PR

工藤有希子の声優は誰?実はめちゃすごい人!名演10選ナウシカからコナンまで

アニメ・漫画

「名探偵コナンの工藤有希子って、声優は誰なんだろう?」「最近なんだか声が変わった気がする…」「もしかして声優交代した?」――こんなモヤモヤを抱えて、工藤有希子の声優について検索してきたあなた向けの記事です。コナンは長寿シリーズだからこそ、「キャストって変わってるのかな?」って一度は気になりますよね。

実際に検索してみると、工藤有希子の声優は誰なのか、工藤有希子の声優が変わったのか、工藤有希子の声優交代の真相、工藤有希子の声優は何代目なのか、工藤有希子役の島本須美で合っているのか…みたいなキーワードがずらっと並びます。情報源も公式サイトから個人ブログまでバラバラなので、「結局どれを信じればいいの?」となりがちかなと思います。

アニメオタクとして長年コナンを追いかけてきた私の結論はシンプルで、工藤有希子の声優はずっと島本須美さん一択。そしてこのキャスティングがハマりすぎている理由は、過去に演じてきた伝説級のヒロインや母親キャラ、さらには少年役やお姫様役まで含めた幅広いキャリアの積み重ねにあります。キャラ表を眺めていると、「あ、有希子のあの余裕、完全にこの作品の経験値だ…」と繋がっていく感じがおもしろいんですよね。

この記事では、そのあたりの疑問を一気に整理しつつ、「工藤有希子の声優=島本須美」という事実を、代表キャラ10選と一緒に深掘りしていきます。読み終わるころには、「あ、有希子のあの余裕ある感じ、あの役の系譜だったのか…」とニヤッとしてもらえるはずですし、コナンを見返すときに「このシーン、ナウシカ味あるな…」みたいな新しい楽しみ方もできると思います。

  • 工藤有希子の声優が誰なのかと、交代の有無
  • 島本須美さんがどんな声優なのかというプロフィール
  • 工藤有希子の声優が担当してきた代表キャラ10選の魅力
  • コナン本編をさらに楽しむための、登場回や関連エピソードのチェックポイント

工藤有希子 声優は誰?

まずは一番気になるであろう「工藤有希子の声優は誰なのか」「声優は変わったのか」問題からサクッと整理していきます。そのうえで、島本須美さんがどんなキャリアを歩んできた声優なのか、簡単なプロフィールとともにまとめます。ここを押さえておくと、あとで紹介する代表キャラ10選の意味もグッと立体的になってくるはずですよ。

プロフィール

工藤有希子の声を担当しているのは、島本須美(しまもと すみ)さんです。1954年12月8日生まれ、高知県高知市出身の声優・女優・ナレーターで、現在はフリーで活動しています。大学で本格的に演劇を学び、舞台女優としてキャリアをスタートさせ、その後テレビドラマや映画にも出演。そこからアニメや人形劇など声の仕事へと活動の幅を広げていったタイプの声優さんです。

『名探偵コナン』の世界での肩書きで言えば、「工藤新一の母・工藤有希子役の人」。テレビアニメでは、1997年の有希子初登場回から現在に至るまで、ずっと島本須美さんが演じ続けています。公式のキャラクター紹介ページにも、CV(キャラクターボイス)として島本須美さんの名前がしっかり記載されています(出典:読売テレビ「名探偵コナン」公式キャラクター紹介ページ https://www.ytv.co.jp/conan/character/yukiko/)。

つまり、工藤有希子の声優は初代から一貫して島本須美さんで、途中で交代した事実はありません。ネット上で「声優が変わった?」という話題が出やすいのは、長期シリーズゆえの「声質の変化」や、録音環境・演出方針の違いが原因かなと感じています。特にコナンは初期と比べて音作りや演出のテンポも変わっているので、「懐かしの声」と「最近の声」を続けて聞くと、印象が違って聞こえやすいんですよね。

このセクションのまとめ

  • 工藤有希子の声優=島本須美は、アニメ初登場から現在まで一貫
  • 声優交代の公式発表はなく、キャスト自体は変わっていない
  • 違和感を覚えたとしたら、年齢による声質の変化や収録環境の変化の可能性が高い

