皆さんは『堀宮』という作品を知っていますか?
アニメ『ホリミヤ』をきっかけに原作を読もうとすると、『堀さんと宮村くん』と『ホリミヤ』という二つのタイトルが出てきて、どちらを選べばよいのか迷いますよね。
さらに、原作は全何巻なのか、全何話あるのか、おまけとは何なのか、アニメの続きは何巻から読めるのかなど、調べるほど情報が枝分かれしていきます。
結論から整理すると、『堀宮』の原点はHEROさんが描いたWEB漫画『堀さんと宮村くん』です。
そこから、萩原ダイスケさんが作画を担当した商業漫画『ホリミヤ』、テレビアニメ『ホリミヤ』、未映像化エピソードを中心に構成した『ホリミヤ -piece-』へと展開しています。
同じ人物と物語を扱っていますが、絵柄だけを変更した単純な描き直しではありません。
媒体ごとにエピソードの並び、会話の間、人物の見え方、青春の温度感がかなり違うんよね。
この記事では、『堀宮』の原作関係、作者、巻数、話数、おまけの位置づけ、漫画版とアニメ版の違い、読む順番まで一気に整理します。
- 『堀宮』の原作と漫画版の関係
- 各シリーズの巻数と完結状況
- 漫画とアニメで異なる表現方法
- 初めて読む人におすすめの順番
『堀宮』の原作と漫画の基本情報
最初に理解しておきたいのは、『堀宮』が正式な作品タイトルではなく、『堀さんと宮村くん』を省略した呼び方だという点です。
原点となるWEB漫画をもとに、構成と作画を新しくした商業漫画が『ホリミヤ』です。
テレビアニメ版は、基本的にこの商業漫画版を土台として制作されています。
| 作品名 | 位置づけ | 作者・制作 | 巻数・話数 |
|---|---|---|---|
| 『堀さんと宮村くん』 | 原点となるWEB漫画 | HERO | 書籍版全10巻 |
| 『堀さんと宮村くん おまけ』 | 本編周辺の短編・日常編 | HERO | 複数巻刊行 |
| 『ホリミヤ』 | 再構成された商業漫画 | 原作HERO・作画萩原ダイスケ | 全17巻 |
| アニメ『ホリミヤ』 | 商業漫画版の主要部分を映像化 | CloverWorks | 全13話 |
| 『ホリミヤ -piece-』 | 未映像化の日常を中心に映像化 | CloverWorks | 全13話 |
『ホリミヤ』がHEROさんの『堀さんと宮村くん』を構成・作画ともに新しくしたコミックであることは、出版社の作品紹介でも明記されています。
原作はどれ?
『堀宮』の原作は、HEROさんによるWEB漫画『堀さんと宮村くん』です。
学校では華やかで成績も優秀な堀京子と、教室では目立たない宮村伊澄が、学校の外で互いの意外な姿を知ることから関係を深めていきます。
現在は、萩原ダイスケさん作画の『ホリミヤ』のほうが広く知られているため、『ホリミヤ』そのものを最初の原作だと思っている人も少なくありません。
作品の流れは、『堀さんと宮村くん』から『ホリミヤ』、そしてアニメ版へと続いています。
ただし、『ホリミヤ』は原作の台詞と展開をそのまま別の絵でなぞっただけの漫画ではありません。
エピソードの配置を整理し、商業漫画として読みやすいリズムへ再編集しています。
映画でたとえるなら、原作脚本を同じ構図で撮り直した作品ではなく、人物とテーマを引き継ぎながら演出設計を組み直した再構成版に近いです。
私が読み比べて面白いと感じるのは、同じ台詞でも絵柄によって人物の性格が違って見えるところです。
HEROさんの原作は、ラフな線と自由なコマ運びによって、キャラクターが作者の手元から直接しゃべっているような生々しさがあります。
一方の『ホリミヤ』は、表情、視線、身体の向き、人物同士の距離まで細かく設計され、感情がより視覚的に伝わります。
原作は会話の体温、漫画版は感情を画面へ翻訳する精度が強いという違いがあるんすよね。
作者はHERO
