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『進撃の巨人』巨人強さランキング!九つの巨人を徹底比較

アニメ・漫画

皆さんは『進撃の巨人』に登場する巨人の中で、結局どの巨人が一番強いのか考えたことはありますか?

始祖の巨人、超大型巨人、戦鎚の巨人、進撃の巨人、獣の巨人、女型の巨人、顎の巨人、車力の巨人、鎧の巨人。

九つの巨人にはそれぞれ明確な役割があるので、『進撃の巨人』の巨人強さランキングは単純な腕力順では決められないんすよね。

瞬間的な破壊力なら超大型巨人が怖いですし、一対一なら女型や進撃の巨人、遠距離なら獣の巨人、持久戦なら車力の巨人と、条件を変えただけで評価がひっくり返ります。

しかも『進撃の巨人』は、能力だけではなく継承者の格闘技術、判断力、戦術、味方との連携まで戦闘結果に直結する作品です。

だから私は、単純な「作中で誰に勝ったか」だけでなく、攻撃力、防御力、機動力、射程、特殊能力、継戦能力、対応力まで分解して順位を考えました。

アニメ好きとして特に注目したいのが、それぞれの巨人によって映像の文法まで変えている点です。

超大型巨人はロングショットで人間とのサイズ差を見せ、顎の巨人は画面内を大きく移動させて速度を体感させ、近接型の巨人ではパンチの予備動作や重心移動まで見せる。

巨人の設定とアニメーションの見せ方がちゃんとリンクしているから、「この巨人は強い」という情報を台詞で説明されなくても身体で理解できるんよね。

今回はそんな演出面まで含めて、九つの巨人の最強候補から弱いと言われやすい巨人までじっくり比較します。

  • 九つの巨人の総合的な強さ
  • 各巨人の能力と得意な戦い方
  • 最強候補と弱いと言われる理由
  • 継承者によって強さが変わるポイント

『進撃の巨人』は諫山創先生による漫画作品で、単行本は全34巻で完結しています。

作品そのものの基本情報やコミックスについては、(出典:『進撃の巨人』作品公式サイト)でも確認できます。

今回の順位で最も重視したのは「特定の一戦で勝ったか」ではなく、複数の戦況へどれだけ対応できるかです。

そのため、タイマン限定ランキングや瞬間火力ランキングなら順位はかなり変わります。

『進撃の巨人』巨人強さランキングを発表

まずは総合力で上位に置いた5体から見ていきます。

上位陣に共通しているのは、単純に殴る力が強いのではなく、相手へ通常とは違う戦い方を強制できる能力を持っていることです。

『進撃の巨人』のバトルって、序盤だけ見ると巨大生物VS人類のサバイバルものに見えます。

ところが能力が明らかになるほど、射程、地形、情報、兵器、持久力を読み合う頭脳戦へ変化していく。

私はここがめちゃくちゃ好きです。

順位巨人最大の強み弱点になりやすい点
1位始祖の巨人規格外の特殊能力能力発揮に条件が絡む
2位超大型巨人圧倒的な破壊力機動力と消耗
3位戦鎚の巨人武器生成と対応力能力使用による消耗
4位進撃の巨人格闘性能と応用力継承者への依存
5位獣の巨人遠距離制圧個体差が大きい

始祖の巨人

私が総合1位に置くのは始祖の巨人です。

ここだけは他の8体と少し種類が違います。

始祖の巨人の恐ろしさは、腕力や噛む力ではなく、巨人という存在そのものへ干渉できる規模の特殊性を持つことです。

他の巨人が「自分の身体をどう使って戦うか」を競っている中、始祖だけは戦闘の前提条件へ手を伸ばしてくる。

格闘ゲームに例えるなら、パンチ力が一番高いキャラクターではなく、ルール設定そのものを変更してくるタイプです。

そりゃ強いっすよね。

ただし、始祖の力には血筋を含めた条件が関係するため、「能力を継承すれば誰でも即座に完全な力を使える」と考えるのは違います。

私はここも設定としてかなり好きです。

最強能力を出して終わりではなく、最強なのに自由には使えないという制約があることで物語上の緊張感を保っているからです。

始祖の巨人を1位にした理由

  • 影響を及ぼせる規模が極めて大きい
  • 通常の肉弾戦とは別軸の能力を持つ
  • 戦況そのものを変化させる可能性がある
  • 九つの巨人の中でも特に特殊な位置にある

