皆さんは『アンチャーテッド』という映画を知っていますか?
PlayStationを代表する人気ゲームを、トム・ホランド主演で実写化したアクションアドベンチャーです。
ところが検索すると、アンチャーテッドの映画はひどい、つまらないといった言葉が出てきて、観る前から不安になりますよね。
実際、評価や感想はかなり割れていて、ゲームとの違い、キャストの違和感、ストーリーの薄さ、アクションの現実離れを気にする声があります。
一方で、あらすじが分かりやすく、原作ゲームを知らなくても楽しめた、トム・ホランドの身体能力が映える、吹き替えも豪華だったという好意的な声も少なくありません。
この記事では、重要なネタバレを避けながら、映画版の評価、ゲーム版との違い、キャスト、アクション、続編の可能性まで、映像の作り方そのものに踏み込んで解説します。
結論だけを雑に決めるのではなく、どんな人には刺さり、どんな人にはひどいと感じやすいのかまで見ていきます。
- ひどい・つまらないと言われる理由
- ゲーム版と映画版の違い
- キャストとアクションの評価
- 続編まで観る価値があるか
『アンチャーテッド』の映画がひどい理由
まず押さえたいのは、本作が誰にとっても失敗作というわけではないことです。
むしろ問題は、原作がすでに「映画をプレイする」感覚を完成させていたため、実写映画にした瞬間に比較対象がとんでもなく高くなった点なんすよ。
ここからは、低評価につながりやすかったポイントを、脚本・編集・カメラ・キャラクター設計の順にほどいていきます。
評価が低い?
『アンチャーテッド』は、ネット上で全否定されている映画ではありません。
国内レビューでも高評価と低評価が混在していて、王道アドベンチャーとして気軽に楽しめたという感想と、無難すぎて記憶に残らないという感想が同時に存在しています。
この評価の割れ方はかなり納得できます。
なぜなら本作、一本の娯楽映画として必要な要素はだいたい入っているんですよ。
財宝、謎解き、裏切り、世界旅行、スター俳優、大規模アクション。
しかも上映中に話が分からなくなるような複雑さもほぼありません。
ただし、全部が一定水準にある代わりに、観客の脳へ深く刺さる尖った瞬間が少ない。
この「ちゃんとしているけど、決定打がない」という感触が、低評価の正体にかなり近いです。
僕はこういう作品を観ると、就活で無難な受け答えばかりしていた時期を思い出すんすよね。
失点しないように話していると、確かに怒られないけれど、誰の記憶にも残らない。
映画も同じで、欠点を消すことと魅力を作ることは別物です。
もうひとつ大きいのが、原作のブランド力です。
シリーズ累計で大きな支持を得たゲームの実写化となれば、観客は「普通に面白い」では満足しません。
しかも原作は、プレイ中にカメラが大胆に引いたり、足場の崩壊に合わせて画角が変化したりと、ゲームなのに映画演出を先回りしていたシリーズです。
その結果、映画版は「ゲームっぽい映画」ではなく「映画っぽいゲームを、もう一度映画に戻す」という難題を背負いました。
このハードルを考えると、ネットの低評価は作品単体の出来だけでなく、原作が作った期待値との落差も含んで見るべきです。
低評価の中心は「破綻している」より「期待ほど突き抜けない」ことにあります。
感想は賛否?
