皆さんは『キングダム』という作品を知っていますか?
原泰久先生の漫画を原作に、古代中国の春秋戦国時代を舞台として、天下の大将軍を目指す信と、中華統一を志す秦王・嬴政の歩みを描いた歴史アニメです。
いざ見始めようとしても、『キングダム』のアニメは全部で何話あるのか、第1期から第6期まで何話ずつ放送されたのか、どの順番で見ればよいのかが少し分かりにくいんですよね。
さらに、アニメは原作の何巻まで進んでいるのか、続きを漫画で読むなら何話付近から確認すればよいのかも気になるところです。
結論から整理すると、『キングダム』のテレビアニメは第6シリーズまで放送されており、放送済みの本編は合計155話です。
ただし、第6シリーズの続編制作も決定しているため、アニメ版の物語が155話で完結したわけではありません。
この記事では、各シリーズの話数や見る順番、原作漫画との対応範囲を整理しつつ、長期シリーズだからこそ分かるCG表現、カメラワーク、戦場描写の変化まで深掘りします。
数字だけを並べるのではなく、「なぜ初期で離脱する人がいるのか」「それでも後期シリーズまで見る価値があるのか」まで、私なりに正直に解剖していきます。
- 第1期から第6期までの話数
- アニメ本編の正しい見る順番
- 各シリーズと原作漫画の対応範囲
- アニメの続きが読める巻数と話数
『キングダム』アニメは何話ある?
『キングダム』のテレビアニメは、第1シリーズから第6シリーズまで制作され、放送済みの話数を合計すると全155話です。
内訳は、第1シリーズが38話、第2シリーズが39話、第3シリーズと第4シリーズが各26話、第5シリーズと第6シリーズが各13話となっています。
一般的な1クール作品と比べるとかなり長いですが、『キングダム』は同じ状況を延々と繰り返すタイプの長編ではありません。
信の立場、秦国の政治状況、敵国との関係、戦場における視点がシリーズごとに変化するため、実際に見ると章ごとの色がかなり違います。
序盤では信の目の前にいる敵が物語の中心ですが、シリーズが進むにつれて、部隊、軍、国家という順番で画面の情報量が拡張されていきます。
主人公の成長に合わせて、物語だけでなくカメラが捉える世界まで広がっていくのが、アニメ版『キングダム』の面白いところです。
| シリーズ | 放送時期 | 話数 | 物語の特徴 |
|---|---|---|---|
| 第1シリーズ | 2012年~2013年 | 全38話 | 信と嬴政の出会い、飛信隊の始まり |
| 第2シリーズ | 2013年~2014年 | 全39話 | 信の部隊長としての成長 |
| 第3シリーズ | 2020年~2021年 | 全26話 | 国家存亡を懸けた大規模戦 |
| 第4シリーズ | 2022年 | 全26話 | 秦国内の政争と次世代の台頭 |
| 第5シリーズ | 2024年 | 全13話 | 戦争と正義が衝突する黒羊丘 |
| 第6シリーズ | 2025年 | 全13話 | 鄴攻略戦の序盤 |
| 合計 | 2012年~2025年 | 全155話 | 続編制作決定済み |
話数だけを知りたい人向けの結論
『キングダム』のアニメは、第1シリーズ38話、第2シリーズ39話、第3シリーズ26話、第4シリーズ26話、第5シリーズ13話、第6シリーズ13話の合計155話です。
第6シリーズの物語には続きがあり、続編の制作も決定しています。
全部で何話?