もしコナンの重要回も一緒に押さえたいなら、当サイトのコナンのアニメで絶対見るべき回|黒の組織・神回・感動回まで完全ガイドもセットで読むと、工藤家が絡む回の流れも整理しやすいと思います。工藤有希子の「初登場回」や「変装芸が炸裂する回」をピンポイントで追いたくなったときの道しるべになるはずです。

島本さんは、もともと舞台女優としてスタートしている声優さんで、NHK大河ドラマ『花神』などにも出演していました。そこから『ザ☆ウルトラマン』でヒロインを担当し、その後『ルパン三世 カリオストロの城』のクラリス、『風の谷のナウシカ』のナウシカといった劇場アニメで一気に全国区へ。いわゆる“アイドル声優”的な売れ方ではなく、「作品と役で認知度が爆上がりしたタイプ」のレジェンドなんですよね。

工藤有希子 声優の名演10選

ここからは、アニオタ目線で「工藤有希子の声優=島本須美」がどれだけ“説得力しかないキャスティング”なのかを、代表キャラ10選と一緒に語っていきます。ジブリから日常系、バトルもの、子ども向け作品までラインナップが本当に幅広くて、「あ、このキャラも同じ人だったのか…」と驚く人も多いはずです。

単に「有名タイトルを並べました」という話ではなく、ひとつひとつのキャラが「工藤有希子」という存在のどの側面につながっているか、という視点で掘り下げていきます。あなたがコナンを見直すときの“別視点の楽しみ”になるように、印象的なセリフやシーンの空気感も思い出しながら整理していきますね。

作品名キャラクターキャラの系統
風の谷のナウシカナウシカ聖女タイプのヒロイン
ルパン三世 カリオストロの城クラリスお姫様ポジション
めぞん一刻音無響子年上ヒロイン・管理人さん
小公女セーラセーラ健気系ヒロイン
それいけ!アンパンマンしょくぱんまん爽やかイケメン枠
キテレツ大百科木手美智子(ママ)優しいお母さん
となりのトトロサツキとメイの母癒し系お母さん
名探偵コナン工藤有希子元女優・変装の達人ママ
遊☆戯☆王デュエルモンスターズイシズ・イシュタールクールな巫女ポジション
もののけ姫トキ肝っ玉かあちゃん系

ナウシカ

まず外せないのが、『風の谷のナウシカ』の主人公ナウシカ。映画一本で“ヒロイン声優・島本須美”のイメージを決定づけたと言っていい役です。ナウシカは、自然と心を通わせ、蟲にも手を伸ばし、それでも人の世界を見捨てない、精神的にも肉体的にもタフなヒロイン。あの優しいのに強い声がなかったら、作品全体の印象すら変わっていたと本気で思っています。

ナウシカは、激しい戦闘シーンから、谷の人たちと過ごす静かな日常シーン、怒りや悲しみを爆発させる場面まで、感情の振れ幅がとにかく広いキャラです。それを島本さんは、声のトーンを上げ下げするだけじゃなく、息づかいや間の取り方で表現しているんですよね。台詞そのものより、セリフとセリフの間に流れる「沈黙」の温度で、キャラの心情が伝わってくる感じ。

この感情の幅の広さは、工藤有希子にも直接つながっています。有希子も、コナンたちとわちゃわちゃふざけているときは軽いノリなのに、優作の推理ショーに付き合うときや、息子の危険を察したときは一気に真剣になる。ナウシカほどシリアスには振り切れない世界観ですが、「愛するものを守るためにギリギリまで踏ん張る」という軸は同じで、その軸の太さを支えているのが島本ボイスなんですよね。

ナウシカと有希子の共通点

個人的に「ここ完全に地続きでしょ」と思うのは、「相手を信じて、一歩引いたところで見守る強さ」です。ナウシカは、住民たちに細かく指示しながらも、彼らの選択を尊重します。有希子も、危ないことをしている新一に対して、全部を止めようとはせず、彼の選んだ道を尊重する側に回っているんですよね。

親としては本当は止めたいし守りたい。でも、それを飲み込んで「あなたがやりたいなら、私はその上で守る」というスタンスに立つ。この複雑な感情を、一つひとつセリフで説明するのではなく、声の表情で伝えてくるのが島本さんの凄さだと思います。

クラリス

『ルパン三世 カリオストロの城』のクラリスも、島本さんを語るうえで絶対に外せないヒロインです。お姫様ポジションではありつつ、ただ守られるだけじゃなく、最後は自分の意志でルパンに別れを告げるキャラ。清楚でか弱く見えるけれど、芯の強さがはっきり見える女の子です。

