PR

『亜人』アニメ3期が決定?続編の可能性と原作との違いを徹底解説

アニメ・漫画

どうも、たたみの冷凍みかん箱管理人のtatamiです。亜人アニメ3期について気になって検索してきたあなた、ここにたどり着いたということは「結局3期って来るの?」「アニメは原作のどこまで?」「続きは漫画何巻から読めばいいの?」みたいなモヤモヤを抱えているんじゃないかなと思います。

亜人アニメ3期がいつから放送されるのか、そもそも制作される可能性があるのか、亜人のアニメが原作のどこまで描いているのか、アニメの続きは漫画の何巻から読むべきなのか、亜人アニメは途中で打ち切りだったのか、それともアニメとしてはきちんと完結しているのか──このあたりは情報がバラバラで、調べても余計に混乱しがちなんですよね。

さらにややこしいのが、テレビシリーズの1期・2期に加えて劇場版3部作まで存在していて、「どれから見ればいいの?」「劇場版とテレビ版は何が違うの?」というところまで気になってくる点です。加えて、3DCG作画への評価や、亜人アニメはひどいと言われる理由、続きは原作漫画で追うべきかどうかなど、判断材料が多すぎて迷いやすい作品でもあります。

この記事では、そんな亜人アニメ3期に関する疑問をひとまとめにして、アニメの放送範囲、原作との違い、3期の可能性、続きの漫画の楽しみ方まで、アニオタ目線でがっつり整理していきます。読み終わるころには、「自分はアニメをもう一周するべきか、それとも原作で一気にラストまで駆け抜けるべきか」がかなりハッキリするはずなので、肩の力を抜いて読み進めてもらえるとうれしいです。

  • 『亜人』アニメが原作のどこまで・どこから違うのか
  • 『亜人』アニメ3期の制作・放送の可能性がどのくらいあるのか
  • アニメ版の評価や「ひどい」と言われるポイントとその理由
  • アニメの続きとなる原作漫画の読み始めにおすすめの巻と楽しみ方

『亜人』アニメ3期の可能性

ここでは、「そもそも亜人アニメ3期って現実的にあり得るの?」という一番気になるところから整理していきます。まずは作品全体の概要や世界観をざっくりおさらいしつつ、テレビシリーズが原作のどこまで進んでいるのか、そのうえで3期が作られにくい理由を順番に見ていきましょう。原作・劇場版・TV版の関係を先にイメージしておくと、3期の話もかなりスッキリ見えてきますよ。

作品概要

『亜人』は、桜井画門によるダーク寄りのSFサスペンス漫画です。講談社の雑誌「good!アフタヌーン」で連載され、単行本は全17巻で完結しています。絶対に死なない新人類・亜人という存在が世に知られてしまった世界で、「不死」の意味や人間の残酷さ、国家と個人の関係が、かなりハードなトーンで描かれているのが特徴です。

物語の舞台は現代日本。17年前にアフリカの戦場で「絶対に死なない兵士」が発見されてから、人類の中にごく少数存在する亜人は、国家にとっては貴重な研究対象であると同時に、危険な存在として扱われています。表向きには「人権がありますよ」と言いながら、裏では平気で人体実験のモルモットにしているあたりが、非常にリアルでゾッとするポイントなんですよね。

アニメ展開としては、

  • 劇場版3部作(第1部「衝動」/第2部「衝突」/第3部「衝戟」)
  • テレビアニメ1期(全13話)
  • テレビアニメ2期(全13話)

が制作されていて、どれも3DCGアニメーションスタジオ・ポリゴン・ピクチュアズが手掛けています。制作陣には、『シドニアの騎士』でCGロボアニメの評価を一気に引き上げたスタッフががっつり参加していて、「フル3DCGでやるからこそできるアクション表現」に振り切っているのがポイントです。

公式な作品紹介や連載情報は、講談社のアフタヌーン公式サイトでも確認できます。「絶対に死なない未知の新生物・亜人の少年、永井圭の戦い」がテーマとして明示されていて、原作側がどんな作品として打ち出しているかを知るうえでも一度目を通しておくと世界観の理解が深まります(出典:講談社・アフタヌーン公式サイト『亜人』作品ページ)。

