「トムリドルの声って誰が担当しているの?」
ハリー・ポッターシリーズを観返すたびに気になるのが、作品ごとに変化する“トムリドルの声”。実は、年代によって声優が違うため、キャラクターの印象にも微妙な変化があります。
本記事では、映画版トムリドルを担当した声優をわかりやすく整理しつつ、登場時期ごとの差や、個人的に感じた演技の魅力も交えて詳しく解説します。読み終えるころには、「どの作品で誰が声を担当しているのか」が一目でわかるはずです。
トムリドル:声優の基本情報
ハリー・ポッターシリーズで、トムリドルやヴォルデモートの「声」が気になるあなたに向けて、ここではまず年代ごとに担当した声優をわかりやすく紹介します。
映画ごとに声が変わるため、ちょっとややこしく感じる人もいるかもしれません。
でも大丈夫です。
どの場面で誰が声を担当していたのかを、一つずつていねいに見ていきますね。
年代別
トムリドルというキャラクターは、作品の中で年齢が大きく変わります。
孤児院にいた幼いころ、ホグワーツに通っていた思春期、そして闇の魔法使いとして恐れられるヴォルデモートになったあとの姿。
その変化に合わせて声優も変わるため、シリーズを通して声の演技が幅広く楽しめるのが魅力です。
映画の中には、怖いシーンやしっかり表情を見せるシーンなどがあり、そこで声優の演技が印象を強めています。
江原正士(大人ヴォルデモート)
「賢者の石」から大人のヴォルデモートを中心に担当したのが江原正士さんです。
江原正士さんの声は低くて冷たい響きがあり、まさに闇の魔法使いとしての存在感が際立っています。
「賢者の石」で、クィレルの後頭部から姿を見せる有名なシーンでは、顔はCGでも江原正士さんの声が圧倒的な迫力を生み出しています。
ハリーに「賢者の石をよこせ」と絞り出すように命じる声は、一度聞くと忘れられない怖さがありますよ。
石田彰(16歳のトム・リドル)
「秘密の部屋」で、16歳のトムリドルを担当したのが石田彰さんです。
ホグワーツの中で、日記の中に残された記憶として登場するトムリドルは、まだ整った容姿で人当たりがよさそうに見えます。
でも、その裏に潜む恐ろしい本性が、石田彰さんの静かで冷たい声によってじわじわ伝わってきます。
ハリーと「秘密の部屋」でやり合うシーンで、感情をあまり動かさないまま、スリザリンの継承者としての誇りを語る声は、ゾッとするほどの圧を放っています。
小林翼(11歳のトム・リドル)
「謎のプリンス」に登場する幼いトムリドル役を担当したのが小林翼さんです。
11歳のリドルはまだ孤児院にいるころで、今ほどの威圧感はありません。
でも、ダンブルドアをにらみつけるように話すシーンでは、子どもらしさの中に異様な冷たさが感じられます。
おもちゃを空中に浮かせたり、同室の子どもたちを怖がらせたりする微妙な場面でも、小林翼さんの演技が「普通じゃない子ども」の不気味さをしっかり伝えてくれています。
福山潤(青年期のトム・リドル)
こちらも「謎のプリンス」に登場するトムリドルで、16歳を演じたのが福山潤さんです。
スラグホーンから分霊箱について情報を引き出そうとするシーンは、とても印象的です。
丁寧な口調のまま、ゆっくりと相手の心に入り込むような話し方が、福山潤さんらしい表現だと思います。
穏やかな声なのに、聞いている側が「この青年は何か隠している」と感じてしまう不気味さがありますよ。
柔らかさの中に毒を仕込んだような話し方が、とても記憶に残ります。
担当俳優
トムリドルやヴォルデモートは、映画では複数の俳優によって演じられています。
俳優の年齢や演じる時期に合わせて声優も変更されているため、声の雰囲気も作品ごとに違っています。
声優と俳優の組み合わせを見ると、キャラクターの成長段階に合わせて演技が変わっていることがよくわかります。
特に「謎のプリンス」では、幼少期・16歳・大人と姿が三段階で描かれるため、それぞれの声の変化にも注目するとより楽しめます。
下にわかりやすいようにまとめておきますね。
| 年代・作品 | 声優 | 主な登場シーン |
|---|---|---|
