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青のエクソシストアニメ順番まとめ|全シリーズの見る順番&作品解説【2025最新版】

アニメ・漫画

アニメ『青の祓魔師(青のエクソシスト)』は、シリーズごとに原作準拠とオリジナル展開が混ざっており、どの順番で見るのが正解なのか迷う人が多い作品です。

本記事では「結論から分かる視聴順」と「各シリーズの特徴」を分かりやすくまとめました。

初めての人も、久しぶりに見直す人も、この順番で見れば『青エク』をもっと楽しめます。

青のエクソシストのアニメを見る順番【結論】

アニメ『青の祓魔師(青のエクソシスト)』は、2011年から放送が始まり、これまでに複数のテレビシリーズと劇場版が公開されてきました。

しかし、原作に忠実なシーズンとアニメオリジナルの展開が混ざっているため、「どの順番で見ればいいの?」と迷ってしまう人が多いのも事実です。

ここでは、まず結論から「おすすめの視聴順」を紹介します。

公開順と時系列順の違い

『青の祓魔師』は大きく分けて「公開順」と「時系列順」の2つの見方ができます。

公開順は、実際にテレビや劇場で放送・公開された順番で観ていく方法です。

こちらは制作側の意図が反映されているため、もっとも自然に作品世界を楽しめます。

一方で時系列順は、ストーリーの時間軸に沿って観ていく方法です。

ただし、第1期後半が原作と異なるオリジナル展開となっているため、時系列で追うと少し混乱するかもしれません。

そのため、基本的には「公開順」で視聴することをおすすめします。

初心者におすすめの「公開順」視聴

初心者は以下の順番で観るとわかりやすいです。

公開年作品タイトル種別話数・備考
2011年第1期『青の祓魔師』TVアニメ全25話(第15話以降はオリジナル展開)
2011年特別番外編「クロの家出」OVA第11.5話扱い
2012年劇場版『青の祓魔師』劇場版第1期の後日談
2017年第2期『京都不浄王篇』TVアニメ全13話、原作準拠
2024年第3期『島根啓明結社篇』TVアニメ全12話
2024年第4期『雪ノ果篇』TVアニメ全12話
2025年第4期『終夜篇』TVアニメ全12話、物語クライマックス

こうして順番通りに観ていくことで、ストーリーの流れを崩さずに『青エク』の魅力を味わえます。

各シリーズ・劇場版の視聴ガイド

それでは、実際に各シリーズがどんな内容なのかを具体的に見ていきましょう。

初めて観る人にもわかりやすいように、見どころや印象的なシーンを交えて紹介します。

第1期『青の祓魔師』(2011年)と番外編「クロの家出」

第1期は2011年に放送され、全25話で構成されています。

序盤は原作に沿ったストーリーですが、第15話以降はアニメオリジナル展開に突入します。

主人公・奥村燐が、自分が「悪魔の子」であることを知り、それでも人間として、そして祓魔師として生きる決意を固める姿が描かれています。

特に印象的なのは、第2話の「虚無界の門(ゲヘナゲート)」。燐が初めて青い炎を発動させるシーンは、彼の葛藤と成長の始まりを象徴しています。

また、第11.5話にあたる「クロの家出」では、燐の相棒となる黒猫の使い魔・クロが主役の心温まるエピソード。

燐の優しさと絆の深さが伝わってくる回で、ファンの間でも人気が高いです。

劇場版『青の祓魔師』(2012年)

第1期終了後に公開された劇場版は、完全新作ストーリー。

燐が出会う孤独な少年・謎の花の精霊との交流を中心に描かれます。

アクションシーンはもちろんですが、燐の「誰かを守りたい」という気持ちが強く表現されており、感動的な物語に仕上がっています。

劇場版では、花火大会の夜に起こる大規模な悪魔災害や、街全体を巻き込む戦闘シーンなど、TVシリーズ以上にスケールの大きな描写が展開されます。

燐が仲間たちと力を合わせて町を守る姿は、彼の成長とリーダーシップを感じさせ、観る者の胸を熱くします。

また、少年と燐の絆が徐々に深まっていく過程は、家族や仲間を大切にするという作品全体のテーマとも響き合い、観終わった後に温かい余韻を残します。

劇場版を観ると、燐というキャラクターがより人間味を帯びて感じられるでしょう。

彼の不器用ながらも真っ直ぐな優しさが、スクリーンいっぱいに広がります。

第2期『京都不浄王篇』(2017年)

