ハイキューのアニメは何話まで？全話数・原作範囲・続きの楽しみ方を徹底解説

「ハイキューのアニメって何話まであるの？」「原作のどこまで進んでる？」——そんな疑問を持つ人は多いはずです。

アニメ『ハイキュー!!』は第1期から第4期まで放送され、合計85話。さらに、TVでは描かれなかったエピソードを補完するOVAや、感動の試合を再構成した劇場版も制作されています。

この記事では、ハイキューのアニメ話数、原作との対応、OVA・映画の順番、そして「続きはどこから見ればいいのか？」までをわかりやすく解説します。

作品をもう一度楽しみたい人も、これから見始める人も、この記事を読めば迷わずに進めるはずです。

ハイキューのアニメは何話まで？全体の基本情報

アニメ『ハイキュー!!』は、第1期から第4期まで放送されていて、全部で何話あるのか気になる人は多いと思います。
原作のどこまでアニメ化されているのか、途中で終わってしまうのか、続きはどうすればいいのかなど、視聴前に知っておきたい情報がたくさんあります。
まずは全体の話数や、どこまでアニメになっているのかをわかりやすくまとめます。
そのうえで、第1期から第4期までの話数や内容を少しずつ振り返っていきましょう。

TVアニメは第4期まで全85話

『ハイキュー!!』のテレビアニメは、第4期まで制作されており、全部で85話が放送されています。
原作の試合の熱さやキャラクターの心の揺れが丁寧に描かれており、スポーツアニメの中でも特に完成度が高いと言われています。
特に第3期の「烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」は、たった10話しかないのに1試合だけを描き切るという異例の構成で、まるで生中継を見ているような空気感が話題になりました。
また第4期「TO THE TOP」では、全国大会（春高バレー）に挑む烏野高校の姿が描かれ、稲荷崎戦や音駒戦などファンの間で語り継がれる名試合が登場します。
アニメの制作会社はProduction I.G。
アクションシーンの作画が滑らかで、ボールの軌道やスパイクの迫力、選手たちの表情の細かい変化までしっかり作り込まれています。

原作の単行本で言うと、第4期の終わりは33巻の途中あたりにあたります。
つまり烏野高校の春高2日目、稲荷崎戦のクライマックスまでがアニメ化されているということになります。
その先の原作を読みたい人は、33巻の続きから読むとスムーズに楽しめます。

アニメと原作の対応関係については、次の見出しで詳しく紹介していきます。

各シーズンの話数一覧【第1期〜第4期】

ここからは、『ハイキュー!!』のテレビアニメがどのように構成されているのか、シーズンごとに話数や内容を詳しく見ていきます。
それぞれの期で描かれる試合やキャラクターの成長ポイントも一緒に振り返っていきましょう。

まずは全体の話数・放送時期を一覧表にまとめます。

シーズン名	話数	放送時期	原作対応巻
第1期	全25話	2014年4月〜9月	1巻〜8巻71話まで
第2期（セカンドシーズン）	全25話	2015年10月〜2016年3月	9巻〜17巻149話まで
第3期（烏野高校 VS 白鳥沢学園高校）	全10話	2016年10月〜12月	17巻〜23巻207話まで
第4期（TO THE TOP）	全25話	2020年1月〜4月、10月〜12月	23巻〜33巻292話まで

第1期では、日向翔陽と影山飛雄が出会い、烏野高校バレー部に入部するところから物語が始まります。
中学時代、試合にほとんど出られなかった日向が「小さな巨人」に憧れて必死に食らいつく姿や、影山との「変人速攻」が生まれる瞬間は何度見ても胸を熱くさせます。
青葉城西との練習試合や、インターハイ予選での伊達工業戦もこのシーズンの見どころです。

第2期では、東京遠征や音駒高校との練習試合、春高予選が中心になります。
特に青葉城西との再戦や白鳥沢への挑戦が近づくにつれ、月島の成長や田中の覚悟など、キャラクターたちの内面も丁寧に描かれます。
作中で登場した合宿のカレーのシーンや、烏野メンバーが布団を並べて寝るシーンなど、試合以外のエピソードもファンの間で人気です。

