ワンピース映画の次回作決定？！最新情報と公開時期予想・内容考察まとめ

劇場版『ONE PIECE FILM RED』の大ヒットから約2年。

そろそろ「次の映画はいつ？」「内容はどんなストーリー？」と気になっているファンも多いはずです。

過去の映画公開周期を見ると、ワンピース映画は約3〜4年ごとに新作が公開されており、次回作があるとすれば2025〜2026年の可能性が高まっています。

今回は、公開時期の予想から原作の進行状況、内容の候補、登場キャラや興行収入の見込みまで、徹底的に考察していきます。

ワンピース映画の次回作はいつ？公開時期を予想

ワンピース映画の次回作は、いつ公開されるのか気になっている人は多いはずです。
特に『FILM RED』が記録的ヒットとなったことで、期待はますます高まっています。
ここでは、過去の公開スケジュールをもとに「映画の周期」と「2025〜2026年が有力と言われる理由」をくわしく説明します。

まずは、これまでの映画公開の流れを知ることで、次回作がどのタイミングになるのかが自然と見えてきます。

過去の映画公開スケジュールから見る周期

ワンピースの劇場版は2000年に第1作が公開されてから、これまでに15作が制作されています。
初期の映画は毎年のように公開されていましたが、近年は原作やアニメの進行に合わせて、3〜4年ごとのペースになっています。

特に注目したいのは、10作目以降の「FILM」シリーズです。尾田栄一郎さんが製作総指揮として深く関わるようになってから、映画は一つの“特別イベント”として扱われるようになりました。

以下は近年の公開時期をまとめた表です。

タイトル	公開年	間隔
ONE PIECE FILM STRONG WORLD	2009年	—
ONE PIECE 3D 麦わらチェイス	2011年	約2年後
ONE PIECE FILM Z	2012年	約1年後
ONE PIECE FILM GOLD	2016年	約4年後
ONE PIECE STAMPEDE	2019年	約3年後
ONE PIECE FILM RED	2022年	約3年後

STAMPEDEからFILM REDまでは3年。
GOLDからSTAMPEDEまでは3年。
つまり「3〜4年の周期」が今のワンピース映画のリズムになっていると考えて良いでしょう。

また、アニメや原作が物語の節目を迎えるタイミングに合わせて公開されることも多く、映画は「次の展開の橋渡し」や「キャラクターの秘密に迫る内容」になる傾向があります。

例えば、FILM REDではシャンクスという大きな存在に光が当てられ、原作にも関わる情報が少しだけ明らかになりました。こうした“原作に触れすぎない、でも重要な何かを感じさせる内容”が映画の大きな特徴です。

2025〜2026年と予想される理由

では、次回作はいつになるのか。
過去の周期を単純に当てはめると、FILM RED公開から3年後の2025年、遅くても4年後の2026年がもっとも自然なタイミングです。

ここには、次のような理由があります。

まず、2024年末から2025年にかけて、テレビアニメは「エッグヘッド編」の佳境に入っています。原作でも物語が最終章へ向かって加速しており、世界的に注目が集まっている状況です。こうした盛り上がりの中で映画を公開すれば、観客動員にもつながります。

さらに、ワンピース映画は制作にかなりの時間をかけることで知られています。尾田栄一郎さんは、脚本監修・キャラデザイン・世界観づくりなど細部まで関わるため、通常のアニメ映画より準備期間が長くなります。FILM REDでも製作発表から公開までおよそ2年以上の準備が行われました。

制作期間、原作の進行、ファンの熱量を重ね合わせると、次回作の公開は2025〜2026年が最も現実的といえます。

また、この頃には「ワンピース本編がクライマックスを迎えている可能性が高い」という点も大きな理由です。物語の核心や重要キャラクターの過去を描く映画が作られる可能性も高まり、興行収入200億円クラスも十分狙えるでしょう。

もし公開されるなら、シャンクスに続き「ゴール・D・ロジャー」「ドラゴン」「黒ひげ」など、原作でも語られていない領域が映画化される可能性もあります。ファンの間では特にロジャー過去編の期待が高まっており、彼のラフテル到達や最後の航海が描かれたら、と想像が膨らみます。

