アニメ『グレイぷにる』は本当にひどい？評判とレビューを徹底検証｜意外な魅力も紹介

「グレイぷにる」というアニメを検索すると、関連ワードに出てくるのが「ひどい」という言葉。

これから視聴しようか迷っている人にとっては「本当に面白くないの？」と気になりますよね。

実際、レビューサイトやSNSを見ると「ご都合主義すぎる」「作画が微妙」といったネガティブな意見があるのは事実です。

しかし一方で「設定が斬新」「バトルに迫力がある」「キャラの関係性が深い」と高評価をする人も多く、まさに賛否両論の作品。

この記事では、アニメ『グレイプニル』がなぜ「ひどい」と言われるのか、そしてそれでも楽しめる魅力を分かりやすく解説していきます。

アニメ『グレイぷにる』の基本情報

※当サイトイメージ画像

まずは作品の全体像を整理してみましょう。

ここを押さえておくと、後半で語る「ひどい」と言われる理由や、それでも楽しめる魅力について理解しやすくなります。

作品概要｜原作・放送時期・制作スタッフ

『グレイぷにる』は、武田すんによる漫画が原作のアニメ作品です。

原作は2015年から連載され、独特の世界観と異色の設定で話題を集めました。アニメは2020年4月から6月にかけてTOKYO MXやBS11で全13話が放送されました。

制作は「PINE JAM」、監督は米田和弘、シリーズ構成は猪爪慎一が担当しました。

キャラクターデザインは岸田隆宏、美術監督は岡本有香など、経験豊富なスタッフ陣が名を連ねています。

さらに総作画監督やプロップデザイン、色彩設計など、細かいパートごとにベテランが揃い、アニメーション全体の完成度を支えました。

また、オープニングテーマはH-el-ical//による「Altern-ate-」、エンディングはMiliの「雨と体液と匂い」。

オープニングは力強く疾走感のある楽曲で作品のダークなバトル感を盛り上げ、エンディングはどこか不気味で耽美的なサウンドが余韻を残します。

音楽プロデューサーやサウンドチームもこだわりが強く、映像と音楽が一体となって独自の空気感を演出していました。

さらに本作はテレビ放送だけでなく、各種配信サービスで同時展開されたため、国内外のファンがリアルタイムで楽しめる環境が整えられていました。

こうした点から、『グレイぷにる』は単なるアニメ化に留まらず、原作ファンと新規視聴者の両方を意識したプロジェクトとして制作されたことが伺えます。

あらすじ｜着ぐるみバケモノとコインを巡る戦い

物語の主人公は高校生の加賀谷修一。

彼は自分でも気づかないうちに、犬の着ぐるみのようなバケモノに変身する能力を手にしていました。

ある日、炎上する家から少女・青木紅愛（クレア）を救い出したことをきっかけに、彼女と出会います。

クレアは「行方不明の姉が同じようなバケモノだ」と語り、謎のコインをめぐる戦いに修一を巻き込んでいきます。

このコインは、宇宙人がばらまいた力の源であり、それを集めることで人間が超常的な能力を得られるという危険なアイテムでした。

そのため「収集者」と呼ばれる人々がコインを奪い合い、街では次々と命懸けのバトルが勃発していきます。

修一とクレアは否応なくその争いに巻き込まれ、仲間や敵と出会いながら少しずつ運命に向き合っていくのです。

二人の関係は単なる協力以上のもので、修一の着ぐるみの中にクレアが入り込むという特異な戦い方が物語の大きな特徴となっています。

時には命を預け合い、時には互いの思惑がぶつかり合う複雑な関係性が描かれ、作品全体に緊張感を与えています。

こうして修一とクレアは「二人で一つ」となって戦いに挑み、奇妙でスリリングな冒険を進めていきます。

登場人物と声優｜修一・クレア・エレナほか

物語を彩るのは個性的なキャラクターたちです。

それぞれが独自の背景や性格を持っており、ストーリーに深みと幅を与えています。

• 加賀谷修一（CV: 花江夏樹）
  着ぐるみに変身できる能力を持つ高校生。気弱で奥手だが、いざという時には仲間を守ろうとする勇気を見せます。序盤では自分の力に戸惑いながらも、クレアと出会うことで少しずつ成長していく姿が描かれます。
• 青木紅愛／クレア（CV: 東山奈央）
  修一の中に入り込み共に戦うヒロイン。強気で大胆な性格で、姉エレナの行方を追っています。時に冷酷な判断を下す一方で、修一との絆を大切にする複雑なキャラクターです。
• 青木江麗奈（CV: 花澤香菜）
  クレアの姉で、謎のコインや収集者の争いに深く関わる存在。不可解な言動が多く、物語の大きな謎を握っているキーパーソンです。
• 宇宙人（CV: 櫻井孝宏）
  コインを配布する不思議な存在。人に能力を与える代わりに、100枚集めれば「さらなる力」を与えると語ります。彼の正体や目的は最後まで謎に包まれており、作品のミステリー性を強めています。
• 三船奈々（CV: 伊藤美来）
  修一の同級生で、普通の女子高生として登場しますが、物語が進むにつれて重要な役割を担っていきます。
• 氷川（CV: 石上静香）
  陸上部に所属していた少女。力を得るためにコインを使い、収集者として戦いに身を投じることになります。その過去や動機が視聴者に切なさを与えるキャラクターです。
• 三部忠則（CV: 安元洋貴）
  鍛え上げられた肉体を誇る大学生。巨大なモンスターに変身する収集者で、修一やクレアと激しい戦いを繰り広げますが、単なる敵ではなく誇りを持った戦士として描かれています。

その他にも個性豊かなキャラが次々と登場し、それぞれの立場や思惑が交錯することで、ストーリーをより一層盛り上げます。

配信状況｜どこで視聴できる？

『グレイぷにる』は現在、以下の動画配信サービスで視聴可能です。

見放題で楽しめるサービスも多く、無料トライアルを活用すれば気軽にチェックできます。

配信サービス	配信形態	無料トライアル
U-NEXT	見放題	初回31日間無料
dアニメストア	見放題	初回31日間無料
Hulu	見放題	なし
Netflix	見放題	なし
DMM TV	見放題	初回14日間無料
TELASA	レンタル	なし
Rakuten TV	レンタル	なし
J:COM STREAM	レンタル	なし

※詳しい配信情報は公式サイトをご確認ください。

レビューサイトでの評価｜Amazon・Filmarksなどの反応

AmazonやFilmarksでは、評価は賛否両論。

「キャラが急に増えてついていけない」「エロすぎる」といったネガティブな声もあれば、「設定がユニーク」「作画が丁寧」と高評価する人もいます。

特に「戦闘作画がカッコいい」「謎解き要素が気になる」とポジティブに語るレビューも多く、まさに好みが分かれるアニメです。

さらにレビューを詳しく見ると、「キャラクターの心理描写が物足りない」という批判もあれば、「主人公とヒロインの歪んだ関係性がクセになる」と肯定的に語る声も見られます。

ある視聴者は「毎週の展開が読めずワクワクした」と語る一方で、別の視聴者は「中盤以降にキャラが多すぎて置いていかれた」とコメントしていました。

また、映像美や音楽面を評価するレビューも存在します。

「オープニングがカッコよすぎて毎回飛ばせない」「エンディングの独特な世界観が余韻を残す」といった意見は、作品の雰囲気づくりに成功していることを物語っています。

総じてレビューサイトでは、「人を選ぶが刺さる人にはとことん刺さる作品」という評価が目立ち、視聴者の好みや期待値によって大きく印象が変わるアニメだといえるでしょう。

アニメ『グレイプニル』がひどいと言われる理由

ここからは実際に「ひどい」と言われるポイントを整理していきましょう。

ただ単に否定的な意見を並べるのではなく、どういった場面や要素で視聴者がそう感じたのかを掘り下げて解説していきます。

ストーリー構成の粗さや作画の好みの分かれ方、キャラクター性の扱い、さらには演出上の独特さなど、多角的に検討していくことで作品の全体像がより理解できるでしょう。

ひどい理由① ストーリーがご都合主義すぎる

修一が偶然に偶然を重ねて強くなっていく展開は、「さすがに出来すぎでは？」と感じる人も少なくありません。

例えば、首を切断されても即死しないなどの描写はインパクトがありますが、リアリティを重視する視聴者には納得できない要素と映ります。

努力や成長よりも「運」で乗り越える場面が多いため、ご都合主義と評価されるのです。

特に、修一の力の獲得が偶然の積み重ねである点に違和感を覚える人が多いです。

コインを偶然手に入れる、偶然にも強力な仲間と出会う、偶然にして危機を乗り越える……といった展開が連続するため、視聴者の一部からは「ご都合展開のオンパレード」と厳しい評価を受けています。

一方で、こうしたご都合主義的な流れを「フィクションらしい面白さ」と好意的に捉える人も存在します。

現実的ではないからこそ意外性が生まれ、次の展開を予測できないワクワク感につながっていると感じる視聴者も少なくありません。

つまり、この要素はマイナスにもプラスにも作用し、人によって大きく印象が変わるポイントなのです。

ひどい理由② キャラデザイン・作画に好みが分かれる

キャラクターのデザインは個性的で、他作品にはあまり見られない独特な雰囲気を持っていますが、その個性が逆に「ヒロインが可愛くない」「キャラの見た目が受け入れにくい」といった評価につながる場合もあります。

特にメインヒロインのクレアに関しては、好き嫌いが分かれやすく、SNSや掲示板などでは「顔のバランスが気になる」「表情が怖い」といった声が見られました。

作画についても全体としては一定水準を保っていますが、放送回によって安定感に差があると言われています。

日常シーンでは丁寧な作画が好評を得ている一方、大規模な戦闘シーンになると「迫力不足」「動きがカクカクしている」といった指摘が多く挙がっています。

特にクライマックスのバトルでは、視聴者が期待していたほどのド派手なアクションにならず、「もっとスピード感や重みがほしかった」と残念がるレビューも少なくありません。

さらに、光や影の演出が強調される回では「雰囲気はあるけど作画崩壊っぽく見える」との意見もあり、作画表現そのものが評価の分かれ道になっていることがわかります。

逆に「キャラデザインのクセが好き」「独特の絵柄が作品のダークな世界観にマッチしている」と高く評価する声もあり、最終的には好みに大きく左右されるポイントだといえるでしょう。

ひどい理由③ エロ要素が強く人を選ぶ

『グレイぷにる』は戦闘と同じくらい「露出シーン」も多いアニメです。修一の中に入るクレアが下着姿や全裸で描かれるシーンがあり、「エロすぎて見る気がなくなる」という人もいました。

中には「少年誌原作なのにここまで露骨でいいの？」と驚きの声もあり、特に序盤からヒロインが修一の中に下着姿で入る設定は、視聴者に強烈な印象を与えました。

また、アクションシーンでも女性キャラの身体が強調される描写が多く、「サービスシーンが過剰でストーリーに集中できない」と不満を抱く人もいます。

逆に「ダークなバトルの中に少しエロがあることで緊張感が緩和される」「戦闘とエロの融合が独特で面白い」と好意的に捉える層も一定数存在します。

結果として、このエロ要素は賛否を大きく分けるポイントになっています。

露出表現が嫌いな人にとってはマイナス要素ですが、ファンサービスとして楽しむ人にとってはプラス要素。

作品そのものの評価を左右する、大きな要因だといえるでしょう。

ひどい理由④ キャラクター描写や心理表現が浅いとの声

主要キャラ以外の背景や心理描写が薄く、物語に厚みを感じないという意見もあります。

例えば、仲間キャラの過去がほとんど掘り下げられず、あっさり退場する展開もあり、「キャラの消費が早すぎる」と指摘されています。

特に氷川や池内といったサブキャラは設定上の面白さがあるものの、彼らがどんな思いで戦っているのか、どんな日常や人間関係を持っていたのかが十分に描かれないまま退場してしまうため、視聴者の印象に残りにくいのです。

