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【進撃の巨人】アニメは何話まで?各シーズン何話構成かと放送期間を徹底解説

進撃の巨人

「進撃の巨人 アニメ 何話まで?」――この疑問は、これから見始めたい人や途中から再開したい人の共通の悩みです。

結論から言えば、Season1は#25、Season2は#37、Season3は#59、そしてThe Final Seasonは#87まで。

さらに完結編はテレビ放送と配信サイトで表記が異なり、特番は#88〜#91や#92〜#94として分割されるケースがあります。

本記事では、各シーズンの最終話と放送期間を整理しつつ、見直しや再開の目安になる「区切り」を徹底解説します。

最初に結論!進撃の巨人は何話まで放送された?

まず最初に、知りたい答えをはっきりと示しましょう。

アニメ『進撃の巨人』は、原作を最後まで映像化し、2023年の「完結編 後編」で堂々のフィナーレを迎えました。全体としては第1期から「The Final Season」まで続き、物語はひとつの終わりを描ききったわけです。

「結局、アニメは何話まであるの?」という疑問に答えると、最終的な話数は第1期から数えて全94話という形になります。ただしテレビ放送と配信サイトでは話数の扱いが少し異なり、特番として放送されたものが4分割されるなど、数え方に違いがあるので注意が必要です。

ここではまず、大まかな整理として各シーズンごとの最終話を表で見てみましょう。

各シーズンの最終話一覧まとめ

シーズン名放送期間放送話数最終話番号物語の到達点
Season12013年4月〜9月全25話#25女型の巨人の捕獲作戦まで
Season22017年4月〜6月全12話#37エレンが「座標」の力に目覚める
Season3 Part.1・22018年7月〜2019年7月全22話#59王政編〜ウォール・マリア奪還作戦
The Final Season Part1・22020年12月〜2022年4月全28話#87「地鳴らし」発動直前
The Final Season 完結編(前編・後編)2023年3月・11月特番2回(配信では#88〜#94)#94最終決戦と物語の完結

この表を見るとわかるように、物語は大きく4つのシーズンに分かれており、それぞれのクライマックスで大きな区切りを迎えています。

次の項目では、最初の入り口となる「Season1」がどこまで描かれたのかを丁寧に振り返ってみましょう。

Season1はどこまで?

『進撃の巨人』アニメの始まりは2013年4月。圧倒的な映像表現と衝撃的なストーリー展開で、放送直後から大きな話題となりました。Season1は全25話構成で、最終話は#25「壁」となります。

放送期間中、多くの視聴者が毎週日曜の放送を心待ちにし、SNSでも感想が飛び交いました。巨人に襲われる恐怖、人類の反撃、仲間たちの成長や死が生々しく描かれ、視聴者の心をつかんで離さなかったのです。

2013年放送・全25話で最終話は#25

Season1は2013年4月から9月まで放送されました。話数は全25話で、途中に総集編となる13.5話も挟まれましたが、物語の本筋は#25でひとまず区切りを迎えます。

第1話「二千年後の君へ」で描かれたのは、超大型巨人が突如としてシガンシナ区の壁を破壊し、主人公エレンの運命を大きく変える瞬間でした。その後、訓練兵団での成長を経て、仲間たちが調査兵団として壁外調査に挑んでいく姿が描かれていきます。

特に話題になったのは、エレンが巨人化能力を持っていることが判明する衝撃の展開。そして、その力を利用しながら人類が巨人に立ち向かっていく姿がSeason1の中心テーマでした。

最終話となる#25「壁」では、女型の巨人との死闘が描かれ、物語は大きな謎を残したまま幕を下ろします。この時点で視聴者は「壁の中に巨人が眠っている」という衝撃のラストシーンを目の当たりにし、次の展開への期待を強く抱いたのでした。

