俺の人生を変えたアニメ『宇宙よりも遠い場所』から「僕らはなぜアニメを見るか?」を解説・考察

アニメ

皆さんの生きる目的ってなんですか?

「わからない」「考えていない」「見つからない」

私も16歳のときまではそう思っていました。

しかし、このアニメがそれを見出すきっかけとなりました。

本記事では、その内容について解説いたします。

『宇宙よりも遠い場所』とは

※本記事では詳しい物語の内容を語りません。

そこは、宇宙よりも遠い場所──。

何かを始めたいと思いながら、中々一歩を踏み出すことのできないまま高校2年生になってしまった少女・玉木マリ(たまき・まり)ことキマリは、とあることをきっかけに南極を目指す少女・小淵沢報瀬(こぶちざわ・しらせ)と出会う。高校生が南極になんて行けるわけがないと言われても、絶対にあきらめようとしない報瀬の姿に心を動かされたキマリは、報瀬と共に南極を目指すことを誓うのだが……。

引用:アニメ「宇宙よりも遠い場所」

アニメ『宇宙よりも遠い場所』公式サイトの冒頭部分の引用です。

なんとなく雰囲気を掴んでいただくために、こちらを貼らせていただきました。

このアニメは2018年の1月から3月に放送された
女子高生が南極に行く
というだけの青春アニメです。

「MADHOUSE」制作で、
監督は『ノーゲームノーライフ』、『さくら荘のペットな彼女』が代表作である
いしづかあつこさん。

その他スタッフ、声優も豪華で、音楽も挿入歌多めで、どの曲も素晴らしい!

アニメとして最高のものです!

しかし、アニメとして最高のものなど他にもあります。

なぜ私が
「僕らはなぜアニメを見るのか?」という記事のタイトルに

『宇宙よりも遠い場所』を選んだのかというと、

このアニメがその答えになるなるからです。

「人生を変えるアニメ」とは

ここからは人生を変えるアニメとは何かということについて、私の体験談を全開にしてお話しさせていただきます。

『宇宙よりも遠い場所』との出会い

私が初めてこのアニメを見たのは高校一年生だった2020年。

当時はそこそこアニメを見るくらいで、今のように何本も一気見するということはしていませんでした。

私の高校生活はコロナと共に始まりました。新しい生活には不安がつきものですが、さすがに不安の種が大きすぎました。

当時は、
「何かをしたい」「成し遂げたい」「青春がしたい」と思っていました。
しかし、何をやっていいのか、何からやっていいのかわからず、毎日がただ過ぎていきました。

そんな中、親に頼んで加入させてもらったのが『dアニメストア』というアニメ系動画配信サービスでした。

そこでとにかくアニメを見るようになりました。(今でも加入しています)

そして、出会ったのはこのアニメ。

1話再生した、次の瞬間には、13話のラストシーンで唖然としていました。
そのくらい当時の私は一瞬でこのアニメを見終えていました。

そこで、私は”何か大きなものを得た”という感覚になりました。

しかし、それが何かは最近までわかりませんでした。

このアニメを見てい以来、私はこのアニメがバイブル的なものになり、
2020年からの3年間は年越しでこのアニメ見るようにしています。
(丁度12話で年が明けるように見ています。)

『宇宙よりも遠い場所』で得たもの

最近私は、「言語化」をモットーにしています。
なぜなら、言語化することによって自分の考えを整理することができるからです。

よって、私の人生のターニングポイントを言語化しているうちに、『宇宙よりも遠い場所』と私の関係を分析し言語化していったという訳です。

それで、私が導き出したのは

「オレは、こうなりたかったんだ」ということです。

こうなるとは、主人公キマリのようにです。

私はキマリにとてつもない共感を覚えました。

それは何かというと、

「何かを成し遂げたい、でも、一歩踏み出せない」
というところです。

これが当時の私とすごく重なっていました。

「将来への不安」「何もせず青春が終わる恐怖」

高校生活1年目の私をどうしようもなく悩ませていました。

このアニメはそんな私に答えをくれました。

主人公キマリが変われたきっかけ

キマリが退屈な日常から抜け出すことができたのは、
たったひとつの出会いです。

それは報瀬(しらせ)との出会いです。

一人じゃ何をやろうとしても怖かったのに、
初めてキマリは一歩を踏み出すことができた。

この、他の人から見たら、どうしようもなく小さな一歩が
”南極”という他の人から見て、
どう考えても大きすぎる一歩へと変わっていくのです。

そのきっかけが
最初に出会った報瀬、そして、日向、結月です。


作中で重要な名言をご紹介

私はアニメのMADを数本作ったことがあるのですが、基本的には複合MADです。

しかし、唯一単一のアニメでMADを作ったのが、『宇宙よりも遠い場所』です。

そして、そのMADの中で唯一、セリフを挿入したシーンがあります。

私が作ったMADを貼っておりますので、見ていただけると嬉しいです。

それと、見てない人からしたら、ネタバレになりますので、見ずに、セリフも読まずに飛ばしてくださいませ。

間奏の部分で、下記のセリフを挟みました。

報瀬「キマリは…南極好き?」
キマリ「うん…大好き」
報瀬「そう…」
キマリ「でもね、一人だったら好きだったかわからなかったかも」
報瀬「そうなの?」
キマリ「みんなと一緒だから、みんなと一緒だったら、北極でも同じだったかも」

引用:『宇宙よりも遠い場所』STAGE12/宇宙よりも遠い場所/「宇宙よりも遠い場所」製作委員会

これが私の人生を変えたすべてだと思います。

僕らはなぜアニメを見るのか?

「一人じゃできない」

でも



「あなたとなら」「お前となら」「みんなと一緒なら」



どんなに馬鹿げた体験でも、
一緒にやってくれる人がいるのだと
気付かされました。

そして、一生そいつらと
非日常的なことをやって過ごす
バカやって過ごす

これが、私が『宇宙よりも遠い場所』から見出した
私の生きる目的なのです。

この目的に向かって生きていくことが、今私がやっている活動につながっています。


私の人生を確実に豊かにしてくれたこのアニメ。

このアニメと出会った、運、巡り合わせ、因果
そして、このアニメの制作に関わった全ての人達

監督、プロデューサー、企画、制作進行、アニメーター、スポンサー、その他協力団体

大感謝です!!!

「僕らがアニメを見る理由」はアニメを通して人生を変えるためです。

その変化が大きかろうと小さかろうと関係ありません。

そして、ここからは読者の皆さんの番です。

これから、私のブログでは、

「アニメ・映画の紹介」×「その作品から見出せること」を中心に執筆していきます。

そこで皆さんの人生の変化に役立つような情報を発信したいと思います。

勘違いしてほしくないのは、
私と同じ目的を見出してほしいわけではないということです。

人によって、幸せ、価値観は異なるので。

ただ、アニメは人生を変える大きな力を持っています。

だから、私も含め皆さんには、

多くの作品に触れてほしいのです。

まとめ

本日は私が『宇宙よりも遠い場所』というアニメで人生が変わったという体験について話してきました。

アニメというのはそれくらいの力を持っているので、皆さんにはたくさんアニメを見てほしい。

ですが、もちろんアニメを見ないという人もいるかもしれません。

そこでアニメを含めた作品にたくさん触れていただきたいです。

それは、映画なのか、漫画なのか、小説なのか、舞台なのか、ドキュメンタリーなのかはわかりませんが、皆さんの人生を変える一本に出会うことを願っております。

そこでは私の記事が役に立てばと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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