映像的にも始祖に関わる場面は面白くて、近接格闘の細かいカット割りより、空間全体を見せるショットの重要性が高くなります。

人間のアップを連続させるのではなく、巨大な対象と周囲の世界を同じ画面へ置くことで、「個人の力では扱いきれないもの」を視覚化するんですよね。

『進撃の巨人』って序盤では一体の巨人が恐ろしい作品だったのに、物語が広がるにつれて「巨大な仕組みそのもの」が恐ろしくなっていきます。

これ、社会人になって見ると妙に生々しいです。

職場でも一人の嫌な人より、その人を生み出している組織構造そのものが問題だったりするじゃないですか。

始祖の巨人は、そんな個人では抗いにくい巨大な構造を能力として具現化したように私は感じます。

超大型巨人

2位は超大型巨人です。

始祖を特殊能力枠と考えるなら、純粋な破壊力では最強候補に挙げたい巨人です。

約60メートルという巨大な体格そのものが武器ですが、本当に厄介なのは「大きいからパンチが強い」という単純な話ではありません。

巨人化する瞬間から周囲へ大きな影響を与えられ、さらに巨大な肉体から発する熱によって接近そのものを困難にできます。

つまり相手からすると、戦うために近づくという最初の工程から危険なんですよ。

超大型巨人の本質はタイマン向けの格闘家ではなく、広範囲へ一気に圧力をかける戦略兵器に近い性能です。

もちろん弱点もあります。

巨体ゆえに小回りが利きにくく、継続して最大出力を維持するタイプでもありません。

だから狭い場所で俊敏な相手と長時間殴り合う条件なら、万能最強とは言えません。

でも私は「持久戦が苦手だから弱い」という評価にはあまり納得していません。

超大型は、そもそも長く戦わずに済むほど最初の圧力が大きい設計だからです。

短距離走の選手に「マラソンが苦手だから遅い」と言っているようなもので、役割が違うんすよね。

アニメでの見せ方も非常に分かりやすいです。

巨大さを伝えるときは顔のアップだけでは意味がありません。

人間、建物、壁などサイズを比較できる物体を同じ画面へ入れることで、初めて視聴者はスケールを理解できます。

超大型が印象に残るのは、設定上60メートルだからではなく、60メートルを体感できる画面設計になっているからなんですよ。

アクションの速さではなく、画面を占有する面積そのものが恐怖になる。

『進撃の巨人』を象徴する巨人として、私は今見てもこのビジュアル設計は強すぎると思います。

戦鎚の巨人

3位は戦鎚の巨人です。

能力を初めて整理したとき、私は「いや、それまでできるのズルくない?」となった巨人です笑。

戦鎚の巨人は硬質化を高度に利用し、戦鎚だけでなく刃物など戦闘に必要な形状を作り出せます。

ここが他の巨人との決定的な差です。

通常の巨人は腕の長さ、脚の長さ、顎の届く範囲など、自分の身体構造によって攻撃可能距離が決まります。

しかし戦鎚は武器を作ることで、自分の肉体の外側へ攻撃範囲を拡張できる

これは一対一でかなり厄介です。

さらに重要なのが、相手から見て次の攻撃方法を予測しにくいことです。

剣を持った敵なら剣の間合いを警戒すればいい。

ところが戦鎚は攻撃手段そのものを切り替えられる。

そのため私は単なるパワー型ではなく、九つの巨人でもトップクラスのテクニカルタイプとして見ています。

戦鎚の強さは「武器が強いこと」より「相手が安全地帯を読みづらいこと」にあります。

アニメーションとも相性抜群です。

普通の巨人格闘は拳と拳が中心になるため、長く続くとシルエットが似てきます。

しかし武器が変化すると、画面を横切る線、攻撃方向、距離感まで毎回変わる。

カットごとの視線誘導に変化をつけられるので、戦闘に「次は何が来る?」という情報戦的な緊張感が生まれます。

一方で、あえて苦言を呈するなら、能力の自由度が高すぎるせいで初見では「どこまでできる能力なの?」と境界線を把握しづらいです。