| 大人(ヴォルデモート) | 江原正士 | 「賢者の石」後半、「死の秘宝」など、闇の魔法使いとしての登場 |
| 16歳(秘密の部屋) | 石田彰 | 日記に残された記憶、秘密の部屋での対峙シーン |
| 11歳(謎のプリンス) | 小林翼 | ダンブルドアと初めて会う孤児院の場面 |
| 16歳(謎のプリンス) | 福山潤 | スラグホーンから分霊箱の情報を引き出す名シーン |
どの声優も、それぞれの年代のトムリドルにぴったり合った声と演技を表現しています。
作品ごとの演技を聞き比べると、キャラクターの成長や変化がよりリアルに感じられると思います。
ぜひ、あなたが好きな場面の声にも注目してみてくださいね。
声の特徴
トムリドルの声には、年代によってまったく違う空気が流れています。
ここでは、その違いを感じてもらえるように、映画の中で印象的だった場面を思い出しながら紹介していきますね。
まず、大人のヴォルデモートを担当した江原正士さんの声は、とにかく冷たいです。
「賢者の石」でクィレルの背後から姿を現した時、青白い顔とともに響く低くて湿ったような声が、耳にまとわりつくような怖さを持っています。
あの場面の「賢者の石をよこせ」という低い声は、怒鳴るわけでもないのに強制力を感じてしまって、観ている側まで動けなくなるような圧がありますよ。
「秘密の部屋」で16歳を担当した石田彰さんは、静かで淡々とした声が本当に不気味です。
とても整った顔をしているのに、心の底が読めない雰囲気が声からにじみ出ていて、ハリーが少しずつ警戒していく流れが自然に伝わってきます。
秘密の部屋で「ぼくはずっと待っていたんだ」と話すシーンでは、嬉しそうにも聞こえるのに、同時に冷たさもある不思議なバランスでした。
幼少期のトムリドルを担当した小林翼さんは、年相応の声の高さなのに、孤児院での不気味な存在感を見事に出しています。
「普通の子と違う」と自分でも言い切る場面では、子どもらしい声の奥に「他人を支配する側の人間なんだ」という冷たい芯が見える感じがします。
ダンブルドアと初めて会話するときの、淡々としているのに挑戦的な声は、とても印象に残ります。
福山潤さんが担当した青年期の16歳トムリドルは、一見落ち着いていて優しそうなのに、どこか油断できないという独特の声です。
スラグホーンに分霊箱について質問するシーンでは、丁寧な口調なのに目の奥は笑っていないような、静かな狂気を感じます。
柔らかくて礼儀正しい声だからこそ、逆に怖さが強調されている気がしますよ。
声だけでこんなにもキャラクター像が変化していくのは、ハリー・ポッターシリーズでも珍しい部分だと思います。
演技の違い
演技の方向性も年代によってしっかり変わっています。
この変化がトムリドルというキャラクターが備えていた「生まれ持った異常性」を丁寧に見せてくれるんですよ。
まず江原正士さんは、完璧に支配者としての演技です。
強い魔法を使う時も、誰かを脅す時も、声の強弱がほとんど変わらず一定です。
その冷静さが逆に怖さを生み出していて、怒鳴らないのに恐ろしいという独特の存在感を作っています。
石田彰さんのトムリドルは、魅了系の怖さです。
「話していて楽しい相手」に見せかけるけれど、言葉の端々から支配欲がにじみ出ています。
実際「秘密の部屋」では、ハリーに近づくときの滑らかで静かな声がすごく印象的でした。
小林翼さんの演技は、「普通の子どもに見せかける」けれど、その裏に冷たさを残しています。
孤児院の管理人に対しても、何かを観察するような無表情な話し方があり、これが子どもの演技とは思えないほど不気味でした。
福山潤さんは、言葉選びの丁寧さが逆に恐怖になっているタイプです。
優等生っぽく振る舞いながら、相手をゆっくり追い詰めるような声の運びがとても上手くて、見ていてゾクッとするものがあります。
同じ16歳でも、石田彰さんとは違う「静かに狂っている」感覚を演技で表現しています。
印象の変化
トムリドルの声は、作品が進むごとに「怖さの種類」が変化していきます。
これは声優の演技の幅広さが大きく関わっています。
