大人気バレーボールアニメ『ハイキュー!!』。
テレビアニメの放送終了後、ついに劇場版2部作として物語のクライマックスが描かれています。
「アニメはどこで終わるの?」「次の映画で完結するの?」と気になる方も多いはず。
この記事では、これまでのアニメシリーズの流れと劇場版の最新情報を整理しつつ、公開スケジュールや完結の見通しを解説します。
ハイキュー!! アニメは完結したのか?
バレーボール漫画・アニメの金字塔とも言える『ハイキュー!!』。
テレビアニメは第4期まで放送され、春高バレーの戦いの途中で一度物語は幕を下ろしました。
そのため、「アニメってもう終わったの?」「完結はどうなるの?」と疑問を持つファンが多いのです。
ここではまずテレビシリーズの区切りと、劇場版での完結予定について見ていきましょう。
テレビシリーズは第4期で終了済み
アニメのテレビシリーズは、2020年に放送された第4期『ハイキュー!! TO THE TOP』で終了しました。
このシーズンでは、烏野高校が全国大会に出場し、稲荷崎高校との死闘を繰り広げます。
試合の中では影山の精密なトスワークがさらに磨かれ、日向の爆発的なスピードや反射神経が際立ち、まさに「進化した烏野」が描かれました。
また、宮侑や宮治といった稲荷崎の実力者たちが繰り出す強烈な攻撃や、双子ならではのコンビネーションも見どころで、視聴者を大いに沸かせました。
さらに、控え選手やマネージャーなど、試合を支えるサブキャラクターたちにもスポットが当たり、彼らの成長や葛藤も丁寧に描写されています。
こうした描写が重なり合い、シーズン全体が非常に濃密で熱量のあるものとなりました。
しかし、この第4期では春高バレーの途中までしか描かれず、肝心の大会後半戦や物語の結末にはまだ到達していません。
ファンの間では「続きはいつ?」という声が高まり、自然と劇場版への期待感が高まっていったのです。
劇場版で原作の最終回まで描かれる予定
そして、アニメシリーズの続きとして発表されたのが劇場版2部作です。
第1部は「ゴミ捨て場の決戦」、第2部は「VS小さな巨人」。
これらの作品で、原作の最後までを描き切ることが決定しており、テレビシリーズからの待望の続きが映画という形で展開されることになりました。
スクリーンの大迫力で展開される試合描写や、選手たちの息遣いまで感じられる臨場感は、テレビ放送とは一味違う体験を提供してくれます。
ファンにとっては、原作最終回に向けた熱い戦いを劇場で体感できる、まさに夢のような瞬間です。
物語がどのように映像化され、どのような演出で締めくくられるのか、多くの人が心待ちにしています。
劇場版2部作の全体像
ハイキュー!!のアニメ完結に向けて動き出した劇場版2部作。それぞれの内容や公開時の反響を整理しておきましょう。
第1部「ゴミ捨て場の決戦」公開と反響
2024年2月に公開されたのが、第1部『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』です。
これは、烏野高校と音駒高校の宿命のライバル対決を描いたもので、長年ファンの間で「映像化してほしい」と言われてきた試合でした。
日向の跳躍力と影山の精密なトス、そして音駒のレシーブとつなぐ力。
烏野と音駒の「つなぐバレー」と「飛ぶバレー」がぶつかり合う展開は、まさに胸が熱くなるものでした。
映画は公開からわずか75日で興行収入100億円を突破する大ヒットとなり、ハイキュー!!人気の根強さを証明しました。
第2部「VS小さな巨人」制作発表の詳細
続く第2部は『VS小さな巨人』。
2025年に公開予定で、日向にとってずっと憧れだった「小さな巨人」との対決が描かれます。
ファンの間では、この映画で原作最終回まで一気に描かれるのではないかと言われています。
物語の節目にふさわしいタイトルであり、ここでアニメが完結する可能性は非常に高いでしょう。
公開日はまだ発表されていませんが、ハイキューファンの期待はすでに最高潮に達しています。
次の映画はいつ公開される?
