ワンピースの麦わらの一味仲間の順番【最新版】｜候補キャラ・泣ける名場面

ワンピースの仲間は、出会いと別れの物語でもあります。

ルフィがどんな順番で仲間を増やしてきたのか――その流れを整理して振り返ります。

さらに、正式メンバーだけでなく“仲間候補”と呼ばれるキャラクターたちにも注目。

長年のファンでも意外と忘れている加入エピソードや絆の瞬間をまとめました。

麦わらの一味の旅を、もう一度たどってみましょう。

【ワンピース】仲間の順番と加入ルート

麦わらの一味がそろっていく道のりは、ワンピースという物語の中でも特に印象的な部分です。
ルフィのまっすぐな想いに共感し、仲間が少しずつ増えていく過程は、まるで家族が増えていくような温かさがあります。
それぞれの加入には涙や笑い、そして決意が詰まっています。
ここでは、仲間の加入順をわかりやすく整理しながら、その背景にある物語を振り返っていきましょう。

順番の考え

麦わらの一味の加入順は、公式サブタイトルで「〇人目」と付けられた順番を参考にするのがわかりやすいです。
ただし、ナミの加入だけは少し複雑です。
東の海編では一時的にルフィたちと行動を共にしていましたが、当初はアーロンの支配下にあり、心からの仲間とは言えませんでした。
しかし、ココヤシ村で涙ながらに「助けて」と叫んだナミをルフィが助け出したことで、真の仲間として加わります。
そのため、ナミはゾロの後に正式に加入したと考えるのが自然です。

物語の中では「〇人目」というサブタイトルが全員に付いているわけではありませんが、加入の流れは明確です。
以下の表は、一味がそろっていく順番を整理したものです。

仲間の名前	加入巻数	加入エピソード	役職
ロロノア・ゾロ	第1巻	シェルズタウンで救出	剣士
ウソップ	第3巻	シロップ村でクロを撃破	狙撃手
サンジ	第5巻	バラティエでクリーク撃破	コック
ナミ	第8巻	アーロンパーク崩壊後に正式加入	航海士
チョッパー	第16巻	ドラム島でワポル撃破	医者
ニコ・ロビン	第23巻	アラバスタ脱出時に同行	考古学者
フランキー	第45巻	エニエス・ロビー後に正式加入	船大工
ブルック	第50巻	スリラーバークでルフィに誘われ加入	音楽家
ジンベエ	第90巻	ホールケーキアイランド後に加入	操舵手

ゾロ加入

ゾロはルフィが最初に仲間にした人物です。
シェルズタウンで処刑されそうになっていたゾロを、ルフィがためらいなく助け出しました。
このときのルフィの言葉「おれの仲間になれ！」が、全ての始まりです。
ゾロは最初こそ戸惑いましたが、モーガン親子との戦いを経て、ルフィの信念に惹かれて共に旅立ちます。
ゾロが見せる忠義と不器用な優しさは、仲間たちの精神的な支柱となっていきます。

ウソップ加入

ウソップはシロップ村で出会いました。
臆病でお調子者でしたが、村を守るためにクロネコ海賊団に立ち向かう姿は、まさに勇気の象徴です。
カヤを救い、ルフィたちと共に戦ったことで、本当の意味で「勇敢なる海の戦士」としての第一歩を踏み出しました。
彼の嘘と夢はどこか似ており、ルフィとの相性も抜群です。
その後も発明家として、戦術や武器面で一味を支え続けます。

サンジ加入

サンジは海上レストラン「バラティエ」で出会いました。
料理人としての誇りと、飢えた人間を見捨てない信念を持つ人物です。
ルフィが首領クリークを倒した後、ゼフとの涙の別れを経て仲間に加わります。
「オールブルーを見つける」という夢と、ルフィの自由な生き方が重なり、彼の新しい航海が始まりました。
その優しさと料理の腕前は、戦いの合間にも一味を支える大きな力になっています。

ナミ加入

ナミは一度仲間として行動していましたが、アーロンの支配下で仕方なく裏切る立場にありました。
ココヤシ村での「助けて、ルフィ！」という叫びが、彼女の本心でした。
ルフィがアーロンパークを叩き壊し、ナミの自由を取り戻した瞬間、ナミは心からの仲間となりました。
このエピソードはワンピースの中でも屈指の感動回として知られています。
ナミの笑顔が戻るラストシーンは、多くのファンの心に残る名場面です。