11歳のころは「異質さが混じった静けさ」。
16歳では「他人を操ろうとする狡猾さ」。
大人になると「本物の支配者としての冷酷さ」。
こういう段階を声で追えるのはとても珍しくて、ハリーが感じてきた恐怖の種類が声を通して伝わってくるんですよ。
特に、子ども時代に見せた異質さが、大人になって完全な悪へつながる流れが声でも再現されているのが面白いです。
観ているあなた自身も、どこか「関わってはいけない人」だと自然に感じてしまうのは、この声の積み重ねによる印象変化があるからだと思います。
視聴時の注意
トムリドルの声を楽しむとき、少し意識しておくとより面白くなるポイントがあります。
まず、作品ごとに声の質が変わるので「誰が担当しているか」を知っておくとシーンの見え方が変わります。
特に「謎のプリンス」は、三段階のトムリドルが登場するので、声の変化に注目するとキャラの成長がより深く伝わりますよ。
また、映画では音の演出がかなり工夫されていて、特にヴォルデモート登場時は声にエコーのような響きを加えています。
この加工が江原正士さんの低い声と合わさり、原作小説にない恐怖を生み出しています。
イヤホンで観ると、この音の演出がよりハッキリわかるのでおすすめです。
そして、トムリドルは「声で支配するタイプの悪役」でもあるため、セリフの中の静けさや間の取り方を意識して聴くと、演技の深みがよく伝わります。
個人的感想
私がトムリドルの声を聞いた中で特に印象に残っているのは、「秘密の部屋」で石田彰さんが演じる16歳のトムリドルです。
あの穏やかそうな声で「ぼくはトム・リドルじゃない。ヴォルデモートだよ」と名乗る瞬間、画面の空気がガラッと変わるのを感じました。
あの声の切れ味は、今でもシリーズ屈指の衝撃シーンだと思います。
一方、江原正士さんのヴォルデモートは、もう説明不要の怖さです。
特に「死の秘宝 PART2」で、ハリーに向けて「ハリーポッターは死んだ!」と勝ち誇るシーンは、狂気と支配欲が声だけで伝わってくる名演技でした。
小林翼さんや福山潤さんの声にも「幼い異質さ」「青年の陰の深さ」がしっかり感じられて、トムリドルという人物の成長と変質を声で追体験できるのが本当に面白かったです。
あなたも、ぜひ声に注目して観返してみてください。
きっと、トムリドルの怖さや魅力がさらに深く感じられると思いますよ。
トムリドル声優を作品別に解説
ここでは、トムリドルの声優が作品ごとにどう変わっていくのかを、映画のシーンを思い出しながらていねいに解説していきます。
作品を見直す時に「この声は誰だろう」と迷うことがなくなりますし、演技の違いにも気づきやすくなると思いますよ。
あなたが気になっているポイントも、しっかり整理してまとめていきますね。
賢者の石
「賢者の石」では、トムリドルという名前はまだ登場しませんが、大人になった姿であるヴォルデモートが強烈な存在感で登場します。
ここで声を担当したのが江原正士さんです。
江原正士(ヴォルデモート)
江原正士さんの声は、最初の作品からすでに圧倒的でした。
クィレルの背中側からCGで顔をのぞかせるヴォルデモートは、当時の映像技術でも相当怖いのですが、そこに江原正士さんの冷たい声が加わることで恐怖が倍増します。
特に、ハリーに向かって「賢者の石をよこせ」と語りかける場面の静かで低い声は、一度聞くと忘れられない迫力がありますよ。
叫ぶわけではないのに、命令されている感じがまっすぐ伝わる声なんです。
ハリーが恐怖で体を固くしてしまう気持ちが、そのままあなたにも伝わるような強烈さだと思います。
秘密の部屋
「秘密の部屋」では、学生時代の16歳トムリドルが物語の中心に出てきます。
ここで重要なのは、ヴォルデモートとしての姿ではなく、まだ美青年としてのトムリドルが描かれるというところです。
このギャップが、キャラクターの怖さをより深くしている気がします。
石田彰(16歳トム・リドル)
16歳のトムリドルを担当したのは石田彰さんです。
日記に残った記憶の中で、ジニーを操り、バジリスクを放ち、秘密の部屋を開くという恐ろしい計画を淡々と話す姿が描かれます。
