皆さんは『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメを、どの順番で見ればいいか知っていますか?
いざ見始めようとすると、ファントムブラッド、戦闘潮流、スターダストクルセイダース、さらにOVAまで出てきて、「放送順と時系列は同じ?」「何部から見ればいい?」「1部から全部見る必要ある?」と、入口からまあまあ迷う作品なんすよ。
しかも現在は7部『スティール・ボール・ラン』のアニメも始まっているので、昔の記事にある「6部まで見ればOK」という情報だけでは足りません。
年間数百本のアニメや映画を見ている僕の視点から、見る順番、時系列、放送順、OVAの扱い、岸辺露伴OVA、Netflixや現在の配信先まで、初見でも迷子にならない形で解説していきます。
- ジョジョ本編を見るおすすめの順番
- 放送順と物語上の時系列の違い
- OVAや岸辺露伴を挟むタイミング
- 7部とNetflixの最新配信状況
『ジョジョの奇妙な冒険』アニメの順番
まず最初に結論から言うと、初見なら2012年から始まったTVアニメシリーズを公式のSeason順に見るのが一番わかりやすいです。
ジョジョは主人公も時代も舞台も部ごとに変わるため、一見するとアンソロジー作品みたいに見えます。
しかし、血筋や過去の出来事が後の部に静かに効いてくる設計なので、順番通り見たときの「あれがここにつながるのか」という快感がかなりデカい作品なんすよ。
見る順番
初めて『ジョジョの奇妙な冒険』を見るなら、基本は次の順番でOKです。
| 順番 | アニメ作品 | 原作の部 |
|---|---|---|
| 1 | ファントムブラッド | 第1部 |
| 2 | 戦闘潮流 | 第2部 |
| 3 | スターダストクルセイダース | 第3部 |
| 4 | ダイヤモンドは砕けない | 第4部 |
| 5 | 黄金の風 | 第5部 |
| 6 | ストーンオーシャン | 第6部 |
| 7 | スティール・ボール・ラン | 第7部 |
迷ったら上から順番に再生する。
これだけ覚えておけば大丈夫です。
少しややこしいのが、公式サイトにおけるSeason表記です。
第1部ファントムブラッドと第2部戦闘潮流は、まとめてTVアニメの「1st Season」として扱われています。
そのため原作第3部のスターダストクルセイダースが「2nd Season」、第7部スティール・ボール・ランがアニメでは「6th Season」になります。
ここ、初見だと普通に罠です笑。
原作の部数とアニメのSeason番号は一致しません。
作品タイトルを基準に見るのが一番迷いません。
公式ポータルでも現在、1st Seasonのファントムブラッド・戦闘潮流から、6th Seasonのスティール・ボール・ランまでがアニメシリーズとして掲載されています。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
時系列
ジョジョ本編は、基本的に第1部から第7部へ進む順番が、そのまま作品世界を追う順番と考えて大丈夫です。
第1部は19世紀後半から始まり、主人公の世代が交代しながら時間が前へ進んでいきます。
だから「時系列順に並べ替えた方がいい作品なのかな?」と心配する必要はありません。
『スター・ウォーズ』みたいに公開順と物語上の年代が大きく前後するシリーズとは、かなり事情が違います。
ジョジョの面白いところは、主人公を固定しなかったことです。
普通の長寿バトル作品なら、一人の主人公がどんどん成長して敵を倒していきますよね。
ジョジョは逆で、主人公そのものを次世代へバトンタッチすることで物語のスケールを広げる。
映像作品として見ても、これがめちゃくちゃ効いています。
第1部ではゴシックホラーのような暗さがあり、第2部では冒険活劇のテンポへ変化し、第3部ではロードムービー、第4部では町を舞台にした群像劇へとカメラの視点まで変わっていく。
同じシリーズなのにジャンル映画を渡り歩いている感覚があるんすよ。
なので僕は、時系列だけを確認するよりも、映像表現が部ごとにどう変化していくかを見てほしいです。
色彩設計、画面構図、擬音の使い方、決めカットの間まで、ジョジョは作品そのものが「漫画をアニメに変換する実験場」みたいなところがあります。
放送順
放送順も、基本的にはおすすめの視聴順と同じです。
TVアニメ版は2012年のファントムブラッドからスタートし、その後に戦闘潮流、スターダストクルセイダース、ダイヤモンドは砕けない、黄金の風、ストーンオーシャンと続きました。
そして現在はスティール・ボール・ランまでアニメ化が進んでいます。
ここで大事なのは、1990年代にもジョジョのOVAが存在することです。