こうした公式の情報を押さえておくと、「アニメで強調されている部分」と「原作が本来見せたい部分」のズレも見えやすくなります。3期の可能性を考えるときも、「原作としてはどこまで描き切っているのか」「アニメはどこまで追いかけているのか」が重要になってくるので、ベースの概要はしっかり押さえておきたいところです。

あらすじ

『亜人』のあらすじを、3期の話に絡むところを意識しつつ、少し丁寧めに振り返っておきます。初見のあなたにも分かるように書きつつ、もう一度おさらいしたい人にも思い出しやすいようにざっくり整理していきますね。

序盤:逃亡編(永井圭の「人間」終了のお知らせ)

物語は、夏休み前の下校中に高校生・永井圭がトラックに轢かれて即死するところから始まります。ところが次の瞬間、バラバラになった身体が元通りに再生。周囲は一瞬でパニックになり、「あいつ亜人だ!」とネットに動画が拡散され、政府からは懸賞金までかけられる事態に。圭はその場から逃げ出し、幼なじみの海斗に車で連れ出してもらうものの、もはや普通の生活には二度と戻れないことを思い知らされます。

この逃亡編では、「亜人になったことで、それまでの人間関係がどう崩れていくか」がかなり生々しく描かれます。家族からの反応、クラスメイトの好奇心と恐怖、ニュースで消費されていく「匿名の亜人」の存在。アニメでもこの辺りはかなり丁寧に映像化されていて、序盤から一気に作品世界に引き込まれるはずです。

中盤:実験施設編(国家と亜人の裏側)

逃亡の末に圭が捕まるのが、政府の亜人研究施設。ここでの描写がとにかくエグくて、何度も何度も殺されては蘇生させられ、人体実験を繰り返されるシーンは、原作でもアニメでも強烈なインパクトがあります。「死なないなら何をしてもいい」という発想の怖さ、人間の残酷さが、グロテスクな描写を通して突きつけられるパートです。

同時に、ここで圭は自分のIBM(黒い幽霊)の存在や、亜人同士の関係性、国家側の本音を知っていきます。この施設編をどう受け止めるかで、作品全体の評価もわりと変わってくるので、「グロが苦手だけど気になる」という人は、心の準備をしてから観るのをおすすめします。

後半:佐藤との戦い(テロと反テロの消耗戦)

そして物語は、不死のテロリスト・佐藤との対立へと軸を移していきます。佐藤は「亜人に対する弾圧をやめさせろ」と言いながら、その手段としては容赦ないテロや暗殺を繰り返すタイプ。相手が人間であろうと亜人であろうと、ゲーム感覚で命を消費していく姿が、とにかく不気味で目が離せません。

永井はそんな佐藤のやり方に反発しつつ、「自分も同じ亜人側である」という事実からは逃れられず、国家側との利害調整をしながら共闘したり、独自の作戦を立てたりしながら戦っていきます。この「人間でもなく、完全に亜人側にもなりきれない立ち位置」が、圭という主人公の一番の魅力だと私は思っています。

アニメ2期は、まさにこの佐藤との戦いをクライマックスに据えた構成になっているので、3期を語るうえでもこの後半パートの扱いが超重要になってきます。原作とアニメでの決着のつき方はかなり違っているので、そこは後半のセクションで改めて深掘りしますね。

登場人物

登場人物の整理は、3期の可能性を考えるうえでもかなり大事です。誰の物語がすでにアニメで描き切られていて、誰の物語が原作ではまだ続いているのか、という視点で見ると、「ここから先をアニメでやる余地」が見えてきます。

永井圭:冷徹と人間味の間で揺れる主人公

永井圭は、表面上はめちゃくちゃ合理主義で、非情な判断も平気で下すタイプです。ただ、その根っこには「生き残るために感情を切り捨ててきた結果、こうなった」という悲しさもあって、原作だとそこがじわじわ伝わるような描写が多めです。