チョッパー加入

チョッパーはドラム島で出会いました。
トナカイでありながら人の心を持つ存在で、「ヒトヒトの実」の能力者です。
医者ヒルルクの教えを受け継ぎ、「何でも治せる医者になる」という夢を持っています。
ワポルの悪政を打ち破った後、ルフィに誘われて仲間になります。
雪の中で「おれは医者だ！」と叫んだチョッパーの姿は、仲間の意味をもう一度教えてくれるシーンです。

後半の仲間

アラバスタで出会ったニコ・ロビンは、最初こそ敵として登場しましたが、ルフィに助けられたことで自ら仲間に加わりました。
「生きたい」と叫んだロビンの覚悟は、一味全員の心を動かします。

その後、ウォーターセブンで出会ったフランキーは、仲間のために自らの体を改造したサイボーグ。
船大工として「サウザンドサニー号」を完成させ、一味の新たな航海を支えます。

スリラーバークで出会ったブルックは、明るく陽気なガイコツの音楽家。
ラブーンとの約束を胸に、音楽で仲間を勇気づける存在です。

そして最後に正式加入したのが、元王下七武海のジンベエ。
魚人島編やホールケーキアイランド編での共闘を経て、ルフィの仲間としてサニー号に乗り込みました。
冷静で頼れる操舵手として、一味の航海を陰から支える存在です。

ルフィが仲間にかける言葉はいつもシンプルでまっすぐです。
その純粋な誘いに応える形で、仲間たちはそれぞれの夢を託して船に乗り込んでいきました。
この仲間の順番は、物語の成長そのものを映しているように感じます。

【ワンピース】仲間の順番と候補キャラ

ワンピースの世界には、正式な仲間として麦わらの一味に加わったメンバー以外にも、「心は仲間」と呼べる存在がたくさんいます。
また、物語が進むにつれて「次に仲間になるのでは？」と話題になるキャラクターも多く登場しました。
ここでは、そうした特別な絆を持つキャラクターたちを整理し、どんな理由で“候補”とされてきたのかを紹介します。

ビビとカルー

アラバスタ王国の王女・ビビは、正式な船員ではないものの、確実に“仲間”と呼べる存在です。
ルフィたちがアラバスタに到着した当初、ビビは敵であるバロックワークスの一員として登場しました。
しかし、国を救うために正体を明かし、ルフィたちとともにクロコダイルに立ち向かいます。
国を守るために戦い抜いたビビが、最後に「行きたいけど、行けない」と涙ながらに見送るシーンは、ワンピースの中でも屈指の名場面です。
別れ際にルフィが掲げた×印は、ビビがどこにいても“仲間”である証として描かれました。

ビビの相棒カルーも忘れてはいけません。
一味と共に走り続け、爆撃の中を命がけで駆け抜けたカルーの勇気は、まさに「仲間の中の仲間」と言えます。
このコンビは、一味の旅の中でも特別な存在として今も語り継がれています。

船も仲間

ワンピースにおいて、“仲間”の定義は人間に限りません。
ゴーイング・メリー号は、ウソップの友人カヤから贈られた一味最初の船です。
壊れてもなお仲間のもとへ戻ろうとしたメリー号が、エニエス・ロビー後に「今までありがとう」と言葉を返すシーンは、多くの読者を涙させました。
メリー号は、ただの船ではなく、笑いも涙も共にした“命を持つ仲間”でした。

そして現在の船、サウザンド・サニー号もまた、一味の夢を乗せる重要な存在です。
フランキーが自らの魂を込めて作り上げたこの船は、太陽のように明るく、どんな嵐の中でも一味を守り続けます。
メリー号の想いを受け継いだサニー号は、まさに“二代目の仲間”として航海を支えています。

候補キャラ一覧

ワンピースには、物語の節々で「もし一味に入るならこの人では？」と語られるキャラクターが多く存在します。
それぞれがルフィや仲間と深い関係を持ち、加入説や伏線がファンの間で議論されてきました。
ここからは、特に有力視されてきたキャラクターたちを一人ずつ見ていきましょう。