クラリスの声の魅力は、まず何よりもその透明感。高すぎず、でも空気を含んだような柔らかさがあって、「箱入りだけど純粋」というクラリス像が一発で伝わります。泣きそうなのに笑顔で踏ん張っているシーンなんかは、声だけで「この子、めちゃくちゃ頑張ってるな…」と分かるんですよね。

工藤有希子にも、この「表面は明るく柔らかいのに、内側はガッツリ強い女の人」というクラリスの系譜を感じます。若い頃の有希子は、藤峰有希子という芸名で活躍していた大女優。クラリスほど箱入りではありませんが、「華やかな世界にいながらも、自分の意思で人生を選び取った女性」という意味では、かなり近いものがあります。

“お姫様感”と“女優感”のミックス

クラリスの儚げな雰囲気は、工藤有希子の「少女時代の回想」や、「ちょっとしたお嬢さまノリ」の場面でもチラッと顔を出します。有希子って、やろうと思えば完全にお姫様ムーブもできるんですよね。でも、そうしないのは、もう一歩先にある「女優としてのプロ意識」があるから。

クラリスで育てた「守られる側の少女」のニュアンスと、有希子で見せる「守る側の女優」のニュアンス。この両方を演じ分けられるのは、同じ声を持つ島本さんだからこそ。ルパン好きのあなたは、クラリスを思い出しながらコナンを見返してみると、ニヤッとできる瞬間が増えると思いますよ。

音無響子

『めぞん一刻』の音無響子は、私の中で「島本須美=管理人さん」というイメージを決定づけたキャラです。一刻館というクセの強い住人だらけのアパートを仕切る若い未亡人で、穏やかさと天然さと、時々見せる本気の怒りがたまらないヒロイン。ラブコメヒロインとしても、日常系の“お姉さんポジション”としても、伝説級の存在ですよね。

響子さんの声は、とにかく「生活感のある優しさ」が特徴だと感じています。完璧な聖女でも、高貴なお姫様でもなく、「近所にいたら好きになっちゃいそうな、ちょっと不器用な大人の女性」。怒るときの「こらーっ!」も、泣くときの震えた声も、全部がアニメの中のキャラというより「リアルな人間」に感じられるんです。

工藤有希子も、設定だけ見ると「元国民的女優で、推理作家の夫を持ち、天才高校生探偵の母」という、とんでもなく遠い存在に見えます。でも、実際の有希子の芝居って、結構生活感があるんですよね。優作に小言を言ったり、新一の子どもっぽいところを茶化したり、少しだけ寂しさをにじませたり…。これは完全に響子さんの延長線上にある「人間くさいヒロインの演技」だと思っています。

「怒り」と「甘え」のバランス

響子さんと有希子の共通点として好きなのが、怒るときほど相手への愛情が伝わるところです。響子さんも、有希子も、相手のことがどうでもよければ怒らないタイプ。ちゃんと怒るのは、「ここを超えたら危ないよ」「これ以上はダメだよ」というラインを守るためなんですよね。

有希子が新一やコナンに対して「もう、あんたは本当に…!」と声を荒げるシーンは、一見ギャグだけど、中身はかなりガチ目の心配。そこに、未亡人としていろんな感情を抱えていた響子さんの「怒れる優しさ」と同じ空気を感じていて、毎回ニヤッとしながら見てしまいます。

セーラ

『小公女セーラ』のセーラ・クルーは、世界名作劇場らしいド直球の「健気ヒロイン」です。裕福な令嬢から一気に身分が転落し、理不尽な扱いを受けながらも、決して他人を恨まず、自分の品位を守り続けるキャラクター。子どもの頃に見て、心に深く刺さった人も多いんじゃないでしょうか。

セーラの声で印象的なのは、やっぱり「泣き方」と「耐え方」です。完全に泣き崩れるのではなく、涙をこらえながら微笑もうとする、そのギリギリのラインを行き来する演技。あの声を聞くと、「強くあろうとしているけれど、本当はボロボロ」というセーラの内面が一瞬で伝わってきます。