視聴者の感想を見ていると、否定派は「退屈」「キャラクターが薄い」「謎解きが簡単」「ゲームほどワクワクしない」と感じやすいです。
一方の肯定派は「頭を空っぽにして楽しめる」「テンポが良い」「トム・ホランドが魅力的」「宝探し映画として気持ちいい」と評価しています。
これ、実は同じ特徴を別方向から見ているだけなんですよ。
説明を圧縮してテンポを上げれば、気軽に観られます。
しかし同時に、人物の過去や関係性を掘る時間は減ります。
謎解きを難しくしすぎなければ万人向けになりますが、原作ファンには「自分で発見した感覚」が足りなくなります。
なので、賛否が割れるのは脚本が意味不明だからではなく、娯楽映画としての間口を広げた代償が、原作の手触りを薄くしたからです。
ぶっちゃけ僕も、前半は「もう一段、変なクセが欲しいな」と感じました。
ところが後半になるほど映像のスケールが上がり、ゲーム的な無茶さが前面に出てくるので、そこで評価が少し持ち直します。
要するに、映画単体で見る人と、原作の再現を期待する人で採点基準が違う作品です。
さらに、SNS時代の映画評価って「最高」か「ひどい」の両極端な言葉が伸びやすいんですよね。
でも本作の実態は、その中間にあります。
欠点は見えるけれど、上映中ずっと苦痛というタイプでもない。
むしろ観終わった直後より、他のアドベンチャー映画と比較した時に「もっと人物の余韻があればな」と後から惜しさが出てくる作品です。
ゲームとの違い
最大の違いは、映画版がゲーム本編をそのまま一本に置き換えた作品ではないことです。
原作シリーズの人物やモチーフ、アクションの記憶を借りながら、若いネイトのスタート地点を映画向けに組み直しています。
だからゲーム経験者ほど「あのネイトと違う」「サリーとの距離感が違う」と感じやすいです。
ただ、この判断そのものは間違いではありません。
ゲーム版はプレイヤーが何時間も操作することで、ネイトの冗談、失敗、執念、仲間との会話を身体的に覚えていきます。
映画は約2時間で同じ密度を再現できないため、関係性を圧縮し、新規観客でも理解できる導入に変える必要があります。
問題は、その圧縮によってネイトの「軽口を叩くベテラン冒険家」という味より、トム・ホランド本人の若々しさと身体性が前面に出たことです。
ここを新解釈として楽しめるか、別人に見えてしまうかで印象が真逆になります。
衣装や髪型を原作へ近づけるだけなら、表面的な再現はもっと簡単だったはずです。
それでも映画版は、俳優のスター性を優先しています。
僕はこの判断、半分成功で半分失敗だと思っています。
トム・ホランドは画面を持たせる力があるので、新規観客を引っ張る主人公としてはかなり優秀です。
ただ、観客が俳優本人のイメージを知りすぎているぶん、ネイトというキャラクターへ完全に溶けるまで時間がかかる。
この「役より先にトムホが見える」問題は、人気俳優を原作ものへ起用する時の宿命でもあります。
原作シリーズはノーティードッグが手掛けるシネマティックアクションアドベンチャーで、映画版はそのキャラクターや世界観を土台にした独自の再構成です。
(出典:PlayStation「アンチャーテッド」シリーズ公式サイト)
キャストの違和感
キャストで最も議論になったのは、やはりネイト役のトム・ホランドと、サリー役のマーク・ウォールバーグです。
原作のネイトは、もっとくたびれた大人の色気と軽妙さがある人物なので、公開当時のトム・ホランドはかなり若く見えます。
そのため、原作ファンがビジュアルだけ見て違和感を持ったのは自然です。
ただし映像として見ると、トム・ホランドの起用理由はかなり分かりやすい。
彼は走る、跳ぶ、つかむ、落ちるという動作のつながりがきれいで、アクションの途中でも顔が芝居を止めません。
つまりネイトを「完成済みの冒険家」ではなく、これからネイトになっていく若者として設計したわけです。
逆にサリーは、原作の象徴的な見た目や年長者らしい包容力を期待すると、かなり別キャラに感じます。
僕はここが一番惜しかったっすね。
ネイトとサリーの掛け合いは機能しているものの、信頼が育つ前に次のイベントへ進むので、バディもの特有の「こいつとなら死線を越えられる」という重みが薄いです。