今はまだ公式発表はありません。しかし、これまでの歴史、原作の進行具合、映画制作のスケジュールを踏まえると、次の劇場版はもう準備が始まっていると考えても不思議ではありません。

ファンとしては、次の情報が解禁されるその瞬間まで、ワクワクしながら待ち続けるしかないのです。

現在のアニメ・原作の進行状況との関係

ワンピース映画の公開タイミングは、アニメや原作の進行状況と強く結びついています。物語の盛り上がりが映画公開と重なるように調整されることが多く、今どこまで話が進んでいるかは重要なヒントになります。

アニメでは2024年から「エッグヘッド編」に突入しました。ここは原作でも巨大な伏線が動き始めたタイミングで、ベガパンク、五老星、古代兵器、そして世界政府の謎が一気に浮かび上がっています。麦わらの一味も“世界の真実”に近づきつつあり、物語全体がクライマックスの入口へ向かっている状態です。

原作も同じく最終章に入っており、これまで名前だけだったキャラクターや謎だった出来事が次々と明かされています。例えばロジャー海賊団の最後の航海や、ゴッドバレー事件、イム様の存在など、世界の根幹に触れる情報が増えています。

映画の内容は基本的に原作と直接つながりすぎないように作られていますが、原作の流れと完全に外れることもありません。たとえば『FILM RED』ではシャンクスが登場し、物語の核心に近い空気を漂わせながらも、本編の大事な謎は伏せたままでした。

今の物語の状況から考えると、次回作の映画も「本編とは直接つながらないが、重要キャラの秘密に触れる内容」になる可能性が高いです。原作が終盤に差しかかっている今こそ、ロジャーの過去編やドラゴン・革命軍の動きなど、映画で描くにふさわしい題材が揃い始めています。

このようにアニメと原作がどちらも盛り上がっている今は、映画公開には絶好のタイミングとも言えるのです。

映画制作に必要な準備期間はどれくらい？

ワンピース映画はただの番外編ではなく、「ひとつの大プロジェクト」として作られます。そのため制作期間も長く、最低でも2年、多いと3年近くかかるとされています。

大きく分けて準備は以下のように進みます。

・尾田栄一郎さんによるキャラクターデザインや物語の監修。
・アニメ制作会社・東映アニメーションによる脚本・絵コンテ・作画準備。
・声優の収録や音楽制作、劇場用の編集作業。

『FILM RED』ではシャンクスの娘・ウタという新キャラが登場し、大規模なライブシーンや新規楽曲が多く使われました。そのため制作準備は2年以上前から始まっていたとされています。

過去の映画でも、構想段階を含めると監督や脚本家との打ち合わせは数年前から動いていたという話もあります。特にFILMシリーズのように原作者が深く関わる場合、原作のストーリー展開との調整も必要となるので、さらに時間がかかります。

このことから、「もし次回作があるとすれば、すでに制作は水面下で始まっている可能性が高い」と言えます。『FILM RED』が2022年に公開されているため、2023年から準備がスタートしていれば、2025年公開は十分現実的なスケジュールになります。

フィルムREDとの間隔から見る最短公開パターン

最新作『ONE PIECE FILM RED』は2022年8月に公開されました。これまでの映画の周期は3〜4年が中心になっているため、最短だと2025年、遅くとも2026年が現実的なラインです。

実際の映画公開間隔を表にまとめると、次のようになります。

作品名	公開年	前作からの間隔
FILM GOLD	2016年	–
STAMPEDE	2019年	約3年
FILM RED	2022年	約3年
次回作予想	2025〜2026年	約3〜4年

つまり、過去の流れから考えると「2025年公開で発表」「2026年公開で完成」というパターンが最も自然です。

さらに気になるのは、公開タイミングが物語の山場に重なるかどうかです。エッグヘッド編が終盤に進み、原作も世界の秘密に迫っている状況だからこそ、映画でも「ロジャーの冒険」や「ドラゴンの過去」「世界政府の闇」など大きなテーマが扱われる可能性が高くなっています。