第3期は全10話すべてが白鳥沢学園高校との決戦です。
牛島若利の豪快なスパイク、天童覚の読みの鋭さ、そして月島の「ワンチャンスをものにするブロック」は、シリーズの中でも迫力と緊張感があるシーンと言えます。
試合終盤で月島がブロックを決めた瞬間の会場の静寂と歓声は、多くの視聴者の記憶に残っています。

第4期「TO THE TOP」では全国大会「春高バレー」が舞台になります。
稲荷崎高校との一戦では、宮侑の高速トスや尾白アランの豪快なスパイクなど、全国レベルの強さとの戦いが描かれます。
また、影山が日本ユース合宿に招集されたり、日向が突然1年生選抜合宿に無断参加してボール拾いをするという意外な展開も印象的です。
シーズンの最後では、稲荷崎との試合が決着するまでが描かれており、次の音駒戦へと期待が高まる終わり方をしています。

原作マンガの何巻・何話までアニメ化された？

アニメを見て「この続きが気になる」「原作ではどこまで進んでいるの？」と思った人のために、アニメとマンガの対応をわかりやすくまとめます。
物語の流れをしっかり理解できるように、シーンの印象や原作の進行とあわせて解説します。

アニメ第1期はマンガ1巻から8巻、第71話までが描かれています。
日向と影山が出会い、烏野高校排球部に入部するところから始まり、青葉城西との練習試合、そして伊達工業戦を経て、因縁の青葉城西に敗北するところまでが描かれます。
ラストで3年生の澤村や菅原、西谷らが進退を迷いながらも、春高を目指して残ることを決意するシーンが印象的です。

第2期はマンガ9巻から17巻、第149話までがアニメ化されています。
東京での合同合宿や音駒との練習試合、そして春高予選が中心です。
特に青葉城西との再戦では、影山の「トスが重い」という悩みや、月島の“やる気スイッチ”が入る瞬間など内面の成長も大きな見どころです。
白鳥沢戦に挑む覚悟を固めた烏野の雰囲気も緊張感に満ちています。

第3期はマンガ17巻から23巻、第207話までにあたります。
全10話で白鳥沢戦だけを描き切るというストイックな構成で、牛島のスパイクの重さや、月島の冷静なブロック、「ツッキー!!」と叫ぶ日向の声など、原作の熱さをそのまま映像化したような迫力があります。
特に第10話、日向が牛島のスパイクを拾って反撃のきっかけを作るシーンで、観客のざわめきが静まり、烏養コーチの「よく飛び込んだ！」という声が響く場面は、ファンの間でも名シーンとして語られています。

第4期「TO THE TOP」はマンガ23巻から33巻、第292話までアニメ化されています。
影山が全日本ユース合宿へ招集されたり、日向が勝手に1年生選抜合宿へ押しかけてボール拾いから学びを得る姿が描かれます。
春高の初戦・椿原学園戦から、稲荷崎高校戦の終盤までが放送されました。
稲荷崎戦では、宮侑の天才的なセッター技術や、尾白アランの破壊力あるスパイク、そして影山のトスを受けて日向が高速速攻を決める場面に、会場の空気が一変する描写は原作でも人気のシーンです。

現在のアニメは、マンガ第292話で止まっているため、続きが気になる人は33巻から原作を読むのが一番スムーズです。

わかりやすくまとめると、以下の通りです。

アニメシリーズ	原作巻数	原作話数	主な内容
第1期	1巻〜8巻	〜71話	烏野入部〜青葉城西敗退
第2期	9巻〜17巻	〜149話	東京合宿〜春高予選突破
第3期	17巻〜23巻	〜207話	白鳥沢戦（決勝）
第4期	23巻〜33巻	〜292話	春高1回戦〜稲荷崎戦決着