能力バトルって自由度を上げすぎると何でもありに見えやすいんですよね。

それでも使用に負荷があるため、完全な無限武器庫にはなっていない。

強さと制約のバランスまで含めて3位にしました。

進撃の巨人

4位は進撃の巨人です。

作品タイトルそのものなので1位を期待したくなるんですが、巨人固有の基礎能力だけで比べるなら、始祖や超大型、戦鎚ほど露骨なチート感はありません。

進撃の巨人には歴代継承者の記憶に関係する特殊性があります。

ただ、特殊な情報へ触れられることと、目の前の敵を殴り倒す能力は同じではありません。

だから私は、進撃の巨人を継承者の能力によって評価が大きく変わるタイプと捉えています。

格闘技術、経験、判断力、硬質化の使い方などが組み合わさるほど完成度が上がる。

RPGで言えば、最初から最強技を持つキャラではなく、育成とプレイヤースキルで化けるタイプっすね。

進撃の巨人は「巨人そのものの性能」と「代表的な継承者が実戦で見せた強さ」を分けて考えると評価しやすくなります。

私がアニメで特に好きなのは、進撃の巨人の戦闘に人間の格闘技らしさが残っていることです。

巨大怪獣同士なのに、ただ腕を振り回すだけではない。

踏み込み、重心、組み付き、相手の体勢を崩す動きが入るので、巨大な身体でも「技術で戦っている」と分かります。

超大型がロングショットで恐怖を作る存在なら、進撃は比較的近いカメラ位置で身体の運動を見せる存在です。

だから視聴者も「巨人を眺めている」より「戦闘へ入り込んでいる」感覚になりやすい。

ここ、アクション演出としてめちゃくちゃ重要だと思っています。

ネットでは進撃をさらに上位へ置きたい人も多いでしょうし、その気持ちも分かります。

ただ私は継承者本人の能力を少し切り分けて評価したため4位です。

獣の巨人

5位は獣の巨人です。

この巨人はランキングを作るとき、ぶっちゃけ一番評価しにくいです。

理由は単純で、継承者による外見や特性の個体差が大きいからです。

そのため、獣の巨人という能力全体と、作中で強烈な印象を残した特定個体の強さを完全に同一視することはできません。

代表的な個体で特に恐ろしいのは、長い腕と継承者本人の技術を組み合わせた投擲です。

巨人同士の多くが接近戦を基本とする中、離れた場所から戦場を制圧できる。

私は強さランキングを考えるとき射程をかなり重視しています。

なぜなら、射程で勝っている側は相手の行動を先に縛れるからです。

近づく、隠れる、回避する、迂回する。

攻撃が当たらなくても、相手に行動を強制した時点で戦術的にはかなり有利なんですよ。

獣の巨人最大の強みは「接近したら強い」ではなく「接近される前から戦えること」です。

アニメでも遠距離攻撃の恐怖は、攻撃する側のアップより「攻撃を受ける空間」を広く見せることで強調されています。

何が飛んできたのかを追うより、広い範囲が一気に危険地帯へ変わることを見せる。

その結果、視聴者もキャラクターと一緒に逃げ場を探す感覚になるんすよね。

ただし、これは代表的な継承者の資質による部分も大きい。

純粋な「獣の巨人という能力の平均値」が分かりづらいので、総合では5位にしました。

『進撃の巨人』巨人強さランキングを比較

ここからは6位以下を比較します。

順位だけ見ると上位5体より弱く感じますが、『進撃の巨人』の場合は順位が低い=役に立たないではありません。

むしろ下位に置いた巨人ほど、特定の仕事へ極端に特化しています。

一対一では不利でも、偵察、輸送、奇襲、突破、防衛まで条件を広げれば一気に価値が上がる。

個人能力だけで人を評価すると見落とすものがある、という意味では現実の職場にも近いんよね。

順位巨人得意分野評価が上がる条件
6位女型の巨人格闘・万能性近接戦と応用戦
7位顎の巨人高速戦・突破奇襲と市街地戦
8位車力の巨人持久戦・支援長期作戦と連携
9位鎧の巨人防御・突破防衛と正面突破

