントムブラッドには、後のシリーズにはないホラー映画っぽい湿度があります。
最新シリーズまで追う予定なら、『ジョジョ』アニメの放送・配信時期をまとめた記事もあわせて確認すると、現在のシリーズ展開まで追いやすいです。
配信状況や料金、無料期間などの数値はあくまで一般的な目安であり、サービス側の改定によって変更される場合があります。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
料金を伴う契約などで判断に迷う場合、最終的な判断は必要に応じて専門家にご相談ください。
『ジョジョ』アニメ一部まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメ一部は、2012年版TVアニメの第1話から第9話までです。
タイトルはファントムブラッドで、主人公は初代ジョジョことジョナサン・ジョースター。
第10話からは主人公と時代が変わり、第2部戦闘潮流へ入ります。
- アニメ一部は全9話
- 一部の正式名称はファントムブラッド
- 原作44話分を9話へ映像化
- 第10話から第2部戦闘潮流
- 初見なら一部から放送順がおすすめ
- スタンドではなく波紋を中心に戦う
- ジョナサンとディオの因縁がシリーズの原点
- 1993年OVAは一部ではなく第3部の映像化
ぶっちゃけ、一部だけを現在のアニメと同じ感覚で見ると古さを感じるところはあります。
キャラクター同士の時間をもう少し取ってほしい場面もあるし、9話へ詰め込んだことで余韻が短いところもあります。
そこは無理に神格化したくないです。
ただ、映像作品として見るとかなり面白い。
作画枚数だけで押すのではなく、色彩、静止画、アップ、文字、音響、声優の芝居を組み合わせて「ジョジョという漫画をどうアニメにするか」を必死に発明しています。
その試行錯誤がむき出しだからこそ、後年のシリーズとは違う魅力があります。
そして何より、一部を見ていると、その後何十年も続いていく物語が単なるキャラクター交代制ではないことが分かります。
人が変わっても、時代が変わっても、受け継がれるものがある。
Z世代の僕らって「自分らしく生きろ」と言われることが多い世代ですが、実際の自分って完全なゼロから作られているわけじゃないんですよね。
家族、友人、先生、昔見た映画、ネットで偶然読んだ言葉。
誰かから受け取った小さなものが、自分の価値観になっている。
『ジョジョ』はそれを血統というド派手な装置で描き続けています。
だからこそ、その最初の一歩であるファントムブラッドを知っていると、後の部で何気ない瞬間にグッとくる。
全9話なら、飛ばすより一度体験してから先へ進む。
それが僕が『ジョジョ』のアニメ一部を初めて見る人におすすめしたい視聴ルートです。
アニメ・映画が大好きで毎日色んな作品を見ています。その中で自分が良い!と思った作品を多くの人に見てもらいたいです。そのために、その作品のどこが面白いのか、レビューや考察などの記事を書いています。
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