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『1/3の純情な感情』は何のアニメ曲?るろ剣との関係を解説

アニソン

皆さんは『1/3の純情な感情』が、何のアニメで使われていた曲なのか知っていますか?

イントロを聴いた瞬間に「あ、知ってる!」となるくらい有名なのに、いざ1/3の純情な感情とアニメの関係を聞かれると、作品名までは思い出せない人も多いはずです。

結論を先走らずに辿っていくと、検索でよく一緒に調べられているのは、るろうに剣心、エンディング曲、何話で流れるのか、SIAM SHADE、歌詞の意味、原曲、FLOW版やカバー曲といった情報です。

特にややこしいのが、原曲と後年のカバーが混同されやすいことです。

さらに『るろうに剣心』自体にも旧テレビアニメと新作アニメがあるので、「昔見た気がするけど、どのシリーズだっけ?」となりやすいんすよ。

この記事では『1/3の純情な感情』がアニメのどこで使われたのかを入口に、楽曲そのものの魅力、主題歌としてハマった理由、FLOW版との違いまで、アニメオタク目線で掘っていきます。

  • 『1/3の純情な感情』が使われたアニメ
  • エンディング曲として流れた時期
  • SIAM SHADEの原曲と歌詞の魅力
  • FLOW版など代表的なカバーとの違い

『1/3の純情な感情』のアニメ情報

まずは一番知りたいであろう、「結局どのアニメの曲なの?」という部分から見ていきます。

『1/3の純情な感情』は、楽曲単体でも90年代ロックを代表する一曲として語られますが、アニメファンにとっては『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』と結びついたアニソンという印象がかなり大きい曲です。

ただ、ここで旧作と新作、OPとED、原曲とカバーをごちゃ混ぜにすると一気に分かりづらくなります。

そのあたりを順番に見ていきましょう。

るろうに剣心

『1/3の純情な感情』が使用されたアニメは、1990年代に放送されたテレビアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』です。

現在のアニメファンは2023年から展開されている新作版『るろうに剣心』を先に思い浮かべるかもしれませんが、『1/3の純情な感情』が結びついているのは旧テレビアニメのほうです。

ここは検索している人が一番間違えやすいポイントです。

僕が面白いと感じるのは、『るろうに剣心』の旧アニメが、作品本編だけではなく主題歌まで含めて90年代という時代の空気を保存していることなんすよ。

現代のアニメ主題歌は、歌詞や曲調、ミュージックビデオまで作品世界との一体感をかなり意識して制作されるケースが増えています。

一方、当時のアニメには「このロックバンドの曲をこの作品に当てるのか」という、今見ると大胆な組み合わせが少なくありませんでした。

しかし、その一見遠そうな組み合わせが映像と毎週反復されることで、視聴者の記憶の中では切り離せなくなる。

『1/3の純情な感情』は、その現象がめちゃくちゃ分かりやすい一曲です。

僕らZ世代だとリアルタイム視聴ではなく、動画、カラオケ、アニソン特集、親世代のCDなどから逆輸入的に知ることも多いです。

それでも曲を聞いて『るろ剣』を連想する人がいる。

放送から時間が経っても作品と曲の結びつきが残っている時点で、アニメ主題歌として相当おいしいポジションを取った曲なんですよね。

ポイント:『1/3の純情な感情』が使われたのは、2023年開始の新作版ではなく、1990年代に放送された旧テレビアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』です。

エンディング曲

『1/3の純情な感情』は、『るろうに剣心』のオープニングではなくエンディングテーマとして使用された楽曲です。:contentReference[oaicite:0]{index=0}

ここ、かなり間違えられやすいんすよ。

曲自体に疾走感がありますし、ギターから入った瞬間の推進力もかなりあるので、記憶だけを頼りにすると「OPだったっけ?」となるのも分かります。

ですが、アニメでの役割はEDです。

項目内容
楽曲1/3の純情な感情
アーティストSIAM SHADE
使用作品るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
位置づけエンディングテーマ
シングル発売1997年11月27日