石田彰さんの声は、とにかく静かで冷たいです。
「秘密の部屋で待っていたよ」というセリフは、優しく聞こえるのに内容は怖いという独特のゾクッとする感覚がありますよ。
ハリーに正体を明かす場面では、まるで楽しんでいるかのように淡々と語りながら、悪意が少しずつ声ににじみ出ていきます。
トムリドルという人物が「表面上は礼儀正しくて完璧なのに、内側は真っ黒」という設定にぴったりの演技だったと思います。
謎のプリンス
「謎のプリンス」では、トムリドルの過去がさらに深掘りされます。
ここでは、11歳と16歳という二つの年代のトムリドルが登場して、闇落ちまでの背景がよりはっきり描かれています。
声優もそれぞれ違うので、声の違いを楽しむのにもぴったりの作品です。
小林翼(11歳)
11歳のトムリドルは孤児院にいたころの姿です。
この年代の声を担当した小林翼さんは、子どもらしい声の高さを持ちながらも、その奥に妙な冷たさを漂わせていました。
ダンブルドアと初めて話す場面では、「ぼくは普通の子じゃない」とはっきり言い切る強さと、他人を信用しない距離感が声によく出ています。
おもちゃを空中に浮かせる描写など、魔法の才能を見せつける場面でも、どこか挑戦的で不気味で、「この子は後に闇の魔法使いになるんだ」と自然に納得させてしまう声でした。
福山潤(16歳)
そして、16歳のトムリドルを担当したのが福山潤さんです。
「秘密の部屋」の石田彰さんとはまた違った青年像が表現されています。
スラグホーンから分霊箱の情報を引き出そうとする場面では、礼儀正しくて柔らかい声なのに、心のどこかに影がある感じがしっかり伝わってきます。
「先生、魂が分割されるというのは……」と問いかける時の落ち着きは、普通の学生では出せない異様な静けさがありますよ。
福山潤さんの声は、相手に安心感を与える柔らかさがある一方で、その裏に隠された野心や支配欲が薄く見えてしまうところがとても魅力的です。
この演技があることで、16歳のトムリドルという人物が「まだ人間らしさを少し残しているけど、すでに悪へ傾きはじめている」という絶妙な段階に見えるんです。
下にまとめておきました。
| 作品名 | 年代 | 声優 | 主な登場シーン |
|---|---|---|---|
| 賢者の石 | 大人 | 江原正士 | クィレルの背中から登場し、ハリーへ語りかける有名シーン |
| 秘密の部屋 | 16歳 | 石田彰 | 日記の記憶、秘密の部屋での対決シーン |
| 謎のプリンス | 11歳 | 小林翼 | 孤児院でダンブルドアと対話するシーン |
| 謎のプリンス | 16歳 | 福山潤 | スラグホーンから分霊箱の情報を引き出す重要シーン |
作品ごとの声の演技を聞き比べると、トムリドルというキャラクターが少しずつ「人間」から「闇の帝王ヴォルデモート」に変わっていく過程が、声だけでもはっきりわかります。
あなたもぜひ、声の違いに意識しながら見返してみてください。
きっと、ハリー・ポッターシリーズの見え方がもう一段深くなると思いますよ。
死の秘宝
「死の秘宝」では、トムリドルとしてではなく、完全に闇の帝王となったヴォルデモートが物語の中心に立ちます。
分霊箱が壊されていく中で追い詰められながらも、自分こそが勝つと信じて疑わない姿がかなり印象的です。
ここでは、そのヴォルデモートの声を担当した江原正士さんの演技を、具体的なシーンを交えて紹介していきますね。
江原正士(ヴォルデモート)
江原正士さんは、シリーズを通してヴォルデモートの声を担当していますが、「死の秘宝」での演技は圧倒的です。
特にPART2の序盤で、ハリーを一度“殺した”と信じて、「ハリーポッターは死んだ!」と勝ち誇るシーンは、江原正士さんの声の迫力が爆発しています。
叫んでいるのに怒鳴っているわけではなく、勝利を確信してほころんでいるような不気味な声なんです。
また、ホグワーツ城での最終決戦で、ハリーと向き合った瞬間の低く絞り出すような声もすごいですよ。
攻撃を放つたびに、声に魔力の重さが乗っていて、本当に画面越しでも圧が伝わってきます。