女型の巨人

6位は女型の巨人です。

ここは正直かなり迷いました。

タイマンだけなら4位前後まで上げてもいいと思っています。

女型の巨人は、一点突破型ではなく各能力を高いレベルでまとめた万能タイプです。

機動力、格闘能力、硬質化を活用した攻防など、戦況に応じて戦い方を切り替えられます。

さらに他の巨人の特性との関係まで考えると、伸びしろも大きい。

ゲームなら初見プレイヤーにも上級者にも使われる万能キャラに近いっすね。

そして女型の強さを語るとき、継承者本人の格闘技術を外すことはできません。

巨人になったからといって人間時代の身体感覚が消えるわけではなく、重心移動や崩し、関節を狙う技術を巨大な身体へ拡張できます。

パワーだけではなく「どう倒すか」を理解している相手なので厄介です。

女型の巨人は最大火力よりも、相手に合わせて正解を変更できる適応力が強みです。

映像面では「巨人なのに速い」というギャップが武器になっています。

巨大キャラクターは通常、重量感を出すため動作を遅めに見せます。

ところが女型は高速な身体操作を入れることで、視聴者が期待している巨人の速度感を裏切ってくる。

しかもただ速く動かすだけではなく、攻撃前後の姿勢まで明確なので「格闘家が巨大化した」感覚があるんですよね。

それでも6位にしたのは、上位に広範囲攻撃や遠距離攻撃、特殊能力など、近接万能型が対応しづらい相手が並んでいるためです。

近距離限定ならめちゃくちゃ強い。

総合戦だから6位、という評価です。

顎の巨人

7位は顎の巨人です。

顎の巨人はコンセプトがかなり明快で、小型、高速、強靭な顎と爪を武器にします。

巨人として小さいことは一見デメリットですが、実はこのサイズだからこそ大型の巨人にはできない高速移動ができます。

私は顎を「弱い巨人」ではなく、耐久力を削って速度と突破力へ振った尖った性能だと見ています。

相手の真正面から押し合う必要はありません。

高速で死角へ回り込み、短時間で攻撃して離脱する。

つまり戦車というより戦闘機に近い発想です。

顎の巨人は真正面から長時間殴り合うほど不利になりやすく、機動力を生かせる地形や奇襲で評価が上がります。

アニメーションとの相性は九つの巨人でもかなり良いです。

速度感って、キャラクターを速く動かすだけでは出ません。

背景、建物、敵など基準になる物体との位置関係を短時間で大きく変えることで、人間の目は「速い」と認識します。

顎は身体が小さいので、一つの画面内でも上下左右へ大きく移動できる。

その結果、他の大型巨人とは全然違うアクションになるんですよね。

一方で被弾した際のリスクは高めです。

防御して押し切るより、そもそも攻撃を受けない立ち回りが重要になる。

使う側の判断力まで要求されるピーキーな性能なので7位ですが、状況がハマれば上位の巨人にも十分脅威になります。

車力の巨人

8位は車力の巨人です。

タイマンだけを想像すると「もっと下でもよくない?」と思うかもしれません。

でも戦争全体で考えると、私はむしろ過小評価されやすい巨人だと思っています。

車力最大の武器は長時間活動できる継戦能力です。

巨人の強さを瞬間火力だけで測ると地味ですが、長い時間動けることは偵察、輸送、支援、兵装運用など複数の仕事へつながります。

しかも外部装備と組み合わせることで、自分自身にはない攻撃能力を付加できる。

これがめちゃくちゃ重要です。

車力の巨人は「自分一人が強くなる能力」ではなく、「味方や兵器を含めたチーム全体を強くする能力」です。

『進撃の巨人』が後半になるほど面白いのは、こういう存在が重要になっていくからなんですよね。

物語序盤では巨人の身体能力が絶対的に見える。

しかし兵器や戦術が進歩すると、生身の巨人性能だけでは優位を維持できなくなる。

そこで支援能力、装備、連携が重要になっていきます。

これ、仕事でも本当に同じです。

私も一人で全部やろうとしてタスクを抱えた経験がありますが、結局チームでは「一番能力値が高い人」より「周囲を機能させられる人」が強い場面が普通にあります。

車力はまさにそのタイプです。

一対一の殴り合いだけなら8位でも、軍事的価値や長期戦ランキングなら一気に上位へ上げたい巨人です。

鎧の巨人

9位は鎧の巨人です。

これはかなり反論が出そうな順位です。

私も「鎧が最下位って書くと怒られそうやな」と思っています笑。

ただし、決して鎧の巨人そのものが弱いという意味ではありません。

鎧最大の特徴は全身を覆う硬質な装甲で、正面から攻撃を受けながら突破する能力に優れています。

初登場時の「攻撃が通じなさそう」という絶望感は、今見ても九つの巨人屈指です。

ではなぜ順位が低くなるのか。

理由は世界側が鎧への対抗手段を獲得していくからです。

鎧の巨人は能力が突然弱くなったというより、周囲の技術と戦術が進歩したことで相対的な優位性を失っていきます。

私はここ、作品としてかなり残酷で好きです。

能力バトル作品では防御力が高いキャラクターを出すと、最初は強烈なインパクトを残せます。

でも永遠に攻撃が効かなかったら物語にならないので、いずれ攻略手段が登場する。

すると視聴者には「昔より弱くなった」ように見えるんですよね。

ゲームで環境トップだったキャラクターが、対策装備の追加で評価を落とすのとかなり似ています。

さらに鎧は攻撃を避けるタイプではなく、受け止める役割です。

そのため画面上では被弾シーンが増え、視聴者から弱く見られやすい。

華麗に避けたキャラは強そうに見えるのに、仲間の盾として耐えたキャラはボコボコにされた印象が残る。

これって映像作品特有の評価バイアスなんよね。

総合順位では9位にしましたが、防御や正面突破という役割まで否定する順位ではありません。

九つの巨人

ここまでの内容を踏まえて、九つの巨人を役割別に整理します。

九つの巨人は、始祖の巨人、進撃の巨人、超大型巨人、鎧の巨人、女型の巨人、獣の巨人、車力の巨人、顎の巨人、戦鎚の巨人です。

こうして並べると、諫山創先生が単純な「上位互換と下位互換」ではなく、それぞれに戦場での仕事を持たせていることがよく分かります。

巨人タイプ主な強み向いている戦況
始祖の巨人特殊能力型規格外の干渉能力大規模戦
超大型巨人破壊型巨大さと瞬間火力拠点破壊
戦鎚の巨人武装型武器生成と攻撃範囲中近距離戦
進撃の巨人格闘型応用力と近接性能対巨人戦
獣の巨人遠距離型射程と個体特性遠距離制圧
女型の巨人万能型格闘と適応力多様な任務
顎の巨人高速型機動力と突破力奇襲
車力の巨人支援型持久力と装備運用長期作戦
鎧の巨人防御型装甲と正面突破防衛・突撃