映像的に考えると、この曲がEDなのはかなり面白いです。

普通、エンディングというと本編の熱量をゆっくり下げたり、キャラクターの内面を静かに見せたりする設計を想像します。

ところが『1/3の純情な感情』は、イントロからギターが前へ前へと進む。

だから「本編が終わったからクールダウンしましょう」というより、感情を抱えたまま次週へ投げるタイプのEDとして機能するんですよ。

これがめちゃくちゃ90年代アニメっぽい。

近年の作品で例えるなら、静かな余韻よりも、物語から生まれた感情をそのまま音楽へ受け渡すタイプのエンディングに近いです。

僕はアニメを見るとき、本編からEDへ入る瞬間のカットや音の接続をかなり気にするんですが、名EDって曲単体が名曲なだけでは足りないんすよ。

本編の感情を壊さずに別の時間へ運んでくれる必要がある。

『1/3の純情な感情』は、恋愛感情を題材にした歌なのに、作品の持つ青春っぽさや不器用さにも自然につながって聞こえる。

そこが単なるタイアップ曲で終わらなかった理由の一つだと僕は見ています。

何話で流れる?

『1/3の純情な感情』は、旧テレビアニメ『るろうに剣心』の第67話から第82話にかけてエンディングテーマとして使われたとされています。:contentReference[oaicite:1]{index=1}

なので、「1/3の純情な感情は何話で流れる?」と探している場合は、この範囲を目安にすると分かりやすいです。

ただし、現在の配信版、再放送版、映像商品などでは権利処理や編集上の事情によって当時のテレビ放送と仕様が異なる可能性があります。

配信サービスでピンポイントに確認したい場合は、各サービスの最新情報も合わせて見てください。

配信状況や映像・音源の収録内容は時期やサービスによって変更される場合があります。

数値や話数は確認時点での一般的な目安として扱い、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

著作権や音源利用などについて判断が必要な場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。

ここで重要なのは、単に「67~82話だった」と数字だけ覚えることではありません。

アニメの主題歌には、その曲が使われていた時期の記憶まで一緒に封印される性質があります。

毎週同じ映像と同じ曲を見せられることで、視聴者の中に一種の条件反射ができるんですよね。

だから昔のアニメを見返していると、EDが切り替わった瞬間に「うわ、この時期!」となる。

ストーリーの細部を忘れていても、主題歌だけで当時の感触が戻ってくる。

これ、映像作品としてかなり不思議な現象です。

映画には基本的に一度しかないエンドロールを、テレビアニメでは毎週反復する。

その結果、楽曲が作品の一部分どころか、視聴体験を呼び起こすスイッチになる。

『1/3の純情な感情』を聴いて『るろうに剣心』を思い出す人が多いのも、その反復の蓄積があるからでしょう。

SIAM SHADE

原曲を歌っているのは、日本のロックバンドSIAM SHADEです。

『1/3の純情な感情』だけ知っている人だと、爽やかなアニソン系ロックバンドという印象を持つかもしれません。

でも、そこだけで見るとSIAM SHADEの面白さをかなり取りこぼします。

実際のバンドサウンドは、ギターの存在感やリズム隊の演奏、楽曲の展開など、かなりハードロック寄りの骨格を持っています。

そこへキャッチーなメロディーが乗る。

だから『1/3の純情な感情』も、パッと聴くと歌いやすそうなのに、演奏側から見ると妙に情報量が多いんすよ。

僕がこの曲をアニソンとして面白いと思う理由もそこです。

キャッチーだからアニメのEDとして覚えられる。

でも細かく聴けば、ギター、ドラム、ベースが「ただ歌を支えるだけ」では終わっていない。

つまり、入口は大衆的なのに中身にはバンドオタクが掘れる余白がある。

この二層構造が長く残る曲の条件なんですよ。

ネット上でも『1/3の純情な感情』をSIAM SHADEの代表曲として挙げる声は非常に多く、一方で「この曲しか知られていないのがもったいない」というニュアンスの反応も見かけます。