2017年に放送された第2期は、原作第5巻〜9巻にあたる「京都・不浄王編」を忠実にアニメ化しています。

ここでは、祓魔師候補生たちが巨大な悪魔・不浄王に立ち向かう姿が描かれます。

見どころは、仲間同士の信頼関係が試されるシーン。

特に勝呂竜士や志摩廉造たちの葛藤は、人間臭くリアルに描かれていて胸を打ちます。

また、京都の古都を舞台にした戦闘シーンは迫力満点で、シリーズの中でも屈指の名シーンが多いです。

第3期『島根啓明結社篇』(2024年)

2024年に放送された第3期では、いよいよイルミナティとの戦いが本格化します。

雪男が燐と袂を分かち、自らイルミナティへ向かってしまう展開は衝撃的です。

燐は「なぜ自分たちがサタンの子として生まれたのか」という真実を求め、メフィストの手引きで過去へ旅立ちます。

両親である藤本獅郎とユリ・エギンの過去が明らかになるシーンは、これまで語られなかった物語の核心に迫る重要なエピソードです。

第4期『雪ノ果篇』(2024年)

「雪ノ果篇」では、雪に覆われた世界を舞台に、キャラクターたちの苦悩と選択が描かれます。

燐と雪男の関係性はさらに複雑さを増し、仲間たちもそれぞれの信念と向き合う姿が描かれています。

氷のように冷たい空気と真っ白な景色が、彼らの心情を象徴するかのように演出され、視聴者に強烈な印象を与えます。

特に印象的なのは「散る雪の中で」というエピソード。

凍えるような雪景色の中で、キャラクターたちが己の運命に挑む姿は視聴者の心を強く揺さぶります。

バトルシーンの激しさだけでなく、仲間たちが互いを信じ合い、絶望の中でわずかな希望を見出そうとする心情が丁寧に描かれています。

キャラクターたちが流す涙や雪に溶けて消える足跡は、彼らの決意と未来への覚悟を象徴しており、視聴者は深い感動と余韻を覚えるでしょう。

第4期『終夜篇』(2025年)