『堀さんと宮村くん』の作者はHEROさんです。
原点となるWEB漫画では、物語だけでなく作画もHEROさん自身が担当しています。
商業漫画『ホリミヤ』では、HEROさんが原作、萩原ダイスケさんが作画を担当しました。
| 作品 | 原作 | 作画 |
|---|---|---|
| 『堀さんと宮村くん』 | HERO | HERO |
| 『ホリミヤ』 | HERO | 萩原ダイスケ |
萩原ダイスケさんの作画で特にうまいのが、人物の心情を説明台詞だけに頼らず、視線や余白で見せる点です。
顔のアップを連続させるのではなく、手元、背中、座っている位置、二人の間にある家具などを挟み、心理的な距離を画面内の距離へ変換しています。
『ホリミヤ』は派手な事件で物語を動かす作品ではありません。
そのため、誰がどちらを見ているのか、同じコマに入っているのか、会話の後に無言のコマが置かれているのかといった細部が重要になります。
漫画のコマを映画のショットとして読むと、めちゃくちゃ計算されていることがわかります。
ぶっちゃけ、初めて読む人にとっては『ホリミヤ』のほうが圧倒的に入りやすいです。
ただ、きれいに整えられた画面だけでは得られない、原作特有の不格好な勢いや会話の近さもあります。
完成度の高い再構成版を楽しむか、作品が生まれた瞬間の熱に触れるかで、評価軸が変わってくるんよね。
全何巻で完結?
書籍化された『堀さんと宮村くん』の本編は全10巻です。
商業漫画版『ホリミヤ』は、物語の大きな区切りを描いた第16巻と、追加エピソードなどを収録した第17巻を合わせて全17巻です。
- 『堀さんと宮村くん』本編は全10巻
- 『ホリミヤ』は全17巻
- 『堀さんと宮村くん おまけ』は別シリーズ
注意したいのが、『ホリミヤ』第16巻と第17巻の関係です。
物語の中心的な流れは第16巻で大きな区切りを迎えています。
第17巻は、その後に始まる長編の新章というより、単行本未収録エピソードや描き下ろしなどをまとめた一冊です。
そのため、本筋の到達点を見届けたいなら第16巻まででも満足できます。
ただし、人物たちの何気ない日常や、本編では短く扱われた関係性まで味わいたいなら第17巻まで読むのがおすすめです。
『ホリミヤ』は、恋愛が成立するまでだけを引っ張るタイプのラブコメではありません。
関係が変化した後も、友人との距離、家庭での役割、自分をどう見せるかという問題が続きます。
だから巻数を重ねる意味は、結末を先延ばしにすることではなく、付き合った後も人間関係は完成しないと描くことにあります。
話数は全何話?
『堀さんと宮村くん』は、本編と追加エピソードを含めて152話として整理されることがあります。
ただし、WEB公開版には短編、番外編、季節ネタ、後日談的なエピソードが多数あり、どこまでを数えるかによって総話数の表記が変わります。
話数は、WEB版、書籍版、おまけを含めるかによって異なります。
作品のボリュームを確認するときは、数字だけでなくシリーズ名まで見てください。
そもそも『堀宮』は、一本道の事件を追い続ける物語ではありません。
昼休みの雑談、家庭でのやり取り、友人同士の小さなすれ違いなど、本筋から外れて見える場面が人物像を作っています。
短い一話が多くても、情報量が少ないわけではないんです。
私はこの構造に、現実の人間関係とかなり近いものを感じます。
人生を変えるような名台詞より、何でもない日に誰が隣に座ってくれたか、気まずい空気の中で何を話したかのほうが、後まで残ったりしますよね。
SNSではプロフィールや短い投稿だけで、他人の性格を理解した気になりがちです。
『堀宮』は、それに対して「人間は数行の説明に収まらない」と、細かな日常を積み重ねながら示します。
話数の多さは引き延ばしというより、人物を単純な属性へ閉じ込めないための余白として機能しています。
おまけとは?