アニメ版の圭は、原作と比べると少し“人間寄り”に描かれている印象があります。仲間を見捨てきれない場面が強調されていたり、感情を爆発させるシーンが追加されていたりして、「冷たいけど完全なサイコではない」と伝わりやすい作りになっています。このあたりの解釈の違いが、原作派とアニメ派で評価が分かれるポイントでもありますね。

佐藤:不死を遊ぶテロリスト

佐藤は、個人的に『亜人』でもっとも“アニメ映え”しているキャラだと思っています。ニコニコしながら残虐なテロをやり、銃撃戦のセンスも作戦立案の頭のキレもトップクラス。何度撃たれても首を落とされても蘇生できる亜人の特性を、完全にゲーム感覚で楽しんでいるのが本当に怖い。

アニメ版では、佐藤の過去や思想の掘り下げは原作より簡略化されていますが、その分「ひたすらヤバい敵」としてのカリスマ性が前に出ています。声優・大塚芳忠さんの低くて楽しそうな声がハマりすぎていて、彼が喋るだけで画面の緊張感が2割増しになるレベルです。

中野攻・海斗:視聴者目線に近い青春組

中野攻は、圭と同じ亜人でありながら、かなり人間くさい反応を見せてくれるキャラです。ビビりながらも頑張って前線に立とうとする姿は、いい意味で「普通の少年」。圭の冷徹さとの対比としても機能していて、「もし自分が亜人になったら、どっち寄りのメンタルになるだろう?」と考えさせられます。

海斗は、圭の幼なじみポジションとして、序盤で圭を助けてくれる数少ない“善人側”のキャラ。アニメ版だと出番は限られますが、原作では後半でも重要な局面で顔を出してきて、圭の「まだ人間でいたかった部分」を引きずり出す役割を担っています。3期をやるなら、間違いなくもっと掘り下げてほしいキャラのひとりですね。

政府側・その他の亜人たち

戸崎優や下村泉、田中ら“元実験体組”など、政府サイド・亜人サイドにはまだまだ魅力的なキャラがたくさんいます。それぞれの立場から「亜人問題」をどう見ているのかが違うので、誰に共感するかで作品の見え方もけっこう変わってくるはずです。

こうしたキャラたちの“その後”が、原作では17巻まで描かれているのに対して、アニメは途中でオリジナル展開に入っていきます。このキャラクターラインの処理の仕方が、3期の可否や、もし作られるならどんな形になるかを考えるうえで、かなり大きなポイントになってくるわけです。

配信状況

「亜人をこれから観たい」というあなたにとって、一番現実的な問題が配信状況です。テレビ放送が終わって数年たっている作品なので、今はほぼ配信サービス頼みになります。ここではざっくりとした傾向と、視聴プランの考え方をまとめておきますね。

サブスクでの視聴の考え方

亜人は、国内外でそれなりに知名度のあるタイトルなので、大手の動画配信サービスで取り扱われることが多いです。具体的なサービス名は時期によって入れ替わることもありますが、アニメ特化のdアニメストアや、総合系のU-NEXT、海外ドラマやオリジナル作品に強いNetflixあたりは、チェックしておく価値が高いかなと思います。

サブスク選びでよくある失敗が、「亜人を観たくて登録したのに、見終わったあとに全然使わなくて放置課金になってしまう」というパターンです。せっかくなら、亜人以外に観たい作品がどれくらいあるかもセットでチェックして、「この1ヶ月でどこまで消化できそうか」をざっくりイメージしておくとムダが減りますよ。

配信サービスを選ぶときのざっくり目安を、表にしておきます。あくまで一般的な傾向なので、細かいラインナップは必ず公式ページで確認してください。

サービス例亜人との相性イメージこんな人におすすめ
dアニメストア系アニメ好き向け。TV版を中心にチェックしやすい他にも深夜アニメをがっつり観たい人
U-NEXT系アニメ+映画+ドラマをまとめて楽しみやすい家族で1サービスにまとめたい人
Netflix系オリジナルアニメも強く、海外作品も豊富洋画・海外ドラマもよく観る人