「じゃあ次の映画はいつ観られるの?」というのが、多くのファンが最も知りたいところでしょう。
ここでは公開時期の予想や背景を解説します。
前作の制作~公開スケジュールから予想
第1部「ゴミ捨て場の決戦」は、制作発表からおよそ1年半後に公開されました。
このスケジュール感は、アニメ映画制作において決して短いものではなく、膨大な作画作業や演出の練り込み、さらには劇場公開に向けた宣伝戦略を含めて、丁寧に時間をかけた成果でした。
この流れから考えると、第2部「VS小さな巨人」も同じくらいの制作期間を必要とする可能性が高いと見られます。
もしも前作と同じペースで進むのであれば、2025年の後半、特に秋から冬にかけての公開が最も現実的でしょう。
ちょうど原作連載終了から数年が経ち、節目としてもふさわしい時期になると予想できます。ファンの多くも「年末にはスクリーンで彼らの勇姿を観たい」と期待を寄せています。
梟谷vs狢坂の映像化決定が与える影響
ただし注意すべきは、第2部だけでなく「梟谷vs狢坂」の特別映像化も同時に発表されている点です。
この試合は本編のメインストーリーとは少し異なる位置づけですが、人気校・梟谷の試合が映像化されるとあって注目度は非常に高いものとなっています。
これにより制作ラインが分散し、スケジュール全体が後ろ倒しになる可能性も否定できません。
ファンにとっては「観たいものが増える」という嬉しいニュースである一方で、「本編完結を待つ時間が延びるのでは」という不安もあります。
もし公開が後ろにずれ込む場合、2026年初頭に持ち越される可能性も一部で囁かれています。
それでも、クオリティを優先してじっくり制作する方が、最終決戦にふさわしい迫力を得られるという見方が多いのも事実です。
2025年公開予定、ただし時期は未定
現時点で公式には「2025年公開予定」とだけ発表されており、詳しい日付は依然として未定です。
制作の進捗状況や劇場スケジュールの調整など、複数の要因が絡み合っているため簡単には決められないのでしょう。
それでも、公開日が決まればSNSやニュースで一気に拡散し、大きな話題になるのは確実です。
待ちきれないファンにとっては焦れる時間が続きますが、その分だけ発表の瞬間は特別な喜びに変わるはずです。
公開までの間は公式サイトや各種アニメ誌、さらにはイベントでの最新発表をこまめにチェックしておくと、いち早く情報をキャッチできるでしょう。
映画で描かれる内容とアニメ完結への流れ
映画ではどんな内容が描かれるのか、そしてアニメはどう完結していくのかを確認しておきましょう。
烏野vs音駒「ゴミ捨て場の決戦」の位置づけ
ゴミ捨て場の決戦は、因縁のライバル対決という特別な意味を持っていました。
烏野と音駒は長年練習試合を通じて切磋琢磨してきた間柄であり、いわば「宿命のライバル」です。
全国の大舞台でついに正面から激突する展開は、ファンにとって夢のようなカードであり、両校のプレースタイルがぶつかり合う瞬間は何度見ても鳥肌が立つものです。
ネット際での攻防、レシーブをつなぐ音駒の粘り強さと、日向・影山コンビの爆発的な速攻。
映像化によって細かな表情や汗の一滴まで伝わることで、視聴者の心を強く揺さぶりました。
アニメがここまで盛り上がったのは、この試合が映像化されたからこそと言えるでしょう。
劇場で観客が息を呑む場面ごとに拍手や歓声が上がり、まさに伝説級の戦いとなったのです。
小さな巨人との対決と春高の結末
第2部では日向が憧れ続けた「小さな巨人」との直接対決がいよいよ描かれます。
これまで「背が低いから不利」と言われ続けてきた日向が、自らの武器である瞬発力やジャンプ力を最大限に活かし、「背の低さを武器にする」という独自の道を切り開いてきました。
そして、かつてテレビの中で見上げた存在と同じコートに立ち、真正面から挑むことになります。
これは日向にとって夢であり、同時に大きな試練です。
春高のクライマックスとしてふさわしい試合は、涙なしでは見られない感動を呼び起こすでしょう。
仲間や観客の声援に背中を押されながら、日向がどこまで進化し、どんなプレーを見せるのかに注目が集まります。
原作ラストまで描かれる可能性は高い
タイトルの通り、第2部は『ハイキュー!!』における最大のクライマックスを描くことになります。
春高の結末から原作最終回までを一気に描く可能性が高く、ファンにとっては長年待ち望んだ瞬間です。
すでに原作を読んで結末を知っている人も、スクリーンで動くキャラクターたちが感情豊かにプレーする姿を再び体感することで、新たな感動を味わえるはずです。
試合中の細かな心理描写や緊迫したラリーの数々、仲間との絆が光る場面などがどのように映像化されるのか、多くのファンが胸を高鳴らせています。
スクリーンで迎える彼らの最後は、間違いなく観る者すべてに強烈な印象を残すことでしょう。
ハイキュー!! 完結の噂とファンの声
アニメ完結については、これまでもさまざまな噂や期待の声が上がってきました。
ここではその変化を整理します。
「劇場版2部作」発表時の受け止め方
最初に劇場版2部作が発表されたとき、「本当に最後まで描き切れるの?」という不安の声もありました。
春高にはまだ強敵が多く残っているため、2部作では足りないのではと心配する声があったのです。
特に、稲荷崎戦を突破した烏野がその後に控える鴎台や他の強豪校との試合をどう描くのか、ファンの間では議論が盛り上がりました。
「2部作だと駆け足になってしまうのでは」「大事なシーンが削られてしまうのでは」といった具体的な懸念も多く聞かれました。
SNSや掲示板では「原作の名場面を省略せず映像化してほしい」という声や、「劇場版でどこまでやるのか予想しよう」といった考察も飛び交い、発表当初から大きな注目を集めていたのです。
映画ヒット後に変化した見方
しかし、第1部が大ヒットしたことで状況は大きく変わりました。
公開からわずか数週間で興行収入が何十億円と伸び、観客動員数も右肩上がり。
映画館に足を運んだファンからは「作画がすごすぎて圧倒された」「音響が臨場感ありすぎて鳥肌が立った」など絶賛の声が相次ぎました。
「興行収入的にも十分だから、最後まで作ってくれるはず」という安心感が広がり、ファンの期待はさらに高まっていきました。
SNSでは「最後までアニメで観られるのが嬉しい」「泣いてしまった」「何度も劇場に通ってしまった」という感想が飛び交い、作品の熱気は社会現象とも言える広がりを見せました。
結果的に、第1部の成功はファンの不安を払拭し、むしろ「これなら原作の最後まできちんとやってくれる」と信じる強い根拠となったのです。
今後の展開は興行収入次第という見方も
一方で、やはり制作はビジネス面の影響を受けます。
劇場版の収入が高ければ、追加のスピンオフや特別編も期待できます。
例えば梟谷や稲荷崎といった人気校の試合を番外編として映画化する構想や、日向や影山の卒業後のエピソードをOVAとして制作する可能性も囁かれています。
つまり、ファンの応援がそのまま今後の展開につながるのです。
映画を繰り返し観に行ったり、関連グッズを購入したりすることが、制作側に「まだまだ需要がある」と伝わるシグナルとなり、さらなる展開を後押しすることになるでしょう。
劇場版公開後の続編はあるのか?
劇場版で一度完結を迎える『ハイキュー!!』。
しかしその後に続編や関連作品が生まれる可能性はあるのでしょうか。
スピンオフやOVA化の可能性
本編完結後も、他校のエピソードや番外編を映像化する可能性は十分に考えられます。
特に梟谷や稲荷崎といった人気校はファンからの支持が厚く、彼らの視点で描かれるストーリーや裏側のドラマがアニメ化されれば大きな反響を呼ぶでしょう。
例えば梟谷の木兎や赤葦が中心となる合宿のエピソードや、稲荷崎の宮兄弟の過去と未来を掘り下げる内容など、想像しただけでもワクワクする展開が数多くあります。
これらは原作本編とは別に「スピンオフ作品」としてアニメやOVAの形で制作される可能性があり、すでにSNSなどでも「ぜひ見たい」という声が絶えません。
さらに、もしOVA化や短編映画化が実現すれば、ファンイベントでの上映やグッズ展開も期待でき、作品世界がより広がっていくことでしょう。
実写化・舞台との展開に期待する声
『ハイキュー!!』はすでに舞台化され、各公演はチケットが即完売するほどの人気を誇っています。
」舞台特有の熱気や役者の生の演技は、アニメとは違った感動を与え、多くの観客を魅了しました。
今後はさらなる舞台シリーズの続編や、新たなキャストでの再演が行われる可能性もあります。
また、実写映画化についても度々噂されており、人気作品の実写化が続く流れの中で『ハイキュー!!』がスクリーンに登場する日も来るかもしれません。
実写映画では、実際のバレーの迫力やリアルな演出を通して新たな魅力を提示できるでしょう。
こうした多様なメディア展開が進めば、アニメ完結後も『ハイキュー!!』の熱は冷めることなく、さらに広い層へとファンを広げていくと考えられます。
