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ロシデレのアニメが延期された理由は?放送日や何話まで放送されたか、アニメ制作会社などを解説!

アニメ

みなさんはロシデレのアニメ版をもう見ましたか?

ロシデレことアニメ『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』は燦々SUN先生のなろう系小説をアニメ化した作品です。

しかし、実はアニメの放送日、当初は2024年の4月からの予定だったのです。

それが延期されて、7月放送開始になりました。

というわけで今回は、ロシデレのアニメが4月から7月まで放送開始が延期された理由は何か、何話までアニメ化されたのかアニメ制作会社などに焦点を当てながら詳しく解説していきたと思います。

ロシデレのアニメ制作会社

ロシデレのアニメ制作会社は”動画工房”という会社です。

代表作は『ゆるゆり♪♪』、『干物妹!うまるちゃん』、『NEW GAME』、『ダンベル何キロ持てる?』などの日常系アニメの有名な作品、『推しの子』、『池袋ウエストゲートパーク』などのヒューマンドラマ、『緋弾のアリアAA』のようなアクション系も数作品手がけています。

ですので、基本的には日常系アニメを得意とするようなアニメ制作会社だと思います。

作画も安定しており作画崩壊などもあまり見られないと思います。

最近では、『推しの子』のアニメを手がけていて、作画だけではなく演出や構成も素晴らしいと思ったくらい、良好な制作会社だと私は思っています。

それで、私だけではなく、神作画と言われる作画をたくさん作っている会社と思っている人も少なくないくらいです。

実際ロシデレのアニメは作画においていうことはなかったと思います。

やはり、アニメを評価する上で作画は大前提みたいなところがあるので、アニメ制作会社を聞いて安心しました。

これだけ、評判の良い作品を手がけている制作会社なのにも関わらず、ロシデレの延期をしたのはなぜなのでしょうか。

後の項目で解説いたします。

ロシデレのアニメの声優

ロシデレの最大の魅力は、そう、ロシア語でデレるアーリャさんです。

このアニメにおいて、うちに秘めた本音を母国語のロシア語だったら、誰にも伝わらずに外に発散できるという、プロットの最大のキーポイントであり、アニメ化するときに懸念される点でもありました。

しかしながら、声優業界には、アーリャさんを演じるのに適し過ぎている人がいたのです。

それが、上坂すみれさんです。

上坂さんは学生時代に、ソ連に興味を持ち、ソ連やロシアのことを学びたくて、ロシア語学科へ進学されたそうです。

そこで、ロシア語が堪能になり、アニメ声優の仕事でも何度か活かせる機会があったそうです。

その一つで、最も最近のものがロシデレというわけです。

こういった声優業界のような、競合率の高い業界では、何か一つ他の人が持っていない価値を持っていた方が強いと思いますが、ロシア語を話せる人には出会ったことないですし、業界でも重宝されるのでしょうね。

特に、今回のアーリャさんの役は、上坂さんの声にもピッタリで、上坂さんありきで小説が描かれたまであります。

その他の声優さんも良いハマりっぷりで、非常に聞きやすい音響になっていると思います。

ロシデレのアニメは原作の何話まで放送されたのか

ロシデレの原作最新刊は9巻で、10巻は2025年の4月に発売される予定です。

アニメは全12話で構成されましたが、放送されたのは、原作の3巻までの内容です。

このペースでいけば、原作に追いつくことなく、アニメ2期へと進むことができると思います。

ちなみに2期(Season2)が放送されるのがいつかは、公式からの発表はまだありません。

個人的には、2026年の春頃来てくれれば良いなと思います。

ロシデレのアニメの延期理由

それではここから本題の、ロシデレのアニメが延期された理由について解説していきます。

まず、ロシデレのアニメ化が発表されたのは、2023年の12月であり、当初は2024年の4月に放送開始であるというふうに告知されていました。

しかし、2024年の2月に放送の延期が発表されました。

その際に実は、公式が理由を発表しており、

「さらにロシデレを楽しんでいただくために延期させてもらいます」という旨の文章が発表されていました。

これを見たファンや放送を待っていた人たちは、「アニメの制作が滞っているのでは?」と思ったかもしれません。

それに、「楽しんでいただくため」と抽象的に言われても、結局何で延期したの?と思う方も多いと思います。

では、なぜアニメの放送が延期になった詳しい理由を考察していきたいと思います。

他のアニメは”アニメ化決定”から”放送開始”までどれくらいなのか

他の作品がアニメ化を発表してから実際に放送されるまでは、平均的に1年〜1年半ほどが一般的だと思います。

しかし、それは制作会社や作品によって大きく異なるため一概には言えません。

有名どころのアニメを例えばでまとめてみました。

作品名アニメ化発表放送開始期間
ぼっち・ざ・ろっく!2021年2月2022年10月約1年8か月
葬送のフリーレン2022年9月2023年9月約1年
スパイファミリー2021年11月2022年4月約5か月(かなり早い)
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん2023年12月2024年7月約7か月(比較的早い)