江原正士さんの声があったからこそ、ヴォルデモートの「最恐の支配者」という雰囲気が完成したんだろうなと思います。
声優比較
ここでは、これまで紹介してきた声優と年代をまとめて、どんな違いがあったのかを整理していきます。
どの声もキャラクターの年代や心の状態にぴったり合っているので、比較してみると面白いですよ。
| 年代・作品 | 声優 | 声の特徴 | 主なシーン |
|---|---|---|---|
| 大人(賢者の石・死の秘宝) | 江原正士 | 冷たく低い。支配者の気迫が強い | 最終決戦、賢者の石を求める場面 |
| 16歳(秘密の部屋) | 石田彰 | 静かで丁寧なのに冷たい。裏の悪意が透ける | 秘密の部屋でハリーに正体を明かす場面 |
| 11歳(謎のプリンス) | 小林翼 | 子どもらしい声に不気味な芯がある | 孤児院でダンブルドアと会う場面 |
| 16歳(謎のプリンス) | 福山潤 | 優しい声なのに影がある。説得力が異常に高い | スラグホーンから分霊箱の情報を聞き出す場面 |
こうして並べてみると、どの声優もトムリドルという存在の「変化」をしっかり演じ分けていることがわかります。
特に、子どものころはまだ人間らしさを残しているのに、成長するにつれて声の奥にある冷たさが濃くなっていくのが印象的です。
ハリーが感じた恐怖の変化を、そのまま声でも追体験できるようになっていますよ。
演技の魅力
トムリドルを演じた声優の魅力は、それぞれが違う怖さを表現しているところです。
ただ恐ろしいだけではなく、年代に合わせた「トムリドルらしさ」をしっかり演じているのがポイントだと思っています。
まず、江原正士さんのヴォルデモートは「圧」で見せてくるタイプです。
魔法を放つたびに声が滑らかに響き、敵を見下すような態度が声だけで伝わってきます。
相手の反応など気にせず、当然のように命令する話し方は、支配者としての説得力がありすぎるほどです。
石田彰さんの16歳トムリドルは、どこか上品なのに冷たさがにじむところが魅力です。
ニコッと微笑んでも優しく聞こえない声で、聴いている側が「この人は信じてはいけない」と自然に感じてしまう演技でした。
秘密の部屋で過去の出来事を淡々と語る声が、とても不気味で強烈です。
小林翼さんの11歳トムリドルは、子どもらしさの中に異質さを残す絶妙な演技が魅力でした。
ダンブルドアに対して「ぼくは違う」と強く言い切る声は、年齢に合わない強さがあり、それがリドルの才能と危うさをきれいに表現しています。
福山潤さんは、柔らかさと冷たさのバランスが最高でした。
丁寧で落ち着いた声なのに、会話の奥に支配欲が潜んでいて、聴いていると自然と背筋がゾワッとします。
スラグホーンを追い詰める場面では、その話し方がとてもわかりやすく表現されていました。
こうして見ると、声優それぞれの魅力が、トムリドルの人生そのものに重なっているように感じます。
まとめ感想
トムリドルの声優たちは、年代ごとの性格や心の闇を鮮やかに演じ分けていて、シリーズ全体を通して観ると時系列のつながりまで感じられます。
子どものころのリドルはまだどこか普通の子に近い印象ですが、16歳になると落ち着きの中に影が見え、ヴォルデモートとして復活すると冷酷さが極限まで強くなります。
その変化が声でもはっきり伝わるので、映画を見返すほど新しい気づきが出てきますよ。
私自身、声に注目して観たときに、トムリドルというキャラクターの一貫した“異質さ”がとても理解しやすくなりました。
特に「秘密の部屋」と「謎のプリンス」は、声の違いでキャラクターの成長段階がくっきり見えるのでおすすめです。
あなたも、ぜひ作品を見返す時に声の変化を意識してみてください。
物語がもっと深く楽しめるようになると思いますよ。
アニメ・映画が大好きで毎日色んな作品を見ています。その中で自分が良い!と思った作品を多くの人に見てもらいたいです。そのために、その作品のどこが面白いのか、レビューや考察などの記事を書いています。
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