また、心理的な葛藤や心の揺れ動きをもっと深掘りしてほしいという声も少なくありません。

修一やクレアといったメインキャラにはある程度描写がありますが、それでも「もっと内面の変化を丁寧に描けばドラマ性が増したのでは」と感じる視聴者もいます。

例えば修一が自身の能力に悩む姿や、クレアが姉への複雑な感情を抱える姿を、短いシーンで流すだけでなく長い時間をかけて描写すれば、キャラクターへの共感度が高まり作品全体の説得力も増したでしょう。

こうした「掘り下げ不足」への不満は、物語の厚みを期待していた層にとっては大きなマイナスに映り、「ひどい」と言われる理由の一つとなっています。

アニメ『グレイプニル』の魅力

しかし、「ひどい」と言われる一方で、多くの人を惹きつける魅力もあります。

批判的な声と同じくらい、強く作品を支持する声も多く見られるのが本作の特徴です。

ユニークすぎる設定、独特のキャラクター関係、そして緊張感あふれるストーリー展開が「クセになる」と語るファンも少なくありません。

ここからは、そんな魅力を具体的に掘り下げていきましょう。

魅力① 独特すぎる「着ぐるみ×バトル」設定

主人公が着ぐるみに変身し、その中に少女が入って一緒に戦う──こんな奇抜な設定は他にありません。

普通のバトルアニメではまず見られない発想であり、初見の視聴者に「どうしてそんな仕組みなの？」と驚かせつつも、一度受け入れると唯一無二の面白さを感じさせます。

この奇妙でシュールな要素が「新鮮で面白い」と高評価されているのです。

さらに、この設定は単なるギミックではなく、キャラクター同士の心理的な距離感や信頼関係の象徴として機能しており、視聴者に強いインパクトを与え続けています。

修一が自分の身体を文字通りクレアに預ける形になるため、「互いにどこまで信用できるのか」「身体を共有することによる恥ずかしさや緊張感」が物語に緊張感を加えます。

また、この発想は物理的な戦い方のユニークさにもつながっており、修一のパワーとクレアの冷静な判断力が合わさることで初めて成立する戦闘スタイルが描かれます。

視聴者からは「二人で戦う姿が絆の象徴として胸を打つ」「設定の突飛さが逆にクセになる」といった感想が寄せられており、奇抜でありながら作品の中心に据えることで強烈な個性を放っているのです。