『キングダム』のテレビアニメ本編は、現在までに全部で155話放送されています。
一般的な深夜アニメを1クール13話として考えると、約12クール分に相当するボリュームです。
数字だけを見ると、ぶっちゃけ「今から155話は重すぎるやろ」と感じる人もいると思います。
ただし、本作は一つの事件を薄く引き延ばして155話にした作品ではありません。
無名の少年だった信が戦場へ入り、一兵卒から部隊を率いる立場へ成長し、やがて秦国全体の戦略に関わる存在になるまでを段階的に描いています。
長さが成長の説得力になる
『キングダム』では、勝利した直後に信が突然大将軍になるような急展開はありません。
武功を挙げても失敗し、部下を守れず、上官の考えを理解できず、自分の未熟さを突きつけられる時間があります。
この積み重ねがあるため、後半で信が多くの兵を率いている姿にも説得力が生まれます。
就活や仕事でも、一度成果を出しただけで急にすべてを任せてもらえるわけではないですよね。
周囲から信用され、失敗時の責任まで引き受けて、初めて役割が大きくなります。
『キングダム』の155話は、単なる戦績ではなく、信頼を獲得していく時間でもあるんです。
映像の視点も拡張する
序盤では、信の顔や武器、目の前の敵を捉えた近距離のカットが目立ちます。
しかし、信が部隊を率いるようになると、味方の配置、敵軍の進行方向、地形を示す俯瞰ショットが増加します。
さらに国家規模の戦いになると、戦場だけでなく王宮や別の軍の反応まで並行して映されます。
主人公の視野が広くなるにつれ、視聴者へ与えられる情報も増える構造です。
この変化を最初から追えることこそ、長編アニメを順番に見る最大のメリットだと私は感じています。
全155話には、第1シリーズから第6シリーズまでのテレビ放送本編を含みます。
総集編、関連映像、実写映画などは話数に含めていません。
第1期の話数
『キングダム』の第1シリーズは、全38話です。
2012年6月から2013年2月にかけて放送され、信と漂の夢、嬴政との出会い、王都をめぐる争い、信が戦場へ進出していく過程が描かれます。
第1話は通常回より長い約50分の構成です。
日常、喪失、嬴政との遭遇、信が新たな道へ踏み出すまでを一続きに見せることで、主人公の行動原理を初回だけで成立させています。
初期CGが賛否を分ける
第1シリーズを語るうえで避けられないのが、序盤の3DCG表現です。
ネット上でも、物語は面白いのにCGの動きが硬い、人物の表情に入り込みにくい、戦闘場面で没入感が切れるという意見が目立ちます。
私もここは、あえて苦言を呈したいっすね。
大人数の兵士を同時に動かすにはCGが合理的だったのだと思いますが、初期は足元の接地感や武器を振る際の重心移動が弱く、キャラクターが地面を滑っているように見えるカットがあります。
手描きの顔アップからCGの全身ショットへ切り替わる場面では、輪郭や陰影の質感差も目立ちます。
激しい感情を声優が表現していても、顔の筋肉や身体の動きが追いつかず、声と画面の熱量がズレて見える瞬間もありました。
序盤だけで切るともったいない
一方で、第1シリーズの後半になると、戦場における目的と人物ドラマが強く結びつき始めます。
誰が強いのかだけではなく、兵がなぜ将についていくのか、将の言葉が軍勢の動きをどう変えるのかが描かれるようになります。
単純な剣戟ではなく、集団心理のドラマへ変わっていくんですよね。
第1シリーズ前半の映像で離脱したという声がある一方、後半から一気に面白くなったという感想が多いのも、この構造変化が理由です。
私は、序盤のCGを無理に「味がある」と持ち上げる必要はないと思っています。
苦手なものは苦手でいいです。
ただ、映像上の弱点と、物語そのものの設計は分けて評価したほうが、この作品の強さを見失わずに済みます。
第2期の話数
第2シリーズは、全39話です。
2013年6月から2014年3月にかけて放送され、第1シリーズより1話多い構成となっています。
このシリーズでは、信が単に目の前の敵へ突進する少年から、部下の命や部隊全体の成果を背負う指揮官へ変化していきます。