放送期間とエレンの「女型」戦までの物語

Season1のストーリーを大きく区切ると、前半は「トロスト区攻防戦」、後半は「第57回壁外調査」と「ストヘス区急襲」に分けられます。

前半の山場は、エレンが初めて巨人化し、トロスト区奪還作戦で壁の穴を塞ぐシーン。炎と煙が立ちこめる戦場で、仲間の命が散っていく中、エレンは巨人の力を制御しきれず暴走してしまいます。しかし最後には仲間たちの支えで正気を取り戻し、人類に小さな勝利をもたらしました。

後半では、壁外調査中に謎の「女型の巨人」が登場します。圧倒的な強さを誇る女型は、調査兵団の精鋭たちを次々と蹴散らし、仲間が次々と倒れていきました。中でもリヴァイ班が女型に全滅させられるシーンは、視聴者に強烈な衝撃を与えました。

そしてクライマックスでは、女型の正体が訓練兵団の仲間アニ・レオンハートであることが明らかになります。絶望的な戦いの末、調査兵団はアニをストヘス区で拘束することに成功しますが、そこで壁の中に巨大な顔が埋まっているという驚愕の秘密が発覚します。

この「女型の巨人」戦での激闘と、最後に残された大きな謎がSeason1の締めくくりとなり、物語は次のSeason2へとつながっていくのです。

Season2は何話まで?

Season2はSeason1から約4年後、2017年の春アニメとして放送されました。長い待ち時間に耐えていたファンの期待を裏切らないクオリティで、物語は一気に新たな局面へと進みます。全12話という短めの構成ながら、その濃さはまさに凝縮された進撃。最終話は#37で幕を閉じ、次の大きな展開への布石をしっかり残しました。

2017年放送・#26〜#37で最終話は#37

Season2の放送期間は2017年4月から6月まで。全12話で、話数は#26から#37までが該当します。

放送期間話数範囲総話数最終話番号主な内容
2017年4月〜6月#26〜#3712話#37獣の巨人の登場、ライナーとベルトルトの正体、座標の力の発動

物語の始まりから獣の巨人の存在が示され、これまでの「人類vs巨人」という単純な構図に、大きな謎が加わります。さらに、仲間だと思っていたライナーとベルトルトが「鎧の巨人」「超大型巨人」だったという衝撃の告白がSeason2の大きな山場となりました。

最終話の#37では、エレンの中に眠る謎の力が発動し、巨人たちを操るという驚きの展開を迎えます。これが後に「座標」と呼ばれる力であり、物語の根幹を揺るがす重要な要素となっていきます。

「座標」の力に目覚めるまでを描く

Season2の大きなテーマは「仲間の正体」と「エレンの特別な力」でした。

序盤では、ウォール・ローゼが破壊されたかもしれないという緊急事態の中、調査兵団と104期生たちが次々と巨人と対峙します。その中で、獣の巨人の存在が初めて明らかになり、人類の敵は単なる巨人ではなく、知性と戦術を持った存在であることが示されました。

中盤では、ライナーとベルトルトが正体を明かす衝撃シーンが待っています。夕日が差し込む中、ライナーが静かに「俺が鎧の巨人で、こいつが超大型巨人だ」と告げる瞬間は、視聴者に戦慄を与えました。その直後、エレンとの壮絶な戦闘が始まり、巨人同士のぶつかり合いが画面を支配します。

クライマックスでは、エレンと仲間たちが絶体絶命の状況に追い込まれます。しかし、母の仇である巨人を目の前にして、エレンが突如として「座標」の力を発動。叫び声とともに周囲の巨人たちが一斉に反応し、敵を襲い始めるシーンは鳥肌ものです。この瞬間、エレンは「ただ巨人に変身できる少年」から、「人類の運命を左右する存在」へと大きく変わったのです。

Season3はどこまで放送?