工藤有希子も、基本的には明るくてノリの良いキャラですが、黒ずくめの組織や息子の安全が絡むときには、ふっと影が差します。その影は、長く引きずらない。けれど、確かにそこにある。セーラの頃から培ってきた「苦しさを前面に出さない演技」があるからこそ、有希子の“母としての不安”にも深みが出ていると感じています。

「見せない強さ」がつなぐ線

セーラは、辛い状況の中でも周りの子どもたちに優しく接し、自分の悲しみを全部は見せません。工藤有希子も、新一の前ではできるだけ明るく振る舞い、重い話を長引かせないようにしています。実は相当怖い状況にいるのに、それを茶化して笑いに変えてしまうところなんかは、セーラ的な「見せない強さ」が、大人の女性として昇華された形にも見えます。

こういう“見えないところの共通点”を意識して作品を見返すと、有希子のちょっとした横顔や、短いセリフの重みが変わってくるので、ぜひ意識してみてほしいです。

しょくぱんまん

『それいけ!アンパンマン』のしょくぱんまんは、子ども向けアニメの中では貴重な「爽やかイケメン男性キャラ」。これを女性声優である島本さんが演じているのが、個人的にはめちゃくちゃアツいポイントです。アンパンマンワールドの中で、しょくぱんまんは常にきちんとしていて、ダンディで、でも偉ぶらない紳士枠。子ども目線でも「かっこいいお兄さん」として認識されるポジションですよね。

しょくぱんまんの声は、低すぎず高すぎず、絶妙な中音域にあります。やさしくて清潔感があり、ヒーローらしい頼もしさも感じる声。あの声で「大丈夫かい?」と手を差し伸べられたら、たぶん誰でも好きになります。あくまで穏やかで、暑苦しくないのがポイントなんですよね。

工藤有希子のキャラとは一見ジャンルが違うように思うかもしれませんが、実はこの「穏やかで上品な声色」は、有希子が変装して別人として振る舞うときにかなり効いてきます。男性の役そのものを演じることは少ないですが、中性的なキャラやボーイッシュな雰囲気を出すとき、しょくぱんまんで培った「すっと通る中音域」が活かされているなと感じます。

中性的な声の強み

しょくぱんまんのような男性キャラを自然に演じられるということは、それだけ声の幅が広いということでもあります。工藤有希子は「変装の天才」という設定なので、声色の変化も説得力がないといけません。実際、有希子が別人として登場するときは、声を少し低めにしたり、しゃべり方を変えたりして「別キャラ感」をちゃんと出してくれています。

男女どちらにも振れる声質を持っているからこそ、変装の天才・有希子をリアルに感じられる。しょくぱんまんという長寿キャラを長年担当してきた経験値が、コナンの世界観の中でしっかり活きていると私は思っています。

キテレツ母

『キテレツ大百科』の木手美智子(キテレツのママ)は、いわゆる“ザ・昭和のお母さん像”を体現したキャラです。優しくて、基本的には口うるさくないけれど、子どもが危ないことをしたらちゃんと叱る。家事も仕事も、家庭内の空気づくりも全部こなす、縁の下の力持ち的なお母さんですね。

ママの声は、響きとしては少し落ち着いたトーンで、包み込むような柔らかさがあります。声だけで「この家、ちゃんと大人が見てるな」と安心できる感じ。コロ助やキテレツたちがドタバタしていても、最後にママの声が入ると「あ、日常に戻ってきた」とホッとするんですよね。

工藤有希子も、登場すると場の空気がふっと柔らかくなるタイプのキャラです。もちろん、コメディシーンではノリノリで騒ぐんですが、母親としての立場に立つときは、キテレツママに通じる「落ち着いた声色」に戻ってきます。特に新一の幼少期の回想や、コナンをそっと励ます場面なんかは、“昭和アニメ母”の安心感ががっつり出ていて、世代を超えて刺さるんじゃないかなと思います。

「普通の母」の説得力

有希子って、設定だけ見ればかなり特殊な母親なんですよね。元大女優で、推理作家の夫を支えつつ、自分も変装や海外生活をこなしている。なのに、視聴者が「変に浮いたキャラ」として受け取らないのは、キテレツママのような「普通の母」のニュアンスがしっかり仕込まれているからだと感じます。

木手美智子を通して作り上げた、日常を支えるお母さんの声。その上に、工藤有希子という“ちょっとスペシャルな母”が建っているイメージ。だからこそ、有希子の突飛な行動も、「まあこの人ならやるよな」と自然に受け止められるんですよね。