第1シリーズが「戦場へ入る物語」なら、第2シリーズは「戦場で役割を持つ物語」です。
個人戦と集団戦の見せ分け
映像面で注目したいのは、一対一の戦闘と軍同士の衝突でカットの組み方が変わる点です。
個人戦では、視線、武器の先端、足の位置を細かく切り返し、相手との間合いを意識させます。
一方、集団戦では横方向へ進む兵列や上空からの俯瞰を使い、戦線そのものが移動していることを見せます。
この二つを交互に配置することで、個人の勝敗が軍全体へどう影響するかを理解しやすくしています。
ただ派手な斬り合いを連続させるのではなく、局地戦と戦況を往復する編集なんです。
部隊長としての責任
信は勢いと直感に優れていますが、それだけでは部隊を維持できません。
自分が突撃している間に誰が後方を守るのか、負傷者をどうするのか、退却するなら誰が最後尾に残るのかという問題が生まれます。
この辺りは、仕事でプレイヤーからリーダーへ移ったときの感覚にかなり近いです。
自分一人が成果を出せばよかった段階から、周囲が力を発揮できる環境を作る段階へ移る。
第2シリーズは、才能と指揮能力が別物であることを、戦争という極端な状況で見せています。
声優の演技も、信の勢いだけでなく、判断を迷う間や部下へ言葉を掛ける際の変化を丁寧に拾っています。
成長を台詞で宣言するのではなく、声のトーンや視線の置き方で見せる場面が増えるのが印象的です。
第3期の話数
第3シリーズは、全26話です。
2020年に放送が始まりましたが、一時的な放送延期を挟み、2021年に改めて放送されました。
物語では秦国の存亡に関わる大規模な戦いが描かれ、アニメ版『キングダム』の評価を大きく変えたシリーズでもあります。
第1シリーズの映像が合わなかった人からも、第3シリーズ以降は見やすくなったという声が多く聞かれます。
大軍を空気で見せる演出
第3シリーズでは、兵士を一人ずつ細かく動かすことだけに頼らず、煙、砂ぼこり、旗、遠景の兵列、武器の反射を重ねて大軍の密度を作っています。
画面内に存在する人数ではなく、複数の視覚情報によって戦場の広さを体感させる方向へ進化しているんです。
遠景で軍勢を見せた直後に、兵士一人の顔や震える手へ寄るカットも効果的です。
巨大な戦争を見せながら、その内部に一人ひとりの恐怖が存在することを忘れさせません。
王道バトルに見える情報戦
『キングダム』は大声を上げて武器を振るう王道バトルに見えますが、第3シリーズの核は情報戦です。
誰がどこまで敵の狙いを読んでいるのか、どの情報が現場へ届いているのか、どの将が意図的に沈黙しているのかが勝敗を左右します。
地図上の説明、将の表情、移動する兵士、戦場の異変を短くつなぎ、説明とアクションを同時に進める編集も見事です。
戦況説明だけを長く続けると授業のようになり、アクションだけを続けると何が起きているのか分からなくなります。
第3シリーズは、その中間をかなりうまく処理しています。
私がアニメ版『キングダム』の転換点を一つ選ぶなら、間違いなくこのシリーズです。
第4期の話数
第4シリーズは、全26話です。
2022年4月から10月にかけて放送されました。
第3シリーズが国家同士の全面衝突を描いたのに対し、第4シリーズでは秦国内の政治的対立や、王宮を中心とした権力争いの比重が高まります。
合戦の派手さだけを期待すると、少しテンポが落ちたように感じるかもしれません。
ただ、ここは『キングダム』が単純な戦争アニメではないと分かる重要なシリーズです。
人物配置で権力を見せる
王宮の場面では、剣や矛を使わなくても人物の配置そのものが戦いになります。
誰が画面中央に立つのか、誰が高い位置に座るのか、誰の後ろに多くの人物が並ぶのか。
こうした構図によって、発言者が持つ権力や孤立が視覚化されます。
台詞だけを聞けば堂々としていても、広い空間に一人だけ配置されていれば、立場の危うさが伝わります。
逆に、黙っている人物の背後に多くの支持者が並んでいれば、言葉を発しなくても圧力が生まれます。
外敵に勝っても国は完成しない
第4シリーズが突きつけるのは、外部の敵に勝つことと、国を動かせることは別だという現実です。
