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【進撃の巨人】アルミンは死亡した?どんな最後を迎えた?アルミンの巨人化や名言などを徹底解説!

進撃の巨人

みなさんはアルミンが好きですか?

今回は『進撃の巨人』の中でも人気の高いキャラクター「アルミン・アルレルト」についてお話しします。

一見頭脳派でありながら、作中で一番勇気ある行動で周囲を驚かせる彼の魅力は、物語全体に重要な意味を与えています。

私個人としても、一番好きなキャラクターです。

特に話題になったのが、彼が迎えた“死”や“巨人化”、そしてファンの心に残る数々の名言です。

というわけで今回は、アルミンが死亡したのか、また、作中でどのような最後を迎えたのか、を解説していきたいと思います。

それに合わせて、アルミンが巨人化したシーンは何があるのか、また、個人的に好きな名言などを合わせて紹介していきたいと思います!

【進撃の巨人】アルミンは死亡した?

『進撃の巨人』の中盤、物語は急展開を迎えます。

漫画で言うと20巻から21巻、アニメで言うと第3期の2クール目になります。

その中でアルミン・アルレルトが「死んだのでは?」と話題になる衝撃的なシーンが登場しました。

その舞台となったのは、シーズン3パート2の終盤、超大型巨人ベルトルトとの最終決戦です。

超大型巨人の最大の武器である高温の蒸気に対し、アルミンは正面から立ち向かい、体が焼け焦げるほどの致命的なダメージを受けます。

命を懸けた作戦

漫画『進撃の巨人』/第82話『勇者』第83話『大鉈』第84話『白夜』の3話連続での話です。

このときアルミンは、戦況を覆す大胆な作戦を提案し、実行しました。

自ら囮となって超大型巨人の注意を引きつけることで、エレンが奇襲を仕掛ける隙を作ったのです。

彼は、エレンに対して「自分が時間を稼ぐから、ベルトルトを倒して」と言い残し、高熱の蒸気に包まれながらも動じることなく作戦を全うしました。

その勇気と冷静な判断力は、仲間たちに強い感動を与えました。

アルミンの決断は、これまでのアルミンの言動や行動から明らか明らかにすることができます。

アルミンはこれまで、人類の勝利や巨人を捕まえるなどの普通の人には成し遂げることができないことを成功させる人たちは「何かを捨てることができる人」と言うふうに評価しています。

この後の名言でも紹介しますが、エルヴィン団長は化け物を凌ぐために、「人間性」や「仲間の命」を捧げて、女型の巨人の捕獲をしてきました。

それを見てアルミンは、ベルトルトという巨大な敵に勝つためには、アルミンの命、すなわち、自身の「夢」を代償にするほか思いつかなかったのです。

そして、それを実行に移し、ベルトルトを倒すことができました。

生死を分ける選択

アルミンは重傷を負い、まさに瀕死の状態で発見されます。

顔や体は焼けただれ、呼吸も途絶えがち。

誰が見ても「助かる可能性は低い」と思える状況でした。

しかしそこへ、調査兵団の仲間たちが駆けつけます。

そして彼らは、ひとつの大きな決断を迫られます。

それは、重症のアルミンを救うために“巨人化注射”を使うか、それとも同じく重傷を負った団長エルヴィン・スミスを救うかという、二者択一の選択です。

この選択は、読者や視聴者の間でも激しい議論を巻き起こしました。

エルヴィンは数々の戦いを指揮し、多くの兵を導いてきたカリスマ的存在、だが、その根底にあるのは自分を縛る”呪い”とも言える”夢”。

一方でアルミンは、これからの未来を見据えるこれもまた”夢”。

結果として、リヴァイ兵長はエルヴィンを安らかに眠らせることを選び、アルミンに注射を打ちます。

その後、アルミンは巨人化してベルトルトを捕食し、復活、超大型巨人の力を継承することになります。

この出来事は、アルミンの人生を大きく変えるターニングポイントとなり、彼が背負う責任もまた大きく膨らんでいきました。

同時に作品全体のターニングポイントでもあると思います。

【進撃の巨人】アルミンの最後:漫画の最終話で何をしていた?

