皆さんは『はたらく魔王さま!』という作品を知っていますか?
魔王サタンが異世界から東京へ飛ばされ、世界征服どころか家賃と食費のためにアルバイトを始めるという、逆異世界ものの代表格です。
ところが、2013年の一期を見てから二期へ進むと、作画崩壊したように見える、キャラデザが違う、制作会社が変わった、以前よりつまらない、声優まで変わったのではないかと感じる人がいます。
しかも二期は一期から約9年後の2022年に放送されたため、長く待っていたファンほど「自分が好きだった『はたらく魔王さま!』と何か違う」という感覚を抱きやすいんですよ。
この記事では、単純に作画が良いか悪いかだけで片づけません。
キャラクターデザイン、カット割り、表情芝居、画面の密度、制作体制、一期との演出の違いまで見ながら、なぜ『はたらく魔王さま!』二期がひどいと言われるのかを映像オタク目線で掘っていきます。
- 二期の作画がひどいと言われる理由
- キャラデザと制作会社が変わった影響
- 一期と二期で映像の印象が違う理由
- 三期や2023年続編を含む現在の状況
『はたらく魔王さま!』二期がひどい理由
まず最初に触れたいのが、「二期は作画崩壊した」という評価についてです。
ぶっちゃけ、僕は二期全体をひとまとめにして作画崩壊と呼ぶのは少し違うと思っています。
ただし、一期から続けて見ると違和感が出るのもめちゃくちゃ分かるんすよ。
そこには単純な絵の良し悪しではなく、キャラデザ、制作会社、演出方針、物語の方向性まで複数の変化が重なっています。
作画崩壊がひどい?
『はたらく魔王さま!』二期について調べると、かなり目立つのが作画崩壊という評価です。
ただ、アニメでいう作画崩壊って、本来はキャラクターの形が設定から大きく外れたり、身体のバランスや遠近感が不自然になったり、連続するカットで顔が別人のようになったりする状態を指します。
二期の場合、それとは別に「そもそものキャラクターデザインが一期と違う」という問題が混ざっています。
ここをごちゃっと一緒にすると、何が気になるのか分からなくなるんですよね。
僕が見ていて特に差を感じるのは、顔そのものよりも表情を変化させる過程の見せ方です。
一期って、会話シーンでもただ口だけ動かしているわけじゃないんです。
驚く瞬間に顔を一気に崩したり、次のカットで急に真顔へ戻したり、妙な間を入れてからツッコミへ移ったりする。
要するに、絵そのものがギャグのタイミングを担当していました。
二期にもデフォルメ表現はありますが、通常芝居からギャグ顔へ切り替わる瞬間の落差が一期ほど鮮烈ではありません。
その結果、同じような会話をしていても画面が平坦に感じやすい。
視聴者が「作画が悪くなった」と感じているものの一部は、実は絵の枚数ではなく、表情とカットのリズムの違いだと思うんですよ。
海外コミュニティでも、顔の安定感、陰影の少なさ、アップを多用する画面について不満を語る反応がある一方、「新しい絵柄そのものは嫌いではない」という声も確認できます。
つまり全員が「絵そのものがダメ」と言っているわけではありません。:chatgpt-content-reference{index=”0″}
ポイント
二期への違和感は、単純な作画崩壊だけでは説明できません。
キャラデザ、陰影、表情芝居、カットのテンポまで変化したことで、一期と同じキャラクターでも別の作品のように見えやすくなっています。
キャラデザ変更
二期で一番分かりやすい変化がキャラクターデザインです。
2013年版では碇谷敦さんがキャラクターデザインを担当していましたが、2022年からの『はたらく魔王さま!!』では飯野雄大さんへ変更されています。
二期の公式サイトでは、原作イラスト・キャラクターデザイン原案が029さん、アニメ版キャラクターデザインが飯野雄大さんと案内されています。:chatgpt-content-reference{index=”1″}
これ、設定画だけ見てもかなり印象が変わるんすよ。
一期は顔の輪郭に角度があり、鼻や顎の情報も比較的はっきりしています。
真奥が魔王らしい表情を見せる場面では、目つきや陰影によって一気に威圧感が出る。
