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『トモダチゲーム』のアニメ2期はいつ?放送時期と続き予想

アニメ・漫画

こんにちは、たたみの冷凍みかん箱管理人のtatamiです。今回は『トモダチゲーム』のアニメ2期について、アニオタ視点でかなりディープに掘っていきます。トモダチゲームのアニメ2期がいつから放送されるのか、そもそも本当に2期は来るのか、ずっと気になっているあなた向けの記事です。

トモダチゲームのアニメ2期の放送時期や続編制作の可能性、トモダチゲームのアニメの続きが漫画の何巻からなのか、トモダチゲームのアニメが打ち切りだったのかどうか、そしてトモダチゲームのアニメを見返すのにおすすめな配信サービスなど、検索するといろいろな情報が出てきてかえって混乱しやすいポイントが多いんですよね。私も「どこまでが正式な情報で、どこからが予想なのか」を仕分けるのに苦労しました。

さらに、トモダチゲームのアニメは第1期でどこまで描かれていて、第2期が来たらどこからどこまでが映像化されそうなのか、トモダチゲームのアニメの続きが気になる人向けに「この巻から読めばOK」という原作ガイドも用意しました。トモダチゲーム原作の完結状況や、ストックがどれくらいあるのかも含めて整理していくので、「今から原作を追いかけたい」という人の入門にもなるかなと思います。

この記事では、トモダチゲームアニメ2期の放送日予想や続編制作の条件だけでなく、アニメ1期の復習ポイント、トモダチゲームの第4ゲーム以降の見どころ、トモダチゲームの大人編がアニメになったときにどんな盛り上がり方をするのかまで、ネタバレになりすぎない範囲でがっつり語っていきます。読み終わるころには、「いつ2期が来てもいいように、この順番で準備しておこう」と自分なりの作戦が立てられる状態を目指していきます。

トモダチゲームのアニメ2期を待ちながらできる楽しみ方も、私の実体験ベースで紹介していきます。ここ、気になりますよね。肩の力を抜いて読み進めてもらえればうれしいです。

  • トモダチゲームのアニメ2期が現状どういうステータスなのかを理解できる
  • アニメ2期が来るとしたらいつ頃になりそうか、おおまかな目安が分かる
  • アニメの続きは原作漫画の何巻から楽しめるのかがはっきりする
  • 第4ゲーム以降の見どころと、アニメ化されたときの注目ポイントを押さえられる

『トモダチゲーム』のアニメ2期はいつ放送される?

まずは一番気になる「トモダチゲームのアニメ2期はいつ放送されるのか?」という話から整理していきます。ここでは、2025年時点で出ている公式情報と、アニメ業界の一般的な事情を踏まえて、続編制作の可能性と現実的な放送時期の目安を、できるだけ分かりやすくまとめていきます。あくまで予想は予想ですが、根拠もセットで話していくので、「何となく不安」だったモヤモヤはかなり軽くなるはずです。

放送時期予想

結論から言うと、2025年12月時点では『トモダチゲーム』アニメ2期の制作決定や放送時期について、公式からの発表は一切出ていません。テレビアニメ第1期の情報やニュースを追っていても、第2期に関する具体的な言及は見当たらないので、現状は完全に「未発表」の状態だと考えて大丈夫です。

アニメの制作スケジュール感としては、企画が正式に動き出してから実際の放送まで、だいたい1年〜1年半くらいかかることが多いです。特に最近は制作ラインがパンパンなスタジオも多いので、人気作でも発表から放送まで2年近く空くケースも普通にあります。トモダチゲームのような既視聴者向けの続編タイトルならなおさら、スケジュールの空きを見ながら慎重に調整していくことになるはずです。

なので現実的なイメージとしては、もし今後「トモダチゲームアニメ2期制作決定!」というニュースが出た場合、そこからさらに1年〜2年後のクールで放送される、という感覚を持っておくといいかなと思います。今のタイミングから逆算すると、2026年〜2027年あたりに2期が動き出したらかなりうれしい、くらいの期待値がちょうどいいラインです。

もちろん、これはあくまで一般的な制作期間や、他作品の2期例をもとにした予想にすぎません。作品ごとの事情や制作体制、スポンサーの判断によっては、もっと早く動くこともあれば、じっくり時間を置いてから企画が再始動することもあります。アニメの放送開始時期や第1期の詳細な情報は出典:TVアニメ『トモダチゲーム』公式サイトで確認できるので、まずはここを基準に考えるのが安心です。