同じサイト内だと、配信サービスの使い分けはdアニメストアとfor Prime Videoの違い解説記事でかなり詳しく比較しているので、「どのサブスクで見ようかな」と迷っている場合は、そちらを読んでから決めるのもアリです。亜人以外のアニメも含めて、トータルでどこが自分に合っていそうか、イメージがつきやすくなると思います。

配信先・月額料金・無料トライアルの有無などは、サービス側の事情で頻繁に変わります。ここでの説明はあくまで一般的な目安なので、正確な条件は必ず各配信サービスや公式サイトで確認してください。契約に不安がある場合は、家族や詳しい友人、公式サポートなどにも相談しつつ、最終的な判断はあなた自身の責任で行ってくださいね。

アニメどこまで

ここが、亜人アニメ3期を語るうえで一番大事なポイントです。結論から言うと、テレビアニメ版『亜人』は原作漫画の途中までをベースにしつつ、2期終盤で完全にオリジナル結末にたどり着いています。つまり、「原作通りに最後までアニメ化した」というよりは、「途中までは原作をなぞって、クライマックスはアニメなりのゴールに着地させた」という立ち位置の作品なんですよね。

1期:原作準拠+再構成

1期(全13話)は、基本的に原作序盤〜中盤の流れに沿っています。永井圭が亜人として覚醒し、逃亡し、実験施設で地獄を見て、そこから脱出していくあたりまでは、エピソードの順番を少し変えつつも原作にかなり近い印象です。

ただ、原作ではじっくり描かれていた細かな心情描写や、“間”の会話シーンなどはバッサリ削られていることが多く、「とにかくテンポよく見せるぞ!」という気合を感じます。ここが良くも悪くもアニメ版のカラーですね。テンポ重視でサクサク観たい人には刺さりますが、「じっくり読ませるタイプのサスペンスが好き」という人は、原作に戻って読み直したくなるはずです。

2期:原作要素を借りつつオリジナルへ

2期に入ると、佐藤との本格的な戦いに突入します。原作でも中盤〜後半の大きな山場になっていくパートですが、アニメではここからアレンジがどんどん増えていきます。原作に登場する作戦や事件のアイデアをうまく借りつつ、最終的にはアニメ独自の作戦・決着に繋げていくイメージですね。

とくに、入間基地での決戦は、原作でも大きなターニングポイントになっている場面ですが、アニメ版は「TVシリーズ2期でいったん終わらせる」という制約があるぶん、ストーリーラインをかなりコンパクトにまとめています。その結果、「あれ? 原作だとこの後もまだ続きがあったよね?」と感じる人が多いのも無理はありません。

どこから漫画を読むのがベストか

「じゃあ漫画は何巻から読めばいいの?」という話ですが、私としては区切りよく5巻から読み始めるのをおすすめしています。理由はシンプルで、

  • 4巻あたりまではアニメ1期でざっくりカバーされている
  • 5巻から、原作ならではの複雑な政治劇・心理戦が本格的に動き出す
  • アニメ2期との違いが見えやすく、「あ、ここが改変されてるんだ」と楽しめる

からです。もちろん、「アニメはアニメ、原作は原作で最初からじっくり読みたい」というタイプのあなたは、1巻から順に追っていくのも大いにアリ。その場合、アニメではカットされていたモノローグや会話のニュアンスが全部乗った状態で味わえるので、「同じシーンなのに印象が全然違う!」という発見が多いはずです。

どこから読むかの細かいパターン分けや、「アニメ派がハマりやすい読み方」は、別でまとめている『亜人』アニメはどこまで?違い・続き・見る順番解説でも詳しく書いているので、ガッツリ原作に行く前に一度そちらをチェックしてもらうのもおすすめです。

3期が難しい理由

いよいよ本題、「亜人アニメ3期は現実的にありそうか?」という話に入っていきます。感情的には「やってほしい!」が本音なんですが、冷静に条件を並べていくと、やっぱりハードルは高いよなあ…と感じざるを得ません。ここでは、その理由をいくつかの観点から整理してみます。