2025年放送の「終夜篇」では、物語はいよいよクライマックスへ。

奥村兄弟の出生の秘密や「青い夜」の真実、そしてサタンとの決戦が描かれます。

兄弟の絆が試され、仲間たちの決意も重なり合い、シリーズ全体を通して最も重厚でシリアスな展開が続いていきます。

彼らが歩んできた道のりの集大成とも言えるシーズンであり、全ての伏線が収束していく緊張感は他のシリーズ以上です。

特に「サタン覚醒」の回は圧巻。

青い炎に包まれたサタンの姿は恐ろしくも美しく、シリーズ全体を通しての見どころの一つです。

圧倒的な力の前に燐たちがどう立ち向かうのか、観ている側も息をのむ迫力の連続です。

そして最終話「ありがとう」では、燐たちが辿り着いた答えと希望が感動的に描かれ、長きにわたる物語にふさわしい締めくくりとなっています。

兄弟が互いに選び取った未来や、仲間たちの絆の行方など、視聴後に温かい余韻と深い感慨を残してくれるでしょう。

作品を深く楽しむための基礎知識

シリーズを視聴するうえで、知っておくとさらに楽しめる情報をまとめました。

キャラクターや声優、そして音楽やスタッフワークは『青エク』の魅力を支える大切な要素です。

主要キャラクターと担当声優

主人公・奥村燐を演じるのは岡本信彦さん。

熱血で不器用な燐の魅力を力強く表現し、彼の叫びや葛藤の声には多くのファンが胸を打たれます。

弟の奥村雪男を演じる福山潤さんは、冷静で繊細なキャラクターを見事に演じ分け、兄弟の対比を際立たせています。

特に雪男が感情を抑えきれずに声を荒げる場面では、福山さんの演技力の高さが光ります。

さらに、杜山しえみを演じる花澤香菜さんは、優しさと純粋さを声にのせ、彼女の存在が物語を温かく支える大切な役割を担っています。

勝呂竜士役の中井和哉さんは力強く頼もしい声で仲間思いの姿を印象づけ、志摩廉造役の遊佐浩二さんは軽快さと奥深い一面を巧みに演じ分けています。

加えて、三輪子猫丸役の梶裕貴さんや神木出雲役の喜多村英梨さんもキャラクターの魅力を引き立てています。

そして忘れてはならないのが、謎めいた存在メフィストを演じる神谷浩史さん。

軽妙な口調から底知れない威圧感までを自在に操り、作品全体に独特の雰囲気をもたらしています。

藤本獅郎を演じた藤原啓治さん、後任の平田広明さんもまた、父としての温かさと強さを見事に表現しました。

こうした豪華声優陣が揃っていることで、『青エク』のキャラクターたちは一層生き生きと描かれています。

アニメオリジナルキャラクターの役割

第1期後半や劇場版には、原作には登場しないオリジナルキャラクターが数多く登場します。

例えば、燐と雪男の祖父であるエルンストは、青い夜を生き延びた人物として強い存在感を放ち、奥村兄弟の過去や血筋に新たな視点を与えてくれます。

また、刀鍛冶の少女・吉国は幼い頃から勝呂竜士と縁があり、倶利伽羅の由来や剣を受け継ぐというテーマに深みを持たせています。

さらに、ネイガウスの妻ミシェルや、男子寮の料理人であるウコバクなど、短い登場ながらも印象的なキャラクターが数多く描かれています。

彼らは単なる脇役にとどまらず、物語に独自の厚みを加えています。

例えば、吉国とのやり取りを通じて燐や竜士が仲間との信頼を確かめ合ったり、エルンストの存在によって兄弟が自分たちのルーツを考え直すきっかけになったりします。

また、ウコバクのように日常シーンで活躍するキャラクターは、緊迫した戦いの合間に温かさやユーモアをもたらしてくれます。

このように、アニメオリジナルキャラクターたちはストーリーを彩り、キャラクターたちの成長をより鮮やかに際立たせているのです。

制作スタッフ&主題歌の魅力

『青エク』といえば、UVERworldのオープニング「CORE PRIDE」や「一滴の影響」がファンの心に強く残っています。

疾走感のある曲調と力強い歌詞は、燐たちの成長や戦いを象徴しており、シリーズを代表する名曲といえるでしょう。

また、第3期以降ではamazarashiやシユイなど、作品のシリアスさや繊細な心情を表現するアーティストが参加し、物語の雰囲気をさらに深めています。

Reolの「RE RESCUE」やamazarashiの「痛覚」などは、映像と合わさることで強烈な印象を残しました。

音楽は澤野弘之さんとKOHTA YAMAMOTOさんが担当。

壮大な戦闘シーンでは緊迫感を煽る重厚なサウンドが響き渡り、静かな感動シーンでは切なくも美しい旋律が心に残ります。

特に澤野さんらしい荘厳なコーラスや、YAMAMOTOさんの繊細で叙情的なメロディは、視聴者の感情を作品の中へと引き込みます。

さらに、音響監督やアニメーションスタッフの細やかな演出も加わり、音楽と映像が一体となって作品世界をより深く体験できるのが『青エク』の大きな魅力です。

まとめ|順番通りに見ればもっと楽しめる『青エク』

ここまで紹介した通り、『青の祓魔師』は順番が少し複雑に感じるかもしれませんが、公開順で観ていけば迷うことなく物語を楽しむことができます。

シリーズの公開ごとに演出や作画の進化も見られるため、制作の歴史を追体験できる点も面白さのひとつです。

また、同じ作品を再度見返すことで、以前は気づかなかった伏線やキャラクターの細かい表情にも注目でき、より深い理解につながります。

公開順で迷わず楽しめる

公開順で観ることで、制作の流れに沿った物語展開を体験できます。

シーズンごとの演出やキャラクターデザインの変化、声優陣の表現力の進化も一緒に味わえるので、初めての人には特におすすめです。

さらに、当時の放送時に盛り上がった話題や楽曲とのシンクロ感も楽しめるため、作品全体を時代背景と合わせて体感できます。

時系列で見直すと物語の核心がより理解できる

一方で、すでに一度観た人は「時系列」で見直してみるのも面白いです。

両親の物語や「青い夜」の真実を踏まえて再度視聴すると、奥村兄弟の心情や成長がより深く理解できるでしょう。

特にサブキャラクターたちの選択や行動の意味が一層鮮明に見えてきて、物語の重みを改めて感じられます。

時系列で見直すと、登場人物同士のつながりや世界観の奥行きが自然と浮かび上がり、より豊かな読後感ならぬ“視聴後感”を得られるはずです。

『青の祓魔師』は、悪魔と人間、運命と選択、そして家族と仲間の物語です。

順番を意識して観ることで、作品の奥深さを存分に味わうことができます。

これから観る人も、再び触れる人も、自分なりの視聴スタイルで『青エク』の世界を堪能してください。

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