ここで書いている放送時期は、あくまでアニメ業界全体の傾向から見た「目安」にすぎません。実際にいつ放送されるか、そもそも2期が制作されるかどうかは、制作委員会や公式の判断によって大きく変わります。正確な情報は必ず公式サイトや公式SNSで確認し、最終的な判断はあなた自身で行ってください。

「じゃあ、いつ発表されるかも分からないのに待ち続けるのはつらい…」という気持ちもよく分かります。ただ、後半で触れるようにトモダチゲームは原作ストックや物語の盛り上がり方的に、アニメ2期との相性がかなり良い作品なので、期待しつつも「長期戦になるかも」と軽く構えておくのが精神的にはいちばんラクかなと思います。

続編決定の条件

次に、「そもそもアニメ2期って、どんな条件がそろうと制作されやすいのか?」という話を整理しておきます。トモダチゲームに限らず、続編の有無を考えるときに見ておきたいポイントはだいたい決まっているので、ここを押さえておくと他のアニメの2期予想にも役立ちますよ。

ざっくり分けると、続編の判断材料はこんな感じです。

要素続編への影響イメージ
円盤(BD/DVD)の売上近年は重要度が下がったものの、「どれくらいコアファンがお金を落としてくれたか」の指標として見られやすい
動画配信の成績見放題サービスでどれだけ再生されているか、ランキング入りしているかなど。ここが強い作品は2期が通りやすい
海外人気・ライセンス海外配信・円盤・グッズなどの売上。最近は国内より海外で伸びて続編が決まる例も多い
原作の売上・ストック原作コミックスの累計部数や、どこまでストックがあるか。完結済み作品は構成を組みやすいのが強み
制作ライン・スタッフ制作スタジオのスケジュールと予算。ここが空いていないと、人気作でもすぐには動けない

トモダチゲームの場合、円盤の枚数だけを見ると「めちゃくちゃヒットした!」というタイプではなく、どちらかというと控えめな数字の部類に入ると言われています。そのため、円盤だけを根拠に「2期は堅い」とは言いにくいのが正直なところです。

ただし、ここ数年のアニメ業界を見ていると、円盤売上よりも配信と海外人気が続編の鍵を握るケースがかなり増えていると感じます。NetflixやU-NEXT、dアニメストアなどの見放題サービスで長期間視聴され続けている作品は、後から評価が高まって2期・3期が決まるパターンも多いです。トモダチゲームも配信プラットフォームでちまちま視聴され続けているタイプの作品なので、完全に望みゼロという状況ではないと思っています。

ほかにも、トモダチゲームは実写ドラマや映画にも展開しているIPなので、「アニメ単体で黒字かどうか」だけでなく、シリーズ全体としてどれくらい価値があるか、という視点で見られている可能性も高いです。こういう作品は、原作の区切りやメディアミックスのタイミングを狙って、ある日突然続編が動き出すこともあります。

もしあなたが「他のアニメ2期の事情も知りたいな」と思ったら、同じサイト内で書いている『ハズレ枠の状態異常』アニメ2期の最新状況と可能性解説記事なんかも合わせて読むと、続編の考え方がよりイメージしやすくなるはずです。作品は違っても、2期決定までのロジックはけっこう似ているんですよね。

円盤と配信

「円盤が売れないと2期は来ない」というイメージを持っている人も多いと思いますが、最近は必ずしもそうとは言い切れなくなってきています。とはいえ、まったく無関係かと言われるとそんなことはなくて、円盤と配信のバランスをどう見るかがポイントになっている印象です。

まず円盤の話からすると、トモダチゲームのBD/DVDは、いわゆる「1万枚超えの大ヒット」みたいなレベルではなく、かなりニッチ寄りの数字と言われています。正確な枚数は公表されていませんが、アニメファンの間で共有されている推測値からすると、「円盤だけで2期をぐいっと押し上げるほどではないかな」というラインです。ただ、円盤の特典として原作者描き下ろし漫画やCDがついていたりするので、コアなファンはしっかり押さえているはずです。