1:2期でTVシリーズとしてきれいに完結している

まず大きいのが、テレビアニメ2期のラストが「シリーズとしての区切り」としてかなりきれいに作られていることです。入間基地での決戦をクライマックスに置き、永井と佐藤の対立に一応の決着をつけることで、「TV版『亜人』はここで完結」という形になっています。

もちろん、原作を知っている側からすると、「いやいや、この後にもまだあの作戦やあの展開があるじゃん!」とツッコミたくなるんですが、制作サイドから見ると、「限られた話数で、視聴者がある程度満足して終われるゴール」に着地させるのは重要なミッションです。その意味では、2期ラストはかなり“仕事をした終わり方”なんですよね。

2:ビジネス的な続編ラインに乗りづらい

次に、ビジネス面の話。続編アニメは、円盤や配信の視聴数、グッズやイベントの売上など、さまざまな数字の積み上げで判断されます。亜人は「隠れた名作」ポジションに近く、コアなファンはいるものの、何期も続編が出るような超巨大IPとまではいきません。

とはいえ、近年はサブスクや海外配信の伸びが続編を引っ張り上げるケースもあるので、一概に「昔より絶望的」とは言い切れないところもあります。ただ、3期となると制作費もそれなりにかかりますし、「新規ファンをどれくらい取り込めるか」「今の時代にもう一度亜人を当てられるか」を考えると、企画を通すのは簡単ではないはずです。

3:原作完結+アニメオリジナル結末という二重のハードル

そして決定的なのが、原作がすでに全17巻で完結しているうえに、アニメ2期がオリジナルの結末を迎えているという二重の条件です。普通なら「原作ストックがたくさんあるから続編を作りやすい」と考えがちですが、亜人の場合はちょっと事情が違います。

3期をやろうとすると、

  • アニメ2期のオリジナル結末から“そのまま”続ける完全新作ルート
  • 原作に合わせるために、2期までをある意味“別ルート”として扱い、3期から大幅に軌道修正するルート

のどちらかを選ばないといけません。前者は「もう原作とは別物」と割り切る覚悟が要りますし、後者は後者で「なんでここから急に原作準拠に戻ったの?」という違和感が生まれやすくなります。

個人的には、「やるならいっそフルリメイクで、最初から最後まで原作準拠で作り直してほしい」とすら思っていますが、それはそれでかなり大掛かりな企画になるので、現状のアニメ市場を見てもなかなかハードルは高いかな、というのが正直なところです。

まとめると、「ゼロとは言わないけれど、亜人アニメ3期が今すぐ動き出す可能性はかなり低い」というのが現状の見立てです。そのぶん、原作17巻を自分のペースでじっくり読める時間はたっぷりあるので、アニメを入口にしつつ漫画で本編完走、という楽しみ方が最強かなと感じています。

『亜人』アニメ3期を待つべきか

ここからは、「じゃあ3期が来るかどうか分からない中で、自分はどう楽しめばいいの?」という実務的な話に入りましょう。視聴者からの評判や脚本への不満、キャラの死に方の扱い、原作との温度差、そしてアニオタとしての私の正直な感想まで、かなり主観も交えつつ整理していきます。「3期を待つか、原作に行くか」の判断材料として読んでもらえればうれしいです。

視聴者の評判

まずは、亜人アニメ全体の評判から。ざっくり言ってしまうと、「アクションや世界観は高評価だけど、脚本やキャラの扱いにはモヤモヤを抱えている人が多い」という感じです。私がSNSやレビューサイト、オフラインのオタク仲間との会話で聞いてきた範囲でも、この印象はかなり一貫しています。

ポジティブな評価ポイント

良い意味でよく言われるのは、やっぱりアクションとIBMの表現ですね。3DCGを活かした高速な銃撃戦、再生を前提とした身体の張り方、IBM同士の殴り合いなど、「これを手描きでやったら作画スタッフが死んでしまうのでは…」というレベルの戦闘が、毎話コンスタントにお出しされるのは普通にすごいです。