ハイキュー!! 劇場版をもっと楽しむために
映画を待つ間にできることは、やはり過去作を見直すことです。
ここでは配信サービスや漫画での楽しみ方を紹介します。
サブスクで過去シリーズを一気見する方法
各種サブスクでハイキュー!!のアニメシリーズは配信中です。
第1期から第4期までを一気見すれば、劇場版をより深く楽しめること間違いなしです。
配信中のサービス一覧(Prime, U-NEXT, DMM, Lemino, ABEMA, dアニメストア、Hulu、Netflix、WOWOW)
サービス名 | 月額料金(税込) | 無料トライアル | 配信状況 |
---|---|---|---|
Amazon Prime Video | 600円 | 30日間 | 全期配信 |
U-NEXT | 2,189円 | 31日間 | 全期配信 + 劇場版も予定 |
DMM TV | 550円 | 30日間 | 全期配信 |
Lemino | 990円 | 31日間 | 全期配信 |
ABEMA | 960円 | 14日間 | 一部無料配信あり |
dアニメストア | 550円 | 31日間 | 全期配信 |
Hulu | 1,026円 | 2週間 | 全期配信 |
Netflix | 790円〜1,980円 | なし | 全期配信 |
WOWOW | 2,530円 | なし | 劇場版放送あり |
漫画で原作の最終回までチェックする
待ちきれない人は、ぜひ漫画を読んでみましょう。
全45巻で完結しており、アニメの続きを知りたい人にもおすすめです。漫画を読んでから映画を観れば、より深い理解と感動を得られるでしょう。
まとめ:ハイキュー!! アニメは劇場版で完結へ
ここまで『ハイキュー!!』アニメの完結について整理してきました。
結論として、劇場版2部作で原作の最後まで描かれ、シリーズは大団円を迎える見込みです。
※詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
2025年の映画公開でシリーズは大団円を迎える
第1部「ゴミ捨て場の決戦」が大ヒットした流れから、第2部「VS小さな巨人」への期待はますます高まっています。2025年の映画公開で、ハイキュー!!の物語は一区切りを迎えるでしょう。ただし「一区切り」といっても、これは単なる終わりではなく、これまで積み重ねてきた青春の集大成としてのゴールでもあります。長年応援してきたファンにとっては、選手たちの成長や絆が一気に結実する瞬間を映画館で共有できる、かけがえのない体験になるはずです。第1部で証明された映像の迫力や演出力を踏まえると、第2部ではさらにスケールアップしたドラマが待っていると考えられます。例えば、試合中の選手たちの呼吸や声、ボールを打つ音が劇場の音響でどれだけリアルに響くか、ファンは想像するだけで胸が高鳴るでしょう。また、各キャラクターの内面に迫る心理描写や、仲間との細やかなやり取りが映像でどのように表現されるのかも大きな見どころです。スクリーンいっぱいに広がる熱戦と、キャラクターたちの感情の揺れが丁寧に描かれれば、観客はまるで自分もコートに立っているような没入感を味わえるでしょう。そして試合後に訪れる静かな余韻や、仲間同士の笑顔や涙のシーンまで含めて描かれれば、まさに「大団円」という言葉がふさわしいラストシーンが期待されます。
今後の追加情報に引き続き注目
ただし、公開日やその後の展開についてはまだ不明な部分も多いです。例えば正式な公開シーズン、舞台挨拶の有無、さらには特典映像や新規カットの追加など、ファンが気になる情報は数多く残されています。公開直前のタイミングでは、前売券特典や限定グッズの発表もあるでしょうし、応援上映やライブビューイングといったイベントが行われる可能性も十分にあります。ファンとしては公式の続報を楽しみにしながら、配信や漫画で再び物語を味わい直して待つのが良いでしょう。さらに、これまでの舞台挨拶やイベントの流れを考えれば、キャスト陣が再び集結して作品の魅力を語る場面もありそうです。ハイキュー!!が残す熱狂は、まだしばらく続きそうです。

アニメ・映画が大好きで毎日色んな作品を見ています。その中で自分が良い!と思った作品を多くの人に見てもらいたいです。そのために、その作品のどこが面白いのか、レビューや考察などの記事を書いています。
詳しくはこちら
コメント