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宝石の国のアニメはひどい?2期はいつやるの?評価や感想など気になることをまとめて解説!

アニメ

みなさんは『宝石の国』という作品はご存知でしょうか?

漫画『宝石の国』は、月刊アフタヌーンで連載されていた市川春子先生によるファンタジー作品です。

生きた宝石達と月人との戦いを描く本作は、その独特の世界観から漫画は人気を博し、2014年の「この漫画がすごい」では10位にランクインしています。

そんな『宝石の国』ですが、2017年にはアニメ化され全12話で構成されました。

ところが、宝石の国のアニメに対して、「ひどい」という声がちらほらと聞こえてきます。

というわけで今回は、アニメ『宝石の国』が「ひどい」と言われている理由について徹底解説していきます。

また、アニメの2期はいつやるのかや評価・感想などの気になることもまとめて解説していきたいと思います。

宝石の国のアニメは原作のどこまで

原作漫画『宝石の国』は、2024年6月号で完結しており、単行本は全13巻刊行されています。

この13巻のうちアニメ『宝石の国』(1期)でアニメ化されたのは、4巻〜5巻までの内容です。

正確に言うと、4巻のラストまでと、5巻のパパラチア編の内容が少しアニメ化されています。

5巻の第32話~第35話の内容を大幅にカットし、「新しい仕事」という話に繋げた形で終了しています。

概ね綺麗な形での着地になっていると思います。

宝石の国のアニメが”ひどい”と言われる理由

ここからが本題の、宝石の国のアニメが「ひどい」と言われている理由について解説していきたいと思います。

調査した結果、大きく分けて2つの理由が見えてきましたので、説明していきたいと思います。

理由①:CG表現が苦手

こちらはアニメ化特有の理由であると思います。

アニメ『宝石の国』ではキャラクターたちを全てCGによって表現しています。

そのCG表現が苦手だという人が多数いらっしゃっるようです。

ディズニー・ピクサーやユニバーサルスタジオ、ソニー・ピクチャーズなどが制作している3DCGのアニメーションは、私たちはすんなりと受け入れられました。

アメリカ(ディズニー)風の絵柄ですと、3DCGにしても全く違和感がなく、馴染んでいるのはなぜなのでしょうね。

よくピクサーはアニメーションをフルCGでやろうというふうに試みましたよね。尊敬します。

それで、日本の漫画やアニメなどの二次元キャラを3DCGでアニメ化しようとすると、不思議なもので私たちは違和感を感じます。

特に、2Dアニメーションの中に時折3DCGを捩じ込んでくるものに関しては違和感があります。

キングダムのアニメ1期などが例です。

もちろんCGは効果的に使えば、作画の手間を省くことができますし、悪い面ばかりではありません。

例えば、ロボット、乗り物、銃などの機械類で作画が大変になるもの、スライムみたいな軟体動物や妖怪、霊、モンスターなどの気持ち悪さを表現しないといけないものはCGを使っても、効果的と言えるでしょう。

ただ、普通の人間のキャラクターをCGで描こうとすると、2Dアニメーションの場合だと毛嫌いされてしまいます。

もちろん、『けものフレンズ』などの成功例もあります。

今回の『宝石の国』はどうかというと、成功している方だと思います。

まず、登場キャラクターの大半は無生物です。

擬人化された宝石か、生気のないよくわからない月人と言う存在、あとはちょこちょこ人間ではないキャラクターが登場するくらいです。

宝石達は、擬人化されているため、人間には見えますが、キャラデザ的に髪の毛が宝石でできており、CG特有の透明感がここでは役に立っていると思います。

キャラクターの表情や動きなども、CGアニメーションの技術が進化しているということもあり、違和感なく見ることができました。

それでも、CGが苦手という人からすれば、受け入れられない部分があるのでしょうね。

ですが、私は大丈夫でした。

2Dアニメーションの中に時々、3D CGが登場するのではなく、最初からフルCGで描くということで、違和感を軽減できたのもあると思います。

まとめますと、日本の漫画やアニメ調のキャラクターが3DCGで描かれることは毛嫌いされがちである。

『宝石の国』は設定的にCGで描くことにあまり違和感は感じないが、それでもCGが苦手な人から批判的な意見が挙がっているものだと私は考えます。

理由②:主人公にストレスが溜まる

2つ目の理由はアニメ固有の理由と言うより、原作も含めた主人公のフォスフォフィライトに対する意見になります。

いくつかのレビューサイトを見ましたが、主人公のフォスに対してストレスを感じていた人が割と多くいました。

主人公フォスは『宝石の国』の中で、非常に脆く、戦闘に全く向かない性質です。

ですので、他の宝石達が月人との戦闘をする中で、フォスは何もできず足手纏いになる場面が多いです。

さらに、フォス自身も自分の無力さを自覚しており、「何か役に立ちたい」「強くなりたい」という願望を抱き、何かしらのムーブを起こしますが、それが空回りして悪い方向へ進むことが多いです。

よって、「余計なことするな!」と視聴者の皆さんから苛立ちの対象として扱われてしまうという側面があります。

まあ、話が進むにつれて、このドジっ子ぶりが恋しくなってきますので、これは序盤だけの問題とも思います。

とにかく、この主人公の性格というか、性質を毛嫌いして、ひどいという意見が出たのではないでしょうか。

アニメ『宝石の国』の総合評価・感想

ここからはアニメ『宝石の国』の総合的な評価・感想を述べていきたいと思います。

まず、原作と比べて、アニメではよく話が整理されていて、見やすくなっていると思います。

漫画『宝石の国』は、正直言って、アート性が高い作品だと思います。

漫画では、わかりにくかった描写が、アニメではわかりやすく描かれています。

話ももちろん面白いんですが、話を理解しやすいのはアニメの方だなと思います。

このアニメの評価ですが、全体的にすごく高いです。

世界観の独自性・新規性が高く、美しい。引き込まれます。

設定も訳わかんないけど面白い。

お話も、ダメダメな主人公が少しずつ成長していく感じがとてもいい。(幸せになっているとは思わないが)

原作の儚くも美しいという世界観をしっかりと再現できていると思います。

いくつかのレビューサイトを見ましたが、皆さん基本的に高い評価をしているようですので、この世界観やストーリーに引き込まれたのは私だけはないようですね。

あと、良かったのは声優さんの演技です。

主人公フォスを演じる黒沢ともよさんは、後半にいくにつれて急激に変化していくフォスというキャラクターを見事に演じきっています。

その他の声優さんもめちゃくちゃ豪華です。

シンシャ:小松未可子
ダイヤモンド:茅野愛衣
ボルツ:佐倉綾音
モルガナイト:田村睦心
ゴーシェナイト:早見沙織
ルチル:内山夕実
ジェード:高垣彩陽
レッドベリル:内田真礼
アメシスト:伊藤かな恵
ベニトアイト:小澤亜李
ネプチュナイト:種﨑敦美
ジルコン:茜屋日海夏
オブシディアン:広橋涼
イエローダイヤモンド:皆川純子
ユークレース:能登麻美子
アレキサンドライト:釘宮理恵
金剛先生:中田譲治
ウェントリコスス:斎藤千和
アクレアツス:三瓶由布子
アンタークチサイト:伊瀬茉莉也
パパラチア:朴璐美

宝石達は何故か女子の見た目した人しか出てこないので、声優もこんなことになっています。

人気女性声優みんな出てるんじゃないのかと思います。

なんか、早見沙織さんと能登麻美子さんが一緒に出てるアニメあんまり見ないんですけで、このアニメだと共演してるんですよね。豪華です。

宝石の国のアニメ2期はいつ放送?

漫画も去年完結して、人気が高く知名度も高い作品である『宝石の国』ですが、残念ながら、公式からはアニメ2期の発表がまだありません。

アニメ1期の放送からは8年くらい経とうとしています。

ファンからの「続編を作ってほしい!」という声はたくさんあるみたいですけで、まだ発表はない見たいです。

一部の意見では、2期が制作されないのは、5巻以降のストーリーの内容がずっと鬱展開だからという意見もあります。

しかし、真実はわからないままですね。

アニメ化されたら良いですね。

宝石の国のアニメはどこでみれる?配信サイト紹介

最後にアニメ『宝石の国』がどこの配信サイトで見れるのか紹介して終わります。

  • dアニメストア:見放題
  • hulu:見放題
  • DMM TV:見放題
  • U-NEXT:見放題
  • アニメタイムズ:見放題
  • RAKUTEN TV:レンタル

まだ見たことがないという方がいればぜひ見てみてください。

たまにYouTubeでも公式が無料で配信したりしますので、そちらで配信されていたらラッキーですね。

まとめ

今回はアニメ『宝石の国』が”ひどい”言われている理由について解説してきました。

アニメ固有の理由は、CGで制作されていることが考えられますが、そこまでひどくはなく、むしろ良い方向で機能していると考えます。

また、主人公の性格や、鬱々とした展開に対して”ひどい”という意見を持つ人もいらっしゃるのかもしれません。

しかし、こういった意見がある中で、目立つのは、「面白い」という意見ですので、全く悪い作品ではないと思います。

でも、苦手な人は苦手な作品かとも思いますので、とにかく1度みてみないとわからない!ということで、みていただきたいということを申し上げて終わりとさせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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