トトロ母

『となりのトトロ』で、サツキとメイの母親を演じているのも島本さんです。病気療養中で入院しているため、登場シーン自体は多くありませんが、作品全体の安心感を支えている超重要なキャラクター。トトロの世界観は、母親の存在が「ちゃんとどこかにいる」ことによって、初めて成立している部分があると思っています。

トトロ母の声は、とにかく柔らかくてあたたかい。病室のシーンでも、不安を感じさせないように、あえて明るく冗談を交えながら話すトーンが印象的です。あの声を聞くと、「この家族は大丈夫だよね」と自然と思える。セリフの数は少ないのに、存在感がものすごく大きいんですよね。

工藤有希子も、実はコナンの世界の“安心の源”になっているキャラだと私は思っています。工藤家って、新一が家を空けているせいで、わりと「不在の家族」というイメージがありますが、有希子がちょいちょい帰国して姿を見せてくれるおかげで、「ちゃんと親はどこかで息子のことを見ているんだ」という安心感が保たれているんですよね。

画面外の存在感

トトロ母も有希子も、画面に映っていない時間のほうが長いキャラです。でも、観ている側はずっと「この人たちは今もどこかで生きている」と感じています。この「画面外の存在感」を作るのは、実はすごく難しいことで、声優の演技力がモロに出る部分だと感じています。

トトロ母で作り上げた「声だけで家族を支える母親」のイメージが、コナンでの有希子にも綺麗に引き継がれていて、登場シーンは多くなくても、シリーズ全体の空気感を左右している。こういう部分こそ、長期シリーズにおける声優の真価が出るポイントかなと思います。

工藤有希子

ここで改めて、主役の一人である「工藤有希子」そのものについてもしっかり整理しておきます。『名探偵コナン』本編では、工藤新一(コナン)の母親であり、元国民的女優であり、変装の達人でもあるという、ある意味“チート気味”な設定のキャラです。なのに、物語の邪魔をしないどころか、出てくると一気に画面が華やぐ存在になっているのがすごいところ。

有希子の声の魅力は、大きく分けて3つあります。

  • 茶目っ気たっぷりの「コメディ寄りの芝居」
  • ふとした瞬間に漏れる「母親としての本音」
  • 変装時に見せる「役者としての声の使い分け」

まず、コメディパートでは、ほぼツッコミ担当です。優作に対して「もう、あんたは本当に…!」と容赦なく突っ込み、息子の恋路を面白がってかき回したりもします。このときの声はかなり高めでテンポも速く、テンションの高さがそのまま楽しさにつながっています。

一方で、息子の身を案じるシリアスなシーンになると、声のトーンが一段落ち着いて、言葉数も減ります。このギャップがあるからこそ、「普段は軽いけど、ここは本気なんだな」というのが一発で伝わる。さっきまでふざけていた人が急に真剣になると、説得力が増しますよね。まさにそれです。

変装の達人としての“声の芝居”

有希子は、変装テクもプロ級という設定。顔や体型を変えるのはもちろん、しゃべり方や声色まで変えて別人になりきります。ここで効いてくるのが、ナウシカやクラリス、響子さん、しょくぱんまんなど、多種多様なキャラを演じてきた島本さんの経験値。「この人なら本当にこういう声も出せそう」と思えるリアルさがあるから、変装設定もすっと受け入れられるんですよね。

有希子の登場回や活躍シーンを詳しく追いたい場合は、工藤家のエピソードにも触れている名探偵コナンのアニメ最新話は何話?放送情報まとめを見ながらチェックしていくと、時系列が整理しやすいかなと思います。特に「工藤優作の推理ショー」回や、シャロン=ベルモットとの絡みは有希子の声の使い分けが堪能できるので、ぜひ意識して聞いてみてください。

イシズ

『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』のイシズ・イシュタールは、冷静沈着でミステリアスな巫女ポジションのキャラクター。ナウシカやセーラのような「感情を外に出すヒロイン」とは正反対で、むしろ感情を抑えて状況を俯瞰しているタイプです。この役を島本さんが演じていると知ったとき、「あ、この人ほんとに守備範囲広いな…」と実感しました。