一方、二期では顔に丸みが増し、目も大きめで柔らかな方向へ寄っています。
千穂や恵美だけでなく、真奥や芦屋まで全体的に親しみやすいルックになりました。
ここで面白いのが、デザイン単体なら二期も普通に成立していることです。
問題は2013年版の顔を9年間ずっと記憶していた視聴者が、そのまま続きを見るという状況なんですよ。
アニメのキャラデザって、漫画の表紙を変える以上に影響があります。
声、動き、表情、思い出まで全部その顔とセットで記憶されるからです。
就活中に久しぶりに昔の友達と会ったとき、髪型だけじゃなく話し方まで変わっていると、一瞬「こんな感じだったっけ?」となることがあります。
あれに近い。
本人は同じでも、こちら側に保存されているイメージとの差で戸惑うわけです。
だからキャラデザ変更については「二期の絵が絶対的に悪い」というより、一期の映像記憶との連続性が切れて見えることのほうが大きいと思っています。
制作会社の変更
キャラデザだけではありません。
アニメーション制作会社そのものも変更されています。
| 項目 | 2013年版 | 2022年版 |
|---|---|---|
| 作品表記 | 『はたらく魔王さま!』 | 『はたらく魔王さま!!』 |
| アニメーション制作 | WHITE FOX | Studio 3Hz |
| 監督 | 細田直人 | 筑紫大介 |
| キャラクターデザイン | 碇谷敦 | 飯野雄大 |
| シリーズ構成 | 横谷昌宏 | 横谷昌宏 |
一期を制作したのはWHITE FOXで、二期はStudio 3Hzです。
さらに監督とキャラクターデザインも交代しています。
一方、シリーズ構成の横谷昌宏さんは継続しています。
つまり脚本面には一期からつながるスタッフがいるものの、映像の最終的な見え方を決める中核部分はかなり入れ替わったわけです。
ここで「制作会社が変わったから全部悪くなった」と考えるのはさすがに雑です。
Studio 3Hzには映像面で評価されてきた作品もありますし、テレビアニメは会社名だけで完成度が決まるものではありません。
制作スケジュール、各話スタッフ、作画監督、演出、外部スタジオとの連携など、めちゃくちゃ多くの要素があります。
ネットでは予算不足だったのではないかという推測もありますが、制作費が原因だったと公式に説明された事実は確認できません。
ここを断定するのは避けたいっすね。
会社で考えても同じです。
同じ企画名でも担当チームとディレクターが変われば、プレゼン資料の色、言葉選び、優先する数字まで変わります。
アニメも似ていて、タイトルと声優が同じでも、監督や画面を設計する人が変われば作品の体温まで変わる。
二期の違和感は、制作会社一社だけの問題というより、制作体制が入れ替わった作品を9年越しに連続作品として見る難しさにあると思います。
一期との違い
では、一期と二期では何がそんなに違うのか。
僕が最も大きいと思うのは、コメディを成立させる映像のテンポです。
一期の『はたらく魔王さま!』は、設定だけ見れば異世界ファンタジーなのに、映像の運び方はかなりシットコム寄りなんですよ。
魔王が壮大な目標を語った直後に生活費の話へ落とす。
真面目な表情を見せた直後に、狭い部屋や安っぽい日用品を画面へ入れる。
この「壮大さ」と「生活感」をカット単位で衝突させるから笑える。
しかも一期は会話を説明のためだけに使わず、間、視線、背景にいるキャラのリアクションまでギャグに参加させます。
二期は物語の性質自体が変わり、家族的な関係や異世界側の事情が以前より前へ出ます。
なので、マグロナルドで働く魔王という最初のコンセプトだけを期待していた人ほど、「自分が見たかったものが減った」と感じやすい。
これは原作付き作品ではかなり難しい問題です。
キャラクターが成長すれば世界も広がる。
でも世界を広げるほど、最初に読者をつかんだシンプルな魅力から離れる場合もあります。
僕自身、作品を大量に見ていて一番怖いのはこれです。
設定を追加すればスケールは大きくなる。
なのに面白さまで比例して増えるとは限らない。
