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『Fate』アニメを見る順番は?初心者向け完全ガイド

アニメ・漫画

皆さんは『Fate』というアニメシリーズを、どの順番で見ればいいか知っていますか?

いざ見ようとして作品一覧を開くと、『Fate/stay night』、『Fate/Zero』、『Unlimited Blade Works』、『Heaven’s Feel』、さらにFGOや外伝まで並んでいて、「結局どれが1本目なん?」となりやすいシリーズです。

しかも厄介なのは、単純な1期、2期ではなく、同じ第五次聖杯戦争を別ルートから描く作品と、別世界の物語が同じFate名義で並んでいることなんすよね。

検索で一つの疑問を追うと枝が増えていく感覚は、ブラックフリーザの強さを調べていたら、戦闘力、悟空やベジータとの比較、身勝手の極意、我儘の極意、悟飯ビースト、ガスとの関係まで気になってくるのとかなり似ています。

でも『Fate』は、最初に「本編の幹」と「外伝の枝」を分けてしまえば、一気に見通しが良くなります。

この記事では、初見の人が迷いにくい視聴ルートを先に提示したうえで、Zeroをいつ入れるか、2006年版を見るべきか、FGOや外伝へどこから広げるかまで、映像オタク目線で一気につなげます。

  • 初心者向けの『Fate』視聴ルート
  • UBW・Zero・HFの関係
  • 2006年版を見る意味
  • FGOや外伝へ進む順番

『Fate』アニメを見る順番の基本

まず押さえたいのは、『Fate』には一本の一本道だけがあるわけではない、ということです。

中心にある『Fate/stay night』自体が複数ルートで成立しているので、アニメも「続編を順に積む」より「同じ核を別角度から見る」感覚に近いです。

その前提さえ入れば、作品タイトルの多さに圧倒されなくなります。

初心者向け

初めて『Fate』を見るなら、僕がいちばん勧めやすいのは『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』→劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』3部作→『Fate/Zero』の順番です。

理由はシンプルで、現在の映像感覚でも入りやすく、第五次聖杯戦争の基本を掴んでから、より深いルートと前日譚へ潜っていけるからです。

順番作品役割
最初『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』世界観と第五次聖杯戦争の入口
『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』I〜III同じ戦争の別ルートを深掘り
その後『Fate/Zero』第四次聖杯戦争の前日譚
好みで『Fate/stay night』2006年版セイバー中心のFateルートを補完

原作ゲームのルート順を意識するなら、2006年版を最初に入れて2006年版→UBW→HF→ZeroでもOKです。

むしろ物語の情報開示を丁寧に味わいたい人には、こっちの方がしっくり来る可能性があります。

最短で入りたいならUBWから。

原作ルートの感触まで拾いたいなら2006年版から。

『Fate』で最初に迷う原因って、作品数そのものより「正解が一つあるはず」と思ってしまうことなんです。

就活でも似た感覚があって、最初から完璧な会社を一社当てようとすると動けなくなるんすよね。

Fateも入口は一つに決めすぎなくて大丈夫です。

大事なのは、最初の数本で聖杯戦争とマスター、サーヴァントという骨格を掴むことです。

UBWから見る

UBWから見る最大のメリットは、現代のアニメ視聴者が世界観へ入りやすい映像設計になっていることです。

ufotable版は、魔術戦を単に派手なエフェクトで押すのではなく、背景美術、撮影処理、光源、キャラクターの位置関係を一つの画面で噛み合わせてきます。

特に戦闘では、カメラが無意味に振り回されるのではなく、誰がどこにいて、次の攻撃がどの方向から来るのかを見せたうえで一気に速度を上げる。

だから初見でも「何が起きているのか」が置いていかれにくいんです。

僕はFateのアニメを見る順番を聞かれたら、映像だけで判断するならかなり高確率でUBWを入口にします。

作画枚数が多いからではなく、設定説明とキャラクターの選択を画面の動きへ翻訳するのが上手いからです。

一方で、UBWはセイバーを中心にしたFateルートではありません。

なので「セイバーって人気キャラなのに、思ったより掘られないな」と感じても、それは作品の不足というよりルートの違いです。

この感覚を知らずに一本ですべて分かろうとすると、Fateは逆に分かりにくくなります。

(出典:アニプレックス『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』公式ページ)

あと、UBWは会話劇がかなり重要です。

派手な戦闘の合間に、理想や正義を言葉でぶつけ合う時間が長い。

そこを「説明が多い」と感じる人もいますが、僕はむしろ、この理屈っぽさこそFateの本体だと思っています。

剣で戦っているように見えて、実際には価値観のプレゼン大会なんすよ。

Zeroの順番

『Fate/Zero』は時系列だけ見れば『stay night』より前です。

ただし、時系列が前だから最初に見るべき、とは限りません。

Zeroは前日譚として非常に完成度が高い一方、『stay night』側で徐々に知る情報を先に見せる場面があります。

だから初見で「謎がほどけていく体験」を重視するなら、UBWやHFを見たあとに回す方が僕は好きです。

逆に、群像劇や大人同士の駆け引き、思想のぶつかり合いが好きならZeroスタートも全然アリです。

実際、Zeroは複数陣営を並行して追い、視点を細かく切り替えることで戦争全体を俯瞰させます。

カットの切り返しも「主人公一人の感情」へ寄りすぎず、次の陣営へ冷たく接続していく。

この温度の低さが、作品全体の残酷さを作っているんですよね。

Zeroから始めると、後の作品で「ここで初めて知るはずだった情報」を先に知る可能性があります。

ネタバレ耐性が低い人はUBWやHFの後に回すのが無難です。

一方、『ロード・エルメロイII世の事件簿』まで見たい人は、Zeroを先に通っておく価値がかなり高いです。

事件簿の主人公が背負っている過去の重さは、台詞だけでも理解できますが、Zeroを見ていると沈黙の意味まで変わって見えます。

声優の芝居でも、言葉そのものより「言わない間」に過去が乗る瞬間がある。

こういうところ、アニメは設定資料を読むだけでは拾えないんすよ。

HFの順番

劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』は、I.presage flower→II.lost butterfly→III.spring songの順番で見ればOKです。

そして基本的にはUBWの後を推します。

HFは同じ第五次聖杯戦争を扱っていますが、視線の置き場所が変わることで作品のジャンル感まで変わります。

UBWが「理想をどう引き受けるか」を前へ押し出すなら、HFはもっと個人的で、近い距離にいる人間をどう選ぶかへカメラが寄ってくる。

この違いがめちゃくちゃ面白いです。

映像面では、劇場作品らしく暗部の階調や色のにじみ、静かな室内から大規模戦闘へ切り替わる落差が強烈です。

特に須藤友徳監督の画面は、人物の表情を全部セリフで説明せず、視線や立ち位置、画面の余白に感情を残すタイプ。

なので「ストーリーだけ知りたい」と倍速気味に流すと、かなりもったいない作品です。

ぶっちゃけ、Fateの映像作品で「映画館の暗闇まで演出に含まれていた」と感じたのはHFが一番でした。

そのぶん、初見一発目には少し重いです。

人物関係やルールを把握する前に入ると、映像の圧は感じても、感情の圧まで受け止めきれない。

だからUBWで地図を持ってからHFに潜る。

この順番が僕には一番気持ちいいです。

2006年版

2006年の『Fate/stay night』は、Studio DEEN制作で、セイバーを中心にしたFateルートを軸にしています。

ここを「古いから飛ばしていい」で終わらせるのは、ちょっともったいないです。

確かに現在のufotable作品と続けて見ると、撮影、画面密度、アクションの速度感には時代差があります。

ネットでもこの版は評価が割れやすく、原作ルートの混ざり方や構成に不満を持つ声があります。

その苦言自体は分かります。

僕も「ここは一本のルートとしてもっと純度高く見たかった」と感じる部分はあります。

でも、2000年代テレビアニメらしい止め絵の使い方や、音楽で感情を押し上げる演出、セイバーとの距離をじっくり詰める空気には独特の味があります。

映像作品って、新しいほど全部上位互換になるわけじゃないんすよね。

古いカメラの写真にしか出ない粒子感があるのと同じで、その時代の制約が作品の表情になることがあります。

原作ゲームの三つの主要ルートは、Fate、Unlimited Blade Works、Heaven’s Feelという順で触れる設計です。

アニメだけでその感触に近づけたいなら、2006年版→UBW→HFの流れは今でも意味があります。

逆に「まず映像でハマれるか試したい」という人は、2006年版を後回しで問題ありません。

義務感で古い作品から始めて離脱するくらいなら、UBWでハマってから戻る方が絶対に楽しいです。

『Fate』アニメを見る順番と外伝

本編の入口が分かったら、次は外伝側です。

ここからFateは一気に枝分かれしますが、全部を一本の年表に押し込む必要はありません。

むしろ「同じ設定や概念を使った別企画」として見る方が、各作品の個性を楽しめます。

時系列順

Fateシリーズを時系列順で見たい気持ちはめちゃくちゃ分かります。

でも結論から言うと、全Fate作品を一つの時系列へ並べることはできません。

世界そのものが分岐している作品があるからです。

中心線だけ簡略化するなら、『Fate/Zero』の第四次聖杯戦争が先にあり、その後に『Fate/stay night』の第五次聖杯戦争があります。

そして『stay night』の中でもFate、UBW、HFは「順番に起こる三つの事件」ではなく、同じ出発点から分かれる別ルートです。

ここ、本当に重要です。

UBWの後にHFを見ると続編っぽく感じますが、時間がそのまま先へ進むわけではありません。

同じ人物配置で「別の選択をしたら、物語の重心がどこへ移るか」を見る構造です。

僕はこの構造がFateの一番オタク心をくすぐる部分だと思っています。

人生でも「あのとき別の会社を選んでいたら」「あの人に別の返事をしていたら」って考えることがありますよね。

Fateはそのifを、キャラクターの性格を変えずに物語そのものへ実装している。

だからルートごとに人格が別人になるのではなく、置かれた状況で見える面が変わるんです。

公開順

公開順で追う方法は、シリーズがどう巨大化していったかを体感したい人に向いています。

ざっくり重要作を並べると、2006年版『Fate/stay night』、劇場版UBW、TVアニメ『Fate/Zero』、ufotable版UBW、劇場版HF、そして『Fate/Apocrypha』やFGO系、近年の『Fate/strange Fake』へ広がっていく流れです。

公開順の面白さは、同じ「聖杯戦争」という題材をアニメ業界がどう撮り直してきたかを比較できることです。

2006年版からZero、ufotable版UBWへ進むと、デジタル撮影の存在感がどんどん大きくなります。

エフェクトがキャラクターの上に乗るだけでなく、背景の光、空気中の粒子、レンズ的な表現まで含めて「魔術がそこにある空間」を作る方向へ進化しているのが分かる。

さらに『strange Fake』ではA-1 Picturesが別の速度感と群像劇的なカット割りを持ち込み、ufotable系とは違うFateの顔を見せています。

こういう制作会社ごとの差を見るの、映像オタク的にはかなり楽しいっすね。

ただし初心者に公開順を絶対ルールとして押しつける必要はありません。

2010年の劇場版UBWと2014年以降のTV版UBWは同じルートを別の尺で映像化しているので、最初から両方見ると重複感が出ます。

まずTV版を見て、比較したくなったら旧劇場版へ戻るくらいで十分です。

FGOの順番

『Fate/Grand Order』のアニメは、本家stay night系とは別枠で考えた方が分かりやすいです。

アニメだけ追うなら、基本は『First Order』→劇場版『神聖円卓領域キャメロット』前後編→『絶対魔獣戦線バビロニア』→『終局特異点 冠位時間神殿ソロモン』の順です。

順番作品位置づけ
最初『First Order』FGO世界の導入
『神聖円卓領域キャメロット』前編・後編第六特異点
『絶対魔獣戦線バビロニア』第七特異点
最後『終局特異点 冠位時間神殿ソロモン』第一部の終着点

ただしFGOアニメには大きな注意点があります。

ゲーム第一部のすべての章が同じ密度でアニメ化されているわけではありません。

そのため、アニメだけだとキャメロットへ進んだ時点で「途中の旅、かなり飛んでない?」となるはずです。

それはあなたの見落としではないです。

作品側が人気章や重要章を選んで映像化しているためです。

僕はこの方式、映像化としてはかなり合理的だと感じます。

全部を均等にアニメ化すると膨大な尺が必要ですし、作画資源も散ります。

その代わり、キャメロットやバビロニアは「この章を一本の映像作品として成立させる」という集中力がある。

ただ、物語の連続性だけを求める人には不親切なのも事実です。

ここはあえて苦言を呈するなら、完全初見がアニメだけで第一部を一本の旅として理解するには飛躍が大きいっすね。

なお、『Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-』や『Fate/Grand Carnival』は、First Order直後に必須で挟む作品ではありません。

前者は第一部をある程度知ってからの方が受け取りやすく、後者はキャラクターへの愛着が増えてから見るほどギャグが刺さります。

FGOも本編と同じで、タイトルが存在するから全部を公開順に履修する必要はないんです。

外伝の順番

外伝は「全部見てから次へ」ではなく、興味の方向で選んでOKです。

僕なら本編をUBW、HF、Zeroあたりまで見たあと、次のように分岐させます。

見たいものおすすめ作品特徴
大人数の聖杯戦争『Fate/Apocrypha』陣営戦と群像劇
Zeroの余韻『ロード・エルメロイII世の事件簿』魔術世界のミステリー
別世界の尖ったFate『Fate/EXTRA Last Encore』抽象度の高い演出
最新世代の群像劇『Fate/strange Fake』偽りの聖杯戦争

『Apocrypha』はstay nightの直接の続編ではないので、本編の結末を知らなくても話自体は進められます。

ただ、クラス名や聖杯戦争の基本ルールを知っている方が圧倒的に楽です。

『ロード・エルメロイII世の事件簿』は、バトルの勝ち負けより「魔術師がどういう社会で生きているのか」を見る作品です。

仕事の人間関係に例えるなら、Fate本編が大規模プロジェクトの修羅場で、事件簿はその会社の組織文化や派閥まで覗く感じ。

派手さは落ちますが、世界観の解像度はめちゃくちゃ上がります。

『strange Fake』は逆に、知識が増えてから見るほど小ネタや引用の味が増えるタイプです。

完全初見でも勢いは楽しめますが、「この名前、この仕組み、どこかで見たぞ」が積み重なる快感は後から入った方が大きいです。

なので僕は、本編を数本見てからのご褒美枠に置きたいです。

スピンオフ

Fateのスピンオフは、シリアス本編で疲れた頭をほぐす役割まで含めて優秀です。

代表的なのは『衛宮さんちの今日のごはん』や『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』などです。

『衛宮さんちの今日のごはん』は、戦闘ではなく食卓を中心にキャラクターを見せます。

これ、本編を知っていると異常に沁みるんすよね。

普段は生存や願いをめぐって緊張している人物たちが、料理を作って食べるだけで別の顔を見せる。

カメラも戦闘時のダイナミックな移動ではなく、包丁、湯気、皿、手元の細かい所作へ寄る。

アニメーションの目的が「戦うこと」から「生活」へ切り替わるだけで、同じキャラクターデザインがこんなに柔らかく見えるのかと驚きます。

『プリズマ☆イリヤ』はさらに大胆で、Fateのキャラクターや要素を使いながら魔法少女ものへ組み替えています。

本編と同じ温度を期待すると面食らいますが、別企画として受け入れると振れ幅が楽しいです。

そして『Carnival Phantasm』系のコメディは、知っているキャラクターが増えるほど笑いの打率が上がります。

シリアス続きで疲れたら『衛宮さんちの今日のごはん』。

別世界を楽しみたいなら『プリズマ☆イリヤ』。

元ネタ知識が増えたらコメディ系へ。

シリーズものって「全部履修しないとファンじゃない」みたいな空気が出ることがありますが、僕はその考えが苦手です。

趣味まで単位制にしたらしんどいやろ、って感じます。

気になる枝だけ伸ばしていけばいいです。

『Fate』アニメを見る順番

最後に、『Fate』アニメを見る順番をもう一度まとめます。

  • 最短で入りたい人はUBW→HF→Zero
  • 原作ルート感を重視する人は2006年版→UBW→HF→Zero
  • Zeroの余韻を広げたい人はロード・エルメロイII世へ
  • 別世界の聖杯戦争ならApocryphaやstrange Fakeへ
  • FGOはFirst Order→キャメロット→バビロニア→ソロモン
  • 疲れたら衛宮さんちの今日のごはんなど日常系へ

結局、Fateで大切なのは「全部を時系列に並べること」ではなく、どの作品が本編の別ルートで、どの作品が前日譚で、どれが別世界なのかを分けることです。

そこさえ分かれば、作品数の多さは欠点ではなくなります。

むしろ同じ聖杯、同じ英霊というモチーフを、監督、制作会社、尺、ジャンルの違いで何度も撮り直せる巨大な映像実験場に見えてきます。

僕がFateを面白いと感じるのもそこです。

正義を選ぶ話、誰か一人を選ぶ話、過去に縛られる話、日常を取り戻す話が、全部「Fate」という看板の下で別の画面設計を持っている。

Z世代の自分からすると、人生も一つの正解ルートに乗るというより、選択ごとに見える自分が変わるものだと感じます。

だからFateの分岐構造って、思った以上に現実的なんすよね。

まずはUBWを一本見て、そこで気になった人物や世界の枝を追ってください。

その瞬間から「見る順番が分からないシリーズ」ではなく、「次にどの世界線へ行こうか迷えるシリーズ」に変わります。

放送年、話数、配信状況などの数値情報は一般的な目安で、今後変更される場合があります。

正確な情報は各作品の公式サイトをご確認ください。

動画サービスの契約や購入など費用が発生する判断は各サービスの最新案内を確認し、必要に応じて各サービス窓口や専門家にご相談ください。

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