| 役名 | 出演 | 日本語吹き替え |
|---|---|---|
| ネイサン・ドレイク | トム・ホランド | 榎木淳弥 |
| ビクター・サリバン | マーク・ウォールバーグ | 森川智之 |
| サンティアゴ・モンカーダ | アントニオ・バンデラス | 大塚明夫 |
| クロエ・フレイザー | ソフィア・アリ | 雨宮天 |
| ジョー・ブラドック | タティ・ガブリエル | 白石涼子 |
吹き替え版は声の情報量が多く、人物の輪郭を補ってくれるので、字幕版で距離を感じた人が吹き替えで観直すのもアリです。
ストーリー評価
ストーリーはかなり王道です。
若者が謎めいた相棒に誘われ、失われた財宝を追い、ライバルたちと競いながら世界を移動する。
この骨格自体は、冒険映画を見慣れた人なら早い段階で読めます。
だから「展開が読める=つまらない」と感じる人が出るのも分かります。
ただ、僕が気になったのは既視感そのものではなく、感情の因果がイベントの速さに負けていることです。
人物が疑う、裏切る、また手を組むという流れが続くのに、その間の沈黙や視線の時間が短い。
映画では、台詞の内容より「言わない時間」が関係性を作ります。
例えば二人が同じ方向を見ず、画面の左右に離れて立つだけでも、心理的距離は伝わります。
本作はそこをじっくり見せるより、次のロケーション、次の謎、次のアクションへ切り替える編集を優先しています。
そのためテンポは良いのに、人物の選択が胸へ残りにくい。
悪役側の描き方にも同じ傾向があります。
アントニオ・バンデラスほど存在感のある俳優を置いているのに、人物の執念をじわじわ積み重ねるより、物語を前へ押す役割のほうが目立ちます。
悪役が怖い映画って、暴力が激しいから怖いわけじゃないんです。
何を失い、なぜ財宝へ固執し、そのためなら何を捨てられるのかが見えた時に、主人公との対立が人生観の衝突になります。
本作はそこまで踏み込まず、冒険の速度を優先しました。
この辺は、仕事の人間関係にも似ています。
チャットだけで結論を急いでいると話は進むけど、相手がなぜそう考えたか分からないまま関係だけが更新されていく。
本作にも、その「進行は速い、理解は浅い」という現代的な感触があります。
アクション評価
アクションは、本作でいちばん分かりやすく評価できる長所です。
特に高所、落下、吊り下げ、連続移動を使う場面では、ゲーム版の「次々と足場が壊れる」感覚を実写のリズムへ変換しています。
ここで重要なのは、単にCGが派手という話ではありません。
カメラが人物から離れすぎず、ネイトの身体がどこからどこへ移動したかを追えるようにしているので、観客が空間を見失いにくいんです。
一方で、現実的に考えると無茶すぎるアクションも多く、「さすがに生きてないやろ笑」と突っ込みたくなる場面はあります。
でも、そこは欠点であると同時に原作らしさでもあります。
『アンチャーテッド』というゲーム自体が、崩壊する建物や暴走する乗り物の中で、奇跡的に次の足場へ届く快感を売りにしてきたシリーズだからです。
むしろ僕が惜しいと思うのは、アクションの規模ではなく、そこへ至るまでの緊張の溜めが短いことです。
大技を連発すると、一発ごとの驚きが薄くなります。
音を一度引く、カットを長くする、危険を察知した表情を一拍見せる。
そういう呼吸がもう少しあれば、クライマックスはさらに化けたはずです。
音響も同じで、常に大きな音を鳴らすより、一瞬無音に近づけたほうが落下の恐怖は増します。
観客は危険そのものより、「次に何か起きる」と待たされる時間で緊張します。
本作は待たせるより見せるタイプなので、ジェットコースターとしては快適ですが、サスペンスとしては軽めです。
ここは軽快な娯楽志向とも噛み合っていて、陰鬱さを引っ張らず次の見せ場へ進むことが作品全体の温度になっています。
現実性を重視する人には、終盤のアクションほど荒唐無稽に見えます。
逆にゲーム的な無茶を笑って楽しめる人には、ここが最大のご褒美です。
『アンチャーテッド』の映画はひどいだけ?
