こんにちは、たたみの冷凍みかん箱管理人のtatamiです。『薬屋のひとりごと』が好きすぎて、小説もコミカライズもアニメも追いかけているアニオタの私が、猫猫と壬氏のキスネタバレについてがっつり語っていきます。アニメから入った人も、原作を一気読みしている人も、ここは気になって検索したはずですよね。
猫猫と壬氏のキスは小説では何巻からなのか、漫画版だとどの巻・どの話数にあたるのか、アニメでは何期のどこまで描かれそうか、猫猫と壬氏のキスシーン一覧をざっくり把握しておきたい、猫猫と壬氏の関係がいつ両想いになって、最終的に結婚に向かっていくのかどうか……このあたりが気になって検索してきた人が多いかなと思います。
特に、猫猫と壬氏のキスが小説ではどの巻に出てくるのか、猫猫が壬氏を異性として意識し始めるのはどこなのか、人工呼吸や間接キスを含めた「接触イベント」がどう積み重なっていくのか、プロポーズや夜伽未遂までの流れを先に知っておきたいタイプのあなたには、まとめて整理できる記事が一つあると安心かなと思います。この記事では、猫猫と壬氏のキスネタバレを時系列で整理しつつ、命の危機から始まる特別な関係、プロポーズ、夜伽未遂までをまとめて俯瞰できるように解説していきます。原作既読勢の一人としての感想も交えながら、「どこまで知っておくと一番おいしく読めるか」を一緒に見ていきましょう。
- 猫猫と壬氏のキスシーンが小説の何巻で起きるのか整理できる
- 間接キスや人工呼吸を含む「接触イベント」の意味がわかる
- キス後のプロポーズや夜伽未遂までの恋愛進展を時系列で把握できる
- 原作・アニメをどのテンションで追いかけると一番楽しめるかイメージできる
猫猫 壬氏キス ネタバレの基礎
まずは、猫猫と壬氏のキスネタバレを語るうえで外せない「前提」と「時系列」を整理していきます。ただ「何巻でキスするか」だけを追うと、どうしてもイベント一覧のようになってしまうので、ここでは間接キス、人工呼吸、強引なキス、そして猫猫側の能動的な行動までをひとつながりの流れとして見ていきます。そうすると、『薬屋のひとりごと』という作品全体のロマンスの温度感や、どこが山場なのかがかなりくっきりしてくるはずです。
初期接触
ロマンス的な意味でのスタート地点は、小説1巻の園遊会あたりだと考えています。ここから、猫猫 壬氏キス ネタバレを追ううえでの「ゼロ話」みたいな感覚ですね。
この時点での猫猫は、あくまで後宮に拉致られてきた薬師で、「早く元の生活に戻りたい」が最優先の人です。恋愛どころか、宮廷のしがらみ自体にあまり関わりたくないタイプで、とにかくトラブルを避けて目立たず生きる、がモットー。ただし、毒や病気に関しては好奇心が爆発するので、そこだけはブレーキが利かない、というキャラですよね。
そんな猫猫の前に現れるのが壬氏。とにかく顔が良すぎる&立場が高すぎるせいで、猫猫からすると「関わると面倒な相手」の代表格です。その壬氏から贈られる簪は、見た目としてはきれいな装飾品ですが、文脈的にはかなり濃いめの求愛行為として描かれています。簪って、当時の感覚だと「ただのアクセサリー」ではなく、婚姻や恋愛の象徴として扱われることが多いアイテムなんですよね。
猫猫はそのあたりを完全に理解していないわけではないものの、「そんなガチの意味で渡しているわけないだろう」と、ある種の自衛本能で軽めに受け取ろうとしているように感じます。一方の壬氏は、かなり本気度高めで渡していて、この段階で「この娘を自分のものにしたい」という方向性がすでに固まっていると見ていいです。
ここでポイントなのは、初期接触の時点で、壬氏側の感情は「一目惚れ+興味」からかなりの速度で恋愛寄りに傾いているのに対して、猫猫側はまだ「厄介な美形」にしか見えていないという温度差です。このズレが後々まで尾を引き、強引なキスやプロポーズのときに読者の感情を揺さぶる要素になっていきます。
なので、猫猫 壬氏キス ネタバレを追うときは、1巻の園遊会と簪のシーンを「全部の出発点」として頭の片隅に置いておくと、その後の展開がかなりわかりやすくなりますよ。
間接表現