『堀さんと宮村くん おまけ』は、本編周辺の出来事や登場人物たちの日常を描いたシリーズです。
タイトルに「おまけ」と付いていますが、数ページの制作資料や購入特典だけを指すものではありません。
本編では描き切れなかった関係性、別の人物を中心とした話、家族のエピソード、短いギャグなどが収録されています。
おまけは、本編終了後の出来事だけを時系列順に描く後日談集ではありません。
本編と近い時期の話や、別人物の視点から描かれる短編も含まれます。
この形式は、『堀宮』という作品にかなり合っています。
本作には、巨大な事件を解決した瞬間に世界が完成するような明確な終着点がありません。
恋愛関係が成立しても、家族との生活、友人関係、自分のコンプレックスはそのまま続きます。
本編の外側にも日常が続いていることを、おまけという形式自体が表現しているんです。
また、おまけまで読むと、キャラクターが必ずしも好感度の高い行動だけを取るわけではないことが、よりはっきり見えてきます。
ネット上では、堀の強い言動が苦手、宮村が理想化されすぎていると感じる声もあります。
私も、全部を「尊い」で包んで終わらせるのは違うと思っています。
ただ、欠点が繰り返し描かれることで、それが物語上のミスではなく、その人が持つ面倒くささとして定着します。
人間味とは長所を増やすことではなく、欠点にも一貫した生活感を持たせることなのかもしれません。
『堀宮』の原作とホリミヤの違い
『堀さんと宮村くん』と『ホリミヤ』は、登場人物、基本設定、物語の大きな流れを共有しています。
それでも、読み比べると作品から受ける印象はかなり違います。
さらにアニメ版では、漫画の膨大な日常から必要な場面を選び、映像作品として感情の流れを再設計しています。
ホリミヤとの違い
『堀さんと宮村くん』と『ホリミヤ』の大きな違いは、作画と物語の整理方法です。
原作はWEB漫画らしい自由なテンポを持ち、短い会話や唐突な温度変化も含めて、人物の日常をそのまま切り取るように描きます。
『ホリミヤ』はエピソードの流れを整え、表情や背景を作り込み、商業漫画として読みやすい形へ再構成しています。
| 比較項目 | 『堀さんと宮村くん』 | 『ホリミヤ』 |
|---|---|---|
| 作画 | HERO | 萩原ダイスケ |
| 発表形態 | WEB漫画 | 商業誌連載 |
| 画面の印象 | 素朴で会話との距離が近い | 繊細で視覚情報が多い |
| 構成 | 短編を含む自由な流れ | 物語の導線を整理 |
| 向いている人 | 作品の原点を知りたい人 | 読みやすさを重視する人 |
同じ台詞でも、顔を大きく映すのか、人物を遠くから捉えるのか、無言のコマを挟むのかで意味が変わります。
原作は話している本人の肉声に近く、『ホリミヤ』は編集と撮影を整えた映像作品に近い印象です。
ネット上では『ホリミヤ』について、甘酸っぱい青春が魅力という評価がある一方、展開が早い、人物の心理が浅く見えるという意見もあります。
ただし、その違和感の一部は、原作の問題というより、再構成やアニメ化によって日常の助走が短くなったことから生じています。
ぶっちゃけ、どちらか一方だけを読んで優劣を決めるのはもったいないです。
原作は荒削りでも人物の声が近く、漫画版は演出が洗練されている。
同じ物語を異なる監督が映像化した作品のように、違いそのものを楽しむのが一番おいしい読み方っすね。
漫画版の特徴
漫画版『ホリミヤ』の特徴は、青春の空気を表情と人物間の距離で見せる画面設計です。
感情を大きな独白だけで説明せず、視線をそらす、同じ机を囲む、少し離れた場所に立つといった変化によって、関係性を視覚化しています。
学校と家庭で変わる画面
学校では、机、窓、廊下、制服姿の生徒たちが画面を区切り、常に他人の視線が存在する空間として描かれます。
一方、堀家では床に座る姿や食卓、生活用品が画面に入り、人物の姿勢や表情が少し崩れます。
場所の違いが、そのまま社会的な仮面を外せる度合いになっているんです。
『ホリミヤ』の中心には、「学校で見せていない姿を互いに知っている」という特別感があります。
しかし、その秘密を派手なサスペンスにはしません。
秘密を共有することで、二人の間に日常的な居場所が生まれる構造になっています。