漫画『進撃の巨人』の最終話(第139話)では、アルミン・アルレルトが重要な役割を果たしている姿が描かれています。

最終決戦が終わり、エレン・イェーガーが討たれた後の世界において、アルミンは新たな時代の幕開けに向けて、「世界」との和平と再構築の象徴となる立場に立っています。

物語のラストでは、アルミンは「パラディ島」と「マーレ」を含めた各国との外交交渉に乗り出しており、人類同士の対話と理解を目指す代表者として描かれます。

彼は調査兵団の最後の生き残りの一人であり、超大型巨人の力を継承している人物としても、強い説得力を持っています。

彼は和平の使者としての役割を果たすため、他国と誠実に向き合い、パラディ島に残された人々が「まだ脅威ではない」ことを世界に伝えるために言葉を尽くしていました。

これは、アルミンの知性と信念、そして“話し合いによって世界は変えられる”という彼の一貫した価値観が表れた描写だと言えるでしょう。

また、物語の終盤ではエレンとの対話シーンも描かれており、アルミンがかつての親友とどのように向き合ったのかが明かされます。

エレンが地鳴らしを起こした真意や、自らの死を望んだ理由をアルミンは受け止め、その上で彼を責めることなく「ありがとう」と感謝の言葉を伝えています。

このやり取りは、アルミンがエレンを“敵”としてではなく、“大切な友”として見続けていた証でもあります。

彼の心の広さや優しさが、最終話において強く印象に残るシーンでした。

さらに最終話では、数年後の世界が描かれ、アルミンが歴史書にその名を刻まれるような存在になっていることも示されています。

エレンを止めた英雄として、人類史の中で大きな意味を持つ人物になったのです。

アルミンの最後は、戦いに勝った兵士ではなく、未来を託す“知と希望”の象徴として描かれたものであり、『進撃の巨人』という激しい物語の中で、一筋の光を差し込むような存在であり続けたのです。

【進撃の巨人】アルミン巨人化はどんなシーンがある?

アルミンが巨人化するシーンは、彼のキャラクターとしての大きな転機でした。

それまで頭脳派として仲間を支えてきたアルミンが、巨人という“破壊の力”を手に入れることで、戦場においての役割も大きく変わることになります。

彼は「超大型巨人」の継承者となり、その巨大な力と破壊力を持つ存在へと変貌します。

しかし、それは単にパワーアップという意味ではなく、彼にとっては“罪の意識”や“命の選択”といった重い責任も背負うことを意味していました。

初めての巨人化:ベルトルト捕食の瞬間

アルミンが初めて巨人化するのは、先ほど触れたように、エルヴィンではなく彼に巨人化注射が打たれた直後のことです。

あの瞬間、彼は意識を失ったまま巨人の姿へと変化し、本能のまま目の前にいたベルトルトを捕食します。

このシーンは、仲間であったベルトルトを食べなければ生きられないという、アルミンにとって非常に皮肉で悲しい瞬間でもありました。

巨人になることで命を取り戻したものの、それと引き換えに彼は自分の中の“正しさ”や“良心”に深い傷を負うことになるのです。

巨人化後のアルミンはしばらく混乱し、精神的なショックから回復するのに時間がかかりました。

この経験が、後の彼の考え方や判断にも大きな影響を与えることになります。

レベリオ襲撃での巨人化

レベリオ収容区の襲撃は、アルミンが初めて「超大型巨人」として本格的に戦場に立つ重要な場面となりました。

この作戦は、パラディ島勢力が初めてマーレの本土へと進攻する、極めて大胆かつ衝撃的なものでした。

アルミンはこの作戦の中で、あえて後方から姿を現し、超大型巨人の圧倒的な威力で敵戦力の軍港を破壊します。

その規模と被害の大きさから、地元の市民や兵士たちは、何が起きたのかすら分からないまま命を落としていきました。

アルミンは巨人化によって甚大なダメージを与えた一方で、直後には建物の崩壊や火の海を前にし、表情を曇らせます。

巨人の力を使った自分の行動が、どれだけ多くの命を奪ったかを知り、彼の心には深い罪悪感が残ったのです。

彼は、ベルトルトがかつてこの力を振るっていた時、同じような苦しみを抱えていたのではないかと回想します。

そして初めて、「敵」と「犠牲者」の境界が曖昧になる中で、真の意味で“戦争とは何か”を自分の目で理解した瞬間でもありました。

この襲撃での巨人化は、アルミンにとって一種の通過儀礼のようなものであり、彼の中にあった“理想的な平和主義者”というイメージが大きく揺らぐ契機にもなりました。

それでも、彼は現実から目を背けることなく、自らが引き起こした結果と正面から向き合おうとします。

この一連の出来事を経て、アルミンは「ただの戦略家」ではなく、「行動する指導者」としての階段を一段登ったと言えるでしょう。

彼の成長は、単に戦力としての力を得たこと以上に、“選択の責任”を理解し、その重みを受け入れる覚悟を持った人物へと変わったことを示しているのです。

終尾の巨人との戦いでの巨人化

その後、アルミンは最終章において、巨人としての力を使うことになります。

最終盤、34巻で終尾の巨人と化したエレンとの戦いがあります。

かつての友であるエレンと完全に対立しなければならないという、大きな精神的試練でまさにクライマックスを描いています。

エレンを止めるためとはいえ、親友を自らの手で討たなければならないという選択は、アルミンにとってあまりにも辛いものでした。

その選択は、あの時点のアルミンには、計り知れない痛みと後悔を残しました。

また、超大型巨人の力はあまりにも大きく、無関係な人々を巻き込んでしまう恐れも常にありました。

アルミンはそのことにも苦しみ、「自分の力は果たして正義なのか?」と疑問を持ち続けていたのです。

力を使うたびに、自分がどこまでその力を制御できるのか、不安に苛まれていた様子が描かれていました。

それでも、アルミンは決して立ち止まることなく、自分の内面と向き合い続けました。

彼の中には、戦場を生き抜いてきた“冷静な戦士”としての一面と、かつての“優しい少年”の心が同時に存在しており、その二面性が彼の深い魅力となっているのです。

この巨人化のシーンは、単なる派手なバトル演出ではなく、アルミンというキャラクターの人間性、苦悩、そして成長を象徴する重要な場面です。

彼が背負ったものの大きさ、選んだ道の重み、そして希望を捨てなかった姿勢が、多くの読者や視聴者の心に深く刻まれました。

つまり、アルミンの巨人化シーンは、『進撃の巨人』という作品における最大級の“決断と希望”を描いた名場面の一つであり、アルミンという人物の本質を鮮やかに映し出した、感動と余韻の詰まった瞬間だったのです。

【進撃の巨人】アルミンの心に沁みる名言

アルミンといえば、印象的なセリフがたくさんあります。

その中でも特に心に残る名言をいくつか紹介しましょう。

「何かを変えることのできる人間がいるとすれば…」

何かを変えることのできる人間がいるとすればその人はきっと…

大事なものを捨てることができる人だ

諫山創『進撃の巨人』/講談社

現実世界でも通用する普遍だと思います。

私たちも何らかの成果を手に入れようとした時は、現状を捨てなければならない。

だから、現状の心地よさを捨てることができないから、何も変えられれことができないって、自分にたくさん言い聞かせる、一番好きな言葉のひとつです。

「わからないよ!いつだってわからないことだらけだ。」

わからないよ!

いつだってわからないことだらけだ。

でも時間は流れるし止まったりしてくれない!

結果がわからないのに選択の時間は必ず来る。

諫山創『進撃の巨人』/講談社

このセリフは、『進撃の巨人』という作品を体現したセリフだと思います。

『進撃の巨人』の大きなテーマが、「他者の理解」です。

大小様々な他者理解をこの作品ではずっと描いていると思います。

そしていつだって他者は理解するのは難しい。

でも、時間は強制的に流れいく。

だから決断しないといけない。

毎日嫌な人間関係から逃げている当てつけのようなセリフで、聞くたびに心に刺さるセリフでもあります。

「良い人か……僕はあまり好きじゃないんだ」

良い人か…それは…

その言い方は 僕はあまり好きじゃないんだ

だってそれって…自分にとって都合の良い人のことをそう呼んでいるだけのような気がするから

すべての人にとって都合の良い人なんていないと思う

誰かの役に立っても他の誰かにとっては悪い人になっているかもしれないし…

諫山創『進撃の巨人』/講談社

すごく深い言葉だと思います。

前述の言葉同様、進撃の巨人のテーマを表していると思います。

それは「誰かの役に立っても他の誰かにとっては悪い人になっているかもしれないし…」の部分です。

これはアニに放った言葉で、物語の前半の言葉ではあります。

しかし、後半のマーレ編以降で、立場の違いで他者を侵さなくてはならない状況がたくさん発生します。

この時でさえ、仲間だと思っていたアニと対立しなくてはならない、その覚悟や葛藤はこの言葉から滲み出たものであると思います。

まとめ

アルミン・アルレルトは『進撃の巨人』において、知性・勇気・信念を持った重要なキャラクターでした。

彼の“死”と“復活”は物語のターニングポイントとなり、多くの読者・視聴者の心を揺さぶりました。

巨人化したことで新たな役割を担い、戦場でも存在感を放ち続けたアルミンですが、決してその力に溺れることなく、最後まで“人間”としての在り方を大切にしていました。

彼の名言の数々は、物語の核心をつくだけではなく、現実の私たちにも何かを気づかせてくれる力を持っています。

今後『進撃の巨人』を見返すときは、アルミンの言葉や行動の意味に注目してみると、さらに深く作品を楽しめるかもしれませんよ!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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