ファンの間でも「次はロジャー中心の映画では？」という声が多く、もしそれが現実になれば、ワンピース映画史上もっとも注目される作品になるかもしれません。

映画制作の準備期間、原作の盛り上がり、これまでの公開周期。これらの点が重なって、2025〜2026年こそがワンピース映画の新作が現れる“最適なタイミング”だと言えるのです。

ワンピース映画の次回作の内容はどうなる？

映画のワンピースは、本編と“地続きの熱”を保ちながらも、劇場ならではのサプライズを仕込んでくるのが魅力です。『STRONG WORLD』でシキを先行登場させたり、『FILM RED』でシャンクスの謎に光を当てたりと、見なくても本編は追えるけれど、見れば本編がもっと面白くなる作りが貫かれています。次回作もこの設計を踏まえつつ、原作のクライマックスへ向かう勢いを受け止める内容が期待されます。ここでは有力視されるテーマとキャラクター、そして興行面の見通しを丁寧に考えていきます。

ファンの間で最有力と言われる「ロジャー過去編」説

ロジャーを主役に据えた過去編は、ファンの間で長らく“最有力カード”として名前が挙がってきました。理由は単純で、描ける余白が多く、しかも本編の核心と“におい”でつながるからです。オデン回想で垣間見えたロジャーの最終航海は、仲間の笑い声、甲板を打つ波、あの「世界をひっくり返す」約束の手触りだけを残して去っていきました。断片だけで胸が熱くなるのに、全景はまだ見えていないのです。

劇場版に向くのは、こうした“知っているけど知らない”領域です。たとえば、ラフテル直前の寄港地で起きた一夜の出来事を描く。若きレイリーが羅針の狂う海で舵を切り、スコッパー・ギャバンが火花を散らす斧で敵船の錨鎖を断ち切る。ロジャーは笑いながらも病を押して前へ進み、ロジャー団の旗が嵐にあおられて裂けても、誰一人退かない。そんな“航海の一片”なら、本編の核心を暴かずに、ロジャーの人間味や船員同士の絆を立ち上げられます。

過去の劇場版が得意としてきた「本編の義務化はしない」という設計にも整合します。『カラクリ城のメカ巨兵』がルフィの“ギア2”着想の一端をさりげなく匂わせたように、ロジャー編でも、後の世代へ受け渡された意志の火種を静かに置いてくることができます。もし、あの処刑台に向かう日の前夜を描くのなら、ロジャーが酒場の灯りの下で海を見つめ、誰にも聞こえないほど小さな声で「それでも、行く」とつぶやく。そんな一瞬を映画は雄弁に語れるはずです。

シャンクスの次は誰？ドラゴン・黒ひげ・五老星の可能性

『FILM RED』でスポットが当たったのはシャンクスでした。では次は誰に光を当てれば、映画ならではの“新しさ”と“拡がり”を両立できるのでしょうか。候補としてまず挙がるのがドラゴンです。革命軍総司令という立場は、世界政府の裏表を映し出す鏡になります。ドラゴンの若き日の潜入任務や、風のように現れては跡を残さない戦い方は、都市を駆けるチェイスや気象を味方につけた大規模アクションと相性が良いでしょう。ルフィの父であるという事実が、劇中では言葉少なに、しかし確かな体温で観客に響くはずです。

次に黒ひげ。彼が主役級で前面に出る物語は、欲望と策謀が渦巻く“盗賊譚”になります。ヤミヤミの闇が街灯を一つずつ呑み込み、路地裏の影が生き物のように蠢く夜。ティーチが笑いながらも、目は笑っていない。そんな画作りは劇場の大画面でこそ映えます。さらに“誰を獲りに来るのか”という一点だけで、観客の想像力を極限まで刺激できます。

