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【完全版】ヘタリアのアニメ見る順番ガイド|シリーズ7期まで徹底解説!

アニメ・漫画

ヘタリアのアニメはタイトルが「1期・2期」ではなく、『Axis Powers』『World Series』『The Beautiful World』など英語名で展開されているため、初めて見る人には順番が分かりづらいシリーズです。

この記事では 第1期から最新の第7期までの正しい見る順番 を整理し、さらにそれぞれの特徴やおすすめの楽しみ方も解説します。

1話5分で観られるので気軽に楽しめるのも魅力です。

これから「ヘタリア」を観始めたい方は、ぜひ参考にしてください。

『ヘタリア』アニメの見る順番はコレ!【結論】

まず最初に、結論からお伝えします。
『ヘタリア』のアニメシリーズはタイトルごとに呼び名が違うため、初めて見る人にとっては「どれが1期?どれから見ればいいの?」と混乱しやすい作品です。

ですが、順番を整理するととてもシンプルです。

第1期・第2期は『ヘタリア Axis Powers』

2009年から放送が始まった最初のシリーズです。

全26話が2期分あり、イタリア、ドイツ、日本を中心に枢軸国のエピソードが描かれます。

1話は5分程度で、軽快なテンポで展開されるショートアニメとなっています。

特にイタリアが白旗を振りながら逃げるシーンや、ドイツが真面目に訓練を課す場面、日本が控えめにツッコミを入れるやりとりなど、この作品の基本的な空気がここで確立されました。

シリーズの出発点として、キャラクターの関係性や国民性のギャグを知るには欠かせないパートです。

第3期・第4期は『ヘタリア World Series』

2010年に放送されたシリーズで、Axis Powersの続編にあたります。

こちらも全24話が2期分あり、枢軸国と連合国の掛け合いや新キャラクターの登場が魅力です。

フランスやイギリス、アメリカといった連合国メンバーの出番が増え、より国際的な広がりを感じられるようになっています。

さらに北欧諸国や東欧のキャラが本格的に登場し、世界観が一気に広がるのがこの時期の特徴です。

1話完結型の面白さはそのままに、ネタの幅が広がっていきます。

第5期は『ヘタリア The Beautiful World』

2013年放送のシリーズ。

作画やキャラクターデザインが少し刷新され、より美麗なビジュアルで描かれています。

全20話構成で、キャラクターの細かい表情や服装が一層丁寧に描写されるようになり、ファンの間でも「映像が綺麗になった」と話題になりました。

物語面では定番のギャグに加え、キャラクター同士のやりとりにやや落ち着いた雰囲気も感じられ、これまで以上に大人っぽい印象を与えます。

第6期は『ヘタリア The World Twinkle』

2015年に配信されたシリーズです。全15話で構成され、さらに多くの国キャラが登場します。

特に東欧や北欧のメンバーが目立つようになり、マニアックな歴史小ネタも盛り込まれています。

ユーモアあふれるエピソードに加え、キャラクター同士の友情やちょっとした絆が感じられる描写も増え、短い時間ながら濃い内容になっています。

配信ならではの自由度もあり、ファンからは「一気見するとあっという間」と評価されています。

第7期は『ヘタリア World★Stars』

2021年に配信された最新シリーズ。

集英社「少年ジャンプ+」で連載された『World★Stars』を原作とし、全12話。声優陣はそのままに、新しい国のキャラクターも登場します。

ポルトガルやチェコ、スロバキアなど、これまであまりスポットの当たらなかった国々がアニメに初登場し、世界の広がりを再確認できる構成になっています。

最新作ということもあり、作画や演出も現代的に進化しており、初めてヘタリアに触れる人にもおすすめできる仕上がりです。

2021年に配信された最新シリーズ。

集英社「少年ジャンプ+」で連載された『World★Stars』を原作とし、全12話。

声優陣はそのままに、新しい国のキャラクターも登場します。

『ヘタリア』アニメが順番通りに見えない理由

結論を見て「なるほど」と思った方も多いでしょう。

しかしなぜここまで分かりにくいのでしょうか。

その理由を解説します。

英語タイトルがシリーズ名になっている

『Axis Powers』や『World Series』といった英語タイトルがそのままシリーズ名として使われているため、「1期・2期」といった表記が公式にはありません。

そのため、初めて検索する人が「Axis Powersってどれ?」「The Beautiful Worldはどの順番?」と迷ってしまうのです。

特に、シリーズを途中から知った人や、友達にすすめられて動画配信サービスで探そうとした人は、英語名と日本語の呼び方が一致せず戸惑うことが多いです。

さらに、放送順と制作順が必ずしも一致していないと誤解する人もいるため、「シリーズが入れ替わっているのでは?」と思い込んでしまうケースもあります。

作品そのものは気軽に見られるのに、入り口でつまずいてしまうのは非常にもったいないことです。

「1期・2期」という表記が公式では使われていない

ファンの間では便宜上「1期・2期」と呼ばれていますが、公式サイトや配信サービスでは英語タイトルしか表記されていません。

このギャップが混乱を招く一因になっています。

特に配信サービスによっては「第1話」「第2話」という話数表記だけが見えるため、どのシリーズに属しているのか直感的に理解しづらいのです。

ファンがSNSやブログで「1期」「2期」という言葉を使うことで新規ファンを導いてはいますが、逆にその非公式の呼び方が公式と食い違うために「どちらを信じればいいのか」と混乱が長引く要因にもなっています。