多くのラブコメは、交際までの障害を増やして緊張感を維持します。
『ホリミヤ』は比較的早い段階から関係を動かし、その後に近づいたからこそ見える嫉妬、面倒くささ、価値観のズレを描きます。
恋愛をゴールではなく、相手の解像度が上がり始める入口として扱っているのが強いです。
あえて苦言を呈すると、群像劇へ広がった後は物語の焦点が散って見える部分もあります。
堀と宮村の恋愛だけを追いたい人には、友人たちのエピソードが寄り道に感じられるかもしれません。
ただ、その寄り道があるからこそ、二人の関係が閉じた恋愛で終わりません。
一人と仲良くなったことで、周囲の人間関係まで少しずつ変化する。
私自身も、仕事で一人と打ち解けたことをきっかけに、苦手だと思っていたグループ全体の見え方が変わった経験があります。
人間関係は一対一で完結せず、誰かとの出会いが別の誰かへの接し方まで変えるんよね。
アニメとの違い
アニメ『ホリミヤ』は、商業漫画版の主要エピソードを中心に構成されています。
漫画の全場面を掲載順に映像化した作品ではなく、恋愛の進展、人物の変化、大きな節目につながる場面を選び、全13話の青春ドラマとして再編集しています。
そのため、アニメだけを観ると「展開が速い」「いつの間にか人物同士が親しくなっている」と感じる部分があります。
これは単純な説明不足というより、横へ広がる日常漫画を、1クールの縦方向へ圧縮した結果です。
色と編集による心理表現
映像面で注目したいのは、現実的な教室の画面から、背景情報を落とした色面や図形的なカットへ切り替わる演出です。
人物の内面が揺れる場面では、現実空間をそのまま撮るのではなく、感情をグラフィカルな画面へ翻訳しています。
また、人物の顔だけを映し続けず、足元、廊下、空、室内の小物などを短く挟み、会話に呼吸を作っています。
漫画では読者がページをめくることで生まれていた間を、アニメではカット割りとトランジションへ置き換えているわけです。
声優の演技が作る距離
堀京子役の戸松遥さんは、学校での明るさ、家庭での現実的な口調、感情が高ぶったときの強さを細かく切り替えています。
宮村伊澄役の内山昂輝さんは、序盤では声を少し内側へ閉じ込め、人とつながるにつれて返事の速度や声量を自然に変化させています。
台詞で成長を説明するのではなく、声の出し方そのもので居場所の変化を伝えているのがうまいっす。
漫画は日常の蓄積を重視し、アニメは感情の流れを優先しています。
漫画には人物を長く観察する楽しさがあり、アニメには色、音、編集、演技で感情を一気に届ける強さがあります。
『ホリミヤ -piece-』では、2021年版で映像化されなかった日常エピソードが中心に描かれました。
単純な続編ではなく、前作の時間軸に戻り、抜けていた場面を別角度から埋める構成です。
タイトルのpieceには、原作から拾い直した青春の断片という意味が、そのまま表れているように感じます。
原作は何巻まで?
アニメ『ホリミヤ』は、漫画の途中までを映像化して終わった一般的な作品とは異なります。
2021年版だけで、漫画序盤から終盤までの主要エピソードを選び、物語の大きな区切りまで描いています。
そのため、「アニメの続きは何巻から読めばよいか」という疑問に、特定の一巻だけを答えるのは難しいです。
終盤まで映像化されている一方で、途中の日常エピソードや人物関係の助走が多数省略されているからです。
アニメの直後から特定の巻だけを読む方法はおすすめしません。
未映像化部分をしっかり楽しみたい場合は、第1巻から読むのが最もわかりやすいです。
『ホリミヤ -piece-』によって、省略されていた人気エピソードの一部は補完されました。
それでも、漫画の全コマや全会話が映像化されたわけではありません。
アニメ二作品を観た後でも、漫画を読む価値は十分に残っています。
むしろ漫画版の魅力は、アニメで描かれた出来事と出来事の「間」にあります。
誰かと親しくなったという結果だけでなく、その前にどんな雑談をし、どの程度の距離で過ごし、何を言わずに終えたのか。
その積み重ねが人物関係へ説得力を与えています。
アニメの展開が雑に感じた人ほど、第1巻から漫画を読む価値があります。
映像版で短縮された助走を漫画で確認すると、同じ場面の感情がかなり違って見えるはずです。
読む順番は?