次の大きなポイントが、1巻ラスト近くで描かれる「指へのキス」です。これが、猫猫 壬氏キス ネタバレ界隈で言うところの「実質間接キス」ですよね。
シチュエーションとしては、壬氏が猫猫の唇に触れた自分の指先に、そっと口づけを落とす、という流れ。文字にするとものすごく甘いのですが、猫猫視点だと「いや、そこまでやる? この人やっぱり変人だな」くらいで終わってしまうのが本当に猫猫らしいところです。
ここ、一歩引いて読むと「自分の指に付いた猫猫の感触を愛おしそうに確かめている」ようにも見えるんですよね。つまり、猫猫が「自分のものではない」という現状に対する、壬氏のもどかしさと独占欲が、かなりむき出しになっている瞬間でもあります。
ただし、この時点でも猫猫の心はほぼ動きません。壬氏に対して「美しい人」「変わった人」というラベルは貼られているものの、恋愛感情には直結していない。むしろ、ちょっと距離を取りたい相手寄りです。ここで恋のスイッチが入らないのが、猫猫の強烈なキャラクター性でもあり、『薬屋のひとりごと』という作品のクセの強さでもあります。
読者側からすると、この間接キスは「完全に恋してる人の行動じゃん!」と見えるので、壬氏の片想い感が一気に加速するシーンでもあります。ここまでやっても伝わらないのか……という切なさと笑いが同時に来るので、1巻の中でもかなり印象に残る場面ですよね。
この段階までで整理しておくと、「壬氏はほぼ恋愛モード全開」「猫猫はまだロマンス圏外」という構図が完成します。ここから、猫猫側の感情がゆっくり立ち上がっていくための装置として、「人工呼吸」「直接キス」「強行接触」といったイベントが配置されている、という見方もできます。
医療行為
小説3巻で描かれる滝壺の人工呼吸シーンは、猫猫 壬氏キス ネタバレを語るうえで欠かせないターニングポイントです。恋愛としての「キス」と見るか、あくまで医療行為として切り分けるかで解釈が割れるところですが、私は猫猫の心が動いた瞬間として最重要イベントだと考えています。
まず、状況が極限です。猫猫が滝壺に落ちて意識を失い、呼吸が止まりかける。そこで壬氏がためらいなく飛び込み、必死に人工呼吸を続ける。雰囲気は甘くもなんともないし、読んでいて普通にハラハラします。ただ、この「命を救うための口づけ」が、猫猫の中で壬氏の位置づけを大きく変えてしまうんですよね。
それまで猫猫は、壬氏のことを「性別不明の美形」「宦官だと思っていたし、どちらかといえば実験対象寄り」というかなりひどい(でも猫猫らしい)見方をしていました。ところが、自分の命を守るために直接息を吹き込まれたと知ることで、壬氏は一気に「自分の命を賭けて動いてくれた男性」になります。
ここで初めて、猫猫の中に「男としての壬氏」がインストールされた、と言っていいはずです。もちろん、すぐに恋愛感情として表面には出てきません。でも、危機的状況での接触というのは、人間の記憶に強く残りやすいものです。ロマンス作品でも、命の危機からの救出や人工呼吸がきっかけで相手を意識し始めるパターンは王道ですが、『薬屋のひとりごと』はその王道をかなり乾いた筆致でやっているのが面白いところです。
猫猫自身は、「助けてもらったからといって特別扱いするのはおかしい」とか「恩義と恋愛は別」といったロジックで自分を落ち着かせようとします。でも、ふとした瞬間に壬氏の顔や体温を思い出してドキッとしてしまう。理性と本能の間で、少しずつズレが生まれ始める段階ですね。
なので、猫猫 壬氏キス ネタバレをざっくり知りたいだけなら「5巻でキス」と覚えておけば十分なんですが、感情の始まりという意味では3巻の人工呼吸のほうが重要だと感じています。ここをしっかり押さえておくと、その後のキスや強行接触が「突然の暴力」に見えにくくなり、「積み重ねの先の暴走」として読めるようになりますよ。
転換点
4巻までの段階は、客観的に見ると「壬氏ばかりが空回りしている期間」です。猫猫 壬氏キス ネタバレを求める読者からすると、「いつになったらちゃんとくっつくの?」とヤキモキしやすいゾーンでもあります。