そして五老星。エッグヘッド以降、世界の意思が露わになるほど、彼らの存在は物語の“静かな暴力”として重みを増しています。映画の独立性を保つためにも、五老星そのものを深掘りしすぎない配慮は必要ですが、“決定が降りる部屋”の空気や、ひとつの署名が数千の運命を変える瞬間を描くことは可能です。たとえば、重い硯の音が鳴るだけで執行部隊が動き出す。無表情な書記官が砂時計を返すと、世界のどこかで鐘が鳴る。そうした“権力の手触り”は、音と光を操れる映画が得意とする領域です。

候補者それぞれの魅力とリスクを整理すると、次の通りです。

候補キャラ	映画で映える強み	注意点
ロジャー	余白が大きく、航海アクションと人間ドラマを両立しやすい。	核心に踏み込みすぎない線引きが必要。
ドラゴン	都市潜入、気象×戦闘など“映像映え”が多い。	革命軍の本筋を語りすぎると本編の領分に近づく。
黒ひげ	サスペンスと強敵感で劇場向きの緊張を作れる。	本編の計画と矛盾しない設計が必須。
五老星	世界の“統治のメカニズム”を視覚化できる。	情報過多や説明過多のリスク。

どの候補も、映画単体でカタルシスを作りながら、本編の熱を冷やさない“距離感”を保てるかが肝になります。

原作終盤に突入した今こそ映画化されそうな理由

今は、映画を打ち出すタイミングとして極めて良い条件がそろっています。アニメはエッグヘッド編へ入り、放送枠の移動や再編集版など、視聴導線の再整備が進みました。視聴者の“復習”がしやすく、新規の観客にも“どこからでも入れる”入り口が用意されている状況です。映画の宣伝は、こうしたテレビ側の施策と手を取り合うほど効果を発揮します。

劇場版の作り方にも、追い風があります。過去作は、観客の“知りたい欲”をくすぐる仕掛けに長けていました。『STRONG WORLD』では原作にも名を残すシキを描き、『FILM RED』ではシャンクスの“父としての顔”という意外性で心をつかみました。次回作でも、入場者特典の設計とキャラクターの魅力が噛み合えば、動員は大きく伸びるはずです。公開時期が原作の山場と重なれば、“本編の鼓動を感じに劇場へ行く”という動機づけが自然に生まれます。

興行面の見通しを考えると、200億円級は十分に射程です。要因は三つあります。ひとつは国内外のシリーズ認知の積み上がり。もうひとつは、音楽やライブ演出を含む“体験型”の強化で、これは『FILM RED』が証明しました。最後に、物語そのものがクライマックスへ加速しているという希少なタイミングです。もしロジャーやドラゴン級の看板を掲げ、映画ならではの新主題歌や限定特典を組み合わせれば、公開初週から話題が話題を呼ぶでしょう。

内容面では“映画だからできること”を徹底するのが鍵です。たとえばロジャー編なら、波音と心音を重ねるサウンドデザインで“冒険の呼吸”を聴かせる。ドラゴン編なら、突風が路地のビラを巻き上げるだけで作戦開始を伝える“無言の演出”を置く。黒ひげなら、光の消える順番で緊張をコントロールする。五老星なら、紙に落ちる一滴の墨で戦争の始まりを暗示する。こうした映画的文法を使えば、説明を増やさずに密度を上げられます。

そして大切なのは、本編の“義務化”を避ける一線です。過去の映画がそうだったように、次回作も「見れば世界が深くなるが、見なくても迷子にならない」構造が理想です。劇場の扉を開けた瞬間、塩の匂いと風の音が押し寄せ、幕が下りたあとには、明日の連載や次週のアニメがもっと待ち遠しくなる。その余韻こそ、次のワンピース映画に求めたい魅力だと考えます。

入場特典と興行収入の関係｜200億突破は現実的？

ワンピース映画において、入場特典は興行収入を左右する重要な要素です。実際、『ONE PIECE FILM RED』では公開から何度も入場者特典が配布され、そのたびに観客動員が復活し、最終的に興行収入203.3億円という大ヒットにつながりました。