ここまで欠点をかなり語りましたが、それだけで「観なくていい映画」と切り捨てるのも違います。
本作には、新規ファン向けの導入として機能している部分と、ゲーム原作映画ならではの映像的な面白さがちゃんとあります。
ここからは、ネタバレを避けつつ、作品を観る前に知っておきたい情報と、どんな人なら楽しみやすいのかをまとめます。
あらすじ紹介
主人公ネイサン・ドレイクは、ニューヨークで働く若者です。
彼の前に、トレジャーハンターのビクター・サリバンが現れ、歴史に埋もれた巨大な財宝を探す話を持ちかけます。
ネイトは行方が分からなくなった兄サムにつながる手掛かりもあり、危険な宝探しへ足を踏み入れていきます。
そこへ同じ財宝を狙う者たちが加わり、謎解きと騙し合いとアクションが連続していく、というのが大枠です。
この説明だけで分かる通り、物語はかなりシンプルです。
だから予習はほぼ必要ありません。
むしろ何も知らずに観たほうが、原作との差を気にせず素直にアドベンチャーへ乗れます。
原作ファンの場合は「再現映画」ではなく、人物関係の始まりを別ルートで描く作品だと思っておくと見やすいです。
この導入の分かりやすさは、実はかなり大事です。
ゲーム原作映画でやりがちな失敗は、ファン向けの固有名詞を詰め込みすぎて、新規観客が置いていかれることです。
『アンチャーテッド』はそこを避け、ネイトが何を求めているのか、サリーが何を持ちかけるのか、敵と何を奪い合うのかを早めに見せます。
そのため情報量は多くても、目的地を見失いにくい。
これは脚本上の美点です。
映画の基本情報や現在のデジタル配信・Blu-rayなどは変更される場合があるため、正確な情報はソニー・ピクチャーズなどの公式サイトをご確認ください。
ネタバレ解説
重要な結末には触れませんが、本作は「宝を見つけられるか」だけをゴールにした映画ではありません。
むしろ中心にあるのは、ネイトが他人をどこまで信用できるかというテーマです。
財宝をめぐる物語では、登場人物同士が協力していても、目的が一致しているだけで信頼しているとは限りません。
本作はそのズレを何度も使い、誰が味方で誰が敵かを揺らします。
ただし、ここも好みが分かれるところです。
裏切りの回数が多いほど心理戦が深くなるわけではなく、動機を描く時間が足りないと「またこの展開か」に見えてしまいます。
僕は、もう少し一度の裏切りを重くしてほしかった派です。
それでも、終盤に向かってネイトとサリーの関係が少しずつ変化していくため、作品全体としてはバディ映画の入口になっています。
結末を知るより、二人がどういう距離感で動くのかを観たほうが面白い作品なので、事前に細かなネタバレを追う必要はないです。
原作ゲーム比較
原作ゲームと映画を比べるなら、最も大きいのは「操作できるかどうか」です。
当たり前に聞こえるけれど、ここが本質なんですよ。
ゲームでは崖を登るにも、ジャンプするにも、謎を解くにも、プレイヤーが入力します。
そのため、成功した瞬間に「自分が切り抜けた」という感覚が生まれます。
映画では同じタイプの見せ場を置いても、観客は見守る側です。
だから映像化では、操作感の代わりにカット割り、音響、俳優の呼吸、画面内の位置関係で没入感を作らなければいけません。
本作が面白いのは、ゲームの有名なアクションをそのまま再現するのではなく、いくつかの要素を混ぜて映画の見せ場へ変換している点です。
一方で、原作が持つ探索の「間」はかなり減っています。
廃墟を歩き、仲間と雑談し、遠景を眺め、次の危険を予感する。
この静かな時間があるから、ゲームの大事故は強烈に感じられます。
映画版は上映時間の都合で静と動の「静」が薄く、動が連続する。
そのため原作経験者ほど、派手なのに妙に軽いという逆説的な感想を持ちやすいです。
| 比較点 | ゲーム版 | 映画版 |
|---|---|---|
| ネイト | 経験を積んだ冒険家像が中心 | 若い時期からの出発を意識 |
| サリー | 年長の相棒としての存在感が大きい | 信頼形成の途中として描写 |
| 謎解き | 自分で操作して解く | テンポ優先で進む |
| アクション | 操作による緊張感 | カメラと編集で体感させる |