『はたらく魔王さま!』の場合、「魔王なのに時給で働く」という一文だけで成立してしまう異常に分かりやすい面白さが一期にありました。
二期はそこから人間関係やファンタジー設定へ範囲を広げるので、一期と同じ笑いだけを求めると温度差が出るんすよ。
一期と二期は、物語のジャンル感まで少し違って見えます。
一期は職場コメディと異世界ファンタジーの衝突が前面に出ますが、二期は疑似家族的な関係や異世界側の物語が占める比率が増えています。
つまらない評判
二期については、作画だけでなく「ストーリーがつまらない」という評判もあります。
これは映像以上に好みが分かれる部分です。
一期で受けたのは、魔王、勇者、悪魔大元帥といったファンタジーの肩書きを持つ人たちが、東京の家賃、アルバイト、食費、職場の人間関係に本気で悩むギャップでした。
ファンタジーなのに悩みが妙に現実的。
ここが最高におかしかった。
二期ではアラス・ラムスの登場によって真奥と恵美の関係に新しい役割が加わり、作品の雰囲気も変わっていきます。
この変化を「キャラ同士の新しい関係が見られて面白い」と受け取る人もいれば、「アルバイト魔王のドタバタをもっと見たかった」と感じる人もいる。
海外でも二期開始当初は「待っていた作品が帰ってきた」という歓喜の反応がかなり見られました。
一方、その後は作画だけでなく、物語の雰囲気やキャラクターの扱いが一期と違うという不満も出ています。:chatgpt-content-reference{index=”2″}
個人的には、ここが二期評価の核心だと思っています。
作画だけ直したとしても、一期とまったく同じ満足度になったとは限りません。
視聴者が好きだった作品のジャンル感そのものが少し移動しているからです。
ぶっちゃけ「続編なんだから世界が広がって当然やろ」とも思います。
でも一期の完成されたコメディ感が好きだった人にとって、その変化が寂しいのも普通です。
続編って、物語の続きを作るだけじゃなく、視聴者の中に完成してしまった思い出とも戦わないといけないんすよ。
『はたらく魔王さま!』二期は本当にひどい?
ここまで見ると二期にかなり厳しい記事に見えるかもしれません。
ただ、僕は『はたらく魔王さま!』二期を「見る価値がない作品」とまでは思っていません。
主要キャストは続投していますし、一期の先にあるキャラクター同士の関係や世界観を追えるという意味では、ちゃんと続編として楽しめる部分があります。
ここからは声優、9年間の空白、最終回、三期、海外評価まで含めて、「ひどい」という検索結果だけでは見えない部分も見ていきます。
声優は変わった?
キャラクターの見た目が大きく変わったため、「声優も変わった?」と感じる人もいますが、主要キャラクターの声優は一期から続投しています。
| キャラクター | 声優 |
|---|---|
| 真奥貞夫/魔王サタン | 逢坂良太 |
| 遊佐恵美/勇者エミリア | 日笠陽子 |
| 佐々木千穂 | 東山奈央 |
| 芦屋四郎/アルシエル | 小野友樹 |
| 漆原半蔵/ルシフェル | 下野紘 |
| 鎌月鈴乃 | 伊藤かな恵 |
| アラス・ラムス | 木野日菜 |
公式サイトでも、逢坂良太さん、日笠陽子さん、東山奈央さん、小野友樹さん、下野紘さん、伊藤かな恵さんらが主要キャストとして掲載されています。:chatgpt-content-reference{index=”3″}
ここは二期のかなり大きな救いです。
映像が変わっても声の関係性は一期から続いている。
真奥と恵美が言い合うときの速度感や、芦屋が家計について熱くなったときのテンション、漆原のだるそうな空気など、耳から入ってくるキャラクター性には「ああ、魔王さま帰ってきたな」と感じる瞬間があります。
アニメって映像作品ですが、シリーズものでは声優の演技もキャラクターデザインの一部なんですよ。
顔が変わっても声が同じだから人物としてつながる。
逆に言えば、主要声優まで一斉に交代していたら、二期の違和感は今より相当大きかったと思います。
9年空いても主要メンバーが再び集まったこと自体は、普通にうれしいっすね。
二期はなぜ9年後?
一期は2013年に放送され、二期にあたる『はたらく魔王さま!!』は2022年に放送されました。
つまり放送時期だけ見れば約9年。
めちゃくちゃ長いです。
公式側も二期放送前の企画で「9年越し」という表現を使っており、キャストが長い空白期間について語る企画も行われています。:chatgpt-content-reference{index=”4″}
では、なぜ9年間も空いたのでしょうか。
ここについて「この理由で二期が9年遅れた」と断定できる公式説明は確認できません。
なので、売上が原因だった、予算がなかった、制作会社の都合だった、と一つの理由へ決めつけるのは危険です。
アニメ続編は原作の状況、製作委員会、配信展開、スタッフの予定など、複数の条件で動きます。
原作小説は2020年に全21巻で完結し、その翌年の2021年にアニメ第2期制作が発表され、2022年に放送されました。
ただし、「原作完結が直接の理由だった」と公式が説明したわけではないので、そこは分けて見ておきたいところです。
むしろ僕が映像を見る側として気になるのは、9年間という時間が二期へのハードルを異常に上げてしまったことです。
ファンは9年間ずっと一期を見返せる。
思い出の中では、好きだった場面だけがどんどん濃くなります。
そこへ制作陣もデザインも変わった二期が来る。
そりゃ普通の二期より比較されますよね。
僕らZ世代でも、小学生や中学生の頃に好きだった作品を大人になって見返すと、「作品が変わった」のか「自分が変わった」のか分からなくなる瞬間があります。
『はたらく魔王さま!』二期は、作品同士の比較だけじゃなく、9年間で変わった視聴者自身の感覚まで巻き込んだ続編だったと思います。
二期の最終回
『はたらく魔王さま!』二期の最終回については、検索すると少しややこしい情報が出てきます。
2022年に放送された『はたらく魔王さま!!』は第12話まで放送され、その終了後にTVアニメ第2期の続編を2023年に放送することが公式発表されました。:chatgpt-content-reference{index=”5″}
さらに2023年7月からの放送は、公式サイト上で「2nd Season」と表記されています。
話数は2022年版から通算され、第13話以降へ続いていく構成です。:chatgpt-content-reference{index=”6″}
なので検索上では、2022年の第12話を「二期最終回」と呼ぶケースと、2023年分までまとめて二期と考えるケースが混在しています。
ここ、めちゃくちゃ紛らわしいです笑。
物語の内容については重要なネタバレを避けますが、2022年の第12話だけで作品全体が完結するわけではありません。
その後の2023年放送分へ続く前提で見るほうが自然です。
だから第12話を見て「え、ここで終わり?」となった人は、その感覚自体は間違っていません。
映画でいうなら一本の完全なエンディングというより、次の章へバトンを渡す位置です。
一気見する場合は、2022年分だけで区切らず2023年の続編まで視聴したほうが作品の流れはつかみやすいです。
三期はいつ?
ここも呼び方に注意が必要です。
ファンの間では2022年の『はたらく魔王さま!!』を二期、2023年放送分を三期のように呼ぶことがあります。
しかし公式の表記では、2023年版は「TVアニメ第2期続編」「2nd Season」です。
公式サイトでは2022年版から第1話、第2話と数え、2023年版まで通算第24話が掲載されています。:chatgpt-content-reference{index=”7″}
つまり、「三期はもう2023年に放送された」と説明すると公式上の呼び方とはズレます。
では、そのさらに先となる新作テレビアニメはどうなのか。
2026年10月6日時点で、公式サイト上では新たなテレビシリーズの制作決定や放送時期を示す発表は確認できません。
公式サイトのニュースで現在確認できる最新掲載は、2024年7月の配信開始に関する案内です。:chatgpt-content-reference{index=”8″}
なので、「2027年に三期が放送される」「すでに続編が制作中」といった情報を見かけても、公式発表がなければ予想として扱ったほうがいいです。
三期情報には注意
2023年版を便宜上「三期」と呼ぶ人もいますが、公式名称は『はたらく魔王さま!!』2nd Seasonです。
その先の新作テレビシリーズについては、2026年10月6日時点で正式発表を確認できません。
海外の反応
『はたらく魔王さま!』は海外ファンからもかなり愛されてきた作品です。
二期第1話が始まった時点では、「やっと帰ってきた」「高校生の頃に一期を見て、社会人になって二期を見られた」といった、長期間待ったこと自体を喜ぶ反応が目立ちました。:chatgpt-content-reference{index=”9″}