検索すると古い映像が出てきて、「こっちから見るの?」となりやすいんですが、初見なら2012年のTVシリーズを先に見ることをおすすめします。
1993年から1994年に制作されたOVA版は全6話で、第3部を題材にした作品です。
制作会社はAPPPで、現在のTVアニメシリーズとは映像制作の系譜が異なります。
作画の密度や陰影、セル画特有の重量感はかなり魅力的なのですが、ジョジョを最初から理解するための入口ではないです。
個人的には、現在のTV版を見終えたあとに旧OVAを見るとかなり面白いっすね。
同じ題材でも、昔のアニメは「静けさ」や「暗闇」を長く使える。
一方、現代版はテンポ、色彩、漫画的タイポグラフィーを前面に出す。
映像文化そのものの変化を比較できます。
何部から
「全部長そうだから好きな部から見たい」という人もいますよね。
ぶっちゃけ、見ようと思った瞬間に100話以上ありそうなシリーズが並んでいると、それだけでちょっと怯みます笑。
各部は主人公と中心となる事件が変わるため、途中から見てもその部の大枠は理解できます。
特に第3部、第4部、第5部あたりは、それぞれ単独作品として楽しめる完成度があります。
ただ、僕なら何部からでもいいとは言い切りません。
なぜならジョジョは、説明台詞以上に「知っている顔が現れる」「前の世代の選択が残っている」という感情的な積み重ねで気持ちよくなる作品だからです。
たとえば就活でも、会社の現在だけ見ても文化って完全には理解できないじゃないですか。
創業者がどんな考え方を持っていて、それが今の社員にどう残っているかを知ると急に立体的になる。
ジョジョの血統も、それに近い感覚があります。
どうしても長さが気になるなら、まず1st Seasonを数話見て、自分に合うか確認する方法がおすすめです。
最初から全シリーズ完走を義務にすると、娯楽なのに仕事みたいになっちゃいますからね。
1部から
僕が初見に1部からをすすめる一番の理由は、ストーリーを全部把握するためではありません。
ジョジョという作品の演出文法が、1部から少しずつ変化していくからです。
ファントムブラッドは、今の感覚で見るとかなり直線的です。
人物の感情も大きく、善悪もかなり明確。
最近の複雑な能力バトルアニメに慣れていると、「思ったより古典的だな」と感じる人もいるはずです。
ここはあえて苦言を呈すると、1部だけ見て「ジョジョってずっとこの感じなの?」と離脱するのはもったいない。
シリーズは部が変わるたびに別作品かと思うほど語り口を変えていきます。
特に第3部以降ではスタンドという能力表現が中心になり、戦闘は単純なパワー比べよりも、相手の能力条件を読み解く頭脳戦へ傾いていきます。
映像演出も、殴り合いそのものより「何が起きているかわからない時間」をどう作るかが重要になる。
カメラが妙に長く物体を映したり、人物の視線だけを抜いたり、音を一瞬引いたりする。
あの独特な緊張感は、能力の正体を観客にも推理させるための演出なんすよ。
そう考えると1部は、単なる古いエピソードではなく、その後どれだけ作品が変化したかを測る基準になります。
長期シリーズを最初から見る醍醐味って、結局ここだと思っています。
7部の順番
第7部『スティール・ボール・ラン』を見るなら、基本的には第6部『ストーンオーシャン』の後がおすすめです。
ただし、7部から作品世界の見え方が大きく変わるため、単独の冒険作品として入りやすい側面もあります。
公式ポータルでも、第7部について第6部を経て「新たな舞台」に入る作品として紹介されています。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
そして2026年9月現在、ここはかなり重要です。
『スティール・ボール・ラン』のアニメはすでに始まっています。
1st STAGEは47分の特別編成1話として、2026年3月19日からNetflixで配信されています。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
さらに2nd&3rd STAGEは全11話で、2026年9月25日からNetflixにて毎週金曜日に世界独占先行配信される予定です。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
2026年9月時点の7部
1st STAGE:Netflixで配信中
2nd&3rd STAGE:2026年9月25日から毎週金曜配信予定
スティール・ボール・ランは舞台そのものが大陸横断レースなので、アニメとの相性がめちゃくちゃ気になる作品です。
漫画ならコマとコマの間を読者の頭で補いますが、アニメは馬の速度、地面との距離、人物同士の位置関係を常に映像として成立させないといけません。