これ、僕もめっちゃ分かります。

一曲が巨大になりすぎると、その一曲が入口になる反面、バンドそのものが一発のイメージに閉じ込められてしまうんですよね。

アニメでも同じで、一つの名シーンだけ切り抜きで爆発すると、その作品全体の設計より切り抜きだけが独り歩きすることがあります。

有名になるということは、知ってもらえると同時に単純化されることでもある。

そこまで含めて、『1/3の純情な感情』はポップカルチャー的に面白い曲です。

1997年発売

『1/3の純情な感情』は1997年11月27日に発売されたSIAM SHADEのシングルです。:contentReference[oaicite:2]{index=2}

90年代後半という時代を考えると、この曲がアニメと一緒に広がっていった意味も見えてきます。

今ならアニメの新曲が公開されると、SNS、動画配信、サブスク、ショート動画など複数の場所で一気に触れられます。

しかし1997年当時は、テレビで毎週流れること自体が今以上に巨大な接触機会でした。

毎週アニメを見る。

EDで同じ曲を聴く。

気になったらCDショップで探す。

この導線が普通に成立していた時代です。

だからこそアニメタイアップには、現代とはまた違う意味での爆発力がありました。

しかも『るろうに剣心』は主題歌そのものへの注目度が高い作品です。

そこへ覚えやすいタイトルと一度聞いたら残るサビを持った曲が入る。

そりゃ記憶に焼き付くやろ、という組み合わせです笑。

さらにタイトルが秀逸なんですよ。

「純情な感情」だけなら、少し抽象的な恋愛ソングに見える。

そこへ「1/3」という具体的な数字が付く。

この瞬間に引っかかりが生まれます。

人間って、「好きだけど伝わらない」と言われるより、「3分の1も伝わらない」と言われたほうが妙に状況を想像してしまうんすよ。

数字によって感情が可視化されたように感じるからです。

ただ、もちろん恋愛感情を本当に3分割できるわけではありません。

だからこそ理屈では測れないものを数字で表現する、その矛盾がタイトルとして記憶に残る。

コピーとして見てもかなりうまいです。

『1/3の純情な感情』とアニメの関係

ここからは単なる基本情報ではなく、なぜ『1/3の純情な感情』がこれほどアニメと一緒に記憶されているのかを掘っていきます。

歌詞、主題歌としての配置、カバーによる再発見まで見ていくと、名曲が世代を越える仕組みがかなり見えてくるんですよ。

歌詞の意味

『1/3の純情な感情』の歌詞をものすごく大きく捉えるなら、中心にあるのは好きなのに相手へ届かない感情です。

ここでは歌詞そのものを細かく引用することは避けますが、曲全体にあるのは「想いが大きいほど、その大きさをうまく言葉にできない」というもどかしさです。

ネット上の感想でも、「3分の1すら伝わらないのは伝わらなさすぎる」というツッコミがあるんですが、これ、笑えると同時に本質を突いているんですよ。

冷静に考えればめちゃくちゃ不器用です。

でも、人間関係って割とそういうものじゃないですか。

自分の頭の中では100くらい考えている。

しかし口から出るのは10くらい。

さらに相手へ伝わるのは5かもしれない。

就活の面接でもそうですし、仕事の連絡でも、友達とのちょっとした言い合いでも同じです。

「こんなに考えているのになぜ伝わらないんだ」と感じるけれど、相手からすれば見えているのは表に出た言葉だけなんですよね。

感情の大きさと、相手へ届く情報量は別物。

このズレを恋愛の形で極端に描いているから、発売から長い時間が経っても刺さります。

しかも面白いのが、音はかなり前へ進むのに、歌の中の人間は感情をうまく前へ進められないことです。

楽器は走る。

心は詰まる。

この反対方向のエネルギーが曲の気持ちよさにつながっています。

映像で言えば、人物は立ち止まっているのに背景だけ高速で流れていくようなもの。

音楽と感情が同じ方向へ進まないからこそ、焦燥感が生まれるんです。

ぶっちゃけ、歌詞だけを文字で読めばかなり青いです。

でも、それを大真面目に全力のロックで鳴らすから成立する。

中途半端にクールに歌ったら、この曲の魅力はかなり減ると思います。

主題歌一覧

『るろうに剣心』旧テレビアニメは、主題歌が作品人気とは別軸で語られるくらい印象的な楽曲が多い作品です。

『1/3の純情な感情』の前後だけ見ても、エンディング曲の雰囲気がかなり変化しています。

使用時期の目安楽曲アーティスト
第50~66話It’s gonna rain!BONNIE PINK
第67~82話1/3の純情な感情SIAM SHADE
第83~95話ダメ!和泉容