キャラクター名	特徴・関係性	加入が噂された理由
ボンクレー	元バロックワークスのMr.2	命を懸けた友情、インペルダウンでの救出劇
バーソロミュー・くま	元七武海・革命軍の一員	無言で仲間を守り続けた存在、数字説との関連
トラファルガー・ロー	最悪の世代・ハートの海賊団船長	同盟関係と“Dの意志”の共有
きんえもん	ワノ国の侍	義理堅く、ルフィとの信頼が深い
モモの助	ワノ国の将軍	次世代を象徴する存在
キャロット	ミンク族	“自由”を象徴するキャラクター性
ヤマト	カイドウの子・“おでん”を名乗る人物	ルフィへの強い憧れ
ジュエリー・ボニー	超新星の一人	父との過去、成長と再生のテーマ
ロキ	エルバフの王子	巨人族代表として新たな勢力を象徴

ボンクレー

ボンクレーは、敵として登場しながらもルフィの命を救った強烈なキャラクターです。
アラバスタではルフィたちを騙しつつも友情を見せ、インペルダウンでは自らの命を賭けてルフィを逃がしました。
「男の友情に嘘はない！」というセリフは、今でもファンの心に残る名言です。
その行動はまさに“仲間以上の仲間”であり、一味入りを望む声が絶えません。

バーソロミュー・くま

くまは、麦わらの一味をシャボンディ諸島で飛ばした張本人です。
しかし、その後の物語で“革命軍のスパイ”であり、ルフィたちを陰ながら守っていたことが明らかになります。
また、悪魔の実の能力「ニキュニキュの実」は29（ニク）と読めるため、麦わらの一味の数字の並びで欠けていた“2と9”を埋める存在としても考察されています。
無言でサニー号を守り続けた姿は、まさに“無言の守護者”と呼ぶにふさわしいものです。

トラファルガー・ロー

ローは、ルフィと同じ“D”の名を持つ海賊で、頂上戦争後から共闘関係が続いています。
ドフラミンゴ戦では完全に共闘し、互いに信頼を築きました。
頭脳明晰で冷静なローが正式に一味に入れば、チームのバランスはさらに強化されるでしょう。
ただし、自分の船を持つ船長であるため、現時点では“仲間以上、別のリーダー”という関係が続いています。

きんえもん

きんえもんは、ワノ国で出会った義理堅い侍です。
最初は敵対していたものの、ルフィの人柄に惹かれ、共にカイドウ討伐を目指しました。
ルフィたちに対して常に敬意を払い、仲間として共に戦う姿は頼もしい限りです。
加入説も多く出ましたが、ワノ国を守る使命を果たすため、国に残る道を選びました。

モモの助

モモの助は、未来から飛ばされてきたワノ国の将軍です。
幼いながらも仲間を守り、父おでんの意志を継いで立ち上がりました。
ルフィとの絆は深く、彼の成長は物語全体の希望そのものです。
ただ、ワノ国を率いる立場となったため、仲間入りは現実的ではないものの、“心の仲間”として描かれています。

キャロット

キャロットは、ゾウ編で登場したミンク族の少女です。
自由奔放で明るい性格がルフィたちとよく似ており、共にホールケーキアイランドを戦い抜きました。
月の光で姿を変える“スーロン”の戦闘力も高く、仲間入りを望むファンが多いキャラクターです。
現在はミンク族の代表としてゾウに残っていますが、その心は常に一味と共にあります。

ヤマト

ヤマトは、カイドウの子でありながら父に反発し、「光月おでん」を名乗る人物です。
ルフィを心から尊敬しており、「海に出たい」「ルフィの仲間になりたい」と語りました。
戦闘力も申し分なく、性格も明るく素直で、一味入りの期待は非常に高いです。
ただし、ワノ国を守るために残ることを選んだため、今後の再登場が注目されています。

ジュエリー・ボニー

ボニーは“最悪の世代”の一人で、現在の物語でも重要な立ち位置にいます。
父であるくまとの関係が深く描かれ、過去に大きな悲しみを経験してきました。
明るい性格の裏に強い覚悟を秘めており、ルフィたちと並んで戦う姿は自然に想像できます。
エッグヘッド編ではすでに一時的に共闘しており、仲間入りが現実味を帯びているキャラクターの一人です