Season3は2018年から2019年にかけて放送されました。前半(Part.1)と後半(Part.2)に分かれた全22話構成で、物語は一気に人類の内側に潜む闇、そして壁の外の真実へと踏み込みます。最終話は#59「壁の向こう側」で締めくくられ、これまで隠されてきた世界の秘密がついに明らかになりました。

2018〜2019年放送・#38〜#59で完結

Season3はPart.1が2018年7月から10月、Part.2が2019年4月から7月に放送されました。話数は#38から#59までで、全22話。

放送期間話数範囲総話数最終話番号主な内容
2018年7月〜10月(Part.1)#38〜#4912話#49王政の打倒、ヒストリア即位
2019年4月〜7月(Part.2)#50〜#5910話#59ウォール・マリア奪還作戦、グリシャの過去、壁外の真実

このシーズンは、政治的な陰謀と人類同士の争いが描かれる「王政編」と、調査兵団が命をかけてウォール・マリアを奪還する「シガンシナ区決戦編」の二部構成となっています。

最終話の#59「壁の向こう側」では、エレンたちがついに海へたどり着くシーンが描かれ、物語は「壁の中の戦い」から「世界との戦い」へとシフトする大きな転換点を迎えました。

王政編からウォール・マリア奪還作戦まで

Season3前半の「王政編」では、人類の敵が巨人だけではなく、壁の内側の権力構造にも潜んでいることが明らかになります。調査兵団は、腐敗した王政を打倒し、真の王家の血を引くヒストリアを女王に即位させることに成功しました。ヒストリアが涙を流しながら玉座に座るシーンは、多くの視聴者の胸を打ちました。

後半の「ウォール・マリア奪還作戦」では、エレンたちが故郷シガンシナ区を取り戻すために出撃。ここで繰り広げられた戦いはシリーズ屈指の名シーンが続きます。獣の巨人が投石で兵士たちを一掃する絶望的な場面、エルヴィン団長の壮絶な特攻命令、アルミンが自らの体を焼かれながらも超大型巨人を倒す作戦――その一つひとつが視聴者の記憶に焼き付いています。

そして決戦の中で、エレンの父・グリシャの過去と巨人の力の真実が明かされます。エレンは自分が受け継いだ「進撃の巨人」と「始祖の巨人」の意味を知り、仲間たちは世界の広さと残酷さを突きつけられます。

最終話「壁の向こう側」で、海を目の前にしたエレンが「向こうには、敵がいる」とつぶやくシーンは、物語全体を大きく広げる象徴的な瞬間でした。壁の中だけでなく、外の世界すべてを相手に戦わなければならない――その決意を胸に、進撃の巨人は次の「The Final Season」へと進んでいきます。

The Final Seasonはどこで区切られる?

進撃の巨人のアニメは、Season3までで「壁の中の戦い」と「人類同士の対立」が描かれましたが、いよいよ物語はクライマックスへと突入します。それが「The Final Season」です。

このシーズンは大きく区切りが多く、視聴者の間でも「どこで終わるの?」「話数はどう数えるの?」と混乱が生まれました。放送スケジュールが長期にわたり、さらに特別編や分割放送があったため、しっかり整理しておくことが大切です。

結論から言えば、The Final Seasonは2020年から2022年にかけて放送され、#60から#87までが本編として描かれました。その終わりは「地鳴らし」が発動する直前。物語の緊張感が最高潮に達したところで、物語は次の「完結編」へと引き継がれます。

2020〜2022年放送・#60〜#87で最終話

The Final Seasonは2020年12月にスタートしました。最初は「ファイナルシーズン」という名前から「これで最後」と思った人も多かったですが、実際には数回に分けて放送される形となりました。

放送期間パート名話数範囲最終話番号主な展開
2020年12月〜2021年3月Part 1#60〜#75#75マーレ編、戦鎚の巨人戦、ジークとエレンの接触
2022年1月〜4月Part 2#76〜#87#87ジークとエレンの過去回想、始祖の力発動、地鳴らし直前

この表の通り、The Final Seasonは2つのパートに分かれていて、全28話構成。最終話は#87「人類の夜明け」で幕を閉じています。

最初のPart 1では、舞台がマーレへと移り、これまで壁の中からしか見ていなかった視点が一気に広がります。戦場でライナーたちの苦悩や新キャラクターの活躍が描かれ、シリーズのスケールが一段と大きくなりました。そしてエレンと戦鎚の巨人との壮絶な戦いが展開され、巨人同士の戦闘シーンは迫力満点でした。

Part 2では、ジークとエレンの兄弟の過去が深掘りされます。父・グリシャの記憶をめぐるシーンでは、エレンが過去の出来事に干渉していたことが判明し、視聴者を驚かせました。そして物語はついに「始祖の巨人」の力の完全解放に向かいます。最終話#87では、エレンが「地鳴らし」を発動させる寸前で物語が区切られ、絶望的な緊張感のまま次章へと進むのです。

マーレ編から「地鳴らし」発動直前まで

The Final Seasonの大きな魅力は、それまで「敵」として描かれてきたマーレ側の人々にも焦点が当たったことです。ライナーが抱える罪悪感、ガビやファルコといった新世代の視点を通して、単純な「人類vs巨人」ではなく「人間同士の戦争」の複雑さが浮き彫りになりました。

戦鎚の巨人との戦いでは、エレンの冷徹さが際立ちます。仲間を巻き込みながらも勝利をつかもうとする姿は、かつての「仲間思いの少年」とは大きく変わっていました。その変貌は、物語が終盤に向けて加速していることを象徴しています。

ジークとの記憶の旅では、父・グリシャがどのようにエレンへ「進撃の巨人」を継承したのかが描かれました。グリシャはかつて王家の力を前に絶望しますが、未来から干渉するエレンに導かれて使命を果たしていた――この衝撃的な展開は、シリーズ全体の構造を揺るがすものでした。

そして、エレンが「地鳴らし」を発動させる決意を固める瞬間。仲間たちの必死の制止を振り切り、無数の超大型巨人が壁の中から現れようとする場面で幕を閉じたことは、多くの視聴者に「次が早く見たい!」という強烈な思いを残しました。

「完結編 前編」はどう数える?

The Final Seasonが#87で一区切りを迎えたあと、物語はいよいよクライマックスの「完結編」へと続きます。しかし、ここでややこしいのが「特番として放送されたものをどう話数に数えるか」という問題です。

結論から言えば、2023年3月に放送された「完結編 前編」はテレビでは60分枠の特別編として放送されました。ところが、配信サイトでは通常の30分枠に分割され、#88から#91として扱われるケースが多いのです。視聴者が混乱しやすい部分なので、整理して見ていきましょう。

地上波では60分特番(2章構成)

地上波での「完結編 前編」は、1時間の特番として放送されました。実際には物語の途中で大きく区切れるため、2つの章に分けたような構成になっています。

この特番では、エレンが「地鳴らし」を発動した後の世界が描かれました。壁から解き放たれた超大型巨人たちが大地を踏みしめ、世界を蹂躙していく様子は圧倒的な迫力で表現されています。轟音と震動、無数の巨体が進軍する光景は、まさに「終末」のビジュアルそのものでした。

さらに、仲間たちが「どうやってエレンを止めるのか」を模索する場面も重要です。アルミン、ミカサ、ジャン、コニー、ライナー、アニ――かつて敵同士だった者たちが手を取り合い、エレンを止めるために行動を共にする。長い戦いを経て築かれたこの共闘関係は、多くの視聴者に胸熱な感動を与えました。

配信では4分割され#88〜#91扱いが多い

一方、配信サイトでは事情が異なります。テレビの特番はそのままでは扱いにくいため、多くの配信サービスでは30分枠に分割して公開されました。その結果、「完結編 前編」は#88から#91としてナンバリングされることが多いのです。

媒体表記内容
地上波放送60分特番(2章構成)1話としてカウント
配信サイト#88〜#914分割で公開

この違いは視聴順を確認する際に混乱を招きやすいポイントです。友人と話していると「88話まで見た」と言っているのに、自分の視聴環境では「まだ特番しか終わってない」というズレが生まれることもあるでしょう。

ただし、物語の内容自体に違いはありません。エレンを止めるための旅立ちと「地鳴らし」の脅威が大きく描かれており、進撃の巨人という作品が最後に向けて走り出す重要なエピソードとなっています。

ここまでで、The Final Seasonの放送範囲と「完結編 前編」の数え方を整理しました。物語は#87で一区切りを迎え、#88〜#91(配信基準)では「地鳴らし」が現実の脅威として描かれました。

進撃の巨人は放送形態が複雑ですが、表で整理すれば迷うことはありません。視聴者にとっては「どこまで見たか」が重要なので、自分の視聴環境に合わせて話数を把握することが大切です。

完結編 後編で物語は完全終了

進撃の巨人は「The Final Season 完結編 前編」で物語を大きく動かしましたが、まだ終わりではありません。その続きとなる「完結編 後編」が、ついにアニメ全体のラストを飾ります。

これまで10年以上にわたって描かれてきた人類と巨人の物語。そのすべての伏線が回収され、エレンと仲間たちの戦いに決着がつく瞬間が、この「後編」に詰め込まれています。

特番で放送後、配信では#92〜#94として公開

「完結編 後編」は2023年11月、テレビで60分を超える特別放送として届けられました。全国同時放送で、ファンの多くがリアルタイムで視聴し、SNSは一晩中“進撃の巨人”一色に染まりました。

しかし、この特番も「前編」と同じように配信サイトでは分割公開されました。多くのサービスで#92〜#94の3話構成として配信されており、話数の数え方としてはこちらが一般的になっています。

媒体表記区切り
地上波放送特別放送1本1話としてカウント
配信サイト#92〜#943分割で公開

このように、テレビと配信では表記が異なりますが、物語の内容は同じです。

後編では、「地鳴らし」によって世界が蹂躙される絶望的な状況が描かれます。街が崩れ、人々が逃げ惑う中、無数の超大型巨人が大地を踏みつぶしていく様子は、まさに黙示録のようでした。

仲間たちは必死に立ち向かいます。アルミンが知略を駆使し、ミカサが剣を振るい、リヴァイが最後の力を振り絞る。彼らがエレンに近づいていく過程は、これまでの友情や裏切り、決意の積み重ねが凝縮された展開でした。

そして、物語は最終局面――エレンとミカサの別れへ。戦場のただ中で交わされた彼らの想いは、進撃の巨人という作品の核心そのもの。涙なしには見られないラストが描かれ、ついにアニメは原作と同じく完全な終わりを迎えたのです。

総集編や特別編は話数に含める?

進撃の巨人には本編以外にも、総集編や特別編といった「補足エピソード」が存在します。しかし、これらは正式な話数には含まれないため、視聴の際には少し注意が必要です。

#13.5やダイジェストは本編とは別扱い

代表的なのは、Season1で放送された#13.5「イルゼの手帳」。これは本編を補う総集編・ダイジェスト的な回で、調査兵団の日常やイルゼという兵士の記録を紹介する内容でした。

他にも、「総集編」や「特別編集版」として放送・公開されたエピソードはいくつかありますが、これらは本編のナンバリングに含まれません。

種類タイトル例位置づけ
特別編#13.5「イルゼの手帳」本編の補足、話数外
総集編「進撃の巨人 総集編 前編・後編」劇場上映、話数外
OAD「悔いなき選択」「ロストガールズ」スピンオフ作品、話数外

これらを見なくても物語の本筋は追えますが、世界観をより深く理解したい人にはおすすめです。特に「悔いなき選択」ではリヴァイの過去が描かれ、ファンから高い評価を得ています。

時短で追うなら総集編劇場版も活用可能

「できれば短時間で一気に追いつきたい」という人に向けて制作されたのが、劇場版総集編です。Season1からSeason3までのストーリーを前編・後編に分けて再編集しており、数時間で大まかな流れを把握できます。

映像や音響が映画館仕様にブラッシュアップされているため、迫力あるシーンを一気に楽しむこともできます。特にウォール・マリア奪還作戦の戦闘シーンは、大画面で見ると圧巻です。

ただし総集編はあくまでダイジェスト。細かい描写やキャラクターの心情をしっかり理解するには、本編を通して見ることが一番です。

視聴再開したい人へのおすすめの見方

「進撃の巨人」を途中まで見て、そのままになっている人は少なくありません。長期にわたって放送された作品だからこそ、一区切りついたタイミングで止まってしまった人も多いはずです。

でも、物語の後半は怒涛の展開が続き、クライマックスに向けて一気に物語が駆け抜けます。だからこそ再開する時は、シーズンごとの区切りをうまく活用するとわかりやすく、スムーズに物語へ戻れます。

ここでは、再開におすすめの「区切り」と「配信での注意点」を整理して紹介します。

各シーズンの最終話で区切るとわかりやすい

最初に押さえておきたいのは、「どこまで見たのか」をはっきりさせることです。進撃の巨人は物語の密度が高いため、区切りがあいまいだと「これ見たっけ?」と迷ってしまうことがよくあります。そんなときに便利なのが、各シーズンの最終話です。

シーズン最終話番号最終話タイトル主な内容
Season1#25「壁」女型の巨人との激闘、壁の中の巨人の謎
Season2#37「叫び」エレンが「座標」の力を発動
Season3#59「壁の向こう側」海に到達、世界の存在が明らかに
Final Season Part2#87「人類の夜明け」地鳴らし発動直前で幕
Final Season 完結編 後編#94(配信表記)エレンと仲間たちの最終決戦、物語の完結

この表を見て、自分が「最後に見たのはどこまでか」を思い出してください。例えば、海を見てエレンが「向こうには敵がいる」とつぶやいた場面で止まっているなら、あなたはSeason3まで視聴済み。そこから再開すればすぐに物語へ戻れます。

また、シーズンごとに物語のテーマが変わっているため、最終話で区切るのは気持ち的にもスッキリします。Season1は「巨人への恐怖と人類の抵抗」、Season2は「仲間の裏切りと力の覚醒」、Season3は「壁の中の闇と外の世界」、Final Seasonは「世界との戦いと終末」――と、章ごとに色が違うのです。

だからこそ、「あの謎の続きが気になる」「あの戦いの先を知りたい」と思ったところから再開すると、自然に物語へ没入できます。

一気見するなら配信サービスの話数表記に注意

進撃の巨人を一気に見ようと思ったとき、意外と厄介なのが配信サービスでの話数表記の違いです。テレビ放送と配信では話数の数え方がずれている場合があり、「何話まで見たか」を確認する時に混乱する人が多いのです。

特にややこしいのは「The Final Season 完結編」です。テレビでは60分の特番として放送されましたが、配信サービスでは30分枠に分割して公開されました。そのため、同じ内容でも「地上波では1話扱い」「配信では4話扱い」となるのです。

区分地上波での表記配信での表記
完結編 前編特番1本(2章構成)#88〜#91として分割
完結編 後編特番1本#92〜#94として分割

このように差があるため、「#90まで見た」と思っていても、地上波基準では「完結編 前編を見終えた」状態に過ぎません。逆に「特番を1本だけ見た」という人は、配信での話数に直すと「#88〜#91を視聴済み」ということになります。

また、シーズンの境目も配信によっては「Final Season Part1」と「Part2」で別作品のように区切られていることもあります。そのため、一気見する際には配信サービスごとのエピソードリストを必ず確認しましょう。

さらに、一気見するなら時間配分も大切です。Season1だけで25話、Final Seasonは配信換算で30話以上あります。1日で全部見るのは現実的ではないため、やはりシーズン区切りごとに計画を立てて視聴するのがおすすめです。

例えば週末に「Season2を12話全部見る」、翌週に「Season3 Part.1を10話見る」といった具合に区切れば、疲れずに最後まで走りきれます。

ここまで紹介してきたように、視聴再開のポイントは「自分が最後に見た区切りをはっきりさせること」と「配信の話数に惑わされないこと」です。

物語はシーズンごとに大きな区切りを迎えますから、そこで止まっていた人は、その続きから一気に見始めると物語がわかりやすく頭に入ります。そして配信サービスを利用する場合は、話数表記をきちんと確認し、見逃しや重複視聴がないようにすることが大切です。

進撃の巨人は後半に行くほど怒涛の展開が待っています。せっかくならスムーズに物語へ戻って、最後までその壮大な物語を見届けましょう。

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