このような形になっています。

別に有名だから発表が早いとかはないと思います。

あくまで会社や作品の都合に合わせて発表されるという感じです。

放送が延期されたのはアニメーション制作のどの過程か

先ほど、「アニメの制作が滞っているのでは?」と思っている人もいるかもしれないと言いましたが、アニメの制作と一口に言ってもさまざまな段階を踏みます。

今回はその中で、最も時間がかかると思われる4つの作業のうちのどれか、あるいは全てが同時進行的に遅れていたから、ロシデレは延期されていたのではないかと考えます。

「楽しんでいただくため」という文言を「質の良い作品を作る」というふうに勝手に解釈して考察していきます。

アニメ制作で時間がかかる作業①:原画(作画)

原画とは、アニメーションのキーとなる動きを描く作業のことです。

演出家さんが脚本や原作漫画を元に”絵コンテ”というカット割や動きを紙にまとめたものがあり、その絵コンテを元に複数のアニメーターが原画を描いていきます。

ここが失敗すると、アニメーション全体が悪くなってしまうようなとても大事な作業です。

監督や作画監督作画監督の修正が入ることもあり、こだわりを持つことが多いクリエーターにとって時間が最もかかる作業の一つと言えるでしょう。

アニメ制作で時間がかかる作業②:動画(中割り)

動画(中割り)は出来上がった原画を映像として動かしていくための工程です。

原画は、カットごとの構図を長い間隔で描くもので、映像ではありません。

これを映像化するために、原画と原画の間に繋ぎとして、フレームを入れていく作業のことを動画(中割り)と言います。

これは、フレームレート(1秒間に描写される枚数)が多ければ多いほど大変な作業になってきます。

いわゆる、ヌルヌル動くアニメーションではこの動画(中割り)を担当する方々が腕を振るっているわけですね。

アニメ制作で時間がかかる作業③:仕上げ(色彩)

仕上げ(色彩)は、出来上がったアニメーションに色や効果をつけていく作業です。

絵画1枚に色を塗るのだって大変なのに、何千、下手したら何万フレームに色をつける作業かと思うと、その大変さが伺えると思います。

また、この過程もこだわり出すと無限にやってしまいそうな作業ですので、そういう意味でも大変そうです。

アニメ制作で時間がかかる作業④:撮影・編集・整音

アニメーションでは、ある程度尺が決まった状態での映像制作になるので、撮影や編集はあるの?と思われるかもしれません。

しかし、最終的な見栄えを決めるのがこの過程です。

ですので、ここもこだわり出したら止まらない作業だと思います。

また、アニメーションは音をゼロから作り出さなくてはならない映像媒体ですので、整音も重要になってきます。

効果音、BGM、劇中歌、声優さんの声など、不自然ではないように、細部までこだわって作られます。

ロシデレのアニメ延期理由:まとめ

公式が「楽しんでいただくため」と発表していましたが、アニメーションにかかる労力は、私たち素人には計り知れないものがあります。

私も映像制作を何度かしたことがありますが、それと比べると作業のスケールが段違いすぎます。

特に、動画工房は優秀なクリエーターが多く在籍している制作会社だと思いますので、こだわり過ぎたりする人がいらっしゃるのだと思います。

そういう時に、半端な作品のまま世に出すよりも、今回のように「楽しんでいただくために」と延期する方が相当潔いと思い、感心してしました。

『SHIROBAKO』とかを見ていると関わっている人が多過ぎたり、労働環境などもあって大変なのは伝わってきます。

そんな中、納品期限を破るのはスポンサーや製作委員会を敵に回してしまうような行いであるかもしれません。

しかし、ファンからすれば、半端なものを出されるより、100倍マシだと思いますので、アニメーション制作会社のファインプレーは一緒に賞賛しましょう。

まとめ

ロシデレのアニメが延期された理由は詳細に発表されることはありませんでしたが、アニメーションの質を上げたかっためであることは間違いないと思います。

今回はアニメーション制作の時間がかかる点を挙げて、そういった点で放送が延期されたのではないかと考察してきました。

制作が中途半端になったり、作画崩壊したりするよりも、延期してでもいいから良い作品を無理のない範囲で作ってくださる制作会社が増えたらいいですね。

そうしたら、アニメ業界もっと盛り上がるのでは?

納品が遅れても視聴者である私たちは許容した方がいいんじゃないかな。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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