一方で、トモダチゲームは動画配信サービスと相性が良いタイプの作品です。1話見て「これ好きかも」となった人が、そのまま一気見しやすい構成になっているので、見放題サービスに入っていればサクッと12話完走できるんですよね。心理戦系の作品は、毎週1話ずつよりもまとめて見るほうが面白さが増すので、配信でじわじわ評価が上がるパターンも多いです。

最近は、配信プラットフォームから作品ごとの再生数や契約への貢献度といったデータが制作側にフィードバックされるようになってきています。そうすると、「円盤はそこまででもないけど、配信でめちゃくちゃ観られているから2期をやろう」という判断も充分ありえます。トモダチゲームも、まさにその枠を狙える位置にいる作品だと感じています。

各配信サービスのラインナップや月額料金、キャンペーンなどは日々変わっていきます。トモダチゲームを視聴しようと考えている場合は、必ず各サービスの公式サイトで最新の配信状況を確認してから登録するのがおすすめです。

円盤だけを見て「もう2期は無理だ」と悲観してしまうのはまだ早いので、配信や海外展開も含めた「トータルの人気」で判断されるようになっていることは、頭の片隅に置いておいてもらえると気が楽になるかなと思います。

海外人気の影響

トモダチゲームのようなデスゲーム系・心理戦系の作品は、海外アニメファンにもかなり刺さりやすいジャンルです。実際、海外のアニメレビューサイトや動画サイトを見ていると、トモダチゲームのリアクション動画や考察動画がちょこちょこ上がっていて、コア層の支持はしっかりついている印象があります。

最近のアニメ制作では、「海外配信の契約が取れているかどうか」「海外のファンコミュニティで盛り上がっているか」も、続編を検討するうえでかなり重要な要素になってきています。特にデスゲーム系は、ストーリーの構造が分かりやすく、言語の壁を越えやすいジャンルなので、海外配信でロングテールに売れていく傾向が強いです。

トモダチゲームの場合、アニメ1期がすでに複数の海外向けプラットフォームで配信されていることから、少なくとも「海外に出しても見てもらえる作品」として認識されていることは間違いありません。ここで継続的に視聴されていれば、国内の指標がやや控えめでも、「トータルでは悪くない数字」と判断される可能性は十分あります。

もちろん、ファンが具体的な視聴データを直接確認することはできませんが、海外SNSでの反応や、グッズ・フィギュアの展開状況などから、なんとなく人気の方向性は読み取れます。もし今後、海外向けイベントでトモダチゲーム関連の企画が増えたり、原作の英語版がプッシュされるようになったりしたら、それは2期に向けた追い風の1つと考えていいかもしれません。

「日本でそこまで大ヒットしてなくても、海外で伸びているから続編が作られた」というアニメは、ここ数年で一気に増えました。トモダチゲームも、そういうタイプの“海外強め作品”として再評価されてほしいなあと個人的には思っています。

原作ストック状況

続編制作を考えるうえで、原作ストックはものすごく重要です。どんなに人気があっても、アニメ化できる原作が残っていなければ、そもそも2期を作りようがありません。その点、トモダチゲームはかなり恵まれた状況にあります。

まず、アニメ1期は原作漫画の第1巻〜第6巻途中までを使用していて、特別ゲームの決着と、その後に待ち構える第4ゲーム「友罪裁判」の入り口で一旦区切られています。つまり、6巻の後半以降はまるまるアニメ未収録の状態で、しかもその先には大人のトモダチゲーム編など、アニメ映えしそうなエピソードが山ほど控えています。

さらに心強いのが、原作漫画がすでに完結しているという点です。連載中の作品だと、「原作の進行を追い越さないように、どこで一旦止めるか」を常に気にしないといけないのですが、完結済みなら「この巻からこの巻までを2期でやろう」と全体を見通した構成を組みやすくなります。

原作が完結している作品は、後からまとめてアニメ化されたり、完結記念のタイミングで続編が動き出したりする例が多いです。トモダチゲームもまさにそのパターンに乗りやすいタイトルなので、時間がかかっても「完走アニメ」を目指したプロジェクトが立ち上がる可能性は十分あると思っています。

アニメ2期に必要なストックだけでなく、仮に3期があったとしても対応できるくらいのボリュームが原作側にあるので、「原作のストック不足で2期が無理」という状況ではまったくありません。むしろ、どこまでアニメで描くかを悩むくらいには素材が豊富な作品です。

原作コミックスの購入や電子書籍での配信状況は出版社やストアごとに変わる可能性があるので、「一気に揃えたい」という場合は、各電子書籍サービスや書店の公式情報をチェックしつつ、自分の読みやすい環境で集めていくのがおすすめです。

『トモダチゲーム』のアニメ2期のストーリーと見どころ

ここからは、「もしトモダチゲームのアニメ2期が来たら、どんなストーリーが描かれるのか?」という部分に踏み込んでいきます。アニメ1期の続きが原作漫画のどこから始まるのか、第4ゲーム「友罪裁判」の魅力や、大人のトモダチゲーム編のヤバさなど、ファン目線での見どころを詳しく語っていきます。ネタバレはほどよく抑えつつも、「ここがアニメになったら絶対盛り上がる!」というポイントはしっかり押さえていきますね。

アニメ続きは何巻

まず、「アニメの続きは原作漫画の何巻から読めばいいの?」という永遠のテーマから。これはトモダチゲームに限らず、アニメ勢から原作勢にステップアップするときに必ず出てくる疑問ですよね。結論から言うと、トモダチゲームのアニメ1期の続きが気になるなら、原作6巻から読むのがおすすめです。

アニメ1期では、第1ゲーム〜第3ゲーム、そして特別ゲームまでが描かれていて、そのラストで第4ゲーム「友罪裁判」の入り口だけがチラ見せされて終わる構成になっています。そのため、6巻の前半あたりまではアニメと内容が被る部分もあるのですが、細かな心理描写やセリフのニュアンス、カットされたシーンもあるので、「復習+ディレクターズカット版」みたいな感覚で読み直す価値は十分あります。

「いやいや、完全にアニメの続きだけ読みたいんだ」という人は、6巻の第4ゲーム本編が始まるあたりから読み始めてもOKです。ただ、トモダチゲームはセリフやモノローグの一言一言に伏線が仕込まれている作品なので、個人的には6巻丸ごと読み直してから友罪裁判に突入したほうが、細部まで楽しめておすすめです。

どこまでが“2期の範囲”になりそうか

もしアニメ2期が1クール(12〜13話)構成だと仮定すると、原作の6巻〜8巻あたり、つまり「友罪裁判〜大人のトモダチゲーム序盤」までを一気にやるパターンがかなり有力だと思っています。友罪裁判だけでも1クールまるごと使えるくらい内容が濃いのですが、その先の大人編の導入までやっておくと、3期への期待感を残したまま気持ちよく区切れるからです。

どこまでを2期でやるかは、話数やテンポ、制作側の方針によって大きく変わります。ここで書いている範囲は、あくまで原作の構成とアニメ化のしやすさから見た「こうなったらうれしいな」という一ファンとしての予想だと思ってもらえればうれしいです。

いずれにせよ、「アニメ1期の続きが読みたい」という目的であれば、まずは6巻から読み始めれば間違いありません。そこから先は、面白さに任せてどんどん読み進めていくのがいちばん幸せな楽しみ方かなと思います。

第4ゲームの魅力

第4ゲーム「友罪裁判」は、トモダチゲーム全体の中でも特に印象に残るエピソードの一つです。それまでのゲームが「参加者同士の裏切り合い」とか「チーム戦の心理戦」といった色が強かったのに対して、友罪裁判は「クラス全体を相手にした集団心理ゲーム」になっているのが大きな特徴です。

このゲームのルールはシンプルで、「父親を殺した罪に問われている四部の無実を証明するために、クラスメイトたちから“無罪票”を集める」というものです。ただし、その無罪票の正体がかなりエグくて、クラスメイトの修学旅行費なんですよね。一度は回収されてしまったお金を、再び自分たちの意思で差し出してもらわないといけない。しかも、クラスの中で四部の評判は最悪。この時点で、ほぼ詰みゲーみたいな条件が揃っています。

ここが面白いのは、ゲームの舞台が「法廷」ではなく「クラスそのもの」になっているところです。先生やクラスメイト、それぞれの家庭の事情や立場まで含めて、全部ひっくるめて“裁判”として機能させていく必要があります。単に証拠を並べて無実を主張するだけでは誰も納得してくれないし、感情的なしこりや偏見をどう崩していくかが、ゲームクリアの鍵になっているんですよね。