このように、アニメは原作の半分ほどまで映像化されていることがわかります。
物語はまだまだ続くので、原作に進むとその先の「音駒戦」や「鴎台戦」など、さらに熱い試合が待っています。

アニメ未放送のエピソードはある？

アニメでは描かれていないエピソードも存在します。
その多くはOVA（オリジナルビデオアニメ）や特典映像として映像化されていますが、中には原作でしか読めない物語もあります。

まず、アニメ未放送の代表的なエピソードとして、以下のOVA作品があります。

「リエーフ見参！」は、音駒高校に新しく加わった長身の1年生・灰羽リエーフが主役のエピソードです。
彼の未熟なブロックや空回りするプレー、そして孤爪研磨とのバランスが描かれています。
アニメ第1期〜第2期の間に位置する物語で、音駒との練習試合の裏側を知ることができます。

「VS赤点」は、春高予選後の日常回で、赤点を取って補習になった影山や日向たちの学校生活が描かれています。
真剣な試合シーンとは違い、勉強が苦手な日向の焦りや、口数少ない影山が答案用紙を前に黙り込む姿は、笑えるけれどどこか青春らしい空気があります。

「陸 VS 空」は、第4期の直前に制作されたOVAで、稲荷崎戦の前に描かれる「狢坂高校 VS 梟谷学園」と「音駒 VS 伊達工」の東京予選3位決定戦が中心です。
梟谷の木兎光太郎がスランプに陥る姿や、音駒の灰羽リエーフが試合で成長していく様子など、本編では描かれなかった試合の熱さを感じることができます。

一方で、原作でしか読めない小エピソードもあります。
代表的なのは、日向がブラジルへビーチバレー修行に行く話や、大人になった影山・日向がVリーグで再び戦う最終章です。
これらはまだアニメ化されていないため、マンガを読むことでしか知ることができません。

また、2024年には劇場版「ゴミ捨て場の決戦」が公開され、烏野高校と音駒高校の春高での正式な戦いが映像化されました。
これは原作33巻〜36巻にあたる内容で、長年の因縁がついに公式戦でぶつかる胸熱展開です。

アニメが終わった後も、物語は続いています。
日向や影山の未来が気になる人は、原作で続きを読むのがおすすめですし、劇場版やOVAを挟めばさらに理解が深まります。

アニメ『ハイキュー』何話まで？：OVA・劇場版・続きの楽しみ方

テレビアニメ全85話を見終えた人でも、「もっとハイキューの世界に浸りたい」「本編では描かれなかった試合ややりとりも見てみたい」と思うはずです。
そんな人に向けて、OVAや劇場版、さらに原作で続きが楽しめる方法をわかりやすく紹介します。
ここからは、テレビアニメでは描かれなかったエピソードや、映像ならではの迫力が味わえる劇場版を中心に解説します。

OVAは全4話｜アニメ未収録の小エピソードが見どころ

『ハイキュー!!』には、テレビ本編では放送されていないOVA（オリジナル・ビデオ・アニメ）が4作品あります。
どれも本編の裏側を補うような内容で、キャラクターたちの意外な表情や、試合に至るまでの物語がしっかり描かれています。
本編の緊張感とは違って、笑いや青春感のあるシーンも多く、ファンなら必ず押さえておきたい映像です。

タイトル	内容	原作対応巻・時期
リエーフ見参！	音駒高校に新しく入った長身1年・灰羽リエーフがチームに馴染めず苦戦する	第1期と第2期の間、原作第11巻付近
VS“赤点”	春高予選後、影山・日向たち一部メンバーが赤点で追試になるドタバタ回	第2期後、原作第14巻付近
陸 VS 空（前編・後編）	音駒VS戸美、梟谷VS狢坂の東京代表決定戦が描かれる	第4期直前、原作23巻〜24巻
ボールの“道”	全国のライバル校視点で描かれる番外編（特典）	原作番外編