ロキ

ロキは、巨人族の国エルバフの王子として名を知られています。
まだ本編で多く描かれてはいませんが、巨人族との交流が進めば、新たな仲間候補になる可能性もあります。
ルフィがエルバフを訪れる展開があれば、ロキが一味の新たな力となる日も来るかもしれません。

管理人の推し

私が一味に加わってほしいと感じるのはヤマトです。
自由を求めながらも、仲間や国を思う強さがルフィと重なります。
そして何より、笑顔で戦う姿が“麦わらの一味らしさ”を象徴していると思います。
どのキャラクターも一味に入ってもおかしくない魅力を持っていますが、誰が次に加わるのか――その想像こそが、ワンピースの楽しみの一つです。

まとめ

ワンピースという物語は、「仲間とは何か」というテーマを、何度も繰り返し私たちに問いかけてきました。
血のつながりではなく、夢や信念で結ばれた人たちが、一つの船で同じ方向を見て進んでいく。
その姿が、多くの読者の心を熱くしてきた理由だと思います。

ルフィが仲間を増やしていく順番を振り返ると、それぞれの出会いには意味がありました。
ゾロは最初の信頼。
ウソップは勇気。
サンジは誇り。
ナミは救い。
チョッパーは優しさ。
ロビンは希望。
フランキーは再生。
ブルックは約束。
ジンベエは絆。
一人ひとりが異なる価値を持ち寄り、麦わらの一味という家族を作り上げてきました。

そして、正式メンバーではないものの、ビビやカルー、メリー号、サニー号といった存在も忘れてはいけません。
どの場面でも“心でつながっている”という共通点があります。
とくにアラバスタでの別れや、メリー号との最期のシーンは、言葉にできないほどの温かさと切なさを残しました。
ワンピースが単なる冒険物語ではなく、人生を描いた物語として支持されているのは、こうした関係性が丁寧に描かれているからです。

また、候補とされるキャラクターたちにも、それぞれの想いと理由があります。
ボンクレーの無償の友情、くまの静かな献身、ローの信念、ヤマトの憧れ。
どのキャラクターも、ルフィに共感し、仲間のように行動してきました。
今後、誰が一味に加わるかはまだ分かりませんが、その過程で描かれる心の交流こそが、ファンが最も楽しみにしている部分です。

この物語では、「仲間」という言葉が何度も登場します。
ルフィが誰かを救うとき、ルフィを信じる人が立ち上がるとき、その中心にあるのは“仲間を想う心”です。
たとえ別々の場所にいても、ビビのように、くまのように、その絆は決して切れません。
それがワンピースの持つ最大の魅力であり、どんな敵よりも強い力になっています。

麦わらの一味は、ただの海賊団ではありません。
夢を追い続ける人たちの集まりであり、誰かの希望を背負って航海するチームです。
その中で一人ひとりが自分の役割を果たし、仲間のために命を懸ける姿は、読むたびに胸を熱くさせます。

最後に、これまでの一味の流れと、候補キャラの位置づけを整理しておきます。

区分	キャラクター	関係・役割
正式メンバー	ゾロ、ウソップ、サンジ、ナミ、チョッパー、ロビン、フランキー、ブルック、ジンベエ	麦わらの一味の中心。夢と信頼で結ばれた家族
名誉的仲間	ビビ、カルー、メリー号、サニー号	一味の旅を共にし、心でつながった存在
加入候補	ボンクレー、くま、ロー、きんえもん、モモの助、キャロット、ヤマト、ボニー、ロキ	物語の中で強い絆を築き、“もしも”を想像させる存在

こうして見ると、ワンピースの「仲間」という言葉はとても広く、深い意味を持っていると感じます。
血のつながりよりも強く、言葉にしなくても伝わる信頼。
それがあるからこそ、ルフィたちの冒険はどんな困難にも立ち向かえるのでしょう。

これからの物語でも、どんな新しい仲間や再会が描かれるのか。
その一つひとつが、また私たちの心に新しい“旗”を立ててくれるはずです。