アニメで映えそうなポイント

友罪裁判編がアニメになったら絶対映えるなと思っているのが、「クラスの空気が少しずつ変わっていく瞬間」の描き方です。最初は四部に対して敵意むき出しだった生徒たちが、少しずつ「本当にあいつが犯人なのか?」と揺らぎ始める。そのきっかけになる一言や出来事が、全部トモダチゲームらしいいやらしさと繊細さを兼ね備えていて、読んでいて本当にゾクゾクします。

アニメでこの空気の変化をどこまで繊細に描いてくれるかは、かなり注目ポイントですね。教室のざわめきや、キャラの目線、ちょっとした間の取り方で、「今この場に流れている空気」が一気に伝わってくるタイプのエピソードなので、演出がハマれば神回連発になるポテンシャルがあります。

第4ゲームは、それまでのゲームに比べて「派手なアクション」は少なめなぶん、人間の心理と感情の揺れがギチッと詰まっているので、じっくり見たい系の人にはたまらないと思います。逆に、「とにかくスピード感とテンションで押してくるデスゲームが見たい!」というタイプの人にとっても、じわじわ追い詰めてくる怖さが新鮮に感じられるはずです。

友一の策の凄さ

トモダチゲームと言えば、やっぱり主人公・片切友一のヤバさが最大の魅力の一つです。友罪裁判編では、その“ヤバさ”がいい意味で最高潮に達していて、「ここまで考えてたのかよ…」と何度も頭を抱えることになります。

友一がこのゲームで狙うのは、一言で言えば「大規模な振り込め詐欺」です。もちろん、ただのお金目当ての犯罪ではなく、四部の無実を証明するための作戦として、詐欺に近い手法をあえて利用していくわけですが、そのための段取りがとにかく鬼のように緻密なんですよね。

具体的には、クラスメイト一人ひとりの性格や立場、普段の人間関係、家族との関係性に至るまで、徹底的に把握したうえで「どの弱みを、どのタイミングで、どんな言葉で突けば動いてくれるか」を全部計算しています。天智や心木の罪悪感をあえて増幅させたり、クラス全体にうっすらとした不安や後ろめたさをばらまいたりしながら、最後には全員が自分の意思で財布を開けざるを得ない状況に追い込んでいく。

全部が伏線に見えてくる構成

この編を通して読むとよく分かるのですが、友一の何気ない一言や、あえて見逃したように見える行動のほとんどが、後になって「ここに繋がっていたのか」と分かる伏線になっています。そのため、初見のときはただ「うわ、えぐっ」と思って読んでいたシーンも、二周目以降は「ここでこの感情を植え付けていたのか…」と別の怖さが出てきます。

アニメ2期でここを丁寧に描いてくれたら、おそらく視聴者は毎週「友一やべえな」と言いながらも、「次はどうやってひっくり返すんだろう」とワクワクしっぱなしになるはずです。個人的には、友一のモノローグをどれくらいそのままアニメに持ち込むかが、非常に重要なポイントだと思っています。

原作では、友一の心の声がかなり細かく描かれていて、「ここでこう思っていたから、この発言が出てきたのか」というロジックがしっかり見えるようになっています。これをアニメでどこまで見せるかによって、友一というキャラクターの「ただのサイコではない賢さ」が、視聴者にどれくらい伝わるかが変わってくると思うので、演出の腕の見せ所ですね。

クラスメイト心理

友罪裁判編は、友一や四部たちの活躍だけでなく、クラスメイト側の心理描写がかなり濃く描かれるのも大きな魅力です。トモダチゲーム全体を通して、「人は追い詰められるとどんな行動を取ってしまうのか」というテーマが一貫して流れているのですが、友罪裁判ではそれがクラスという集団の単位で徹底的に掘り下げられます。

四部に対する偏見や、「誰か一人を悪者にしておけば安心できる」という人間の弱さ、周りに合わせておけば自分は責められないという空気。そういったものが、トモダチゲームらしいえぐさで描かれていきます。読んでいると、「ああ、こういう空気、学生時代にもあったな…」と妙に心当たりがあって、ちょっと胃が痛くなるくらいリアルなんですよね。

特に印象的なのは、「本当は四部のことを完全には信じていないのに、自分の立場を守るために態度を変えざるを得ない」キャラクターたちの揺れ方です。大声で誰かを責めるタイプだけでなく、空気を読んで黙ってしまうタイプ、何となく流されてしまうタイプなど、いろんな「弱さの形」が描かれていて、「誰か一人だけが悪者」という単純な構図になっていないのが、本当にうまいなと思います。