イシズの声は、とにかく落ち着いていて静か。怒鳴ったり、泣き叫んだりすることはほとんどありません。その代わり、ほんの少し声を震わせたり、息を吸うタイミングを変えたりするだけで、「今、揺れてる…!」と分かるような演技をしています。感情を隠しているキャラほど、そのわずかな変化が効いてくるんですよね。

工藤有希子にも、「実は裏で全部状況を把握しているタイプ」の一面があります。新一やコナンの行動を、ある程度見越したうえでサポートに回るスタイルは、イシズのような「物語の俯瞰者」に近いものがあります。あえて自分は前に出ず、一歩引いた立場から物語を動かす役割。これは、主人公タイプとはまた違う難しさのあるポジションです。

抑えた声だからできる“裏方の強さ”

イシズを演じるときの抑えた声の使い方は、有希子がシリアスなモードに入ったときにも感じられます。コメディ色の強い回ではテンション高めに振る舞いつつ、黒ずくめの組織が絡む回や、優作と真剣に話すシーンでは、声のボリュームをぐっと落として、抑制された演技に切り替える。この切り替えがしっかりしているからこそ、「ここは笑うところじゃないんだな」と視聴者にも伝わります。

ナウシカやクラリス、響子さんなど「感情を表に出すヒロイン」を演じてきた経験に加えて、イシズのような「感情を内側に抱え込むキャラ」もこなしているからこそ、有希子という複雑な立ち位置のキャラが成立しているんだろうな、と個人的には感じています。

トキ

最後は『もののけ姫』のトキ。エボシ御前の工房で働いている、肝っ玉かあちゃん的なキャラクターです。口は悪いし、態度も大きい。でも根っこはめちゃくちゃ優しい、あの感じ。ナウシカやクラリスを演じた同じ人がトキもやっていると知ると、改めて島本さんの振り幅の広さに驚かされます。

トキのセリフって、どれも語尾が強めで、小気味いいですよね。「あんた、何やってんだい!」みたいなツッコミも、嫌味ではなく、むしろ愛情表現になっている。あの「口は悪いけど情は深い」バランスを、声のトーンとテンポで作り上げているのが本当に上手いなと思います。

工藤有希子も、優作や新一に対して結構キツい言い方をするときがありますが、そこに嫌な感じはほとんどありません。むしろ、「この家族はこれくらい言い合えるくらい仲がいいんだな」と思わせてくれる。トキで見せた「豪快な女の強さ」が、そのまま都会的でスタイリッシュな有希子に移植されたような印象があります。

“強い女”としての集大成

トキは、もののけ姫という作品の中で、「弱い立場の人たちが集まる場所を支える大人」として描かれています。工藤有希子も、コナンの世界の中で「まだ未熟な新一(コナン)を支える大人」のひとり。ベクトルは違えど、どちらも「強い女」の系譜に属するキャラクターです。

ナウシカの優しさ、クラリスの芯の強さ、響子さんの生活感、セーラの健気さ、トトロ母の安心感、イシズの静かな覚悟、トキの豪快さ――それら全部がミルフィーユみたいに重なった結果として、「工藤有希子」というキャラクターが立ち上がっているように感じます。だからこそ、有希子の一言には、長いキャリアで積み上げてきた“強い女”たちの説得力が宿っているんですよね。

本記事で触れている作品の放送年・キャスト・配信状況などのデータは、執筆時点で公開されている情報をもとにした一般的な目安です。今後の再放送や配信サービスのラインナップ変更などで状況が変わる可能性もあります。

正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、チケットの購入や配信サービスの契約など、金銭の発生する判断については、最終的な判断は専門家にご相談ください。特に未成年の方は、必ず保護者と相談してから行動するようにしてくださいね。

ちなみに、声優交代や噂話が気になるタイプのあなたには、声優交代の舞台裏を深掘りしているワンピースでナミ声優に死亡説!?噂の真相と声優交代の裏側もおすすめです。工藤有希子の声が「変わった?」と感じたときに、どんな背景がありうるのかを考えるヒントになると思います。

というわけで、「工藤有希子の声優って誰?」「本当に交代してないの?」という疑問が少しでもスッキリして、コナン本編や関連作品をもっと楽しむきっかけになればうれしいです。次にコナンを観るときは、ぜひ「このシーン、どの代表キャラの系譜っぽい声の出し方かな?」と意識して耳を傾けてみてください。見慣れたエピソードが、ちょっとだけ違って見えてくるはずですよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました