「東京喰種(トーキョーグール)」は2014年から放送が始まった大人気ダークファンタジーアニメです。
果たしてアニメは完結しているのか? どんな順番で観ればよいのか?
この記事では、その答えをわかりやすく整理しました。
放送の流れや最終章の内容、さらに原作との違いまでまとめているので、これから観る人も、改めて作品を振り返りたい人もぜひ参考にしてください。
東京グールのアニメは完結しているのか
「東京喰種(トーキョーグール)」は、2014年にアニメ第1期が放送されてから一気に人気を集めた作品です。
人間の姿をしながらも人肉を食べて生きる「喰種(グール)」と人間との衝突を描いた物語は、ダークで残酷なのに、どこか切なく心に刺さるものがありました。
結論から言うと、アニメ版『東京喰種』はすでに完結しています。
2018年の『東京喰種:re』最終章をもって、主人公カネキ・ケンの物語は一つの区切りを迎えました。
ただ「どのように完結したのか」「どんな順番で観れば理解できるのか」という点は、初めて触れる人には少し複雑に感じられるかもしれません。
ここからは放送の流れを振り返りながら、物語の区切りについて詳しく見ていきましょう。
※詳しい作品情報は公式サイトをご確認ください。
2014年の第1期から始まった物語
最初に放送されたのは、2014年7月から9月にかけて放送された第1期です。
主人公・金木研(カネキ ケン)は普通の大学生でしたが、喰種の女性・リゼとの偶然の出会いから運命が大きく変わります。リゼに襲われ、瀕死の重傷を負ったカネキは、彼女の臓器を移植されたことで「半喰種」として生きることになってしまうのです。
ここで描かれるのは、カネキが「人間」と「喰種」、二つの世界の狭間で苦しみながらも、自分の居場所を見つけようとする姿でした。人間を襲いたくないという優しい気持ちと、本能としての飢えとの間で揺れ動く様子は、多くの視聴者にとって衝撃的だったでしょう。
特に印象的なのは、第12話でのヤモリ(ジェイソン)との戦いです。拷問の末、カネキはついに喰種としての自分を受け入れ、白髪へと変貌します。「もう我慢しない」と宣言し、ヤモリを圧倒する姿は、主人公の大きな転機であり、東京グールという作品の象徴的なシーンとなりました。
声優陣の熱演も、作品の魅力を大きく引き立てています。カネキを演じる花江夏樹さんの繊細で揺れる声は、恐怖や葛藤をリアルに表現し、多くのファンの心に残りました。
第1期の基本情報まとめ
放送時期 | 話数 | 主な内容 | 主な声優 |
---|---|---|---|
2014年7月〜9月 | 全12話 | カネキが半喰種となり、自らの運命を受け入れるまで | 金木研:花江夏樹 霧嶋董香:雨宮天 神代利世:花澤香菜 |
2018年『東京喰種:re』最終章で迎えた結末
物語の大きな区切りとなったのは、2018年4月から放送された第3期『東京喰種:re』、そして同年10月から12月にかけて放送された『:re』最終章です。
ここで登場するのは、カネキではなく「佐々木琲世(ハイセ)」という青年。彼は記憶を失ったカネキの新しい姿であり、人間側の組織「CCG」で喰種を討伐する立場にいました。
カネキでありながらカネキではない存在として、仲間を守り、人間として生きようとする姿は、多くのファンにとって切ないものでした。
しかし記憶を取り戻した彼は、再び「喰種」としての自分に向き合うことになります。
最終章では、カネキが「隻眼の王」として喰種たちを導き、人間と喰種が共存する未来を模索していきます。
とくにラストシーンは印象的です。血と戦いにまみれた物語の果てに、カネキとトーカが穏やかに日常を取り戻し、家族としての未来を歩み始める姿が描かれます。これまでの苦しみと喪失を知っている視聴者にとっては、静かな幸せこそが最高の結末だと感じられるでしょう。
『東京喰種:re』最終章の基本情報まとめ
放送時期 | シーズン | 話数 | 主な内容 | 主な声優 |
---|---|---|---|---|
2018年4月〜6月 | 第3期『:re』 | 全12話 | 記憶を失ったカネキ=佐々木琲世の物語 | 佐々木琲世:花江夏樹 瓜江久生:石川界人 六月透:藤原夏海 |
2018年10月〜12月 | 『:re』最終章 | 全12話 | カネキが「隻眼の王」として戦い、物語は完結へ | 金木研/佐々木琲世:花江夏樹 霧嶋董香:雨宮天 |