視聴者のメンタルに刺さるところ

アニメでこの編が放送されたら、おそらく視聴者の間でも「このキャラの行動は許せる/許せない」みたいな議論がかなり盛り上がると思います。自分に近いタイプのキャラの行動ほど、見ていてしんどく感じるかもしれませんが、その分「自分ならどうしただろう」と考えさせられるはずです。

トモダチゲームは、単なるデスゲームものではなく、「人間関係のしんどさ」を真正面から描いている作品なので、友罪裁判編のクラス描写はまさにその核心部分と言ってもいいと思います。アニメ2期が来たら、心の準備をしつつ、ぜひ自分の学生時代をちょっとだけ振り返りながら見てみてほしいところです。

こういう「集団の空気のえぐさ」を描く作品が好きな人は、同じサイト内で語っている『ゾン100』アニメ2期の記事なんかもハマると思います。作品自体は全然違う方向性なんですが、「社会のしんどさ」と「それでも前を向くキャラ」の描き方がうまいという意味で、ちょっと通じるものがあるんですよね。

大人ゲーム編感想

友罪裁判の先に待っているのが、いわゆる「大人のトモダチゲーム」編です。ここから先は、これまでの学生同士のゲームとは一線を画す、もっとダークでシビアな世界に踏み込んでいきます。個人的には、ここを読んで初めて「トモダチゲームという作品の全体像が見えてきた」と感じました。

大人編では、ゲーム運営側の裏事情や、本物のヤバい大人たちがどんどん表舞台に出てきます。学生たちだけがもがいていた第1部とは違い、「この世界そのものがどれくらい歪んでいるのか」が少しずつ明らかになっていく感じですね。その中で、友一たちがどうやって自分たちのルールを貫こうとするのかが大きな見どころになります。

また、大人編に入ることで、ゲームそのもののスケールも一段階アップします。これまでは基本的にクラスやグループ単位での争いが中心でしたが、大人編ではもっと大きな利害関係や、裏社会の事情が絡んでくるので、心理戦の組み立て方もかなり変わってきます。「人間の汚さ」がストレートに出てくるぶん、読んでいてしんどい場面も多いですが、その分カタルシスもデカいです。

2期でどこまで描いてほしいか

私個人の理想を言うと、アニメ2期は友罪裁判をしっかり最後まで描き切ったうえで、大人のトモダチゲーム編の導入部分まで踏み込んでほしい派です。友罪裁判だけでも十分1クール分の濃さがあるのですが、ラストで大人編の扉をちょっとだけ開いてくれると、「3期がもし来たら、ここから一気に地獄が始まるぞ…」というワクワクと恐怖をいい感じに残せると思うんですよね。

とはいえ、これは完全にファンとしての願望なので、実際にどういう構成になるかは制作側の判断次第です。テンポ重視で「友罪裁判+大人編の中盤」まで一気にやるパターンもあれば、友罪裁判だけをじっくり描いて、「大人編は3期のメインです!」という構成になる可能性もあります。

どの形になったとしても、大人のトモダチゲーム編は、トモダチゲームという作品の“本当の怖さ”と“本当の面白さ”が詰まったパートなので、いつかアニメで動く姿を見たいなと心から思っています。2期が決まったら、放送前に原作で大人編を読んでおくのか、あえて我慢してアニメで初体験するのか、その辺りも含めて作戦を立てるのも楽しいですね。

この記事で語っているストーリー範囲やアニメ化の可能性、放送時期などは、あくまで一般的なアニメ制作の傾向と、トモダチゲームの原作構成から考えた予想・感想です。実際にどこまでアニメ化されるか、そもそも2期が制作されるかは、制作委員会や公式の判断によって変わります。正確な情報は公式サイトや公式SNSで必ず確認し、情報の最終的な取り扱いについて不安がある場合は、公式窓口や専門家に相談するようにしてください。

2025年時点では、『トモダチゲーム』アニメ2期はまだ「公式発表待ち」の状態ですが、原作ストックやストーリーの伸びしろを考えると、アニメ的にもかなりおいしいパートがこれから山ほど控えています。今のうちに原作6巻から読み進めておけば、いつか2期がきたときに何倍も楽しめること間違いなしなので、一緒に気長に、でもワクワクしながらその日を待っていきましょう。

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