壬氏は、簪や間接キス、さりげない(さりげなくない)スキンシップ、猫猫を側に置こうとする人事的な動きなど、できることは片っ端から試している感じです。ところが猫猫は、そういったアプローチを恋愛として受け取る感性がそもそも薄い。毒や病気、事件の謎には瞬時に反応するのに、好意には鈍く、むしろ「面倒なフラグが立った」と冷静に切り捨てようとするタイプです。
でも、人工呼吸という極端な出来事を経験した後なので、心の奥では確実に変化が起きています。表面上はいつも通り事務的に接していても、壬氏に触れられたときの体感温度や、自分に向けられる視線の重さを、以前よりも意識するようになっている。読者としては、その微妙な揺れを拾っていくのが4巻前後の楽しみ方かなと思います。
また、宮中の政治や後宮の勢力争いも、このあたりからだんだん本格化していきます。猫猫はそこに巻き込まれながらも、「自分の立場」「壬氏の立場」をより現実的に見ていくようになる。好き・嫌い以前に、そもそも関係性が成立しうるのかどうかという問題をチラ見し始めている段階ですね。
この「好きかどうか」より先に「現実的に無理では?」が立ち上がってくる感覚は、普通のラブコメとはかなり違うポイントです。ここがあるからこそ、後のプロポーズや夜伽未遂が「夢物語」ではなく、社会的な重さを伴った決断として響いてくるんですよね。
なので、転換点としての4巻前後は、壬氏の空回りと猫猫の微妙な変化、そして二人を取り巻く社会構造をセットで見ておくと、その後の5巻のキスがぐっと意味深く感じられるようになります。
本当の理由
ここまでの流れをいったん整理すると、猫猫 壬氏キス ネタバレの「本当のスタート地点」は、物理的な唇の接触よりも、猫猫が壬氏を異性として認識し直した瞬間にあると言えます。
1巻の簪と間接キスは、壬氏側の「本気の始まり」を示すイベントです。壬氏の中で「ただの面白い娘」から「どうしても手放したくない人」へと格上げされるタイミング。そこから、3巻の人工呼吸を経て、猫猫側の心にもゆっくりと変化が起き始めます。
つまり、1巻と3巻はそれぞれ、「壬氏→猫猫」と「猫猫→壬氏」の矢印が発生する起点なんですよね。この両方が揃ったうえで、5巻の直接キスに向かって物語が一気に加速していきます。表面上はまだ猫猫が鈍感なので分かりにくいですが、内側ではしっかり準備が整っている状態です。
読者目線で見ると、「なんでここまで引っ張るの?」と感じる人もいると思います。けれど、この長い助走があるからこそ、5巻のキスが単なるサービスシーンではなく、積み重ねの末に暴発した感情の爆発として描かれているのが分かるようになります。
猫猫 壬氏キス ネタバレをざっくり追うときは、「1巻=壬氏の恋の始まり」「3巻=猫猫の無自覚な意識の芽生え」「5巻=初の直接キス」と覚えておくと、全体の流れがかなり整理しやすいかなと思います。
ちなみに、原作やコミカライズ、アニメの巻数・巻構成などの一次情報は、アニメ『薬屋のひとりごと』の公式サイト内Booksページで確認できます(出典:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト「Books」)。刊行状況やコミカライズの巻数は変わることがあるので、「どこまで原作が出ているか」「どの媒体でどこまで読めるか」を知りたいときはチェックしてみてください。
読者視点
最後に、猫猫 壬氏キス ネタバレをどこまで把握しておくか、という読者視点の話も少しだけしておきます。ここ、けっこう好みが分かれるところですよね。
私は、長期連載のラブストーリーを楽しむときは、「どの巻あたりに大きな山場が来るのか」だけは先に知っておく派です。『薬屋のひとりごと』は事件パートと宮廷劇の密度が高く、恋愛要素はあくまでその中に混ざってくるスタイルなので、ロマンス目的で読む場合は「いつ進展するのか」が分かっていた方が気持ち的に楽なんですよね。
たとえば、「5巻で直接キスが来る」「7巻でプロポーズ」「13巻で猫猫の能動的な夜伽未遂」という大きなマイルストーンだけ頭に入れておくと、それまでの巻を「ここにつながっていく過程」としてものすごくおいしく読めます。逆に、完全初見・ノーヒントで追いたい人は、あえてこの辺の情報を避けておくのも全然アリです。
この記事のスタンスとしては、「巻数やイベントの位置はある程度ネタバレするけど、細かいセリフや演出のニュアンスまでは読んでからのお楽しみ」というバランスを意識しています。なので、「だいたいの地図は欲しいけど、全部は知りたくない」というあなたには、ちょうどいいくらいのネタバレ量かなと思います。
また、『薬屋のひとりごと』のロマンスは、「告白→キス→付き合う→結婚」という一本道ではなく、命の恩義と政治と身分差が絡み合った、かなり複雑なルートになっています。だからこそ、「どのイベントが恋愛的に重要なのか」を整理しておくと、読み返したときの発見も増えます。
というわけで、ここまでは「基礎編」でした。ここから先は、いよいよ5巻以降の具体的なキスシーンと、プロポーズ・夜伽未遂までを時系列で追っていきます。深呼吸してから読み進めてくださいね。
猫猫 壬氏キス ネタバレ後の展開
ここからは、小説5巻以降の「本番キス」と、その後のプロポーズや夜伽未遂までを一気に追いかけていきます。ただ「キスした・しない」だけを並べるのではなく、その前後で二人の感情がどう変化したのか、そしてなぜあのタイミングでそうなったのか、という部分まで掘り下げていきます。猫猫 壬氏キス ネタバレの核心に入っていくので、読み進めるかどうかはここで一度自分のネタバレ耐性と相談してみてください。
主要な接触イベントをざっくり整理しておきたい人向けに、巻数と内容を表にまとめておきます。
| 巻数 | イベント | 恋愛的な意味合い |
|---|---|---|
| 1巻 | 簪の贈り物・指へのキス | 壬氏側の本気の始まり、間接キス |
| 3巻 | 滝壺での人工呼吸 | 猫猫が壬氏を「男性」として意識し始める |
| 5巻 | 宴会での強引なキス | 独占欲の爆発、初の直接キス |
| 7巻 | 正式なプロポーズ | 人生レベルのコミットメント提示 |
| 8巻 | 髪を掴んでの激しい接触 | 壬氏の焦り・独占欲の暴走 |
| 13巻 | 猫猫からの夜伽未遂 | 猫猫側の「妻になる覚悟」の表明 |
停滞理由
まず押さえておきたいのが、「なぜここまで進展が遅かったのか」という停滞理由です。猫猫 壬氏キス ネタバレを求めていると、「5巻までキスがないってマジ?」とびっくりする人もいると思います。いや、間接キスや人工呼吸はあるんですが、いわゆる「普通のキス」はかなり後なんですよね。
一番大きい要素は、やっぱり猫猫の性格です。猫猫は、感情よりも理屈で世界を見るタイプで、恋愛感情を「人生に必須ではない」と考えている節があります。本人の中では、仕事=薬師としての研究や、事件の謎を解くことのほうが優先順位が高くて、恋は「なくても困らないもの」扱い。そのため、キスやスキンシップに対しても、「それによって何が変わるの?」と冷静にジャッジしてしまうんですよね。
さらに、壬氏の正体や身分が関わってきます。将来的に皇帝に極めて近い立場になるかもしれない人物と、一介の薬師という組み合わせ。現代ラブコメなら「身分差なんて気にしない!」で押し切れるかもしれませんが、『薬屋のひとりごと』の世界観ではそうもいきません。猫猫は、そのあたりのリアルなリスクをちゃんと理解しているので、「好きかもしれないから付き合ってみよう」みたいな軽いノリでは動けないんですよね。
壬氏側の事情も、停滞の一因です。彼は彼で、政治的な立場や自分の出生に関する秘密を抱えていて、「誰を妻にするか」が個人の好みだけでは決められない状況にいます。だからこそ、猫猫に対する気持ちをこじらせていき、間接的で回りくどいアプローチを繰り返してしまう。これがまた猫猫には刺さらない、という悪循環です。
読者目線だと、「両想いになるポテンシャルは最初から高かったのに、現実の制約や性格のミスマッチが邪魔をしている」という構造が見えてきます。停滞しているようでいて、実は内側では少しずつ地盤が固まっている期間、とも言えますね。
なので、「どうしてこんなにキスまで時間がかかるの?」というモヤモヤは、猫猫 壬氏キス ネタバレを理解するうえで、むしろ必要な感情だと私は思っています。この長い停滞があるからこそ、5巻の爆発的なキスが強く胸に刺さるんですよ。
感情爆発
そしていよいよ、小説5巻の宴会シーンで決定的な直接キスがやってきます。ここが、猫猫 壬氏キス ネタバレ的にはいわゆる「本命の山場」です。
舞台は、壬氏の妻候補たちが集められた宴。いわば「公開お見合いパーティー」みたいな場で、政略的な思惑がうごめくかなり重いイベントです。その中に、猫猫も「候補の一人」として放り込まれてしまいます。本人はまったくその気がないので、場違い感がすごい。
そこで猫猫がとった行動が、壬氏の怒りと独占欲に火を付けます。別の男性と踊ったり、壬氏以外の選択肢についてあっさり口にしたりと、猫猫なりに「場をやり過ごそう」とするのですが、それが壬氏には「自分以外に行こうとしている」としか映らない。長く積み重なってきた片想いと我慢が、ここで一気に決壊してしまうわけです。
結果として描かれるのは、かなり強引で荒々しいキスです。首を掴むような描写もあり、ロマンチックというよりは、「お前は俺のものだ」と所有を宣言するような衝動的な口づけに近い印象を受けます。優しく包み込むキスではなく、感情をぶつけるキス。好みは分かれますが、壬氏というキャラクターの「未熟さ」と「本気度」が同時に出ている場面だと感じます。
猫猫の側も、このキスでさすがに何も感じないわけにはいきません。驚きや困惑が大きいものの、「ここまで自分に執着してくる人がいる」という事実を、身体レベルで叩き込まれた瞬間でもあります。今まで頭で処理していた「壬氏からの好意」が、ようやく感覚として実感に変わるタイミングですね。
読者としては、このシーンをどう受け取るかで作品への印象が変わってくると思います。個人的には、「絶対に真似してはいけないけど、物語としてはここでしか成立しない暴走」として受け止めています。猫猫 壬氏キス ネタバレ的には、「長い停滞の先にようやく来た、大爆発の瞬間」として押さえておくといいかなと思います。
決断の影
5巻のキスを経て、「ここから一気にイチャイチャが加速するのか?」と思いきや、そこまで単純には進まないのが『薬屋のひとりごと』らしいところです。むしろ、表面上は再び日常に戻ってしまい、「あれ、キスしたのに?」と感じる人もいるかもしれません。
ただ、猫猫の内側では確実に変化が起きています。壬氏の顔や体つき、触れられた感覚が、ふとした瞬間に思い出されてしまう。仕事中に意識しそうになって慌てて頭を振る、みたいな描写から、「壬氏が頭から離れない」という状態になっているのが伝わってきます。
一方で、猫猫の理性はまだ健在です。身分差や政治的なリスク、壬氏の出生の秘密など、現実的な要素を考えると、「キスされたからといって結婚を決めるのは違う」と冷静に線を引こうとします。この「心が揺れているのに、頭がブレーキをかけに来る」状態が、後のプロポーズ保留につながっていきます。
壬氏の側も、キスをしたことでむしろ一段と覚悟が固まっていきます。「ここまでしておいて、もう後には引けない」という感覚ですよね。猫猫を妻にするために必要な準備(立場や政治的な調整)を、少しずつ現実的に考え始める時期でもあります。
この段階を、私は「決断の影が差し始めた時期」と呼びたいです。まだプロポーズはしていないけれど、二人とも心のどこかで「結婚」という選択肢の影を意識し始めている。猫猫 壬氏キス ネタバレを追うときも、5巻の後すぐに進展が見えなくても、「水面下では決断に向けた地ならしが始まっている」と理解しておくと、もどかしさが少し和らぐかなと思います。
覚悟描写
停滞に見える期間を挟んで、大きな転機が訪れるのが小説7巻のプロポーズです。ここでようやく、壬氏は言葉として「結婚」という最終カードを切ってきます。猫猫 壬氏キス ネタバレ的には、5巻のキスと並ぶ超重要イベントですね。
壬氏のプロポーズは、単なる勢いではありません。それまでの巻で描かれてきた、猫猫への一途な想い、身分差や政治的な制約への葛藤、自分の出生に関するコンプレックスなどを全部飲み込んだうえで、「それでも猫猫と一緒にいたい」と決断した結果です。ここで彼は、恋愛レベルではなく、人生レベルでのコミットメントを猫猫に提示しています。
それに対して猫猫は、「はい」と即答はしません。「結婚は考えさせてください」と、きっぱり保留にします。この返事、一見冷たくも聞こえるのですが、私はむしろ「本気で受け止めたからこその返答」だと思っています。猫猫は壬氏の容姿や財力、地位だけでなく、健康状態や性格、立場のリスクまで含めて冷静に評価しようとしているからです。
さらに面白いのは、猫猫が壬氏の肉体的な魅力をちゃんと自覚している描写です。「体つきも申し分ないくらい健康体」とか、「無駄に見せつけてきた肉体が頭から離れない」といった内心のツッコミから、理性とは別に本能レベルではかなり惹かれていることが伝わってきます。このギャップが、猫猫というキャラクターをすごく人間らしく見せてくれるポイントなんですよね。
7巻のプロポーズは、猫猫 壬氏キス ネタバレにおいて「キスの先」にある本当の山場だと感じています。ここで初めて、二人の関係が「ときめき」から「覚悟」のフェーズに入る。猫猫の保留は、拒絶ではなく、時間をかけてでもしっかり答えを出そうとする意思表示でもあるので、この時点で実質的にはかなり結婚に近いところまで来ていると言っていいはずです。
未遂事件
プロポーズ保留の後、8巻あたりで描かれる「髪を掴んでの激しい接触(読者によってはキスと解釈する場面)」は、猫猫 壬氏キス ネタバレの中でも賛否が分かれるシーンです。ここで壬氏の感情は、かなりギリギリのところまで追い詰められています。
猫猫からすれば、「結婚は考えさせてください」と真面目に答えたつもりなのに、その後もなかなか関係が前に進まない。壬氏としては、「保留=可能性あり」と受け取っているものの、いつまで待てばいいのか分からず、焦りと不安で心が削られていく。そこに、猫猫の鈍さや周囲の状況が絡み合って、壬氏の独占欲が再び暴走してしまうわけです。
その結果として出てしまう行動が、髪を掴んでの強い接触です。描写の解釈次第では「キス」とも読めますし、「キス未満の激しいスキンシップ」と見る人もいます。ただどちらにせよ、「どうしても猫猫を手放せない」という壬氏の感情が、最悪の形であふれてしまった瞬間であることは間違いないです。
猫猫にとっても、この出来事は強烈に記憶に刻まれます。普通ならここで完全に距離を置いてもおかしくないのに、猫猫はなぜかそうしない。むしろ、「あいつが無駄に見せてきた肉体が頭から離れない」とか、「なんでこんなに気持ちが高ぶってしまうんだろう」と、自分の反応に戸惑い始めます。
このあたりの描写は、正直に言うと読み手によって受け止め方が違ってくるところだと思います。「ここはやり過ぎでは?」と感じる人もいれば、「壬氏の不器用さが痛々しくて逆に刺さる」という人もいるはず。私としては、「決して肯定はできないけれど、物語としてはここを通らないと猫猫の覚悟が生まれなかった」という、非常にギリギリのラインを攻めている場面だと感じています。
最終到達
猫猫 壬氏キス ネタバレ的な「最終到達点」として、現時点で絶対に外せないのが小説13巻の夜伽未遂です。ここでついに、今まで受け身だった猫猫が、自分から関係を進めようと動き出すんですよね。
それまで猫猫は、壬氏からのアプローチに対して「受け止めるか、受け流すか」というリアクションしかしてきませんでした。プロポーズ保留も含めて、基本的には壬氏が主導権を握っている状態です。それが13巻になると、猫猫のほうから夜伽の準備を整え、壬氏の部屋を訪れる、という行動に出ます。
この「自分から行く」という一点が、本当に大きいです。猫猫は感情よりも理性が強いタイプなので、ここに至るまでに相当の時間をかけて、「壬氏の妻になること」を自分の中で何度もシミュレーションしてきたはずです。身分差や政治的リスク、自分の仕事との両立、壬氏の性格や過去……それらを全部ひっくるめて、それでも一緒にいたいと決めた結果が、この夜伽未遂だと読み取れます。
行為自体は未遂に終わるものの、猫猫 壬氏キス ネタバレ的には、ここで「恋愛としての決着」はいったん付いたと見てもいいと思っています。あとは、周囲の政治状況や皇位継承など、外部要因との折り合いをどうつけていくかのフェーズです。
つまり、5巻のキスが「感情の爆発」だとしたら、13巻の夜伽未遂は「覚悟の具現化」です。壬氏の一方通行だった熱量が、猫猫の側からもはっきりと見える形で返ってきた瞬間。ここまで読んできた人なら、ページをめくりながら「やっとここまで来たか……」としみじみするはずです。
ここまでのまとめ
- 1巻の簪と間接キスで壬氏側の本気がスタート
- 3巻の人工呼吸で猫猫が壬氏を「男性」として意識し始める
- 5巻の強引なキスで独占欲が爆発し、関係性が一段進む
- 7巻のプロポーズと13巻の夜伽未遂で、猫猫の「妻になる覚悟」が固まっていく
ネタバレありで楽しむかどうか問題
最後に、「どこまでネタバレを入れてから読むのが一番楽しいか」という話も少しだけしておきます。ここ、アニオタ界隈でも意見が分かれるポイントなんですよね。
私はわりと、「作品全体の地図は先に見ておきたい派」です。どの巻で大きな山場が来るのか、誰と誰が最終的にどうなるのか、といった「骨組み」は知っておいたほうが、細部をじっくり味わえるタイプなんですよね。『薬屋のひとりごと』のように巻数が多くて、事件パートもロマンスも両方しっかり描かれるタイプの作品だと、特にそう感じます。
逆に、「一切のネタバレを受けずに完全初見で行きたい」という人もいると思います。その場合は、この記事の「基礎編」だけ読んで、具体的な巻数や夜伽未遂のあたりはスルーしておく、みたいな読み方も全然アリです。自分の好みに合わせて、どこまで情報を取り入れるかを調整してもらえたらと思います。
同じように、長期のラブストーリーをまとまったネタバレ付きで追いたい人には、『奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった』のネタバレ解説記事も相性がいいかなと思います。作品全体の流れを整理したいときは、『奴隷公爵の愛は優しくて執拗的だった』ネタバレ完全解説もチェックしてみてください。
同じ「じわじわ系」ロマンスが好きな人へ
「片想いが長く続いて、感情のすれ違いをじっくり味わうタイプの物語」が好きなあなたには、『君の横顔を見ていた』や『今日の空が一番好きとまだ言えない僕は』もかなり刺さると思います。どちらも、感情の揺れや余韻をじっくり味わうタイプの作品で、『薬屋のひとりごと』で猫猫と壬氏の不器用な関係にハマった人なら、きっと楽しめるはずです。
映画や小説の切ないロマンスを掘り下げた記事も書いているので、気になる人は『君の横顔を見ていた』ネタバレ完全解説や『今日の空が一番好きとまだ言えない僕は』映画ネタバレ解説もあわせて読んでもらえるとうれしいです。同じ「じわじわ系」でも、作品ごとにどこで感情のピークが来るかはけっこう違うので、その辺りを比較してみるのも楽しいですよ。
原作巻数や配信状況についての注意
この記事では、『薬屋のひとりごと』の小説やコミカライズの巻数、アニメ化の範囲などについて触れていますが、巻数や発売日、配信状況は時間とともに変わることがあります。ここで書いているのは、あくまで一般的な目安として参考にしてもらえたらうれしいです。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、グッズ購入や電子書籍サービスの選び方など、お金が絡む部分について迷ったときは、最終的な判断は専門家にご相談ください。自分のお財布と相談しつつ、無理のない範囲でオタ活を楽しんでいきましょう。
アニメ・映画が大好きで毎日色んな作品を見ています。その中で自分が良い!と思った作品を多くの人に見てもらいたいです。そのために、その作品のどこが面白いのか、レビューや考察などの記事を書いています。
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