アニメを観る正しい順番
「東京喰種(トーキョーグール)」のアニメを初めて観る人にとって、どの順番で視聴すればよいのかは少しわかりにくいかもしれません。
なぜなら、放送された順番と物語の進み方、そして原作漫画との展開が少しずつ違っているからです。
アニメは第1期から第4期(『:re』最終章)まで放送されており、それぞれに物語の区切りがあります。
ここからは、まず放送の流れを時系列で整理し、そのうえで原作との違いを理解しながら楽しむポイントを紹介します。
第1期から第4期までの流れ
アニメ『東京喰種』は2014年から2018年にかけて、合計4シーズンが制作されました。
それぞれのシーズンには重要なストーリーがあり、登場人物の変化や心情の揺れを丁寧に描いています。
第1期(2014年7月〜9月)
最初の舞台は東京の裏社会。普通の大学生だった金木研(カネキ ケン)が、喰種の女性・リゼに襲われ、臓器移植によって「半喰種」になるところから物語は始まります。
カネキは「人間を傷つけたくない」という優しさと、「喰種として食欲を抑えられない」という現実の狭間で苦しみ続けます。
特に衝撃的なのは、ヤモリ(ジェイソン)に拷問されるシーン。白髪に変貌し、自分の弱さを受け入れる姿は、彼の新しい一歩であり、ファンに強烈な印象を残しました。
第2期『東京喰種√A』(2015年1月〜3月)
このシーズンは、原作とは異なるオリジナル展開が描かれています。
原作ではカネキが仲間と行動を共にしますが、アニメでは「アオギリの樹」に自ら参加するという大胆なストーリーに変更されています。
激しい戦いの中で、カネキはより深く喰種の世界に関わっていきます。
CCG(対喰種機関)との衝突や、仲間たちとのすれ違いが描かれ、視聴者に大きな余韻を残しました。
第3期『東京喰種:re』(2018年4月〜6月)
時間が進み、舞台は一新。カネキは記憶を失い、「佐々木琲世(ハイセ)」としてCCGに所属する捜査官になっています。
かつての仲間であるトーカや喰種たちと再会する場面は、彼が失った記憶と新しい人生の狭間で揺れる姿を際立たせました。
ハイセは、クインクスと呼ばれる若い部下たちを導く存在として奮闘しますが、その優しさは時に自分を苦しめることにもなります。
第4期『東京喰種:re 最終章』(2018年10月〜12月)
ついに物語は完結へ向かいます。
カネキは再び自分を取り戻し、「隻眼の王」として人間と喰種の未来のために戦います。
血と悲しみに満ちた戦いの末、カネキとトーカが日常を取り戻す姿が描かれます。長い苦しみを経て得た穏やかな結末は、視聴者にとっても報われるラストとなりました。
東京グール アニメ放送順まとめ
シーズン | 放送時期 | 話数 | 主な内容 |
---|---|---|---|
第1期 | 2014年7月〜9月 | 全12話 | カネキが半喰種となり、苦悩と成長を描く |
第2期『√A』 | 2015年1月〜3月 | 全12話 | 原作と異なる展開。カネキがアオギリの樹に参加 |
第3期『:re』 | 2018年4月〜6月 | 全12話 | 記憶を失ったカネキ=佐々木琲世の新たな物語 |
第4期『:re 最終章』 | 2018年10月〜12月 | 全12話 | カネキが隻眼の王として戦い、物語は完結へ |
原作との違いを理解しながら楽しむポイント
「東京喰種」を観るうえで知っておきたいのは、アニメと原作の展開が一部異なるということです。
特に大きな違いがあるのは、第2期『√A』です。
原作では、カネキは仲間を守るために独自の行動をとりますが、アニメでは「アオギリの樹」という喰種の組織に参加します。
この改変は賛否両論ありましたが、オリジナルならではの緊張感や、アニメとしての見応えを作り出していました。
一方、第3期『:re』以降は、再び原作の流れに沿って展開されます。
ただし、アニメでは描写がスピーディーに進むため、細かな心情や人間関係をより深く理解したい場合は原作漫画を併せて読むのがおすすめです。
アニメと原作を組み合わせることで、「このセリフの裏にはこんな思いがあったのか」と新たな発見があり、より濃厚に楽しむことができます。
各シーズンごとのあらすじと見どころ
「東京喰種(トーキョーグール)」のアニメは全4シーズン。