音響やBGMも評価が高くて、とくに佐藤が楽しそうに暴れているシーンで流れる音楽は、「ああ、こいつは本気でこの状況を楽しんでいるんだな」と分からせてくれる力があります。圭役の宮野真守さん、大塚芳忠さんをはじめとする声優陣の演技も安定していて、「キャスティング勝ち」と言っていいレベルです。

ネガティブな評価ポイント

一方で、「ここが惜しいな…」と言われがちなのが脚本の密度キャラクター描写。テンポ重視でスピーディーに進むのは気持ちいいものの、そのぶん心理描写や人間関係の積み重ねが削られています。

結果として、

  • キャラ同士の関係性が浅く見えてしまう
  • 「なんでここでこの選択をしたのか」が分かりにくい
  • 特定のキャラの死が、イベント処理っぽく見えてしまう

といった不満に繋がっている印象です。3期を待つかどうかを考えるときも、「このテンポ感・描写バランスのまま続いてほしいのか、それとも原作寄りのじっくり路線で作り直してほしいのか」で、評価がわかれるだろうなと感じます。

脚本への不満

ここからは、もう少し踏み込んで脚本面のモヤモヤについて触れていきます。これは私自身もかなり感じている部分で、「3期があったとしても、脚本の方向性が変わらないと同じ問題を抱えそうだな…」と思うポイントでもあります。

イベントが先行しているように見える

亜人アニメ版を通して観ていると、「大きなイベントを次々と消化している感じ」が強く出ているなと感じます。ビル爆破、飛行機ジャック、入間基地占拠…と、どれも一つひとつは派手で見応えがあるんですが、その合間に挟まるはずの「キャラ同士の会話」や「悩む時間」がかなり削られています。

原作では、作戦会議や作戦後の反省会的なシーンがけっこうしっかり描かれていて、「なんでこの作戦を選んだのか」「そこで何を感じていたのか」が分かりやすいんですよね。そこがごっそり省略されると、どうしても「イベントをこなすために動いているキャラ」に見えがちです。

永井圭の“冷たさ”の出し方

永井圭というキャラは、もともと冷徹で利己的な性格設定です。原作では、「いや、そこまで割り切る?」という場面が何度もあって、それが彼の危うさや人間としての壊れ方を表現しています。ただ、アニメ版ではそのあたりがかなりマイルド寄りに調整されていて、「たしかにドライだけど、そこまで極端じゃないよね」と感じる人も多いと思います。

これは別に悪いことではなくて、「テレビアニメとしてのバランスを取った結果」という見方もできます。ただ、原作の圭の危うさが好きな身としては、「もっと嫌われ役でもいいのにな…」と思う瞬間も正直あります。3期があるとしても、おそらくこのバランス感は引き継がれるはずなので、「アニメ版の圭像」が好きかどうかは、続編を待つモチベーションに直結してくるかなと感じます。

キャラ死亡の是非

次に、視聴者の感情を一番揺らすポイントでもあるキャラの死に方について。もともと『亜人』という作品自体が、「死んでも蘇る存在」と「一度死んだら終わりの人間」を対比させる物語なので、死亡描写が多いのはある意味当然です。ただ、アニメ版の描かれ方には、やっぱり賛否が出てしまう部分があります。

“消費される死”に見えてしまう問題

原作では、あるキャラが死ぬまでに積み重ねてきた行動や、読者との距離感が丁寧に描かれているぶん、その最期にもかなり重みがあります。「あいつがここでこういう死に方をするの、つらいけど確かにこの作品っぽいな…」と納得させられるケースが多いんですよね。

一方アニメ版は、やはり話数の制約が厳しいせいか、重要キャラのバックボーンや心の揺れが十分に描かれる前に退場してしまうことがあります。結果として、「この死、ショックではあるけど、そこに至るまでのドラマが足りてなくない?」と感じてしまうわけです。

不死であることの“軽さ”と“重さ”

もうひとつ気になるのが、亜人側の「死んでも平気」という特性が、アニメだと時々軽く見えてしまうこと。原作では、圭や佐藤が自分の死を利用するときでも、「ここまで自分を道具扱いできるのか…」という怖さが強く出ていますが、アニメだとアクションシーンの派手さに意識を持っていかれやすく、「すごいスタント!」と感じる方に引っ張られがちです。