これ、めちゃくちゃ分かります。
作品の評価以前に「もう二度とアニメでは見られないと思っていたキャラクターがしゃべっている」というだけでテンション上がるんすよ。
一方、放送が進むにつれてキャラデザやアニメーションへの不満も増えていきます。
海外掲示板では、顔の描写が平坦に見える、一期より動きが印象に残らない、真奥の魔王らしい威圧感が薄れた、といった反応があります。:chatgpt-content-reference{index=”10″}
ただし反応は一色ではありません。
新しい絵柄を嫌いではないという人や、ストーリー自体は楽しめているという意見もあります。
ここから分かるのは、海外でも日本でも不満の方向がかなり似ていることです。
言語が違っても、一期を基準にして二期を見ると「動き」「表情」「キャラクターの雰囲気」が違って見える。
つまりこれは、日本の作画オタクだけが細かいことを言っている問題ではありません。
アニメーションではキャラクターの線だけでなく、どう動いて、どう間を取って、どの瞬間に表情を崩すかまで人物像を作っているということなんですよ。
だからデザインと演出の変更は、視聴者にとってキャラクターの性格まで変わったように感じる場合があります。
これが映像作品のおもしろいところでもあり、続編制作の怖いところでもあります。
『はたらく魔王さま!』二期ひどいの総評
『はたらく魔王さま!』二期がひどいと言われる理由を追っていくと、単純に「作画が悪かった」の一言では終わりません。
約9年間の空白、キャラクターデザインの変更、WHITE FOXからStudio 3Hzへの制作会社変更、監督交代、一期とは異なる画面のテンポ、そして物語そのものの方向転換。
これらが同時に起きています。
だから一期をめちゃくちゃ好きだった人ほど違和感を抱きやすい作品なんですよ。
特に一期の魅力だった、壮大な異世界設定と東京での貧乏生活をぶつけるコメディ、極端な表情芝居、勢いのあるリアクションを求めると、二期はかなり別物に感じます。
この点については、僕も「あれ、こんな画面だったっけ?」となる瞬間が普通にあります。
ぶっちゃけ一期の映像的なノリが好きだった人の不満は、かなり理解できます。
ただ、それで二期全部を黒歴史扱いするのも少しもったいないです。
主要声優陣は継続していますし、真奥、恵美、芦屋、漆原、千穂たちのその後をアニメで追えるのは9年間待ったからこその価値でもあります。
新しく加わるキャラクターによって関係性が変化し、「魔王と勇者」という肩書きだけでは説明できなかった彼らの生活が見えてくる部分もあります。
なので僕の結論はこうです。
『はたらく魔王さま!』二期がひどいという評価には理由があります。
ただし、その原因を単純な作画崩壊だけに求めるのは違います。
最大の違和感は、一期から映像演出とキャラクターの見え方が大きく変化したことです。
- 二期ではキャラクターデザインが変更された
- 制作会社はWHITE FOXからStudio 3Hzへ変更された
- 監督も交代しており映像の雰囲気が変わった
- 主要声優は一期からほぼそのまま続投している
- 一期より家族的な関係や異世界側の物語が増えている
- 2022年版のあと2023年に公式の2nd Seasonが放送された
- 2026年10月6日時点で、その先の新作テレビシリーズは正式発表されていない
一期とまったく同じ作品を期待すると、おそらく戸惑います。
逆に「9年後に別の制作体制で作られた続編」と割り切って見ると、受け取り方はかなり変わります。
僕としては、一期を愛している人ほど二期を批判する前に、一度「何が違って見えるのか」を意識して見てほしいです。
顔なのか。
動きなのか。
カット割りなのか。
物語なのか。
そこまで見ていくと、単なる「作画がひどい」で終わらないアニメ制作の面白さが見えてきます。
そして、そこまで考えさせられる時点で、僕らは結局まだ『はたらく魔王さま!』のことが好きなんすよね笑。
なお、続編制作、放送、配信などの情報は変更される場合があります。
正確な最新情報はTVアニメ『はたらく魔王さま!!』公式サイトなどの一次情報をご確認ください。
有料配信サービスの契約や料金に関する最終的な判断は各サービスの公式案内を確認し、必要な場合は専門家へご相談ください。
アニメ・映画が大好きで毎日色んな作品を見ています。その中で自分が良い!と思った作品を多くの人に見てもらいたいです。そのために、その作品のどこが面白いのか、レビューや考察などの記事を書いています。
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