カネキ研の数奇な運命を中心に、人間と喰種の戦い、そして共存への道が描かれています。
それぞれのシーズンには独自の魅力があり、カネキの変化や仲間たちのドラマがぎっしり詰まっています。ここからは、各シーズンを順番に振り返りながら、見どころを紹介していきます。
第1期「カネキの悲劇的な誕生」
物語の始まりは、大学生の金木研(カネキ ケン)が憧れの女性・リゼと出会う場面です。彼女と本屋で趣味が重なったことから親しくなりますが、実はリゼは人肉を食べる「喰種」でした。デートの帰り道、リゼに襲われたカネキは瀕死の重傷を負い、彼女の臓器を移植されてしまいます。
こうして人間と喰種の両方の性質を持つ「半喰種」となったカネキ。人間の食べ物を口にすると吐き気を催し、唯一口にできるのは人肉だけという残酷な現実に直面します。
あんていくのメンバー、トーカや芳村に支えられながら、自分の新しい存在と向き合おうとするカネキですが、心の葛藤は深まるばかり。
そして最大の試練が訪れるのが「ヤモリ(ジェイソン)」との拷問シーンです。数日間にわたる残虐な仕打ちの中、カネキはついに「自分が壊れてしまっても生き延びる」と決意し、白髪の姿に変貌します。
第1期は、カネキの弱さから強さへの劇的な転換を描いたシーズンであり、視聴者の心に最も強烈な印象を残した部分といえるでしょう。
第2期『√A』―漫画と異なるオリジナル展開
第2期『東京喰種√A』は、原作漫画と大きく異なる展開を見せます。
漫画では仲間を守るため独自に行動するカネキですが、アニメでは「アオギリの樹」という喰種の過激派組織に自ら加わる選択をします。
この決断は視聴者に衝撃を与えました。なぜなら、仲間を守りたいと願っていたカネキが、むしろ仲間から距離を置くように見えたからです。
√Aでは、カネキとトーカ、ヒナミなど旧友とのすれ違いが切なく描かれ、彼の孤独感がより際立ちます。
一方で、CCGとの戦いはさらに激しさを増し、アオギリの幹部や有馬貴将といった強敵が姿を現します。
特に印象的なのは最終回。雪が降りしきる中、トーカが必死にカネキを待ち続ける姿で物語は幕を閉じます。明確な答えを示さないまま終わるラストは、多くの考察を呼び、賛否両論を巻き起こしました。
第3期『東京喰種:re』―新主人公ハイセ登場
2018年に放送された第3期は、大きな時間の経過とともに物語が再始動します。
カネキは記憶を失い、「佐々木琲世(ハイセ)」としてCCGの捜査官となっていました。
ハイセはクインクスと呼ばれる若い捜査官たちを育てる立場にあり、頼れる兄のような存在です。しかし、その優しさの裏では、時折カネキとしての記憶がフラッシュバックし、心を苦しめます。
このシーズンの見どころは、ハイセが「人間としての自分」と「喰種としての自分」の狭間で揺れ動く姿です。かつて敵だった喰種たちと再会し、少しずつ記憶を取り戻していく過程は、視聴者に大きな感動を与えました。
また、オークション編や嘉納博士の研究など、緊迫したエピソードが続き、バトルシーンも迫力満点。新たな仲間たちの成長物語も加わり、重厚な群像劇として楽しめます。
最終章『:re』第2期―カネキの物語の結末
第4期『東京喰種:re 最終章』は、シリーズの締めくくりにふさわしい壮大な物語が展開されます。
カネキは記憶を完全に取り戻し、「隻眼の王」として喰種たちを率いる存在となります。
物語は人間と喰種の全面戦争へと突入し、激しい戦いが繰り広げられます。カネキはトーカや仲間を守りながら、絶望的な状況に立ち向かいます。
特に「竜」と呼ばれる巨大な存在との戦いはシリーズ最大のクライマックスであり、映像としての迫力も圧巻です。
そして結末。カネキとトーカは戦いを終え、日常を取り戻し、穏やかな時間を過ごすようになります。苦しみの果てに手に入れた平和は、これまでの壮絶な戦いを見届けた視聴者にとっても大きな救いとなりました。
各シーズンまとめ表
シーズン | 放送時期 | 話数 | 主な内容 |
---|---|---|---|
第1期 | 2014年7月〜9月 | 全12話 | カネキが半喰種となり、ヤモリとの戦いで覚醒 |
第2期『√A』 | 2015年1月〜3月 | 全12話 | 原作と異なる展開。カネキがアオギリに参加 |
第3期『:re』 | 2018年4月〜6月 | 全12話 | 記憶を失ったカネキ=ハイセとして新章開始 |