戦場でどれだけ武功を挙げても、国内の制度や権力構造が変わらなければ、中華統一という目標には近づけません。
これは現代の組織でも同じです。
現場が頑張って成果を出しても、意思決定の仕組みや評価制度が機能していなければ、組織全体は前へ進みません。
会議での言葉、沈黙、根回しが武器になる第4シリーズは、派手ではないのに妙に現実的なんよね。
私は、戦闘が少ないから退屈と切り捨てるより、「戦場が王宮へ移った」と捉えると一気に面白くなると思っています。
第5期の話数
第5シリーズは、全13話です。
2024年1月から3月にかけて放送され、黒羊丘をめぐる戦いが中心となります。
第1シリーズや第2シリーズと比べると話数は短いものの、戦争における正義、成果、犠牲というテーマが凝縮されています。
爽快な勝利だけを期待すると、かなり居心地の悪いシリーズです。
しかし、その居心地の悪さこそが第5シリーズの狙いだと私は感じています。
見せすぎない残酷さ
第5シリーズでは、激しい出来事そのものを長時間見せるより、それを目撃した人物の表情や沈黙を挟む演出が目立ちます。
視聴者へ衝撃的な映像を浴びせるのではなく、登場人物が何を見て、どこまで受け入れられるのかを追う構造です。
カメラが直接的な描写から少し外れることで、かえって想像が働き、戦場の異常さが残ります。
大げさな音楽を入れず、環境音や呼吸を残す場面も、感情を誘導しすぎないために効果的です。
成果と正しさは同じではない
第5シリーズでは、結果を出す能力と、その人物を尊敬できるかどうかが切り離されます。
戦争では勝利が求められますが、勝つためなら何をしてもよいのかという問題が信の前に現れます。
これは仕事でもよくある話です。
売上を作る人、数字を達成する人、競争に勝つ人が、必ずしも周囲を幸せにするとは限りません。
Z世代として働き方を考えるとき、成果だけで人間の価値を測る組織には違和感があります。
第5シリーズは、その違和感を巨大な戦場へ置き換え、信がどのような将になりたいのかを問い直します。
ぶっちゃけ、気持ちよく見られる回ばかりではありません。
でも、その引っかかりが残るからこそ、視聴後に人物の価値観を考えたくなるシリーズです。
第6期の話数
第6シリーズは、全13話です。
2025年10月から放送され、第13話まで制作されました。
物語は趙国の重要拠点である鄴をめぐる戦いへ進み、王翦、桓騎、楊端和が率いる三軍と、信、蒙恬、王賁ら新世代の部隊が同時に動きます。
なお、第6シリーズの続編制作も決定しており、第13話だけで戦い全体が完結したわけではありません。
複数の戦線を整理する画面設計
第6シリーズでは、複数の軍と人物が別々の場所で動くため、視聴者が現在地を見失いやすくなります。
そこで、地形を示す遠景、進行方向が分かる横移動、将の視線、地図上の位置関係を組み合わせ、戦場を段階的に理解させています。
先に盤面を見せてから人物の行動へ寄るため、突撃の意味や危険性が分かりやすいです。
初期シリーズでは勢いで押し切っていた場面も、第6シリーズでは「なぜその行動が有効なのか」を映像で整理してから見せるようになっています。
CGも大軍の基本的な動きを支えつつ、感情が必要な顔や決定的な動作では手描きの強さを活用しています。
セル調の人物とCG群衆の境目が、初期より自然になったのは大きな進歩です。
13話で終わる消化不良
一方で、あえて苦言を呈すると、大規模な鄴攻略戦を13話だけで完結まで描くことはできません。
複数の軍が動き始め、戦況の面白さが立ち上がったところで一区切りとなるため、「ここで終わるんかい」と感じる人が出るのも当然です。
続編制作が決定しているとはいえ、放送時に追っていた人ほど待ち時間は長く感じます。
ただ、無理に展開を詰め込んで戦術説明や人物の判断を省略するより、必要な時間を確保する判断自体は理解できます。
戦場の全体像を描く作品だからこそ、速さだけを優先すると『キングダム』らしさが失われるんですよね。
第6シリーズの続編について
第6シリーズの続編制作は正式に発表されていますが、放送時期や話数などは今後の発表によって更新される可能性があります。
『キングダム』アニメ何話まで放送?