こうして並べると、同じアニメでもEDごとに温度がかなり違うのが分かります。

テレビアニメって本編の監督や作画だけで語りがちですが、主題歌の交代もシリーズ全体の印象を変える巨大な演出なんですよ。

例えば2クール作品でOPが変わった瞬間に「後半戦に入ったな」と感じることがありますよね。

あれは物語の内容以前に、毎週繰り返される儀式が変わったことを脳が察知しているからです。

旧『るろうに剣心』はその感覚が特に濃い作品だと感じます。

主題歌を並べるだけで時期ごとの空気が蘇る。

だから『1/3の純情な感情』を単体で聴いたときにも、単なる90年代ロックではなく「アニメのあの頃」という記憶が付いてくるわけです。

逆に新しく作品を見る人は、主題歌が変わる瞬間にも注目してみてください。

ストーリーの区切りとは別に、映像作品全体の呼吸が変わる瞬間が見えてきます。

アニメを映像作品として楽しむなら、OPとEDは「本編の外側」ではありません。

本編へ入る準備と、本編から現実へ戻るための時間まで含めて一つの演出です。

カバー曲

『1/3の純情な感情』は知名度が高いだけに、後年さまざまなアーティストによってカバーされています。

代表的な例としてFLOW、Acid Black Cherryなどが挙げられます。

SIAM SHADEのトリビュート作品にも複数のカバーが収録されており、この曲がバンドの代表曲として扱われてきたことが分かります。:contentReference[oaicite:3]{index=3}

カバー曲って、原曲を知っている人ほど「原曲のほうがいい」で終わらせがちなんですが、僕はそれだともったいないと思っています。

カバーの面白さは、同じメロディーを別の身体、別の声、別の時代へ移植したときに何が残るのかを見ることです。

映画で言えばリメイクに近いですね。

物語の骨格は同じでも、カメラ、俳優、編集、時代背景が変われば別の作品になる。

音楽も同じです。

声質が変わるだけで言葉の聞こえ方が変わるし、ギターの音色が変われば同じフレーズでも攻撃性や爽快感が変わります。

逆に言うと、何人が歌っても「あ、1/3の純情な感情だ」と一瞬で分かる曲は、それだけメロディーと構造に固有性があるということです。

ここは名曲の条件だと思っています。

アニメでもシルエットだけでキャラクターが分かるデザインは優秀だと言われます。

曲も同じで、数秒聞いただけで本人だと分かる輪郭がある。

『1/3の純情な感情』にはそれがあります。

FLOW版

FLOWは2011年に『1/3の純情な感情』をカバーし、シングルとしてリリースしています。

しかも本家SIAM SHADEのギタリスト・DAITAが参加したことも公式に案内されていました。:contentReference[oaicite:4]{index=4}

このFLOW版が検索時の混乱を生みやすいポイントでもあります。

というのも、FLOW自体が『NARUTO -ナルト-』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』など多数のアニメ主題歌で知られるバンドだからです。

さらに『1/3の純情な感情』はFLOWのアニメ楽曲を集めたアルバムにも収録されています。:contentReference[oaicite:5]{index=5}