第4期『:re 最終章』 | 2018年10月〜12月 | 全12話 | カネキが隻眼の王となり、人間と喰種の戦いに決着 |
東京グールのアニメと原作の違い
「東京喰種(トーキョーグール)」は、アニメと原作漫画の両方が大きな人気を集めました。
ですが、その二つにはいくつか違いがあり、特にアニメ第2期『√A』では大きな改変が加えられています。
「どちらを先に楽しめばいいの?」「違いを知っておいたほうが理解しやすい?」と疑問を持つ人も多いでしょう。
ここでは、アニメと原作の違いを整理しながら、それぞれを楽しむためのおすすめの順番を紹介します。
第2期オリジナルストーリーの特徴
もっとも大きな違いが見られるのは、2015年に放送された第2期『東京喰種√A』です。
原作ではカネキが自らのチームを結成して仲間と行動しますが、アニメでは「アオギリの樹」に参加するという選択をします。
この改変は、原作者・石田スイがストーリー原案を担当したもの。
つまり「ただのアニメオリジナル」ではなく、公式があえて原作と異なるルートを描いたことになります。
漫画版の流れ
漫画では、拷問を経て覚醒したカネキが「自分の居場所を守るため」に動き出します。
彼は仲間たちと共に喰種の真実を探り、CCGと対立しながらも独自の道を歩むのです。
アニメ版『√A』の流れ
一方、アニメではヤモリとの戦いを経たカネキが「アオギリの樹」に自ら加わります。
敵側に身を置くことで、より危険な戦いに身を投じていく姿は、原作とは違った緊張感を生みました。
この展開は、トーカとの関係性にも影響を与えます。
原作では支え合う場面が強調されますが、アニメではカネキがトーカから遠ざかるように描かれるため、彼女が雪の中でカネキを待ち続ける最終話のシーンは、より切ない余韻を残しました。
視聴者の中には「なぜこのルートを描いたのか」と戸惑う声もありましたが、その分「もしも」の可能性を体験できるのは、アニメ版ならではの魅力といえるでしょう。
アニメと原作を両方楽しむための順番
では、アニメと原作をどう楽しめばいいのでしょうか。
おすすめは「アニメで大筋を掴み、原作で細部を補完する」順番です。
アニメは映像や音楽、声優陣の演技によって感情をダイレクトに伝えてくれるため、物語の世界観に入りやすいという強みがあります。
一方で、展開がスピーディーに進むため、キャラクターの心情や背景を深く掘り下げたい場合には原作が最適です。
特に第2期『√A』を観た後に原作を読むと、「本来のカネキはこう動いたのか」と比較しながら楽しめます。
また、第3期『:re』以降は原作に沿った流れに戻るため、アニメと漫画を並行して楽しむと理解がよりスムーズになります。
アニメと原作の違いまとめ
項目 | アニメ | 原作 |
---|---|---|
第1期 | 原作をほぼ忠実に再現 | カネキの半喰種化〜ヤモリ戦 |
第2期『√A』 | カネキがアオギリの樹に参加するオリジナル展開 | カネキが仲間と行動しつつ独自ルートを進む |
第3期『:re』以降 | 原作にほぼ沿って展開。ただしテンポは速め | CCGのハイセ編から最終章までを丁寧に描写 |
結末 | 『:re 最終章』でアニメとして完結 | 漫画版と同様にカネキとトーカが未来へ進む |
東京グールアニメ完結後の楽しみ方
2018年に放送された『東京喰種:re 最終章』で、アニメ版「東京グール」の物語はひとつの結末を迎えました。
壮絶な戦いの末、カネキと仲間たちは平穏な日常を取り戻し、視聴者もその未来に希望を感じることができました。
ただし、「アニメだけでは描かれきれなかった部分も知りたい」「もう一度あの世界観を味わいたい」と思う人も多いはずです。
ここからは、アニメ完結後も楽しめる方法を紹介していきます。
原作漫画で補完するストーリー
アニメでは、時間の都合もあり原作漫画の細かい部分まで丁寧に描かれるわけではありません。
特に第2期『√A』はオリジナル展開となっているため、原作を読むことで「本来のカネキの選択」を知ることができます。
漫画版では、カネキが仲間と共に行動し、彼なりの正義を追い求めていく姿が描かれます。
アニメで感じた「なぜカネキはアオギリに行ってしまったの?」という疑問も、原作を読むことで違う答えを知ることができます。