『キングダム』のアニメは、第6シリーズ第13話まで放送されています。
シリーズ通算では155話ですが、第6シリーズの続編制作が決まっているため、アニメ化が終了したわけではありません。
ここからは、初めて見る人が迷いやすい視聴順と、原作漫画のどこまで映像化されているのかを整理します。
長編作品では、途中から有名なシリーズだけを見る方法もあります。
ただし、『キングダム』は信の昇進や人間関係が連続しているため、順番を飛ばすと戦場の意味は理解できても、人物の感情が薄く見えてしまいます。
見る順番
『キングダム』のアニメは、基本的に第1シリーズから数字の順番に見るだけで問題ありません。
複雑な時系列シャッフルや、先に映画を見る必要はありません。
テレビシリーズだけを追う場合は、以下の順番で視聴します。
- 第1シリーズ 全38話
- 第2シリーズ 全39話
- 第3シリーズ 全26話
- 第4シリーズ 全26話
- 第5シリーズ 全13話
- 第6シリーズ 全13話
- 制作決定済みの第6シリーズ続編
第1シリーズから見る理由
第3シリーズ以降のほうが映像表現は洗練されていますが、私は第1シリーズから見ることをおすすめします。
後期シリーズに登場する将や部隊の関係は、過去の戦いや喪失を引き継いでいるからです。
信が武器を受け取る場面や、特定の将の言葉を思い返す場面も、初期の積み重ねを知っているほど重く響きます。
有名な戦いだけを切り抜いて見ると、戦術の面白さは理解できても、人物がなぜ命を懸けているのかが弱く見えます。
初期CGが苦手な場合
第1シリーズのCGがどうしても合わない場合は、無理に我慢し続ける必要はありません。
原作漫画で序盤を読み、気になる戦いからアニメへ戻る方法もあります。
わからないものはわからないし、映像の好みは理屈だけで変えられません。
大切なのは、苦痛に耐えて完走することではなく、自分に合った方法で物語へ入ることです。
ただし、数話だけで判断せず、可能なら物語の目的が立ち上がるところまでは確認してほしいっすね。
第1シリーズは、序盤と後半で作品の熱量がかなり違います。
おすすめの見る順番
映像表現の進化や信の成長をまとめて味わいたい人は、第1シリーズから順番に視聴するのが基本です。
初期CGが合わない場合は、原作漫画で序盤を補い、途中からアニメへ戻る方法もあります。
原作の何巻?
『キングダム』のアニメは、第1シリーズから第6シリーズまでで、原作漫画のおおむね50巻前後までの範囲が映像化されています。
ただし、アニメと漫画は一話ごとに完全対応しているわけではありません。
複数の漫画話数を一本のアニメへまとめたり、理解しやすいように場面の順番を調整したりする場合があります。
以下の巻数は、アニメと漫画の位置関係をつかむための目安です。
| アニメ | 原作漫画の目安 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 第1シリーズ | 1巻~16巻前後 | 信と嬴政の出会いから初期の大戦 |
| 第2シリーズ | 17巻~24巻前後 | 信と飛信隊の成長 |
| 第3シリーズ | 25巻~34巻前後 | 合従軍をめぐる戦い |
| 第4シリーズ | 34巻~40巻前後 | 秦国内の政争と複数の戦い |
| 第5シリーズ | 41巻~45巻前後 | 黒羊丘をめぐる戦い |
| 第6シリーズ | 46巻~50巻前後 | 鄴攻略戦の序盤 |
シリーズで映像化速度が違う
第1シリーズは38話で比較的広い巻数を扱っていますが、後期になるほど原作の消化速度は一定ではなくなります。
理由は、登場する軍、将、戦線が増え、一つの判断を理解させるために必要な情報量が多くなるからです。
序盤は信の行動を中心に追えば物語が成立します。
しかし後半では、敵軍の目的、味方の配置、王宮の判断、補給、地形まで見せなければ、勝敗の理由が伝わりません。
原作の台詞だけを高速で処理すると説明の羅列になり、戦闘だけを優先すると何が重要なのか分からなくなります。
後期シリーズでは、人物の反応や地図を挟み、視聴者が情報を整理する時間を確保しています。
アニメと漫画で得意分野が違う
漫画は、自分の速度でコマを止められるため、軍の配置や地形を確認するのに向いています。
アニメは時間が自動的に進みますが、声優の演技、音楽、馬の足音、群衆の声によって戦場の熱量を体感できます。
とくに将が兵士へ語りかける場面では、声の強弱や沈黙によって、言葉が集団へ伝播する過程が見えます。
漫画は戦術を読み解く媒体、アニメは感情と速度を体感する媒体という違いがあるんです。
両方を見ると、同じ場面でも別の情報が拾えるため、『キングダム』の構造をより深く理解できます。
原作巻数とアニメ話数の対応は、収録単位や構成変更によって多少前後します。
巻数は読み始める位置を判断するための一般的な目安としてご確認ください。
続きは何話?
第6シリーズ第13話を見終えたあとに原作漫画へ移る場合は、50巻前後の収録話から確認するのが目安です。
ただし、第6シリーズは鄴攻略戦の途中を描いており、アニメでは理解しやすいように場面の順序が整理されている可能性があります。
完全に重複を避けて先だけを読みたい人は50巻付近を確認し、アニメとの境目を丁寧に把握したい人は49巻前後から読むと安心です。
おすすめは46巻付近から
私が個人的におすすめするのは、第6シリーズの開始範囲に近い46巻付近から読み直す方法です。
一度アニメで見た内容でも、漫画で読むと軍の配置や人物の判断を自分の速度で確認できます。
アニメでは一瞬で切り替わる地図や視線も、漫画ならページを戻りながら整理できます。
重複部分を読む時間は必要ですが、そのぶん続きの戦況を理解しやすくなります。
『キングダム』は、結末だけを早く知るより、誰がどの情報を持って判断したのかを追うほうが面白い作品です。
アニメの続編を待つ選択
原作を読まず、第6シリーズの続編を待つ方法も当然あります。
先の展開を知らない状態なら、戦術上の意外性や人物の決断を映像で初めて体験できます。
とくに『キングダム』は、台詞の内容だけでなく、発言前の間、周囲の兵士の反応、音楽が入るタイミングによって印象が変わります。
原作で先を理解してから演出の違いを楽しむか、アニメで初見の衝撃を受けるかは好みです。
私は映像演出を分析したいので原作も確認しますが、初見の緊張感を守りたい人は待つのも全然ありっすね。
漫画へ移る位置の目安
- すぐに先を読みたい人は50巻前後
- アニメとの境目を確認したい人は49巻前後
- 第6シリーズ全体を読み直す人は46巻前後
キングダムアニメ何話
『キングダム』のアニメが何話あるのかをまとめると、第1シリーズから第6シリーズまでの合計は155話です。
内訳は、第1シリーズ38話、第2シリーズ39話、第3シリーズ26話、第4シリーズ26話、第5シリーズ13話、第6シリーズ13話となっています。
見る順番は、基本的に第1シリーズから第6シリーズまで数字どおりに進めれば問題ありません。
原作漫画では、おおむね1巻から50巻前後までの範囲が映像化されています。
第6シリーズの続きが気になる場合は50巻前後が一つの目安ですが、戦況を丁寧に把握したい人は46巻付近から読み直す方法がおすすめです。
初期の弱点も含めて進化を楽しむ作品
第1シリーズ序盤のCGには、今見ても厳しいと感じるカットがあります。
動きの重さ、手描きとCGの切り替え、表情と声の熱量差については、ファンだからといって無理に擁護する必要はありません。
しかし、シリーズが進むほどCGと手描きの役割分担、合戦の俯瞰表現、人物の心理を示す間は大きく改善されます。
初期の不器用な映像から、複数の軍と地形を整理して見せる作品へ変化していく。
その制作技術の進化も、長期アニメ版『キングダム』を見る醍醐味です。
155話で描くのは責任の広がり
『キングダム』で描かれる成長は、信が強い武器を手に入れることだけではありません。
一人で夢を追っていた少年が、仲間の命、部隊の判断、国の未来まで背負う範囲を広げていきます。
私たちの仕事でも、役職が上がるとは自由になることではなく、責任を負う相手が増えることだったりします。
自分だけが正しいと思っている間は、見える世界が狭い。
他人の事情や恐怖まで理解し、それでも決断しなければならない段階へ進むことが、本当の成長なのかもしれません。
だから『キングダム』は、短くまとめればよい作品ではないんよね。
155話という時間を使うことで、信が強くなるだけでなく、信の見ている世界そのものが変わったことを視聴者にも体験させています。
最終まとめ
- 第1シリーズから第6シリーズまで合計155話
- 見る順番はシリーズ番号どおりで問題なし
- 原作漫画は50巻前後まで映像化
- 第6シリーズの続編制作も決定済み
アニメ・映画が大好きで毎日色んな作品を見ています。その中で自分が良い!と思った作品を多くの人に見てもらいたいです。そのために、その作品のどこが面白いのか、レビューや考察などの記事を書いています。
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