つまり静止画では「かっこいい構図」で成立した場面も、映像ではカメラをどこに置くか、背景をどう動かすか、馬をどう描写するかという難題が一気に発生する。
木村泰大監督も公式インタビューで本作への思いを語っており、映像オタク目線では物語だけでなく、長距離レースをどう画面へ落とし込むのかも注目ポイントです。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
(出典::contentReference[oaicite:5]{index=5})
『ジョジョの奇妙な冒険』アニメ順番の疑問
本編の見る順番がわかっても、検索しているとOVA、岸辺露伴、Netflix版など別タイトルが次々出てきます。
ここからは「これは本編の途中に挟むべき?」と迷いやすい作品や、配信サービスに関する疑問を潰していきます。
OVAの順番
ジョジョで「OVA」と検索したときに注意したいのは、まったく性格の違うOVAが存在することです。
まず、1993年から1994年に制作された旧OVA版『ジョジョの奇妙な冒険』があります。
こちらは空条承太郎たちが登場する第3部を題材にした全6話の作品で、制作はAPPPです。
この旧OVAを、ファントムブラッドより前に見る必要はありません。
現在のTVアニメシリーズとつながる「第0話」のような存在でもないです。
なので初見なら、TVアニメ版の第3部『スターダストクルセイダース』まで見てから、興味があれば旧OVAへ進むくらいがちょうどいいです。
僕は旧OVAの価値って、物語の補完よりアニメーション表現の比較にあると思っています。
セル画時代らしい影の落とし方や、人物を簡単には動かさず緊張を引っ張る間。
今のジョジョアニメが原作漫画の色や文字を大胆に映像へ持ち込む方向だとすれば、旧OVAはもっと映画的な暗さへ寄せています。
同じ原作でも「アニメ化とは何を翻訳する作業なのか」という答えが全然違う。
年間何百本も映像を見ていると、こういう比較が一番楽しいんすよ。
旧OVA版は現在のTVシリーズとは別作品として考えた方がわかりやすいです。
初見で本編の順番を優先するなら、2012年以降のTVシリーズから見てください。
岸辺露伴OVA
もう一つのOVAが『岸辺露伴は動かない』です。
こちらは第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場する漫画家・岸辺露伴を主人公にしたスピンオフです。
公式では「六壁坂」「富豪村」「ザ・ラン」「懺悔室」の4作品がOVA化されています。:contentReference[oaicite:6]{index=6}
見るタイミングとしては、第4部を見終わったあとが一番おすすめです。
岸辺露伴がどんな人物なのかを知った状態で見る方が、彼の異常な好奇心や漫画家としての価値観がすっと入ってきます。
ただ、本編の第5部へ進むために必須というわけではありません。
第4部のあとにOVAを4話見るのもいいし、そのまま黄金の風へ進み、後からスピンオフとして楽しんでも問題ないです。
映像的には、岸辺露伴OVAは本編以上に短編ホラーとの相性がいい。
「何かがおかしい」と観客が察してから正体がわかるまでの時間を、視線、背景、美術、小さな違和感で引っ張るタイプの作品だからです。
僕は日常の中に一個だけ異常なルールが紛れ込む話がめちゃくちゃ好きなんですが、岸辺露伴シリーズってまさにそれなんすよ。
怪物が大量に出てくるから怖いんじゃなく、「現実に一枚だけ変な紙が挟まっている」感じ。
社会でも、人間関係でもそうですけど、一番怖いのって明らかな異常より、普通に見えるのに何かだけ噛み合わない瞬間だったりします。
岸辺露伴の短編は、その嫌な感覚を映像化するのがうまいです。
Netflix
Netflixでジョジョを見ようとしている人は、作品タイトルとSeason表記に注意してください。
Netflixでは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズが展開されてきましたが、特に近年は『ストーンオーシャン』や『スティール・ボール・ラン』との関係が深いサービスになっています。
『ストーンオーシャン』は2021年12月からNetflixで世界独占先行配信が始まり、その後テレビ放送されました。:contentReference[oaicite:7]{index=7}
そして現在の『スティール・ボール・ラン』もNetflixで展開されています。
1st STAGEは配信中で、2nd&3rd STAGEは2026年9月25日から毎週金曜日に世界独占先行配信予定です。:contentReference[oaicite:8]{index=8}
なので「7部をすぐ見たい」という人にとって、現時点ではNetflixがかなり重要です。
ただし注意したいのが、配信サービスの作品ラインナップはずっと同じではないことです。
以前見られた部が配信終了したり、逆に再配信されたりすることがあります。
契約前には、自分が見たい部が現在配信されているか必ず確認してください。
あと個人的には、ジョジョは一気見との相性が良すぎる一方、ちょっと危険でもあります。
第3部なんかは旅の形式なので「次の敵だけ見よう」が成立しない笑。
気づくと深夜になっているやつです。
僕も作品を見る仕事みたいな生活をしていますが、「続きが気になる」と「今日は寝る」の戦いは未だに勝てません。
配信時代の一番恐ろしいスタンド能力、たぶん自動再生です。
配信先
ジョジョのアニメシリーズは、公式ポータル上で複数の動画サービスが案内されています。
ただし、すべてのサービスですべての部が同じ条件で視聴できるわけではありません。
| 視聴方法 | 公式ポータル掲載サービス例 | 注意点 |
|---|---|---|
| 見放題 | dアニメストア、DMM TV、Hulu、Netflix、MAX on U-NEXTなど | 作品ごとに配信状況が異なる |
| 都度課金 | Amazon Prime Video、music.jp、カンテレドーガ、バンダイチャンネル、ビデオマーケットなど | レンタル・購入条件を要確認 |
| 7部 | Netflix | 現在は独占先行配信 |
公式ポータルにも、配信や放送情報は変更される場合がある旨が記載されています。:contentReference[oaicite:9]{index=9}
そのため「どこが一番安いか」だけで選ぶより、自分が見たい部まで連続して見られるかを確認する方が失敗しにくいです。
特にジョジョは、1部だけ見られても、そのまま2部、3部へ進みたくなる可能性が高い。
サービスを移動するたびに作品を探すのは地味にテンションが切れるので、長期視聴する人ほどラインナップ確認は重要です。
配信作品、料金、無料期間、レンタル条件などは変更される可能性があります。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
課金や契約条件について判断に迷う場合は、最終的な判断は各サービスのサポート窓口などの専門家にご相談ください。
また、話数などの数値についても、特別編成や配信形態によって表記方法が変わる場合があります。
記事内の数値は視聴順を判断するための一般的な目安として考え、最新情報は各作品の公式案内を確認してください。
アニメ順番まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメを初めて見るなら、難しく考える必要はありません。
- 最初は第1部ファントムブラッドから見る
- 第2部戦闘潮流、第3部スターダストクルセイダースの順に進む
- その後は第4部、第5部、第6部と放送順に見る
- 第7部スティール・ボール・ランは第6部の後がおすすめ
- 旧OVAは本編視聴後に興味があれば見る
- 岸辺露伴OVAは第4部の後が見やすい
- 7部1st STAGEはNetflixで配信中
- 7部2nd&3rd STAGEは2026年9月25日から配信予定
つまり、『ジョジョの奇妙な冒険』アニメの順番は、基本的に第1部から放送された順に追えばOKです。
ジョジョって、ネットではポーズや台詞や擬音ばかりが切り抜かれがちなんですが、実際に通して見ると印象がかなり変わります。
僕が面白いと思うのは、「奇抜な作品がずっと奇抜なまま続いている」のではなく、時代に合わせて映像の見せ方そのものを変え続けているところです。
第1部の怪奇映画っぽさ、第2部のスピード感、第3部の旅、第4部の町、第5部のスタイリッシュな色彩、第6部の閉鎖空間、そして第7部の大陸横断レース。
主人公を変えるだけじゃなく、作品を撮る架空のカメラまで毎回持ち替えている。
長寿シリーズって普通は「変わらない安心感」が売りになりがちです。
でもジョジョは逆で、変わり続けること自体がシリーズのアイデンティティになっている。
だからこそ、途中の人気部だけを見るより、最初から順番に追った方がその変化がよく見えます。
最初は絵柄や長さに少し構えてしまうかもしれません。
でも一度ハマると、「次はどんなジョジョになるんやろ」と部が変わる瞬間そのものが楽しみになる。
これから初めて見るなら、まずはファントムブラッドから。
そして自分のペースで、ジョースター家の長い映像史を追いかけてみてください。
アニメ・映画が大好きで毎日色んな作品を見ています。その中で自分が良い!と思った作品を多くの人に見てもらいたいです。そのために、その作品のどこが面白いのか、レビューや考察などの記事を書いています。
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