また、第3期以降の『:re』編では、キャラクターの心理描写がより細かく表現されています。
アニメだと一瞬で流れてしまう心の揺れや、セリフに隠された意味をじっくり味わえるのは漫画ならではの魅力です。
たとえば、ハイセがクインクスたちを導く場面。アニメでは爽やかに見えるシーンも、原作では「自分も守られたい」という弱さを抱えながら奮闘していることが強調されています。
そうした内面を知ると、彼の行動にさらに重みを感じられるでしょう。
主題歌や音楽を通して再び楽しむ
「東京グール」を語るうえで欠かせないのが音楽です。
アニメを観終えた後でも、主題歌や挿入歌を聴くだけであの緊張感や切なさが鮮明によみがえってきます。
第1期のオープニング「unravel」は、その代表格です。
カネキが自分の存在に苦しみ、壊れていく心情と重なる歌詞は、作品そのものを象徴する楽曲となりました。白髪になったカネキがヤモリを圧倒する場面でこの曲を思い出す人も多いでしょう。
第2期では österreich(オストライヒ)の「無能」がオープニングを飾り、カネキの孤独と葛藤を強く映し出しました。
さらに、amazarashiの「季節は次々死んでいく」は、喰種たちの儚さと重なるメッセージ性の強い一曲です。
挿入歌も忘れてはいけません。第2期で流れた「GLASSY SKY」は、哀しさと美しさを兼ね備えた名曲としてファンの間で長く愛されています。カネキが苦しみながらも前に進もうとするシーンに流れたとき、多くの視聴者が涙を流したのではないでしょうか。
音楽を通して作品を振り返ると、アニメを見返すのとはまた違った感動が蘇ります。プレイリストに入れて日常の中で聴くのも、余韻を楽しむ素敵な方法です。
音楽リストまとめ
シーズン | オープニング | エンディング | 挿入歌の一例 |
---|---|---|---|
第1期 | 「unravel」TK from 凛として時雨 | 「聖者たち」People In The Box | – |
第2期『√A』 | 「無能」österreich | 「季節は次々死んでいく」amazarashi | 「GLASSY SKY」Donna Burke |
第3期『:re』 | 「asphyxia」Cö shu Nie | 「HALF」女王蜂 | – |
第4期『:re 最終章』 | 「katharsis」TK from 凛として時雨 | 「楽園の君」österreich | 「Remembering」Tate McRae |
アニメ全期を観られる配信サービス
配信サービス | 月額料金(税込) | 無料トライアル | 配信状況 |
---|---|---|---|
U-NEXT | 2,189円 | 31日間 | 全シーズン+原作漫画も読める |
Hulu | 1,026円 | 2週間 | 全シーズン見放題 |
dアニメストア | 550円 | 31日間 | 全シーズン見放題 |
Netflix | 790円〜 | なし | 全シーズン配信あり |
U-NEXTはアニメと原作漫画の両方を楽しめるため、完結後に物語を補完したい人に特におすすめです。
まとめ:東京グールは全期を通して物語が一つの結末へ
「東京グール」のアニメは、2014年の第1期から2018年の『:re 最終章』まで、全4シーズンにわたって描かれました。
途中で原作と異なる展開を見せたこともありましたが、最終的にはカネキの物語がひとつの結末にたどり着きました。
絶望と戦いの連続だった物語の最後に、カネキとトーカが平穏な日常を手に入れる姿は、多くのファンにとって「報われた」と感じられる瞬間でした。
アニメ完結後も、原作漫画で細部を読み解いたり、主題歌や挿入歌を聴き直したりすることで、新しい角度から「東京グール」を楽しむことができます。
それは単なる物語の追体験ではなく、作品が心に残した感情をもう一度味わう時間でもあるのです。
東京グールはすでに完結しています。
しかし、その余韻や学びは、観る人の心の中でこれからも続いていくでしょう。

アニメ・映画が大好きで毎日色んな作品を見ています。その中で自分が良い!と思った作品を多くの人に見てもらいたいです。そのために、その作品のどこが面白いのか、レビューや考察などの記事を書いています。
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