魅力② 主人公とクレアの歪だけど熱い関係性

修一とクレアは「二人で一つ」として戦います。

時に命を預け合い、時に互いを利用し合う歪な関係ですが、その中に強い絆も芽生えていきます。

例えば修一が首を切られた際、クレアも一緒に死を覚悟するシーンは視聴者に強烈な印象を残しました。

また、この二人の関係性は単なるバトルパートナーにとどまらず、心理的な支え合いとして描かれているのも魅力です。

修一は気弱で自分に自信が持てない性格ですが、クレアと一緒に戦うことで少しずつ勇気を得て成長していきます。

一方クレアは冷徹で大胆な一面を持ち、時に修一を利用するような振る舞いもしますが、彼に対してだけは心を開き「二人で生き抜く」という覚悟を共有しているのです。

さらに、修一の身体にクレアが入るという特異な設定は、二人の関係をより濃密に描くための装置でもあります。

物理的にも精神的にも「一心同体」になることで、彼らの間に芽生える信頼や依存、時に葛藤がドラマを生み出しています。

視聴者の中には「この危ういバランスがたまらない」と語る人も多く、まさに歪だけど熱く、そして忘れられない関係性だといえるでしょう。

魅力③ バトルシーンの迫力と先の読めない展開

収集者同士の戦いは、常に緊張感があります。

特に三部忠則との死闘や、巨大モンスターとの激突は迫力があり、「次はどうなるのか？」とハラハラさせられます。

展開が予測不能で、一気見したくなるという声も多いです。

また、バトルの中ではただの力比べにとどまらず、知略や心理戦も重要な要素となっています。

相手をどう出し抜くか、仲間をどう守るかといった駆け引きが常に描かれ、視聴者は「次の一手」を予測しながら楽しめます。

例えば氷川との戦いでは、スピードと身体能力を駆使する相手に対して、修一とクレアの連携が試される展開が描かれました。

さらに、戦闘ごとに異なるキャラクターの能力が披露されるため、毎回新鮮な驚きがあります。

「能力バトル×心理戦×スリル満点のアクション」が組み合わさることで、ただの殴り合いではない奥深さを感じさせ、視聴者を飽きさせません。

こうしたダイナミックかつ予測不能な展開は、『グレイぷにる』の大きな魅力の一つといえるでしょう。

魅力④ ミステリー要素とダークな世界観

コインの正体や宇宙人の目的、エレナの真意など、物語全体に謎がちりばめられています。

これらを少しずつ解き明かしていくミステリー的要素が、ただのバトルアニメに留まらない深みを与えています。

暗く不穏な雰囲気も、作品独自の世界観を強めています。

さらに、このミステリー性は単なる「謎解き」ではなく、キャラクターたちの心理や関係性に深く結びついているのが特徴です。

例えば、修一がなぜ着ぐるみのような姿に変身するのか、クレアの姉・エレナが何を目的として行動しているのかといった疑問は、物語を追う上で常に読者や視聴者の興味を引き続けます。

また、宇宙人が人間に力を与える理由や、コインが本当に「同胞」なのかという根源的なテーマも含まれており、単なるアクションに留まらない哲学的な問いかけを提示しているのです。

そのうえで、作品全体に漂うダークで不穏な雰囲気は、登場人物たちの不安定さや、常に死と隣り合わせである緊張感を強調します。

日常の明るさと非日常の暗さの対比が際立っているため、視聴者は常に「この先に何が待ち受けているのか」という期待と恐怖を抱きながら物語を追いかけることになります。

こうした要素が重なり、『グレイぷにる』はバトルとミステリーが融合した唯一無二の作品として評価されているのです。

まとめ｜『グレイぷにる』はひどい？それとも面白い？

『グレイぷにる』は確かに「ひどい」と言われる要素があります。

ご都合主義的な展開、作画やキャラデザインの好み、エロ要素の強さ、キャラ掘り下げ不足──これらは否定できません。

しかし、それを上回るユニークな設定や魅力があるのも事実です。

こうしたプラスとマイナスが同居することで、視聴者にとっては強烈な印象を残す作品となっています。

• 独特な「着ぐるみ×バトル」の設定は他にない斬新さを提供し、初見のインパクトは絶大です。
• 主人公とヒロインの強烈で歪んだ関係性は、ただのバトルアニメにはない人間ドラマを生み出しています。
• 迫力ある戦闘シーンと予測不能な展開は、続きが気になって止まらない「一気見感」を与えてくれます。
• ダークで不穏な世界観とミステリー性が組み合わさることで、作品全体に独特の緊張感と奥深さを与えています。

さらに、『グレイぷにる』は人によって評価が大きく分かれるからこそ、話題性のある作品とも言えます。

視聴者の好みや期待値によって「ひどい」と感じるか「面白い」と感じるかが真っ二つに割れるため、ある意味で挑戦的なアニメといえるでしょう。

シリアスや重厚な人間ドラマを求める人には物足りないかもしれませんが、独特なバトルやダークな雰囲気、そして少し大人向けな描写を楽しみたい人には間違いなく刺さります。

結論として、『グレイぷにる』は「合う人にはたまらないが、合わない人にはひどい」と感じる二極化アニメです。

だからこそ、どちら側に自分が立つのかを知るためにも、まずは第1話を視聴して自分の目で確かめてみるのが一番。

きっとその瞬間に、この作品が自分にとって「ひどい」のか「面白い」のかがはっきりするでしょう。