「リエーフ見参！」では、190cmを超える長身ルーキー・リエーフがサーブやブロックに挑む姿が描かれます。
練習中に孤爪研磨に「お前のバレーは雑すぎる」と言われ、悔しそうに唇を噛むシーンは印象的です。
その未熟さこそが、OVAならではのリアルな魅力です。

「VS赤点」は試合ではなく日常回です。
影山が数学で赤点を取り、日向と一緒に補習を受ける姿はギャップがあって面白く、菅原が真顔で「お前ら、本当にバカだな」と言うシーンはファンの間でも人気です。

そして「陸 VS 空」は試合が中心です。
烏野の宿命のライバル・音駒高校が、東京代表をかけて戸美学園と戦います。
守備の音駒と、嫌がらせのような粘り強さを持つ戸美の戦いは、派手さはないですがじわじわ心にくる試合です。
梟谷の木兎光太郎がスランプに陥る「陸 VS 空・梟谷パート」も、このOVAでしか見られません。

どのOVAもテレビ本編を補完してくれる大切な作品です。
特に春高の東京代表校がどう決まったのか気になる人は、「陸 VS 空」は必見です。

劇場版総集編・最新映画『ゴミ捨て場の決戦』とは？

テレビシリーズ以外に、『ハイキュー!!』には劇場版も存在します。
内容は大きく2種類に分かれます。
ひとつは総集編映画、もうひとつは最新の完全新作映画です。

総集編映画は、テレビシリーズを2時間前後にまとめた再編集版です。
新規カットやアングル、音響の調整がされており、臨場感が高くなっています。

タイトル	内容	対象シーズン
終わりと始まり	第1期1話〜13話を再構成	第1期前半
勝者と敗者	第1期14話〜25話を再構成	第1期後半
才能とセンス	第2期を再構成	第2期全体
コンセプトの戦い	第3期を再構成	第3期（白鳥沢戦）

特に「コンセプトの戦い」では、白鳥沢戦の月島のブロックや、牛島のスパイク音などが劇場用に迫力アップされています。
テレビで見た試合なのに、映画館で観ると心臓の鼓動が聞こえるほど緊張感が増すと評判でした。

そして、最新作が『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』です。
この作品は総集編ではなく、完全新作として制作されました。
原作で言うと33巻から36巻にあたる、春高バレー3回戦「烏野高校 VS 音駒高校」を描いています。

烏野と音駒の戦いは、昔から「ゴミ捨て場の決戦」と呼ばれ、公式戦での対戦がずっと望まれてきました。
アニメ第1期から何度も伏線が張られてきたこの試合が、ついに映像化されたのです。

試合では、孤爪研磨の静かな闘志、日向翔陽の跳躍、影山飛雄の正確なトス、黒尾鉄朗のブロック、すべてがぶつかり合います。
特に、試合中に研磨が初めて「楽しい」と言葉にするシーンは、原作ファンの間でも涙なしには見られない名場面です。

劇場版の見どころは試合だけではありません。
ウォームアップ中に影山が「やっと来たな」と呟く場面や、試合前の音駒キャプテン・黒尾の「今日は、バレーが楽しい日だ」という表情も映像で描かれています。

この劇場版を見たことで、テレビアニメの終わりから自然につながるように物語が進み、原作とアニメの距離が一気に近づきました。

アニメの続きは原作マンガ何巻から読めばいい？

アニメ第4期「TO THE TOP」は、原作マンガ第33巻・第292話あたりで終わります。
稲荷崎高校との激戦、日向と影山の新しい速攻、宮兄弟のプレーが描かれ、ラストは稲荷崎戦が終わったところで幕を閉じます。
続きが気になる人は、原作マンガの33巻から読み始めるのがもっとも自然です。

その先には「ゴミ捨て場の決戦」、つまり烏野高校と音駒高校の対戦が待っています。
この試合は原作でも特に人気の高いエピソードであり、研磨が初めて「バレーが楽しい」と感じる瞬間や、黒尾の「今日はバレーが楽しい日だよな」という表情が描かれる、重くて熱い戦いです。