このバランスは本当に難しくて、グロテスクさや痛みをリアルに描きすぎると今度は視聴者が離れてしまうので、アニメとしてはある程度マイルドにするしかない部分もあると思います。ただ、その結果として「命の重さ」が伝わりにくくなっているのは、続編があった場合にもついて回る課題だろうなと感じます。

「キャラをなんの意味もなく死なせ過ぎ」という感想は、たぶん「死に至るまでの描写が足りない」ところから来ていると思います。原作を読むと、同じキャラでも印象がだいぶ変わるので、アニメでモヤっとした人ほど漫画版をチェックしてほしいなと感じます。

原作との温度差

ここまで書いてきたことの総まとめ的な話になりますが、亜人アニメを語るうえで外せないのが原作との“温度差”です。同じ出来事を扱っていても、原作とアニメでは「どこにフォーカスしているか」「どれくらいエグみを残しているか」がだいぶ違います。

原作はじっとり、アニメはスッキリめ

原作漫画の『亜人』は、かなりじっとりした読後感を残す作品です。人間のエゴや差別、国家の都合の悪さみたいなものが、モノローグや静かなコマ割りを使ってじわじわ迫ってくるタイプで、「読み終わるとちょっと疲れるけど、めちゃくちゃ刺さる」という感じ。

アニメ版は、そのあたりのじっとり感をある程度削って、サスペンスアクション寄りに振った仕上がりになっています。これは決して悪いことではなくて、「週末に一気に見られる濃さ」に調整した結果とも言えます。ただ、それゆえに「原作の胃がキリキリするような部分が薄まっている」と感じる人もいるはずです。

どちらを“正史”と感じるかはあなた次第

私としては、亜人は「原作とアニメ、どちらを先に触るかで印象がかなり変わるタイプ」と見ています。先にアニメを観てから原作を読むと、「アニメではサラッと流していたシーンの重さ」に驚くことが多いですし、逆に原作から入ると「アニメ版はだいぶライトになって見やすいな」と感じる人もいます。

3期を待つかどうかを考えるときも、この温度差は無視できません。「自分は原作の温度が好きなのか、アニメの温度が好きなのか」を一度整理してみると、続編への期待の仕方も変わってくると思いますよ。

筆者の感想

最後に、アニオタ兼原作派としての私の結論を率直に書いておきます。

「今から『亜人』を楽しみたい人は、アニメ3期をただ待つより、アニメ1・2期+劇場版で世界観をざっくり掴んでから、原作17巻を通して読むのが一番気持ちよく完走できる」と考えています。

アニメ版には、アニメ版にしかない良さがたくさんあります。3DCGならではのアクション、声優陣の演技、BGMとカット割りの気持ちよさは、映像作品だからこそ味わえる部分です。それに対して原作は、「永井圭という人間の怖さ」「佐藤の異常さ」「国家と個人のぶつかり合い」という、文字と絵だからこそ刺さる情報がぎっしり詰まっています。

3期の可能性が不透明な今、一番損をしやすいのは「いつか続きが出るかもしれないから、原作は読まずにアニメだけで待ち続ける」というスタンスだと思います。せっかく全17巻で完結している作品なので、気になっているなら、自分のタイミングで一気にラストまで走り抜けてしまった方が、絶対に心の満足度は高いです。

もし余裕があれば、

あたりもセットで読んでもらえると、かなり全体像がクリアになるはずです。「3期が来たらラッキー」くらいのスタンスで、今ある映像と原作をフル活用して楽しんでしまうのが、亜人という作品との一番幸せな付き合い方かな、と思っています。

配信サービスの料金やキャンペーン、電子書籍ストアのクーポン内容などは、すべて執筆時点の一般的な傾向をもとにした話です。正確な情報は必ず各サービスの公式サイトで確認し、契約・購入などの最終判断はあなた自身の責任で行ってください。また、料金プランや解約条件に不安がある場合は、公式サポートや専門家への相談も検討しておくと安心です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました