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おしゃれなアニメ15選!映像・音楽・服で選ぶ名作

アニメ・漫画

皆さんは、おしゃれなアニメと聞いてどんな作品を思い浮かべますか?

作画が美しい作品、センスのいいアニメ女子が登場する作品、ファッションを眺めているだけで楽しい作品、アート系の映像やファンタジー世界が映える作品など、おしゃれの基準って意外とバラバラなんですよね。

さらに、おしゃれなアニメ映画を探している人もいれば、雰囲気がおしゃれな作品、おしゃれなアニメOPやED、かっこいいアニメ、エモいイラスト、スマホに使えるアニメの壁紙を探している人もいるはずです。

僕自身、年間かなりの本数を観ていますが、おしゃれなアニメって単純に絵が整っている作品ではないと思っています。

色彩、カメラの距離、画面内の余白、キャラクターの服、小物、文字の配置、場面転換、音楽、そして何をあえて映さないか。

そうした映像全体の設計が噛み合った瞬間、アニメは物語を見るものから、画面そのものを味わうものに変わるんすよ。

今回は、女性キャラクターのファッションから映画、作画、OP・ED、イラスト、海外アニメーションまで横断しながら、僕が映像オタク目線でおしゃれだと感じる作品と、その理由を掘り下げていきます。

  • おしゃれなアニメのおすすめ作品
  • 作画や色彩がおしゃれに見える理由
  • ファッションやOP・EDの注目点
  • 自分好みのおしゃれ作品の選び方

おしゃれなアニメのおすすめ作品

まず、おしゃれなアニメを探すなら、知名度だけで選ぶよりも「どこがおしゃれなのか」で作品を見ていくのがおすすめです。

服装が魅力的なのか、色彩がおしゃれなのか、画面構成なのか、音楽なのか。

ここが違うだけで、同じおしゃれ系でも視聴したときの感触はかなり変わります。

作品注目したい要素雰囲気
『NANA』服装・音楽・人物造形ロック・都会的
『Paradise Kiss』ファッション・色彩モード・青春
『ACCA13区監察課』衣装・小物・配色レトロ・都会的
『モノノ怪』色彩・平面的構図和風・アート系
『物語シリーズ』編集・文字・構図前衛的
『四畳半神話大系』線・編集・語り個性的・文学的
『Sonny Boy』余白・色・静寂青春・幻想的
『よふかしのうた』夜景・ネオン・音楽エモい・都会的
『GREAT PRETENDER』配色・背景・衣装ポップ・海外風
『カウボーイビバップ』音楽・編集・構図ジャズ・ハードボイルド
『キャロル&チューズデイ』音楽・衣装・都市近未来・音楽的
『宝石の国』CG・光・質感透明感・幻想的
『平家物語』色・構図・余韻和風・静謐
『パプリカ』場面転換・色彩サイケデリック
『リズと青い鳥』芝居・光・余白繊細・透明感

おしゃれなアニメ女子

おしゃれなアニメ女子を語るなら、僕が最初に思い出すのは『NANA』と『Paradise Kiss』です。

この2作品が面白いのは、単にキャラクターへかわいい服を着せているわけではないところ。

服装そのものがキャラクターの生き方や価値観を語っています。

『NANA』ではロック系のスタイルとフェミニンなスタイルの差が、そのまま人物同士の距離感にもつながっています。

服を見ただけで「この人はこういう世界に所属しているんだな」と直感できる。

実写映画なら衣装部が担う部分を、アニメでは線や色、シルエットによって作っているわけです。

『Paradise Kiss』になると、さらに服が物語の中心へ出てきます。

ファッションを自己表現として扱っているため、キャラクターが何を着るかと、どう生きたいかが切り離されていません。

本当におしゃれなキャラクターは、服を変えると人物像まで変わって見えます。

ここ、個人的にかなり大事です。

ネットでアニメのおしゃれ女子を探すと、髪型やアクセサリーが派手なキャラが目立ちます。

でも、情報量を増やせばおしゃれになるわけじゃないんすよ。

例えば黒いジャケット一枚でも、袖の長さ、肩の落ち方、靴との組み合わせ、立ち姿まで噛み合えばめちゃくちゃ格好いい。

逆に装飾を盛りすぎると、キャラクターデザインの記号が前に出すぎて、生活している人に見えなくなることもあります。

Z世代の僕らって、SNSで毎日のように服やヘアスタイルを見ています。

だからこそ、設定画だけ派手なキャラよりも、日常の中で服が自然に馴染んでいるキャラのほうが「真似したい」に近づく気がするんですよね。

キャラクターの顔だけではなく、靴、バッグ、アクセサリー、部屋まで見てみると、そのアニメがどこまで人物の生活を考えてデザインしているのか見えてきます。

おしゃれなアニメ映画

おしゃれなアニメ映画なら、『パプリカ』『リズと青い鳥』あたりはかなり方向性が違って面白いです。

『パプリカ』は夢と現実の境界を、場面転換そのものにしてしまうタイプ。

ドアを開けたら別世界、画面の中へ入ったらまた別の空間という感じで、カットが切り替わること自体をアトラクションにしています。

映像編集がストーリーの説明役ではなく、作品の主役級なんすよ。

一方の『リズと青い鳥』は真逆。

派手なカメラ移動より、足元、髪、手、廊下の光といった小さな情報で人間関係を見せます。

つまり、おしゃれには「盛る方向」と「削る方向」の両方がある。

ここを理解すると作品選びがかなり楽になります。

派手な映像が好きなら『パプリカ』系。

余白や静けさが好きなら『リズと青い鳥』系。

僕は映画館でアニメを観るとき、ストーリー以上に「どのサイズで人物を撮っているか」を見ます。

顔のアップが連続すれば感情は伝わりやすい。

でも、あえて人物を小さく置けば、空間との距離まで感情になります。

この違いが映画だとめちゃくちゃ気持ちいい。

ぶっちゃけ、背景を細密に描いただけで「映画だから豪華」とされる作品には物足りなさも感じます。

劇場サイズだからこそ、空白や暗闇まで画面設計に使ってほしいんですよね。

アニメ映画をもっと探したい場合は、アニメの名作映画おすすめ10選でも映像面から作品を紹介しています。

作画がおしゃれ

作画がおしゃれなアニメを選ぶとき、まず言っておきたいのが「ヌルヌル動けばおしゃれ」というわけではないことです。

ここ、アニメを語っていると意外と混ざりやすいんですよ。

アニメーションとして豪快に動くことと、画面にセンスを感じることは別物です。

例えば『モノノ怪』は、現実的な奥行きを再現するより、平面的な模様や色彩を前面へ出します。

普通なら背景として奥へ引っ込むはずの柄が、人物と同じくらい存在感を持っている。

そのため、画面を止めても一枚のポスターみたいに成立します。

一方、『物語シリーズ』は背景だけでなく、文字、信号、道路、人物の首の角度まで画面デザインとして扱っているように見えます。

会話劇なのに退屈しにくい理由の一つがこれ。

普通に二人を向かい合わせて撮るだけではなく、異様な広角、極端な余白、突然挟まる文字情報などでリズムを作っているんですよね。

おしゃれな作画を見るときは、動きよりレイアウトを見るのがおすすめです。

人物が画面の中央にいるのか。

左右どちらかへ寄っているのか。

背景の線はどこへ向かっているのか。

光源は自然なのか、それとも感情を優先した色なのか。

そこを見るだけで、作り手が「現実を再現したい」のか「感情を画面化したい」のかが見えてきます。

ネットでは作画について、細部まで描き込まれた美術を高く評価する声がある一方、作画が派手でも話についていけないと感じる声もあります。

僕もそこはかなり同意で、映像が物語から独立して暴走すると、MVを見ているような感覚になることがあります。

映像と物語が同じ方向を向いているか。

それがおしゃれを一過性の見栄えで終わらせない条件だと思っています。

作画そのものを作品別に見比べたい人は、作画が綺麗なアニメランキングTOP15も参考にしてみてください。

雰囲気がおしゃれ

雰囲気がおしゃれなアニメとして僕が推したいのは、『ACCA13区監察課』『Sonny Boy』『よふかしのうた』です。

この3本、絵柄もジャンルもかなり違います。

それでも共通しているのは、世界観を説明台詞だけで作っていないこと。

『ACCA13区監察課』は、喫煙所、パン、制服、建築、列車、カフェといった生活のパーツが作品の空気を作っています。

大事件だけ追っていたら見逃してしまう部分こそ格好いい。

『Sonny Boy』は、逆に情報を全部説明しません。

広い背景の中へ人物をぽつんと置いたり、音楽をあえて入れなかったりする。

何が起きているのか完全には分からない時間があるんですが、その居心地の悪さまで青春の感覚になっています。

ぶっちゃけ、分かりやすい物語だけを求める人にはかなり不親切です。

ネット上で「難解」「置いていかれる」と感じる人が出るタイプなのも分かります。

ただ、その説明不足を欠点と見るか、余白と見るかで評価が分かれる作品なんすよ。

『よふかしのうた』はもっと分かりやすく、夜のネオンカラーと音楽で気持ちよく見せる作品です。

現実の夜道って、アニメほど紫や青ではありません。

なのに「夜ってこういう気分だよな」と感じる。

これは現実の色を再現しているのではなく、夜更かししたときの高揚感を色に置き換えているからだと思います。

雰囲気がおしゃれな作品は、現実を正確に描くより、現実で感じた感情を映像へ翻訳しています。

仕事や学校から帰って、なんとなく誰にも会いたくない夜。

そういう日に刺さる映像ってあるんすよね。

アニメのファッション

アニメのファッションを見るなら、まずキャラクターの服を「かわいい」「格好いい」だけで終わらせないのがおすすめです。

その服を誰が、どこで、なぜ着ているのかまで考えると一気に面白くなります。

『NANA』なら音楽と服。

『Paradise Kiss』なら創作と服。

『ACCA13区監察課』なら職業や地域と服。

同じファッションでも役割が違います。

特に『ACCA13区監察課』は、公式スタッフ欄に衣装設定と小物設定が個別に記載されています。

画面を見ていて服や小物まで世界観に馴染んで感じるのは、こうした設計があるからなんですよね。

(出典:TVアニメ『ACCA13区監察課』公式サイト)

僕が好きなのは、キャラの人気を取るためだけに服を着せている感じが薄い作品です。

例えば、ちょっとくたびれたシャツや履き込んだ靴って、単体では映えないじゃないですか。

でも、その人物がどういう生活をしているかは伝わる。

アニメの衣装って、現実より情報を省略しなければならないからこそ、一つの線や色に意味が乗ります。

ファッションを見るときは、トップスだけでなく靴、バッグ、腕時計、眼鏡、髪型まで見ると人物像がより分かります。

あと、僕はZ世代だから余計に感じるんですが、最近は「全身をブランドで固めた人」より、「古着と量販店を自然に合わせている人」のほうがおしゃれに見えることもあります。

アニメも同じで、設定を盛ればいいわけではありません。

その人物にしか成立しない組み合わせになったとき、キャラクターが設定資料から生活者へ変わる。

そこまでいくと、服を見るためだけにもう一度再生したくなるんすよ。

おしゃれなアニメの魅力と選び方

ここからは作品名そのものではなく、OP・ED、イラスト、壁紙、海外作品まで視点を広げます。

アニメのおしゃれさは本編だけに存在するわけではありません。

むしろ数十秒のOPや一枚のキービジュアルに、作品の美学が凝縮されていることもあります。

おしゃれなアニメOP

おしゃれなアニメOPで外せないのが『カウボーイビバップ』です。

あのOPがすごいのは、音楽が格好いいだけではありません。

人物のシルエット、原色、タイポグラフィ、銃や煙といったモチーフを高速で切り替え、作品本編を見る前に「これは普通のSFアニメじゃないぞ」と宣言しています。

OPって、約90秒の中で作品のブランドイメージを作る映像なんですよ。

だから僕はOPを見るとき、キャラクター紹介よりもカットの接続を見ます。

人物の動きに合わせて次の画面へ切り替わるのか。

音のアクセントで背景色が変わるのか。

同じ形を利用して別カットへつなぐのか。

このトランジションが気持ちいいOPは、何度見ても飽きません。

『ACCA13区監察課』もそのタイプで、キャラクターの立ち姿や色使い、音楽が一体になっています。

説明ではなくムードで作品へ入れてくれる。

ここが格好いいっすね。

逆に、人気キャラを順番に映して、最後に全員集合というOPも王道としては全然アリです。

ただ、おしゃれさという観点なら、映像と楽曲が互いに必要な関係になっているOPのほうが僕は惹かれます。

OPを見るときは、音を消しても成立するか、逆に画面を見なくても映像が想像できるかを試すと面白いです。

そして両方を合わせた瞬間に完成度が一段上がるなら、かなり相性のいいOPです。

おしゃれなアニメED

EDはOPより自由です。

本編で疲れた感情を落ち着かせることもできるし、逆に余韻をぶち壊して笑わせることもできます。

だから、おしゃれなアニメEDには作品の遊び心が出やすい。

代表的なのは『血界戦線』のED。

本編ではかなり情報量の多い都市と事件を描いているのに、EDではキャラクターを音楽とダンスへ落とし込みます。

設定を説明するのではなく、人間関係の楽しさを身体の動きで見せる。

この切り替えが気持ちいいんですよね。

『よふかしのうた』も音楽との結びつきが大きい作品です。

夜というテーマ、キャラクターの気だるさ、都会の色、音楽のテンポが同じ方向を向いている。

そのため、本編からEDへ入っても世界が切れた感じがしません。

僕は良いEDを見ると、ドラマのエンドロールに近い感覚になります。

話は終わっているけど、感情はまだ終わっていない。

その数分をどう使うかで、同じエピソードでも後味が変わるんすよ。

特に最近は配信で「次のエピソード」ボタンがすぐ出ますよね。

便利ではあるんですが、たまには飛ばさずEDまで見てほしい。

作品によっては、そこまで含めて一話の感情曲線になっています。

就活や仕事で一日中情報を浴びたあとって、僕は派手な映像よりEDのような余韻のほうが欲しくなる日があります。

アニメを見る時間って、作品を消費するだけじゃなく、頭を日常から切り離す時間でもあるんですよね。

アニメのイラスト

アニメのイラストがおしゃれかどうかを見るなら、まずキービジュアルに注目してみてください。

キービジュアルは、一枚で作品のジャンル、人物関係、空気感まで伝えなければいけません。

だから、画面の情報配置がかなり重要です。

例えばキャラクター全員を横一列に並べれば、誰が登場するかは伝わります。

でも、それだけだと作品固有の匂いは出にくい。

一方で、人物を極端に小さくしたり、顔を見せなかったり、一色に近い背景へ置いたりすると、情報は減るのに妙に気になるビジュアルになります。

これが面白い。

おしゃれなイラストは、描き込みの量より「何を見せないか」が上手いことが多いです。

『Sonny Boy』のように余白を活かす作品や、『モノノ怪』のように画面全体を柄として見せる作品では、その思想が本編にも続いています。

僕はアニメを探すとき、PVを見る前にキービジュアルだけ眺めることがあります。

そこで「この画面、何か変だな」と思えた作品はかなり気になる。

完璧に整った美男美女が並んでいるより、構図に違和感があるほうが作家性を感じるんすよ。

ただし、ポスターだけめちゃくちゃ格好いいのに、本編ではその雰囲気がほぼ出てこない作品もあります。

ここはあえて苦言。

宣伝用イラストと本編映像の方向が離れすぎると、僕はちょっと肩透かしを食らいます。

キービジュアルは入口だからこそ、本編と同じ空気をまとっていてほしいですね。

アニメの壁紙

アニメの壁紙を探しているなら、おしゃれに見えるかどうかは元画像だけでなく、スマホ画面との相性もかなり重要です。

スマホは時計、通知、アプリアイコンが上に乗ります。

そのため、画面いっぱいにキャラクターの顔がある画像より、上下や左右に余白がある画像のほうが使いやすいことがあります。

特にネオン系、夜景系、アート系のアニメ風壁紙は、黒や紺の面積があると文字も読みやすい。

逆に白背景で情報量が多い壁紙は、ホーム画面にすると一気にごちゃつく場合があります。

ロック画面は一枚絵の美しさ、ホーム画面はアイコンの見やすさを優先すると使いやすいです。

ここで注意したいのが著作権です。

検索結果やSNSで見つけたアニメ画像なら何でも自由に壁紙として配布できるわけではありません。

公式サイトや公式SNSが配布している壁紙、利用条件が明記された画像など、権利関係を確認できるものを選ぶのが安心です。

作品の場面写真や公式イラストを加工し、自作壁紙として再配布する行為は避けましょう。

利用範囲は作品や配布元によって異なるため、正確な情報は公式サイトや利用規約をご確認ください。

商用利用や二次配布など法的な判断が必要な場合は、最終的な判断を専門家にご相談ください。

僕自身は、壁紙にするならキャラの顔が大きいものより、作品の背景美術やモチーフを活かしたデザインのほうが好きです。

毎日見るものだから、主張が激しすぎないほうが飽きにくいんですよね。

推しを前面に出す壁紙も最高なんですが、会社や学校でスマホを開くたびにドーン!と推しの顔が出ると、ちょっと恥ずかしい日もあるやろ、と笑。

その点、作品を知っている人だけ分かる色や小物を使った壁紙はかなりおしゃれです。

海外のおしゃれアニメ

海外のおしゃれアニメを探すときは、「日本のアニメで海外人気のある作品」を探しているのか、「海外制作のおしゃれなアニメーション」を探しているのかで候補が変わります。

後者まで広げるなら、『Arcane』や『スパイダーマン:スパイダーバース』系の映像表現はかなり面白いです。

特に近年の海外アニメーションでは、CGをツルツルに完成させるのではなく、線、粒子、印刷のズレ、コマ落ちしたような動きまで意図的に残す作品があります。

昔のCGアニメは「どれだけ現実らしくできるか」に向かう作品が多かった印象ですが、今はむしろ「現実では撮れない画面をどう作るか」に振れている。

この変化がめちゃくちゃ面白いっすね。

日本のアニメでも『宝石の国』のように、CGだからこそ可能になるカメラワークや光の表現があります。

つまり、セル画風かCGかという二択で評価する時代ではなくなっています。

大事なのは、その技法が作品の世界に合っているかです。

ネットでは海外作品に対して「日本のアニメと顔の描き方が違って入りにくい」という反応もあります。

これはかなり自然だと思います。

僕も最初の数分で線や動きに慣れない作品はあります。

でも、そこで少しだけ粘ると、目が作品側の文法を覚えてくることがあるんですよ。

海外旅行で最初は看板の色や街の匂いまで違和感があるのに、数日するとそれが普通になるのと少し似ています。

アニメの「おしゃれ」を探している人ほど、日本作品だけに絞らず海外アニメーションまで触れてみてほしいです。

自分が当然だと思っていたキャラクターデザインやフレームの使い方が、実は一つの流派にすぎなかったと気づけます。

アニメのおしゃれ総括

ここまで見てきたように、おしゃれなアニメは単に作画が綺麗な作品ではありません。

キャラクターの服、色彩、背景、構図、編集、OP・ED、音楽、イラスト、小物まで含めて、一つの世界として統一感がある作品ほど記憶に残ります。

僕が特におすすめしたい選び方は、次の通りです。

  • ファッション重視なら『NANA』『Paradise Kiss』
  • 色彩や画面設計なら『モノノ怪』『物語シリーズ』
  • 都会的な雰囲気なら『ACCA13区監察課』『よふかしのうた』
  • 余白や静けさなら『Sonny Boy』『リズと青い鳥』
  • 音楽込みなら『カウボーイビバップ』『キャロル&チューズデイ』
  • CG表現なら『宝石の国』
  • 映画なら『パプリカ』

ネットでは「美術だけでも見る価値がある」と絶賛される作品がある一方で、映像が凝りすぎて物語が分かりにくい、キャラクターに入り込めないという反応もあります。

どちらも全然おかしくありません。

おしゃれって、そもそも万人に同じように刺さるものじゃないんすよ。

僕がめちゃくちゃ格好いいと思う極端な余白を、別の人は「何もない画面」と感じるかもしれない。

サイケデリックな色彩を刺激的だと思う人もいれば、目が疲れると感じる人もいます。

だからランキングの順位より、自分が何に反応したのかを覚えておくほうが次の一本を見つけやすいです。

おしゃれなアニメ探しは、自分がどんな映像を心地いいと感じるのかを知る作業でもあります。

僕も昔は、作画が細かくてよく動く作品ほど上だと思っていた時期がありました。

でも本数を観るほど、動かない一枚の画面や、台詞のない数秒のほうが頭から離れない作品に出会うようになりました。

仕事でも人間関係でも同じですが、目立つ人だけが魅力的なわけじゃないんですよね。

必要なときだけ話す人、服装は地味なのに妙に雰囲気がある人、何もしていないのになぜか目で追ってしまう人がいる。

アニメにも、そういう作品があります。

派手に「ここがおしゃれです」と主張するのではなく、一本見終わったあとに色や音や服装が残っている。

僕が本当におしゃれだと感じるのは、そういうアニメです。

今回紹介した中でビジュアルに引っかかった作品があれば、まず一話だけでも見てみてください。

ストーリーだけ追うのではなく、人物が画面のどこに立っているか、背景は何色か、服装は場面によって変わるか、音楽がどこで始まりどこで消えるかまで意識すると、今までとは別のアニメの楽しみ方が見えてきます。

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