この表を見ると、そもそも全員を一列に並べて「誰が一番強い」と決めること自体がかなり乱暴です。

戦車、狙撃手、輸送車、爆撃機を一緒に並べてランキングを作っているようなものなんですよ。

近接戦なら女型や進撃の巨人。

遠距離なら獣の巨人。

短時間の大規模破壊なら超大型巨人。

長期戦なら車力の巨人。

正面突破なら鎧の巨人。

機動戦なら顎の巨人。

攻撃手段の多さなら戦鎚の巨人。

そして特殊能力の規模まで含めるなら始祖の巨人です。

私はこの役割分担こそ、『進撃の巨人』の能力設計が長く語られる理由だと思っています。

一般的な能力バトルは後半になるほど新能力が強くなり、初期能力が完全な下位互換になりがちです。

でも『進撃の巨人』の場合、時代や兵器の進歩で評価を落とす能力こそあっても、それぞれの役割そのものは消えません。

「誰が最強か」より「誰をどこへ配置するか」が重要な能力設計なんですよね。

『進撃の巨人』巨人強さランキング

最後に、今回の『進撃の巨人』巨人強さランキングをまとめます。

順位巨人評価したポイント
1位始祖の巨人通常の戦闘力を超えた特殊能力
2位超大型巨人広範囲へ及ぶ圧倒的破壊力
3位戦鎚の巨人武器生成による高い対応力
4位進撃の巨人格闘能力と継承者による応用力
5位獣の巨人遠距離攻撃と個体特性
6位女型の巨人格闘性能と万能性
7位顎の巨人高速移動と一点突破力
8位車力の巨人継戦能力と支援性能
9位鎧の巨人高い防御力と正面突破能力

総合的な強さで私が1位に選ぶなら、始祖の巨人です。

ただ、この記事で一番伝えたいのは「1位は始祖だから終わり」という話ではありません。

何を強さと定義するかで、九つの巨人の順位は簡単に変わります。

瞬間的な破壊力を最優先するなら超大型巨人。

近接戦なら進撃の巨人や女型の巨人。

射程なら獣の巨人。

長期作戦なら車力の巨人。

攻撃方法の多さなら戦鎚の巨人。

防御と突破なら鎧の巨人にも明確な価値があります。

だから「鎧が9位だから雑魚」「車力は殴り合いが弱いから必要ない」みたいな評価は、私はかなりもったいないと思っています。

『進撃の巨人』は戦闘力の数字が高い側が必ず勝つ作品ではありません。

地形、情報、人数、兵器、相性、心理状態、継承者の判断まで含めて結果が変わる。

だから巨大生物のバトルを見ているのに、感覚としてはチェスや戦争映画に近い瞬間があるんですよね。

そしてアニメでは、その役割の違いをカメラワークでも描き分けています。

超大型はロングショットで空間を支配する。

顎は周囲の建物との位置関係を高速で変えて速度を見せる。

進撃や女型は近いカメラで重心移動まで見せる。

獣は攻撃側より広い被害範囲を映して射程の怖さを作る。

能力設定と映像演出が別々に存在しているのではなく、能力に合わせて画面の作り方そのものを変えているのがアニメ版『進撃の巨人』のすごいところです。

私自身、学生の頃に見たときは「どの巨人が一番強いんだろう」と純粋に戦闘だけを追っていました。

でも仕事や人間関係を経験してから見返すと、全然違って見えます。

何でも一人でできる人だけが強いわけではない。

守る人、運ぶ人、遠くから支援する人、最前線へ突っ込む人、それぞれが違う強さを持っている。

さらに環境が変われば、昨日まで最強だった能力が突然通じなくなることもある。

鎧の巨人なんてまさにそれで、本人が急激に弱くなったのではなく、世界の側が対策を覚えていくんですよね。

これ、現実でもかなり残酷だけど本質的です。

今ある才能だけに頼るより、環境の変化を読んで自分の戦い方を更新できるほうが強い。

そう考えると、『進撃の巨人』巨人強さランキングは単なる「誰のパンチが一番強いか」という遊びでは終わりません。

九つの巨人それぞれの役割と弱点まで比較すると、諫山創先生が作った戦闘システムそのものの完成度が見えてきます。

今回の結論

総合力では始祖の巨人を1位としましたが、近接、遠距離、破壊、防御、持久戦など評価軸を変えれば最強候補も変わります。

だからこそ九つの巨人は、完結した今でも「結局どれが最強?」と語り続けられるんだと思います。

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