| 物語 | 長時間で関係性を積み上げる | 約2時間向けに再構成 |
続編の可能性
映画は明らかに、その後の冒険を想像できる作りになっています。
続編を期待させる要素は残されていますが、具体的な公開時期については断定せず、公式発表を待つのが安全です。
なので「いつ公開される」と決めつけて考える段階ではありません。
ただ、1作目の設計を見る限り、続編のほうがキャラクター的には面白くなる余地があります。
なぜなら1作目は、ネイトもサリーもまだ「僕らが知っている完成形」に到達していないからです。
シリーズ2作目で二人の信頼関係ができ、ネイトの軽口に余裕が出て、サリーの父性的な部分が増えれば、1作目の違和感を「前日譚だから若かった」と回収できます。
逆に、次もスター俳優の魅力と大規模アクションだけで押すなら、同じ「無難」という評価に戻る可能性もあります。
僕が続編で見たいのは、爆発を倍にすることではありません。
ネイトとサリーが同じ画面にいるだけで面白い関係になっていることです。
優れたシリーズ映画って、事件より先に「またこの二人に会いたい」が来るんすよ。
そこまで育てられるかが、続編の最大の課題だと思っています。
もし次作で原作の象徴的な人物関係や冒険家としての成熟を丁寧に描ければ、1作目は「完成前のネイトを描いた序章」として評価が変わる可能性があります。
逆に言えば、続編は1作目の欠点を消す作業ではなく、1作目で蒔いた関係性をちゃんと実らせる場です。
シリーズ映画は後から前作の見え方まで変えられるので、ここはかなり楽しみにしています。
『アンチャーテッド』の映画はひどい?
最終的に、『アンチャーテッド』の映画はひどいのか。
僕の答えは、ひどい作品ではないが、原作ファンほど物足りなさを感じやすい映画です。
ストーリーは王道で理解しやすく、トム・ホランドの身体能力は映像映えしますし、終盤のアクションはゲーム的な無茶を実写でやる楽しさがあります。
その一方で、キャラクターの背景や信頼関係を深掘りする時間が少なく、謎解きもテンポ優先です。
だから「濃い人間ドラマ」「頭を使う謎解き」「原作そのままのネイトとサリー」を期待すると、評価は下がりやすいです。
逆に、週末に肩の力を抜いて観られる宝探し映画を探しているなら、普通に候補へ入ります。
僕は年間かなりの本数を観ますが、映画って満点か駄作かの二択じゃないんですよ。
70点くらいの作品にも、その作品でしか見られないカメラの快感や俳優の瞬間があります。
『アンチャーテッド』の場合、その価値はトム・ホランドの身体表現と、ゲーム的な落下アクションを実写へ翻訳したところにあります。
そして惜しいのは、人物の感情を立ち止まって見せる時間が足りないこと。
この両方を分かったうえで観れば、「検索でひどいと出たから回避」というほどの作品ではありません。
Z世代の視聴環境って、映画館だけじゃなく配信、ショート動画、SNSの切り抜きまで同じ画面の奪い合いになっています。
そうなると数分ごとに刺激が来る本作のテンポは、かなり現代的です。
一方で、僕らがスマホを置いて映画を観る意味って、効率よく刺激を摂取することだけじゃないんですよね。
人物が黙っている時間や、景色を眺める時間まで含めて、別の時間感覚に連れていかれることにも価値があります。
『アンチャーテッド』は前者が得意で、後者がやや薄い。
だからテンポの良さを長所と感じる人と、余韻不足と感じる人がきれいに分かれます。
この違いまで見えてくると、ネットの「ひどい」という一語より、自分の好みで判断しやすくなるはずです。
おすすめなのは、王道アドベンチャー、トム・ホランド、派手なアクションが好きな人。
慎重になったほうがいいのは、原作再現度や重厚な人間ドラマ、難しい謎解きを最優先する人です。
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アニメ・映画が大好きで毎日色んな作品を見ています。その中で自分が良い!と思った作品を多くの人に見てもらいたいです。そのために、その作品のどこが面白いのか、レビューや考察などの記事を書いています。
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