その結果、後から知った人が「FLOWが歌っていたアニメ主題歌なのかな?」と感じても不思議ではありません。

ですが、アニメ『るろうに剣心』のEDとして使われたオリジナルはSIAM SHADE版です。

ここは分けて覚えておけば大丈夫です。

SIAM SHADE版:旧アニメ『るろうに剣心』で使用された原曲。

FLOW版:2011年に発表された後年のカバー。

ただ、FLOWがこの曲をカバーする意味はめちゃくちゃ面白いんですよ。

FLOWは2000年代以降のアニソン文化を代表するバンドの一つです。

そこへ90年代アニメと結びついた『1/3の純情な感情』が渡る。

つまり単なる懐メロカバーというより、アニソン文化の世代間バトンみたいに聞こえるんです。

90年代のテレビでこの曲を知った層。

2000年代にFLOWのアニソンを浴びた層。

さらにサブスクや動画から両方を同時に知る今の世代。

同じ一曲が時代ごとに入口を作り直している。

これは今の音楽環境だからこそ、よりはっきり見える現象だと思います。

原曲との違い

SIAM SHADEの原曲とFLOW版を聴き比べると、一番分かりやすい違いはやはりボーカルとバンド全体の質感です。

メロディーそのものが変わらなくても、歌い手の発声や声の重なり方が変わるだけで感情の方向が変わります。

原曲は、僕にはどこか切迫感があるんですよ。

恋愛ソングなのに、甘く包み込むというより、感情が体内で持て余されている感じ。

演奏にもその落ち着かなさがある。

だから曲名にある「伝わらない」という感情と、サウンドの焦りがよく噛み合います。

一方のFLOW版は、FLOWというバンドがもともと持っているライブ感や抜けの良さが加わって聞こえます。

原曲を壊して別物にするというより、原曲のキャッチーさを別世代のロックバンドが再提示した感触です。

どちらが上かという話ではありません。

むしろ同じ曲なのに、声と演奏者が変わることで感情の照明まで変わることが面白い。

映像でいうカラーグレーディングに近いです。

同じカットでも青みを足せば冷たく見えるし、黄色を足せば温度を感じる。

構図は同じなのに感情の受け取り方は変わる。

カバー曲もそれと似ています。

なので初めて聴くなら、まずSIAM SHADEの原曲を押さえて、そのあとFLOW版を聴き比べるのがおすすめです。

さらに余裕があれば別アーティストのカバーへ進む。

すると「自分はこの曲の何が好きなのか」まで見えてきます。

ボーカルなのか、ギターなのか、メロディーそのものなのか。

好きな作品を別監督のリメイクで見たとき、原作のどこが好きだったか分かるのと同じですね。

『1/3』のアニメ曲

『1/3の純情な感情』とアニメの関係をまとめると、1990年代版のテレビアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』で使われたSIAM SHADEのエンディングテーマです。

オープニング曲ではなくEDであり、新作アニメの主題歌でもありません。

また、FLOWをはじめとする後年のカバーも存在するため、検索すると複数の歌手名が出てきますが、アニメで使用された原曲として押さえるべきなのはSIAM SHADE版です。

  • 使用作品は旧テレビアニメ『るろうに剣心』
  • アニメでの位置づけはエンディングテーマ
  • 原曲のアーティストはSIAM SHADE
  • シングルは1997年11月27日発売
  • 第67~82話で使用されたとされる
  • FLOW版は2011年発表のカバー

そして僕が一番面白いと思うのは、この曲が「昔の有名なアニソン」で終わっていないことです。

普通、テレビ番組のタイアップ曲は放送が終わると作品から離れていきます。

しかし一部の曲だけは、作品と一緒に記憶され続ける。

『1/3の純情な感情』は完全にそっち側です。

アニメを知らない人は曲から『るろうに剣心』へ辿り着き、アニメを知っている人はEDからSIAM SHADEへ辿り着く。

さらにFLOWなどのカバーから原曲を知る世代もいる。

入口が一個じゃないんですよ。

だから発売から長い年月が経っても検索され続けるんだと思います。

個人的には、これこそアニソンの一番面白いところです。

映像が曲を有名にすることもあれば、曲が何十年後に映像作品へ新しい視聴者を連れてくることもある。

作品と音楽が互いを延命させる関係。

『1/3の純情な感情』は、アニメと音楽が一緒に記憶される仕組みを体感できる一曲なんすよ。

もし曲だけ知っていたなら、旧『るろうに剣心』との組み合わせまで意識してみてください。

逆にアニメ側から知った人は、SIAM SHADEのほかの楽曲やカバー版まで聴いてみると、一曲の見え方がかなり変わります。

世代が違っても同じ曲について語れる。

そういう楽曲が残っていること自体、アニソン文化のめちゃくちゃいいところだと思います。

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