特典はただのおまけではありません。原作者・尾田栄一郎の描き下ろしイラストや設定資料、未公開の情報が含まれることで、「今のうちに観なきゃ」「手に入れなきゃ」というファンの熱を加速させます。公開後もSNSで「第○弾特典が出るから、もう1回観に行く」といった声がたくさん見られます。

過去作品と特典の関係を簡単に整理すると次のようになります。

作品名	興行収入	入場特典の有無
FILM Z	68.7億円	尾田栄一郎描き下ろし0巻Z
FILM GOLD	51.8億円	GOLD巻777
STAMPEDE	55.5億円	0巻“千”巻
FILM RED	203.3億円	UTA巻、楽曲特典など多数

この流れから見ても、次回作でも描き下ろし冊子や限定グッズが配られれば、200億円突破は十分に現実的です。特に、原作が終盤に向かっている今のタイミングなら、ファンの熱量は過去最高レベルに高まっています。

映画の内容やキャラクターによりますが、ロジャーやドラゴンの過去編など、大きな秘密に触れる内容であれば、特典次第で歴代最高記録の更新も夢ではありません。

新作映画が出たら期待できるキャラクター登場予想

次回作の主人公や中心人物は誰になるのか。ファンの間でよく名前が挙がるキャラクターは次の通りです。

キャラ	期待される理由
ゴール・D・ロジャー	物語の起点であり、過去編への期待が高い
モンキー・D・ドラゴン	世界最悪の犯罪者であり、ルフィの父という謎多き存在
マーシャル・D・ティーチ（黒ひげ）	“D”の一族であり、最大の宿敵候補
シャンクスの過去	FILM REDで語られなかった部分への興味
ロックス・D・ジーベック	世界政府が隠してきた伝説の男

特に注目されやすいのがロジャーとドラゴンです。ロジャーは作中で断片的に語られるだけで、海賊王になるまでの道のりはほとんど描かれていません。ドラゴンも幼少期のルフィと別れた理由、革命軍を作ったきっかけなど、まだ空白が多く残された人物です。

映画ならば、これらの謎の一部分だけを描くことができます。たった一夜の出来事や、ある戦いの前後だけでもファンにとっては十分な“ご褒美”になるのです。

個人的に観たい展開｜もしロジャーが主人公だったら

もし映画の主人公がロジャーだったら。そんな妄想を少しだけ膨らませてみます。

舞台はまだ「ラフテル」にたどり着く前。嵐の中、ロジャー海賊団が最後の航路へ出る瞬間。若いレイリーが羅針盤を握りしめ、シルバーアックスのような斧を構えるギャバン。船を包む風は荒れ狂っているのに、甲板の上のロジャーは大声で笑い続けている。病を抱えながらも「まだ死ぬわけにはいかねェ」と言って、手すりを叩く迫力。こうした場面は映画だからこそ描ける臨場感です。

さらに熱いのは、ロジャーが赤ん坊のシャンクスとバギーに帽子を被せるシーンや、レイリーと酒場で「この旅ももう終わっちまうな」と語り合う瞬間です。別れ、覚悟、夢。これらがぎゅっと詰まった映画なら、涙なしでは観られません。

次回作で求められる“映画ならでは”の魅力とは

ワンピース映画に求められているのは、アニメや漫画では味わえない「体験」です。それは単に戦闘が派手なことではありません。

たとえば、FILM REDでは“音楽×戦闘”という新しい挑戦がありました。次回作でも、映画ならではの魅力を加えることが必要です。考えられる演出は次の通りです。

・静と動の映像演出。雷鳴の前の静かな海、ロジャーの足音だけが響く甲板など。
・原作では描かれない「間（ま）」や「呼吸」を感じさせる構図や音。
・声優の芝居を最大限に活かした無言の演技や視線の圧力。
・楽曲やBGMを含めた没入型の映像体験。

映画は本編の補足ではなく、「ひとつの大冒険」として独立していなければなりません。見れば心が震え、見なくても本編に支障はない。そのバランスこそ、ワンピース映画の魅力であり、次回作にも期待される部分です。