初めて『堀宮』シリーズを読む場合は、読みやすさを重視するか、作品が生まれた順番を重視するかによって、おすすめが変わります。
迷っているなら、萩原ダイスケさん作画の『ホリミヤ』から入るのが最もわかりやすいです。
初めて読む人におすすめの基本順
- 漫画『ホリミヤ』第1巻から第16巻
- 追加エピソードを収録した第17巻
- 原点の『堀さんと宮村くん』
- さらに日常を楽しむなら『堀さんと宮村くん おまけ』
『ホリミヤ』は構成と作画が整理され、登場人物も見分けやすいため、シリーズの入口として優秀です。
まず漫画版で人物関係を理解し、その後に原作を読むと、同じ場面がどのように再構成されたのかを楽しめます。
作品が生まれた順番を大切にしたいなら、『堀さんと宮村くん』から読むのもありです。
原作の素朴な線と自由なテンポを知ったうえで『ホリミヤ』を読むと、どこが整理され、どの感情が視覚的に強調されたのかが見えます。
| 読者タイプ | おすすめの入口 | 理由 |
|---|---|---|
| 読みやすさ重視 | 『ホリミヤ』 | 作画と構成が整理されている |
| 原点重視 | 『堀さんと宮村くん』 | HEROさん本来の表現に触れられる |
| アニメ視聴済み | 『ホリミヤ』第1巻 | 省略された日常を順番に読める |
| キャラの日常重視 | 本編後におまけ | 周辺人物や短編まで楽しめる |
私は、アニメを観た人にも漫画版の第1巻から読むことを推します。
『ホリミヤ』は、先の展開を知ったら価値がなくなる作品ではありません。
結果を知った状態で読むと、視線や台詞の変化から、人物の感情がいつ動き始めていたのかを発見できます。
映画を二回観るとき、一回目は物語を追い、二回目はカメラや編集を見るのと同じです。
一度目は恋愛の流れ、二度目は人物の距離や周囲の反応を見ることで、作品の解像度が上がります。
『堀宮』原作まとめ
『堀宮』の原作は、HEROさんによるWEB漫画『堀さんと宮村くん』です。
広く知られている漫画『ホリミヤ』は、その原作をもとに構成を整え、萩原ダイスケさんの作画でコミック化した作品です。
- 『堀宮』は『堀さんと宮村くん』の略称
- 原作者はHEROさん
- 書籍版『堀さんと宮村くん』本編は全10巻
- 漫画『ホリミヤ』は全17巻
- アニメは漫画終盤までの主要場面を再構成
- アニメ視聴後も漫画は第1巻から読むのがおすすめ
『堀宮』シリーズの魅力は、学校で見えている姿だけが、その人のすべてではないと描き続ける点にあります。
堀は明るく完璧な人気者ではなく、宮村も優しい理想の彼氏だけではありません。
近づくほど、かわいさと同時に面倒くささや価値観の違いまで見えてきます。
一部の読者が、人物の強い言動や群像劇への広がりに違和感を持つのもわかります。
私も、すべての行動を無条件に肯定できるわけではありません。
ぶっちゃけ、そこは普通に面倒やろと思う場面もあります笑。
ただ、その欠点を消して好感度の高い人物だけにしなかったからこそ、関係性に生活感があります。
現実でも、誰かを知ることは、隠された美しい一面だけを発見する作業ではありません。
理解できない部分や少し苦手な部分を知ったうえで、どの距離にいるかを選ぶことです。
『堀宮』は恋愛によって人間が完成する物語ではなく、他人との出会いによって自分の見え方が変わっていく物語です。
まずは読みやすい漫画版『ホリミヤ』から入り、人物たちをもっと深く知りたくなったら、原点の『堀さんと宮村くん』やおまけへ進んでみてください。
アニメ・映画が大好きで毎日色んな作品を見ています。その中で自分が良い!と思った作品を多くの人に見てもらいたいです。そのために、その作品のどこが面白いのか、レビューや考察などの記事を書いています。
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