さらに話を進めると、烏野対鴎台（星海光来との戦い）、高校卒業後、日向がビーチバレー修行のためブラジルへ行く場面、Vリーグでの影山との再会試合など、アニメではまだ描かれていない名シーンが続きます。

表で整理すると以下の通りです。

読み始め巻	エピソード内容
33巻途中〜	稲荷崎戦のラスト〜音駒戦（ゴミ捨て場の決戦）
37巻〜	烏野 vs 鴎台（星海戦）
42巻〜	日向、ブラジルでビーチバレー修行
43巻〜	Vリーグ開幕、日向 vs 影山の再戦

アニメではまだ描かれていない試合や、キャラクターの新しい道が描かれているため、「ハイキュー!!」のその先を知りたいなら、原作は必読です。

今後のアニメ化・続編の可能性はある？

多くのファンが気になっている「続編はアニメ化されるのか」という点ですが、可能性は十分にあります。
理由は大きく三つあります。

まず、原作はすでに完結しており、物語のラストまで映像化が可能な状態であることです。
アニメ制作側としては、区切りの良い形で最後まで描ける土台が整っています。

次に、劇場版『ゴミ捨て場の決戦』が公開されたことで、アニメ4期の続きが明確に動き始めている点です。
この映画は全国的に大きな反響を呼び、興行収入やSNSでの話題性も高く、制作側にも「続ける価値がある」と思わせるほどの成功を収めました。

三つ目に、ファンの声が強いことです。
特に「星海戦（烏野vs鴎台）」「ブラジル修行」「Vリーグ編」は映像で見たいという声が多く、これらの人気の高さは制作会社にも届いているはずです。

形式としては以下のような可能性が考えられます。

形態	可能性	内容例
劇場版第2弾	高い	鴎台戦（星海戦）
劇場版2部作	中〜高	星海戦〜ブラジル編
TVアニメ第5期	低めだが存在	音駒戦以降をシリーズ化
Vリーグ編のみ映画	ファン人気高	日向vs影山の最終対決

今の流れを見る限り、「烏野 vs 鴎台戦は劇場版で描かれるのでは？」という予想が多いです。
星海のジャンプサーブや日向との空中戦、影山の限界トスなど、映像映えするシーンが多いからです。

ファンとして知っておきたい見どころ・感想まとめ

ハイキューはただのスポーツアニメではありません。
全力でぶつかる姿、悔しさ、仲間との絆。
その一つひとつがリアルで胸を打ちます。
ここでは、アニメや原作を通して感じられる「ファンとして押さえておきたい魅力」をまとめます。

まず一つ目は、「成長の物語」であることです。
日向は決して天才ではありません。
身長も高くない。
しかし、影山との変人速攻、視野を広げる練習、合宿での雑用から学ぶ姿勢など、努力によって道を切り開いていきます。
特に、稲荷崎戦で宮侑が放った完璧なトスへ飛び込んでいく日向の姿は、彼のすべてを象徴しています。

二つ目は、「チーム全員が主役」であることです。
月島が白鳥沢戦で決めたブロック。
西谷が稲荷崎戦でピンチサーバーを止めた瞬間。
田中が青葉城西戦で“ここで決める”と叫んだ場面。
どれも主役ではないキャラクターが、物語全体の熱さを作り上げています。

三つ目は、「試合以外の時間も丁寧に描かれる」ことです。
布団を並べて寝る合宿の夜。
音駒との練習後、研磨と日向が歩道橋で話す場面。
影山が道端で「弱い奴ほどよく吠える」と言って日向を挑発するシーン。
こうした小さな積み重ねが、試合の重さや意味を深くしてくれます。

そして最後に。
日向が影山に「もう一回トスを持ってこい！」と叫んだ瞬間から始まった物語は、最終的にVリーグでの再戦へ続きます。
敵として、仲間として、そしてライバルとして。
この流れを見たとき、ファンは「ここまで来たんだ」と思わず胸が熱くなるはずです。