各シリーズの放送時期と話数まとめ

ここからは、各シリーズの放送時期や話数を整理してご紹介します。

表でまとめると次のようになります。

シリーズ名放送時期話数主な特徴
Axis Powers(1期・2期)2009年1月~2010年3月全26話×2期分枢軸国を中心に世界史コメディが展開
World Series(3期・4期)2010年3月~2011年3月全24話×2期分連合国や新キャラも活躍
The Beautiful World(5期)2013年1月~6月全20話作画リニューアル、美しい映像表現
The World Twinkle(6期)2015年7月~10月全15話配信限定、ギャグ要素強め
World★Stars(7期)2021年4月~6月全12話新キャラ多数登場、最新シリーズ

1話5分だからどこからでも楽しめる

『ヘタリア』の大きな特徴は、1話5分のショートアニメであることです。

そのため、気軽に観始めることができ、長時間構える必要がありません。

基本は1話完結のショートアニメ

各話はほとんどが1話完結形式になっており、どの回から見ても楽しめるのが魅力です。

ストーリーが連続していなくても、登場人物の性格や国民性が分かればすぐに馴染めるよう工夫されています。

短い時間でテンポよくオチがつくため、アニメ初心者でも気軽に視聴を始められるのが特徴です。

歴史に詳しくなくても、キャラクター同士の会話や突拍子もないやり取りが笑いを誘います。

中には豆知識的に実際の史実が盛り込まれているエピソードもあり、歴史に興味を持つきっかけになったという声も多く聞かれます。

歴史ネタやキャラ同士の掛け合いが中心

例えば、イタリアが戦場で「パスタ!」と叫んで逃げ回るシーンや、ドイツが真面目に訓練を続ける姿など、それぞれの国民性が誇張されて描かれます。

日本が静かに観察しつつ的確にツッコミを入れる場面や、イギリスとアメリカが子どものように口論を始める場面など、細かい性格の違いがギャグに直結しています。

シリアスな戦争の背景を持ちながらも、基本的には明るいギャグが中心です。

時にはほのぼのとした日常風景や、意外な友情が感じられる小話も差し込まれ、作品全体に温かみを与えています。

ヘタリアをより楽しむためのポイント

順番や話数を把握したら、さらに作品を深く楽しむための豆知識も押さえておきましょう。

Axis Powersの意味は「枢軸国」

タイトルの「Axis Powers」とは、第二次世界大戦で同盟を組んだドイツ、イタリア、日本のことを指します。つまり、物語の中心となるのはこの3カ国です。

実際の歴史では世界大戦の重大な局面を担った存在ですが、本作ではそのシリアスさをあえてコメディタッチで描くことで、重い歴史を知らない人でも気軽に楽しめる入り口になっています。

タイトルの意味を理解すると、作品のユーモアがより深く感じられるでしょう。

イタリア・ドイツ・日本のトリオが主人公

イタリアは逃げ足の早い陽気なキャラで、パスタを愛し、戦場でもすぐに白旗を振ってしまうお調子者です。

ドイツは真面目で堅物、規律を重んじて常に訓練を怠らず、イタリアに振り回されながらも面倒を見てしまう面倒見の良さがあります。

そして日本は礼儀正しく控えめながら、時折ズレた感覚や独特の価値観を見せるキャラクター。

三人の掛け合いは、ボケとツッコミのようにテンポよく展開し、作品全体の土台を作っています。

視聴者はこのトリオの関係性を通じて、笑いながらもそれぞれの国の特徴を自然に理解できるのです。

史実とコメディが融合した独特の作風

『ヘタリア』の大きな特徴は、戦争や国際関係といった重いテーマをキャラクター同士の人間関係に置き換え、あえてコメディに昇華している点です。

例えば戦場の緊張感ある場面も、イタリアが場違いな明るさで雰囲気を崩したり、イギリスとアメリカが子どものように口論を始めたりすることでユーモラスに転換されます。

史実に基づいた小ネタや国民性のジョークが随所に織り込まれ、歴史好きには「なるほど」と思える要素があり、そうでない人にはシンプルにギャグとして楽しめる二重構造になっています。

このユーモラスなアプローチこそが、多様な文化圏でファンを獲得し、世界的な人気につながった最大の理由と言えるでしょう。

まとめ|『ヘタリア』アニメは順番を知ればもっと楽しめる

『ヘタリア』のアニメは、英語タイトルのせいで順番が分かりにくいですが、整理すると次の通りです。

タイトル名を見ただけでは直感的にどの期にあたるのかが分かりづらいため、最初に観るときにはぜひこの一覧を参考にしてください。

1期・2期:Axis Powers
3期・4期:World Series
5期:The Beautiful World
6期:The World Twinkle
7期:World★Stars

シリーズを順に並べるとこのように非常に明快ですが、実際に視聴者が迷うのは公式表記とファンの呼び方が異なっているからです。

英語タイトルが前面に出るため、動画配信サービスやDVDジャケットだけを見ても「これが1期?」と判断しにくいのです。

とはいえ『ヘタリア』の魅力は、基本的にどの話から見ても十分に楽しめるところにあります。キャラクター同士の掛け合いが中心でストーリーの連続性はあまり強くないため、忙しいときに数話だけ観ることもできますし、初めての方でも途中の期から入りやすい構造になっています。

ただし、キャラクターの初登場回や関係性の変化をしっかりと追いたい人には、放送順に観ていくのがおすすめです。そうすればイタリア・ドイツ・日本のトリオをはじめ、各国キャラクターが少しずつ増えていく過程を時系列で体験でき、作品全体の広がりが分かりやすくなります。

1話5分の気軽さと、国を擬人化した独特の世界観が合わさった『ヘタリア』は、通学や通勤の合間に1話だけ観るのにも最適です。歴史的な背景を知らなくても笑えるユーモアが満載で、逆に知識がある人にとっては細かいネタを発見する楽しみもあります。自分のライフスタイルに合わせて、ぜひ自分のペースで『ヘタリア』の世界をじっくり堪能してみてください。

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